内容が浅いことと、「…」をよく使ってるなぁという
ことぐらいです。
「そういや、しっかりした料理を食べてなかったな…
今日辺り、食べに行ってみよう。」
この世界に来てから、食べ物は簡単に肉を焼いたものしか食べてないことにさっき気付いた。
原作だと、食堂はガッツリ屋外型の屋台って感じだったけど
この世界だとどうなってるもんかね…
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初めて訪れた食堂は、なかなかの賑わいを見せていた。
建物としては屋内にもしっかりお客さん用の席が用意されており、でも屋外にも原作と同じように飲食スペースがある感じか。
そして、来てるお客さんもイメージしていたムサいオッサンばっかり…なんてことはなく、普通に女性客や親子連れなんかも見受けられる。
正直、ココット村は辺境に位置する集落であり、あんまり人で賑わっているイメージはなかった。
これもあれかね…? 飛行船技術の発達で観光客の往来が盛んになってるからなのかね?
「さて、メニューはどんなもんかな…」
壁に書かれてあるメニューを眺める。
おぉ…。 なんだか見覚えのあるメニューがいっぱい書かれているぞ?
それに、ゲームでは見られることのなかった料理なんてのもメニューに連なっている。
これはしっかり吟味せねば…。
5分ほど考えたところで、「リモホロ・ミックスグリル」
と「シモフリトマトのサラダ」を注文することに決めた。
また肉かよ… なんて言わないでください。 やっぱりお肉って美味しいでしょ?
それに、俺はトマトも好きだ。
シモフリトマトなんかは俺の中の食べてみたい食材ランキング上位に食い込む位だからこの機会に実食してみよう。
それに、お肉だけじゃバランス悪いですしね。
店内は賑わっており人も多かったので、俺は屋外の席で料理が出来上がるのを待つことにした。
幸い、今日は晴天だ。
そして、のんびりと数分ほど待ったところでいい香りと音を響かせながら料理が運ばれてきた。
うわっ…。 めっちゃウマそう!
目の前に置かれたらよだれが溢れてきた。
今日は食堂で食べると決めてから、朝飯をセーブしたんだ。
今の俺の胃袋なら、いっそう美味しくこの料理を味わうことができるだろう。
それでは…
「いただきます。」
うまぁ~い! うわっ、ウマッ!
何だこれ!? ジューシーなのにぜんぜんクドくない!
最近だったら現実のファミレスのこういう料理もなかなかのレベルになってきてると思ってたけど、これはその味の数段上をいっている気がする。
やっぱり素材の質なのかねぇ…?
味付けは無難なのにここまで美味しさを引き出せるとはビックリだ。
そして、次は期待のシモフリトマト…。
一口、口に含んでみた…。
甘ぁ~い! トマトなのにフルーツと間違う位の甘さだ。
ヤバイ、止まらない。 こんな空腹の時だったらいくらでも行けちゃいそうな気がする。
現実だとこんなトマトは食べた時なかったなぁ…
超高級なトマトならこんな味なのかもしれないけど、庶民が手を出せる料理にこんな美味しいトマトが使われてる辺り、モンハンの世界の食材の質はもとの世界より高そうだ。
そんな感じで、俺はあっという間に料理を平らげた。
食後の休憩をとっていると二人組ハンターと思われる格好のオッサンが近づいてきた。
ん?この二人組どこかで見たときあるな…。
そんな疑問は二人組の口調を聞いて解決した。
「ドハハハハ!貴様がレイリスのいっていた迷子のハンターとやらか!」
「バハハハハ!たしかにぼんやりしてウロウロしてそうな面をしてやがるな!」
おおぅ…いきなりバカにされた気がするぞ…。
そして…この二人組でしたか。
ヘルブラザーズ。
赤鬼、黒鬼と呼ばれる二人組のハンターだ。
自称、「泣く子も黙る最強ハンターコンビ」で、二人揃えばどんなモンスターでも裸足で逃げ出すと言われている。
こう書くとなんだか噛ませな感じに見えがちだが、実際のハンターとしての実力はかなりのものなはずだ。
なんと、この二人。あのラオシャンロン亜種やナナ・テスカトリをそれぞれ単騎で撃破するほどの大功績を挙げている。
また、クロスの時にも主人公がアカムトルムやウカムルバス、各種古龍や古龍級生物に挑む際にアドバイスをくれることから、それらを相手にもしているらしい。
最近は、寄る年波で全盛期ほどの力は出しきれなくなっているらしいけどそれでも引退はまだまだ先のことになりそうだ。
ともかく、この二人はこの世界でもトップクラスの実力があるハンターだろう。
それで…そんな二人組が俺に何の用だ?
「ヘルブラザーズのお二人じゃないですか。活躍は聞いてますよ。」
「ドハハハハ!そんなに謙遜するな!貴様の活躍は俺たちの耳にも届いているぞ!ちょっと方向音痴だが、狩りの力はレイリス達にも引けをとらない一流ハンターだとな!」
「バハハハハ!俺たちはさっきクエストを終えたばかりでな!クエスト成功を祝っての一杯といこうとしたらここで飯を食っている貴様の姿を見つけたのだ。それで軽い挨拶でもしてやろうとな!」
なるほど。そうゆうことか。それじゃあ俺も一緒に一杯やらせてもらおう。
そんなわけで俺はさっきメニューで狙いをつけていた「シモフリトマトジュース」を追加で注文した。
「ドハハハハ!いつか貴様ともクエストに行ってみたいものだ!いくら俺達といえどもいつまでも全盛期ほどの動きを出来るわけでもないからな!」
「バハハハハ!たしかにそうだ赤鬼よ!やはり俺達の力をこの迷子にも見せつけてやらんとな!」
話してみるとヘルブラザーズの二人組は豪快で気持ちのいい人たちだった。俺もいつか一緒にクエストに行けたらいいね。
「しかし、お前ほどのハンターが来てくれて正直俺達も安心しているよ。 お前が来るまでは、レイリスは何だか辛そうな顔をしていたからな… 」
「俺達も力になってやりたいのも山々だったがあいつと一緒のレベルとなるとなかなかいなくてな… 全盛期ならまだしも、今の俺達だとレイリスのレベルにはついていくのはちょっと難しい。」
今日はレイリスさんはポッケ村だか、ユクモ村の方に遠出している。俺もいつかいきたいな。
それにしても… あのレイリスさんがねぇ…
一回釣りをしたときにもそんな話をしてくれたけど、俺はレイリスさんと会ってからそんな雰囲気をあまり感じなかった。
まぁ、俺がレイリスさんにいい影響を与えることが出来たならそれはいいことなんだと思う。
その後も、二人の武勇伝や最近のハンター情勢、その他諸々の話をしてとにかく盛り上がった。
そんなこんなであっという間に夕方になり、ヘルブラザーズの二人とはお別れ。
これから二人はベルナ村の方へ向かうらしい。頼りになるハンターは忙しいねぇ…
何はともあれ、予想外の出会いでいい話ができた。
今日はいい一日だったな。
そんなことを思いながら俺はマイハウスヘ向かった。
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夜、俺はプーギーのお腹をプニプニしながら考え事をしていた。
プーギーも気持ち良さそうにぐってりしている。
「俺はこの世界でモンスターハンターと呼ばれる存在を目指すと決めた…。だけど…どうすればそういう存在になれるんだろうな…。」
この世界に来てからそれなりの時間がたった。
だけど…目標への道標は未だに見えては来ない。
モンスターハンターへの道のりはなかなかに険しそうだ…。
シモフリトマトは栄養価が高いという設定もあります。
素晴らしい野菜ですね。
完熟シナトマトなんてものもダブルクロスには出てきます。
こっちも食べてみたいですね。