そういえばレイリスさんの防具、見た目はレウス装備だったよな…。となると防具合成もできるのか?
と、疑問に思いレイリスさんに聞いたところやっぱり防具合成は出来ちゃうらしい。
これは…やるしかないな。でもどんな見た目がいいかねぇ…
ゲームでやってたころはユクモシリーズが好きだったから大体ユクモシリーズで行ってたけどこっちではちょっと気分を変えていきたい。
そんなことを考えていたら… おやおや?良さげなのがあるじゃないですか。
「アスリスタXか…見た目もいい感じじゃん。」
イカ… オストガロアの防具であるアスリスタXシリーズを見つけた。 俺、こんなの作ってたっけな…?
ただ、見た目は王道の騎士って感じでとってもカッコいい。俺こうゆうの大好きよ?
というわけで、アスリスタXをメインにして、装備BOXに入っていた見た目がいい感じになる組み合わせを試行錯誤して小一時間ほど経った。
「ふぅ…じゃあこの装備を… あれ? どこでどうすればいいんだ?」
原作だと龍識船の研究室だったけど、こっちでも同じなのかな?だとしたら龍識船に行かないことには始まらない…
「うーん… まぁ、困ったときのレイリスさんですね。」
レイリスさ~ん、出番ですよ~
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「君、なんだかいっつもどこ行けばいいのかわからなくなってない? やっぱり迷子の素質あるよ」
「迷子の素質ってどうゆうことですか…」
「アッハッハ。ん~、で防具合成の話だっけか?
防具合成なら、どこでもいいから武具屋さんにいけば
やってくれるはずだけど… まず行ってみなよ。引き
受けてくれるはずだから。」
なるほど。武具屋さんでも出来るようになってるっぽいな。これは便利だ。
じゃあ武具屋さんへレッツゴー。
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「防具合成かい?もちろん出来るさ。それでどの防具を合成するんだい?」
俺はグギグギグ装備と選んできた装備を渡した。
「おっ、なかなかいい防具を使ってるねぇ。君、もしかして噂になっている龍識船所属の迷子のハンターかい?」
…おい。…なんだ迷子のハンターって。
「あー、…えぇ、まぁ、それは自分のことかと。」
「やっぱりそうかい。 実力はすごいのになぜかいっつもフラフラして迷子になっているって噂になってるよ?
こうして見た感じ、迷子になりそうな感じではないけどねぇ…」
「ご主人、ちなみにですがその噂。どこから聞こえてきました?」
「そりゃ、レイリスちゃんさ。『新しいハンター仲間が増えた! よく迷子になってるけど、とってもいいハンターだよ!』って嬉しそうにしゃべってくれたよ。」
…レイリスさんは俺を迷子のハンターにしたいらしいな。 まぁ、いいか。
「出所はレイリスさんか…。 あ、ご主人、この防具はいつ頃取りに来ればいいんでしょう?」
「うーん、全身が終わるのは明日の夕方ってところかねぇ。」
oh… 今はお昼の前だから一日以上あるなぁ…
「わかった。じゃあその頃に取りに来るよ。かっこよく仕上げておいてくれ。」
「もちろんさ。これでも腕には自信があるんだぜ?
新任祝いのプレゼントで最高の仕上がりにしてやるよ。」
それは頼もしいな。 自信満々の顔でいる武具屋さんを俺も笑顔で後にした。
「今日はどうすっかねぇ…」
自室のベッドでプーギーとぐってりしながら今後の予定、正確には明日の夕方までの予定を考えていた。
「防具はグギグギグだけってわけじゃないからまぁ狩りにも行けるけど… ちょっとのんびりしたいなぁ」
ただ、ココット村で今日一日をずっと過ごすのはどうかと思うなぁ… 村長にはわるいけどちょっと何もない感じなんだよなぁ…
と、ここで妙案が浮かんできた。
「別に狩猟だけがモンハンじゃないよな… よし、決めた。」
今日は採取ツアーだ。
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「よし、行こうか!」
いや、なんでいるんですか…
「そりゃあ、君を一人にしたら迷子になって帰ってこれなくなっちゃうからね!」
し、失礼な… 俺は方向音痴ではない。ないったらない。
「まぁ気にせず行こうよ! 私の装備は自動マーキングの効果が発動してるけど大型モンスターは見当たらないみたいだしさ!」
はぁ… まぁ行きますか。
この前はエリア3の明るい方にいたんだったな…
じゃあ、今日は木の生い茂るエリア9からいってみますか…
「おおっ!厳選キノコ! ふっふっふ。すごいでしょ?もっと私を崇めてもいいんだよ?」
レイリスさんテンションたけぇな…。たしかに珍しいっちゃ珍しいけど崇められるほどの物ではないと思いますよ…。
「なんだよ~。つれないな~。あっ、厳選キノコどころか特産キノコすら見つからないからすねてるんでしょ!まぁまぁそうゆうときもあるって!」
むむっ、そこまで言われちゃ黙っていられないな。
そうして、俺は全力でキノコを漁る。
「おっ、ムキになっちゃって~。そうやって探しても物欲センサーに反応しちゃうぞ~?」
おおぅ… 物欲センサーあるんかい。
となると、無心で行くか…。
深呼吸…。
そして、雑念がとれたところでまた、キノコを漁る。
無心だ、俺。いいぞ、その調子。
その調子でいけば厳選キノコはきっと応えてくれる…!
…! あった!
「厳選キノコ!ゲットだz…
…なんか猪が走ってきて吹っ飛ばされた。
…レイリスさんはもうお腹を抱えて悶絶している。
野郎‼ぶっ殺してやらぁ‼
…猪さんは生肉になりましたとさ。
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その後、粗方森丘を回り終え、時間がくるまでエリア11で釣りをすることにした。
「おっ、トロサシミウオだ。これ美味しいんだよね~。」
レイリスさんばっかりに食いつくな… 俺だって採取装備で来てるから釣り名人は発動してるのに…
「やっぱり普段の行いじゃないかな?私は迷子にならないでしっかりしてるしね。」
…もう、泣きそうだ。
「いやー、でもこうして多人数でクエストに行けるってのも楽しいね!」
それはたしかにわかる。ソロで極めるのもいいがマルチでワイワイガヤガヤも楽しいもんな。
あいつら楽しくやってるかなぁ…?
あぁ…思い出すと新大陸のイビルジョーが狩りたくなってきた…
「私、迷子君がくるまでほとんどソロだったんだよね~、もちろん馴染みの仲間もいるけどいまは各地に散らばってて忙しいし…」
「ヘルブラザーズさん達ともいったりするけどあの人達もだいぶ年配になってきてるし、毎日クエストをこなすってのは難しかったんだ~」
「それに、ソロっていうのは危険性が跳ね上がるからね…最近は亡くなったりする事例はギルドの支援が充実してきたからぐんと減ったけど、大ケガをしてしまう可能性は低いわけじゃないんだ…」
「だから、迷子君が来てくれたのは本当にうれしいな。
これで久しぶりに協力して狩猟ができるからさ!」
「亡くなる」の単語を聞いて息がつまった。
そりゃ、あるよなぁ… あのときの俺だってレイリスさんが来てなかったらやばかっただろうし…
レイリスさんの装備を見るとたしかにこの辺りでは周りとの装備のレベルが段違いだ。
周りとレベルが違いすぎても合わせづらいしなぁ…
たしかにブラックX一式に弱点特効超会心とか元の世界でも見たことない気がする。
となると俺みたいな力量を持った人が近くにいるのはいいのかもしれないな…
「さて、そろそろ時間かな… 迷子君にも私の話聞かせちゃって悪かったね。」
「いえ、全然ですよ。ただ… 最後にちょっとやっていきたいことがあるので…いいですか?」
そこで俺は肉焼きセットを取り出した。
レイリスさんもなにをやるかわかったのか笑顔で了解してくれた
さっきのブルファンゴからいただいた生肉を火にかける。
頭のなかで例の曲が流れ出す。レイリスさんもリズムをとってるみたいだ。
そして… タイミングは完璧。
俺とレイリスさんは顔を見合わせ言った。
「「上手に焼けました~!!」」
今回は3000字です。
平均5000とかはすごいなぁ…と思います