東方転生破   作:とかとか

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何故続けたし。
と、言われそうで怖い作者です。


注意:性別は男です

さて、目が覚めたんだけど。

正直何をすればいいんだろうか。

森の中、熊さんとか熊さんとか熊さんとか出ないかな~。

 

話は63度くらい変わるが、幻想郷ってすげぇ。

色んな妖怪のような何かがいる。

妖精だったり、ロリ九尾だったり、何か僕を食べようとしている妖k

‥‥‥。

 

逃ーげるんだよー。

 

 

 

 

くそ!マジかよ!全然振り切れねぇ!

能力を使おうにもこの能力って確か転生者にしか効かねぇんだよ。

そういや蓬莱の薬(劣化版)を飲んだけど確かあれって千切られたりしたらもうアウトなんだっけ?

食べられるって食い千切られるにも変換出来るよね?

……。

能力意味無ぇ。

 

ッ!

 

そうこうしてる間に追いつかれちまった。

なんてぇこったい。

 

落ち着け、餅つけ、おちけつ。

だ、駄目だ。

死ぬ未来しか見えない。

そ、そうだ。こんな時は黄金比を考えよう。

えっと、確か。

1:1.6180339887498948482045868343656381177203091798057628621354486227052604628189024497072072041893911374……。

 

なんだっけ?この次。

駄目だ逆効果だ。

更に頭が混乱する。

あ、あんな所に家がある!

 

いくぜ!

全力全開!

スライディング!

 

ズザザザザ。

 

痛い痛い痛い痛い。

すんごい体削れるのぉ~。らめぇ~。

こんなギャグしてる暇なんてないけどね。

治るから依然として問題ないけどね。

さてと、早くしないと食べられちゃう。

ノックしてもしもーし。

 

「誰かしら?うるさいわよ」

 

出てきたのは金髪の少女。

出会ったのは森の中、狂戦士の目の前。

 

もう駄目だ。僕の人生二度目の終焉だ。

だってこの子、凄い華奢なんだもの。

あんな筋肉ムッキな妖怪倒せる訳がない。

 

「ち、ちょっと!?な、何でこんな所で崩れ落ちるの…って、なるほど。妖怪に追われて逃げて来た、と?」

 

ハイ。ソウデス。

 

「出てきたのが私みたいな女だったからガックリ来た、と?」

 

わぁー凄い。

僕の考えてる事全部分かってる。

もし危機的な状況じゃなかったら結構いい関係が築けそう。

 

「グルブォォォォォオォォアア!!」

 

でもそんな夢なんてここで潰されるなぁ…。

あんなどこぞの運命が留まる夜に出て来る狂戦士みたいな奴倒せる訳がない。

 

「……全く。どいつもこいつも私の事をそんなに弱く見て。私だってやれば出来るんだから」

 

この金髪の少女。

何をぶつぶつ言ってやがる。

早く逃げないと殺されちまうのに。

 

……ったく。

 

「僕が時間をかs「魔苻『アーティフルサクリファイス』!!」

 

うわーい!

この子人形に爆弾持たせて投げやがった!

 

 

ドグオォォン!

 

 

「ヴゲェアゥアアァア!!」

 

な、何て奴だ。

一撃で倒しやがった。

 

「貴女、なにそこでボケッと突っ立ってるのよ。……よっぽど怖かったのかしら……」

 

「こ、怖いよ。あの狂戦士みたいな奴よりもあんたの方が」

 

「それは謝るわ。とりあえず入りなさい。貴女、迷ったのでしょう?」

 

それは確かに。

 

…………………。

 

「って待て待て」

 

「何かしら?入るの?入らないの?」

 

「勿論入るよ。いやそう言う問題じゃあない」

 

「なら何かしら?」

 

「あんた今さっき『貴女』って言ったよな?僕の事を」

 

「そうだけど。それがどうかしたのかしら?」

 

何でこの金髪の少女はそこでさも当然に。

 

「僕の事を女として認識してるの?」

 

「え?あ、貴女、女性じゃないの?」

 

どうしてだぁぁぁぁッ!

どっからどう見ても男、いや漢だろうがッ!

 

「そもそも僕の何処を見て女と認識したの?」

 

「え?えっと……髪、顔、体系。かしら」

 

「鏡を見せて下さい」

 

「ま、まぁ別にいいけど(なんだろう……。助けた事を後悔したくなってきた)」

 

 

 

 

 

 

この金髪の少女(名前はアリス・マーガトロイド)に鏡を持ってきてもらいましたよ。

そこにいたのは何と。

 

踵まである黒髪を持った、体つきの恐ろしく華奢な、超・中・性・的な顔立ちの僕が居ました。

 

あんの野郎(女性でした)何てハイスペックな顔立ちにしやがって。

前世の僕の顔を忘れてしまうくらいの顔じゃないか。

 

え?

男の証明?

ありましたよ。

 

まぁそんなことを確認した後、アリスさんに事情を説明した。

 

 

~少年説明中~

 

 

「転生、ねぇ~。にわかには信じられない話なのだけれど」

 

チョキ

 

やっぱ信じないよね。

 

チョキチョキ

 

「もしその話を信じるならこの幻想郷は本来の歴史とは違うって事になるのよね?」

 

「多分な」

 

チョキチョキ

 

さて、チョキチョキ音がうるさいだろうけど我慢して欲しい。

これは察しの通り髪を切っている。

 

やっぱり髪が伸びたのってきっと時間を加速させたからだ、とか思ったり。

 

「だいたいこの位かしら」

 

うん。踵まであった髪の毛が肩甲骨までって

 

「ちょい待て。男、いや漢っぽくって言ったよね?」

 

「それだともったいないじゃない!」

 

何がだよ。

 

まぁ、これはこれで戦う時に相手を混乱させる事も可能だろう。

 

「そういえば、貴女名前は?」

 

コイツちゃっかりまた僕の事を女扱いしやがった。

そんなことはさておき。

名前、名前は。

い、一………………じ……。

……………。

思い出せない。

 

「まさか無い、とか?」

 

僕は俯いたまま頷いた。

 

「なら名前、付けてあげましょうか?」

 

「え?ほ、本当?」

 

それは嬉しい。

 

「そうねぇ……。なら…あら?」

 

あら、アラ、ARA、荒、粗、麁、etc……。

何か嫌だ。

 

「違うわよ。家族が帰って来ただけ」

 

家族、いたんだ。

 

「たっだいまー!アリスゥゥゥ!居るか!!」

 

声だけで男と分かるぜ。

 

「Who are him?」

 

「何で英語で聞いたのよ」

 

その場の気分。

 

「私の自慢の兄のアーベル・マーガトロイドよ。私に魔法や色んな知識を教えてくれた人生の先輩でもあるの」

 

アリスのその目は最早、兄妹(きょうだい)というより異性を見る目だった。

ヲイヲイ僕は兄妹愛は嫌いだぜ?

 

「お。アリスこんな所に居たのか……ん?お前は誰だ?」

 

「デレェビバンスバラエザバギ」

 

「ここではリントの言葉で話せ」

 

何でクウガネタが分かるんだよ。

この金髪イケメソ野郎。

 

「ではもう一度、てめぇに名乗る名前は無い」

 

「あれ?何で俺そんなに嫌われてんの?」

 

そりゃ顔がイケメソなら世の中の主に一部の人が恨むだろ普通に考えて。

生前の僕の顔………。

どうだったっけ?

忘れちまった。

なら仕方ない。

 

「名前はまだ無いんでね。仕方ないぜ。このクソ野郎」

 

「そうか、それは悪い事をしたな」

 

「気にするな。このクソ野郎」

 

「……なぁアリス。俺、悪い事コイツにしたかな?」

 

生きてる事だと思う。

……このへんで止めておこう。

アリスに睨まれてる。

 

「グルブァァァァアァァア!!!!」

 

んなッ!

あいつまだ生きてやがった。

は、入ってくる。

中にどんどん入ってくるゥゥゥ!!

 

「やれやれ仕方ないぜ。俺が戦おう。女の子二人はそこの隅っこで見てな」

 

このクソ野郎僕の事をさらっと女性扱いしやがった。

 

「全く……いくぜ。『王の財宝』(ゲート・オブ・バビロン)!」

 

金色の輪っぽいモノがいっぱい出てきた。

その中からにゅるんといった感じで、剣的なモノ(まんま剣)が出てくる。

そして射出。

 

たくさんの剣が狂戦士モドキに突き刺さる。

よし、ならこの台詞だ。

 

僕は狂戦士モドキの後ろまで行き大声で

 

 

「バーサーカーッ!」

 

 

と言った。

いや~この場面言うしかないかな~と思ってたからね~。

 

「ッ!な、何であいつこのネタを知って……いや。そこにいるのは危ないぞ!早くそっからどけろ!!」

 

そうだな。

確かにここにいたらあの剣が突き刺さるかも知れないから危ない。

ならどけた方がいい。

 

「だが断る」

 

「なッ!ジョジョネタまで……あいつ一体何者何だ?」

 

コイツ、もしかして転生者か?

だってクウガ知ってるし。




こんな駄文を読んで下さりありがとうございます。

では感想、批評、質問お待ちしております。

次回であいましょう。








クウガで転生者かどうかを思案する主人公が東方のキャラ達と戦ったら確実に灰になります。主人公が。

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