遊戯王VRAINS また君と笑いあえるその日まで   作:襷木綿

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オリカ紹介
トリックスター・フクジュウソウ
光属性/天使族/星4/攻1200/守700
このカードの召喚に成功したターンに
1度だけレベル3以下のトリックスター
モンスターを召喚出来る。


7話 暦と名乗る者

「君が遊巳君ですね、おはよう。」

 

「だ、誰?」

薄い水色の眼をした少女が声をかけてきた。

「私の名は暦。そっか、君は私の事覚えてないんだ。」

 

「それってどういう意味なの?」

 

「私は遊巳、君と同じアナザー事件の被害者なの。私と協力して星遺物のカードを集めてくれない?」

 

「せいいぶつ?僕が持ってる星杯か、君も持ってるの?」

彼女は僕に星冠を見せてくれた。

「私の持ってるのは星冠。星遺物カードは現実とVRAINS のどちらかに1枚のみ存在する。でもね、全く不安定なんだ。」

 

「何が不安定なの?」

 

「どちらかにあるのは検討がついてるんだけど何処にあるのかはわからない。」

 

「そう、なんだ。」

 

「私は遊巳、きみの」

彼女は不意に倒れてしまった。

急いで救急車を呼び、僕もそれに乗り込んだ。

 

 

 

 

「ごめんなさいね、遊巳君。私は現実ではVRAINSよりも身体が弱いの。別に持病があるわけじゃないんだけど。」

 

「さっき言いかけた事って?」

 

「うん?何でもないけど、私は何か言いかけていたの?」

彼女は言いかけていた事を忘れているようだ。

 

「ううん、何でもない。また、明日にでも見舞いにくるよ。」

 

「あ、ありがとう。でも、来なくていいよ。」

彼女の声にはやはり悲痛が漂っている。

僕はどうせ外に出たからという理由で学校に向かう。

「おはよう、遊巳君。今日も遅かったけど、何かあったの?」

 

「オフ会したんだけど、その子が急に倒れちゃって。」

 

「ふーん。まぁ、いいわ。今日の23時にデュエルしようか。それでいいよね?」

 

「だ、大丈夫だよ。」

葵ちゃんは高校で唯一、僕の事を心配してくれている友達。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高校にて

「遊巳君、絵井都(えいと)さんは元気ですか?」

 

「それが行方不明なんだ。僕が戻ってきてからもう家にはいなかった。」

 

「それは残念だ。君なら連絡出来ると思ったのだけど。」

 

「父、今は親ですらない人に何かようなの?」

 

「私はロスト事件の首謀者を探してるの。ロスト事件がサイバースと関わっているのは明白だしね。」

 

「僕の持っているサイバースと関わりあるのかな。」

 

「君もサイバース持ってたっけ?」

沙夜ちゃんは僕のデッキを知っているはずなのに首を傾げた。

「一応は持っているよ。」

 

「ふーん、サイバースを知らない人もいるから気をつけてね。それじゃあね。」

彼女は何処かへ走っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜11時ごろ

「今日は私の熱狂的なファンと勝負します。」

やけにテンションが高い葵ちゃんに少しだけ引いてしまう。

「あ、あの。ブルーエンジェルさん?大、丈夫なの?」

 

「さぁ、行くよ。3、2、1。「スピードデュエル。」」

最初から調子狂い始めた。

 

「まずはフラクタル、君からだよ。」

 

「僕は手札からモンスターをセット。カードを1枚セットしてターンエンドだよ。」

 

「私のターン、ドロー。私はトリックスター・フクジュウソウを召喚。効果によりレベル3以下のトリックスターモンスターをもう一度、通常召喚が出来る。私はトリックスター・ヒヨスを召喚。現れて、夢と希望のサーキット。」

早速リンク2か。

「召喚条件はトリックスターモンスター2体、トリックスター・ホーリーエンジェル。」

 

「早速リンク2か。」

 

「そうだよ。トリックスター・ヒヨスのモンスター効果、リンク素材になった時にリンク先に特殊召喚する。」

 

僕が伏せたカードは破壊リングというカード、そうこのカードはブラフだ。

誰も入れないカードだけど、おもちゃ箱と組み合わせれば使える。

けど、おもちゃ箱は手札には存在ない。

「バトル、ホーリーエンジェルでリバースモンスターを攻撃。」

 

「伏せモンスターは星杯を抱く少女だよ。」

 

「まさか、守備力が攻撃力を上回るなんてね。ターンエンド。次は君の番だよ。」

ブルーエンジェル

Lp4000-100=3900

 

 

「僕のターン、ドロー。」

僕は葵ちゃんに何か異変を感じ初めていた。

異変はデュエルで確かめるしかない。

「僕は巫女でリンク召喚、現れて星杯竜イムドゥーク。更に、星杯の妖精 リースを召喚。リースの召喚時、効果発動。星杯(星遺物)を手札に加える、そしてリースをリリースして現れて星遺物ー『星杯』。リースの効果、星杯を壊す事(墓地に送る)で自身を手札に戻す。」

 

「それで星杯モンスターを2体出すのね。」

 

「その通り、現れろ。星杯に誘われし者と星杯に選ばれし者。カードをセット。」

此処に彼女がいないのは僕のせいだ。

 

「現れて、世界を照らす収縮回路。召喚条件は星杯モンスター2体。イムドゥークと選ばれし者でリンク召喚。現れよ、星杯剣士アウラム。イムドゥークの効果でリースを特殊召喚。アウラムは星遺物の分だけ攻撃力をあげる。リソース・アクセス。」

星杯剣士アウラム

攻2000→2300

このデュエルしてから暫くしてしったのだけど

お互いにアナザーウィルスに感染したらしい。

 

「バトルだ、アウラムでホーリーエンジェルを攻撃。」

 

「ふふ、君って甘いのね。手札からトリックスター・キャベロインを捨てて効果を発動。元々の攻撃力を加える。」

 

「それじゃあ、反射が1700もあるわけか。」

 

遊巳

LP4000-1700=2300

 

「ターンエンド。」

 

「私に全ての力を見せてよ。ドロー、私はトリックスター・キャンディナを召喚。効果でトリックスター・ライトステージを手札に加える。」

 

「更にライトステージ発動ってわけだね。」

 

「うん。トリックスター・ライトステージを発動してトリックスター・リリーベルを加える。そして、ドロー以外で加わったからリリーベルを特殊召喚。」

葵ちゃんのフィールドには4体のトリックスターが存在していた。

このデュエルに勝てるだろうか、いや精々堂々と戦う事が

一番だと思う。

友人としてではなく、友達として。




文章ガタガタでごめんなさい。感想待ってます。
次回の予告 闇に堕ちた者達
僕は転生条件を思い出せない。
僕の事を知る彼女が語る真実。そして、今だから
語る彼女の想いとは。
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