骸殻でした・・・m(_ _)m
では、続きです。
朝起きたらドリーム(絶望)が俺の目の前にあった
「何で・・裸でいるんですか?部長・・・」
ベッドに素っ裸になっている部長を跨いで、俺は鍛錬場に向かった
「ん~・・、今日はこれでいくか。刀剣は最近触ってなかったし」
俺は刀剣レヴァンテインを魔導器から取り出す
「ふっ!!」 シィンッッ!
レヴァンテインを抜刀術の要領で鞘から剣を素早く抜き、的を斬っていく。それを何回も繰り返していく
「ふぅ~・・・」 キンッ・・
最後の的を斬り終えると俺は刀を閉まった
「さて・・、飯でも作ろう」
「朝からどこに行ってたの?」
「俺は毎日鍛錬してから学校に行くんですよ」
「だから、朝からいなかったのですね」
「…どんな感じでやってるんですか?」
う~ん・・・。教えてもいいんだけど今度にしてもらうか
「今度教えてやるよ」
そんな顔で見るなよ・・。俺の気持ちもあるんだよ・・・
「とりあえず部長たちは先に行ってください。俺は後から向かうんで」
「なんで?一緒に行きましょう」
「いや、多分視線がめんどくさい事になるんでお断りします・・・」
とりあえずさっさと先に向かわせることに成功した。もちろん丁寧にお断りしたよ?ここでは割愛したが・・・。数分後に俺も家を出た
「まったく・・・。こんな事になるとは・・」
昨日から住み始めた同居人3人に困惑している俺の呟きが聞こえたのかイッセーが声をかけてきた
「どうした?何か疲れてる顔してるぜ?」
お前に言ったらめんどくさいから言わん
「何でもない。それより今日から悪魔として色々やるんだろ?頑張れ」
「おう!ハーレム王目指して俺はイクぜ!!」
こいつは大声で何を言ってるんだ・・・・。3人と一緒に住んでることを言ってやろうか?
「そうか。さっさと逝け」
「字がおかしい!?」
さっきの最後の言葉を思い出せ。何でカタカナなんだお前は
「ほら。席戻れよ変態」
「うるせぇぇ!」
イッセーが叫びながら席に戻っていった。あいつは黙ってればモテるんじゃないのか
「今後も騒がしくなりそうだな・・・」
数日後、部室でイッセーが部長に叱られていた。どうしたんだ?
「いい?教会に二度と近づいたらダメよ」
なんとなく理解。教会関係者と何かあったな・・・。大方シスター的な人に道を教えるついでに行ったんだろう
「よく無事だったなあいつ」
「その通りだよ。悪魔が教会に近づくなんてね」
祐斗が苦笑いしながら答えた
「とりあえず無事でよかったわ・・・。あなたは私の眷属で仲間なんだから」
「お説教は終わりました?」
朱乃さんが部長に声をかける
「討伐の依頼がきていますわ」
ほう。そんなのもやってるのかこの部活は
「わかったわ。注意もすんだし向かいましょう」
俺たちは町外れの廃屋に来ていた。どうやらここではぐれ悪魔が悪さをしているらしい
「…血の臭い」
『人間の死骸の臭いだね~。』
急に頭の中で話しかけるな。ただでさえお前の声はうるさいんだ
「まずそうな臭いがするぞ?でもうまそうな臭いもするぞ?甘いのかな?苦いのかな?」
うわっ・・・すごい悪魔もいたもんでな
『どう?ああいうのは好きなの?零児は』
『冗談はよせよ。俺をどうしたいんだ』
シルフと会話を打ち切ると部長が悪魔に叫ぶ
「あなたが、はぐれ悪魔バイザーね。あなたを消し飛ばしにきたわ!」
「こざかしいぃ!!小娘ごときが!その紅の髪のように、おまえの身を鮮血で染め上げてやるわぁぁぁぁぁぁ!」
『かっこいいセリフだね!!あたいは好きだよ雑魚っぽくて!!』
それには激しく同意だけど油断は禁物だ
「雑魚ほど洒落のきいたセリフを吐くものね。行くわよ!イッセーとレイジは悪魔の戦い方を見てなさい」
「は、はい!」
「う~す」
イッセーは割りとびっくりしてるな。まあ、初めて見る悪魔があれならな・・・っていうかお前も悪魔なんだが
「それじゃ悪魔の駒(イーヴィル・ピース)の役割と特性について説明するわ。祐斗」
「はい」
ヒュンッッ!!
中々のスピードだな。
「あれが木場の駒の特性ですか?」
「そう。祐斗の役割の騎士、特性はスピード。あの子の武器は剣その二つで最高の騎士になれる」
「簡単に言えばチェスみたいなもんだ。分かったか?イッセー」
「お、おう」
とりあえず祐斗が押してるな・・。
「ハアッッッ!」 ザンッッ!!
祐斗がバイザーの腕を切り落とす
「この糞ガキがぁぁぁぁぁぁ!!」
「…ぶっ飛べ」
ドゴンッッ!!
「次は小猫。あの子は戦車。特性は圧倒的な防御力と攻撃力」
~~~♪ヒュ~ すげぇな
「小猫ちゃんは怒らせないようにしないと・・・」
「・・・大丈夫だ。お前の存在が怒らせる原因だから」
「おいっっ!!」ビシッ
いいツッコミだ・・・。成長してるな
「次は朱乃ね。彼女は女王。他の駒全ての力を兼ね揃えているわ。そして、究極のSよ」
「あらあら。まだ元気そうですわね」
俺の感は当たっていたか・・・。つーかかなりひどいな
『セルシウスといい勝負じゃない?』
『あいつはSっていうより戦闘狂じゃん。Sでもあるけどな・・・』
「俺・・・朱乃さんが恐いです」
「大丈夫よイッセー。朱乃は味方にはとても優しいから」
「そうでないと困りますよ」
そんな人が家にいるのか・・・。
(レイジの事は私たち皆特に気に入ってるから問題ないわよ)ボソッ
・・・?部長が何か言ってたけど聞こえなかった
「ふぅ・・。スッキリしましたわ。では、部長どうぞ?」
「最後に言い残すことはない?」
「こ・・殺せ」
「なら消えなさい」
最後に部長がバイザーに魔力を放つ。あれは消滅系の魔力か?さすがにすごいな
「これで依頼は完了ね。皆お疲れ様」
「お疲れ様です!」
「お疲れ様です」
「どうだった二人とも。戦い方はわかった?」
「はい!」
「そうですね。皆の駒が分かったんで助かりました」
「それでレイジは眷属になる気にはなった?」
「もうちょっと待ってくださいよ・・・」
早い・・。早いよ部長・・・。
「さて、帰りましょう」
魔方陣を展開し帰ろうとする。・・・が、こんな時に・・・
「どうしたんですか部長?」
「魔方陣が発動しない・・・」
「「「「えっ?」」」」
おそらくここに充満し始めた魔力のせいだろう
「こんな所で出会うとは・・・。」
見たことある奴だった
「貴様が何故悪魔と一緒にいるのか分からんが好都合だ。ここで始末しよう」
「俺は急展開すぎて見事についていけないぜ?『親父』」
「「「「「父親!?」」」」」
「ちょ・・・!?ちょっとどういうことよレイジ!?」
「今言った通りですよ部長。あれは俺の父親‘だった’人ですよ」
「骸殻の力にはすでに目覚めているようだな。あの時以来か」
「・・・・・」
こいつは本当に人の神経を逆撫でさせるやつだな・・・
「で?・・・何しに来た・・・」
俺はレヴァンテインを取り出す
「出来損ないの息子を試しにな」
親父は後ろに構えていた双剣を取り出す
「一体どうなってるの?」
「おかしいですわ。あの方がレイジくんのお父様・・・」
「……若すぎます」
「確かにね。どうかん考えてもあれでは20代にしか・・・」
「レイジ!!」
説明してる時間はないんだよ皆・・・
『お前たち!!』
俺は大精霊に呼びかける
『ここの結界を弾いて皆を連れて部室に連れてけ!』
『決意したのね零児さん』
『死ぬなよ旦那!』
『零児なら大丈夫さ!あたいは信じてるよ!」
『御館の頼みなら任された』
お前ら・・・・・・こんな時にそんな事言うなよ・・・。死亡フラグじゃねぇか・・・・・・
「ここは俺が残る!部長!こいつらが手伝ってくれますから早く言ってください!」
「そんなのダメよ!私たちも「お前ら頼む!!」レイ・・・!」ヒュンッ!!
あいつらのおかげで部長たちはジャンプした
「逃がしてよかったのか?弱いなりに使い道はあったろう?」
「そう言いながら待っててくれんだな。お優しいことだ」
「俺が戦いたい奴はお前だけだ」
「・・・・そうかい」
俺は腰を落として抜刀術の構えを取る
「まずはどこまで強くなったか試させてもらうぞ・・・」
「いつまでも上にいると思うなよ・・・」
「「いくぞ!!!」」
二人は同時に駆け出した
~イッセーside~
「早く戻してください!!ウンディーネさん!!じゃないとレイジが・・・!!」
『落ち着いてイッセーさん。』
「説明してほしいわね。何でレイジは一人で残ったのか」
「その通りですわ。急にレイジくんの感じが変わったのに関係してるのか・・・。知りたいです」
「彼の過去に関係してるのかな?」
「…レイジ先輩の過去・・・」
レイジの過去って一体なんだ?
『それに関しては御館に聞くのが早かろう。』
イフリートさんがそういうが・・・。
『でも・・・・・・。皆さん落ち着いて聞いてください。』
ウンディーネさんが口を開いた・・・。なぜか悲しそうな顔をして
『零児さんはたとえ生きていたとしても絶対に無事ではすみません・・・。もしかしたら・・‘死’も覚悟していてください・・・』
「「「「「!?」」」」」
そんなにあの男は強いのか・・・!!
「だったら余計に俺たちが残らないと・・・!」
『違うよイッセ~。零児はここにいる皆を傷つけない為に僕たちをここに残したんだよ』
『そうだよ落ち着きなよイッセーの兄貴。あれが旦那さ』
なんでこいつらはこんなに落ち着いてるんだ・・・。仲間じゃないのか
『零児さんを信じてるからですよイッセーさん。皆さん。今は信じて待ちましょう・・・』
「「「「・・・・・」」」」
精霊さんたちも皆複雑な顔をしている・・・。心配なんだ
「皆あいつはきっと帰ってきますよ!!元気で迎えてあげましょうよ!!」
『ありがとう・・。イッセーさん』
頼むぜ・・・!レイジ!!
~イッセーside out~
こうやってちょいちょいオリキャラや展開を予定しています!!寄り道上等です!!
今回はアスベルさんの武器を使ってました。マモレナカッタ・・・にならないように頑張ります。
感想等お願いします・・・