異世界から食客が来られました   作:ちょこ@みんと

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会話無しの説明回
こんな感じの世界観です的な感じの内容です。


現状 これまで これから

西暦2050年

小さな小競り合いはあるものの、それなりに平和だった世界は、ある日を境に核の炎に包まれた。

軍事国家や大国の威圧的な外交は、次第に取り返しのつかない所まで大きくなり、周辺諸国を巻き込む大戦へと発展した。

時期を同じくして世界各国でテロリストも暗躍し、混乱は深刻なものとなり連日多くの命が消えていった。

 

日本も戦火に巻き込まれたが、幸いにも核が落ちることなく迎撃でき、軍事力を持たないために防衛のみで国を維持していた。

 

開戦から3年後の西暦2053年

世界規模の大戦は突如終わりを迎える。

 

世界中の海で異形の生物が大量発生し、海上にいた各国の艦隊へ攻撃を開始した。

当然艦隊も迎撃を行うが、異形の生物へは一切の攻撃が効かず、一方的に蹂躙される結末が待っていた。

 

海上に艦隊がいなくなると、今度は各国の湾岸部へ進軍、海沿いの都市や軍事拠点は次々に焦土と化した。

起死回生の一手にと、とある軍事国家が核を打ち込んだが、一切効果が無いばかりか報復と言わんばかりに総攻撃を食らい、軍事国家は隣国を含む半島ごと地図上から消えてしまった。

 

西暦2055年

約7割の海域を制圧された人類は、海上貿易を満足に行えないために、徐々に衰退へと向かって行った。

この頃になると異形の生物には、人の姿をしたモノも現れ、航空機と思われる物を飛ばして制空権を握っていたため、旅客機なども飛ぶことは出来ず、人類は限られた場所で生きている状態であった。

しかし、そんな人類に転機が訪れる。

 

太平洋から進んできた異形の存在は、日本へ攻撃のため進軍していた。

この頃の日本は海軍という名前はあるが、戦力は無いに等しい程に損耗していた。

海から来ると分かっていてもどうすることも出来ず、日本という国に終わりが来たと誰もがそう思った。

 

しかし

 

異形の存在は攻撃することなく撤退していった。

しばらくして海の上を駆ける少女たちが、日本の横須賀へ到着した。

 

曰く、自分たちは旧大戦で沈んだ戦艦に、意志が宿った存在『艦娘』であると

曰く、異形の存在・深海棲艦を倒すために生まれた存在であると

曰く、人類の味方であり自分たちを指揮する提督と、軍事拠点を貸して頂けるなら協力は惜しまないと

 

当時の横須賀海軍は半信半疑であったが、時を置かず攻めてきた深海棲艦を瞬く間に撃破した艦娘を見て、信じる事とした。

異形の存在である深海棲艦に対抗できるのは艦娘のみであると、そう理解したからである。

 

最初は艦娘の数は少なく戦力の配備に苦労した。

横須賀に来た艦娘は6名しかおらず、この6名で防衛を行っていた。

そのため、対抗できるといっても十分な戦力が無いため、防衛するしか手はなかった。

 

数日後、妖精が見えるという者が出た。

幻覚でも見ているのでは? と、周りから言われたが艦娘より妖精の存在を明かされる。

 

妖精がいないと艦娘も存在できないと

妖精が見える人間に、艦娘の指揮官の資質があると

 

その者は艦娘の要請により、艦娘の指揮官となり深海棲艦を撃退すると、新しい艦娘が次々と発見されていった。

また、その者の指示で妖精が物資を消費して建造を行えば、更に新しい艦娘が現れるようになった。

 

この時より海軍は妖精の見える者を集め、日本各地の軍港や軍事基地に配備していくようになる。

同時に海沿いに次々と軍港を作り、戦力の拡充を始める。

 

軍港は規模を大きくしていき、その規模や目的により鎮守府・警備府・要港部と名称を変更していった。

同時に艦娘を指揮する者達を提督と呼ぶようになり、提督という存在は深海棲艦に唯一対抗できる艦娘を指揮し、日本という国も守っていることからある種の羨望の対象となっていった。

 

一進一退の攻防ではあるが徐々に海域を取り戻し、一部の国と海上貿易を再開できるようになるまで回復した。

また、各国でも艦娘という存在が現れ始め、情報の交換や派遣を行うことで、約7割の海域は人類の手に取り戻すことが出来た。

 

海上では砲声が鳴り響いているが、内陸側は平和そのもので、とりあえずの平和た保たれるようになった。

 

西暦2100年

 

鹿児島県は奄美大島

鹿児島県と沖縄県の間に位置するこの島には要港部がある。

鹿児島と沖縄の要請により、状況に応じて艦隊派遣を行っていたが、要港部という規模の割に行う業務は多く、また周辺海域の警備も行わないといけない。

そのため、西暦2099年に奄美要港部が設立して1年もしない内に色々とパンクしてしまった。

 

海軍本部はこれに対して新たに要港部を設立することにした。

新たに設置する場所は、奄美大島の南にある徳之島となった。

 

また、要港部は基本的に特定の艦隊を持つことはないが、戦力拡充や警備を行う事も求められたために、要港部は警備府へと呼称を改めて、鎮守府に準じた権限や機能を持つようになる。

奄美警備府はこれまで通りの業務を行い、新設の徳之島警備府は奄美警備府が手を回せない、周辺海域の警備が主な目的とされた。

 

4月

海軍学校を卒業したばかりの綾城 翔馬は、任地となる徳之島警備府に配属となるところから、この話は始まる。

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