遊戯王VRAINS また君と笑いあえるその日まで 作:襷木綿
疑問が…。
の親は健全な親でしたね。(遊巳から目を逸らす)
現実世界→ ヴレインズ
↓
トロイメライ
ではなくて
現実世界 → ヴレインズ →トロイメライ
です。
9話 逆夢の兆し!?
私はリースの力を借り7つの星遺物を遊巳に見せる。
「これが星遺物。デッキに入れれば瞬く間に馴染む。」
「暦ちゃんも言ってたね。」
「暦って誰?君は私だけを見ればいいんだ。前世だってずっと、君のデッキに入れてもらってた。嬉しかった、だから私は君を追って転生した。」
「僕は転生者なのか?」
「覚えてないのね。君が罪を犯したから
「僕は一体、何をしたんだ?」
「君は自殺した。」
私は遊巳が此処に来るまで伝えるべきか悩んでいた。でも、真実を知って欲しかったから
全てを伝えた。
「何故、自殺したんだ?」
「それは知らない。でも、君は最後まで
トロイメライではお腹が空く事は無い。現実世界の4倍で動いているのだとしたら
僕が此処に4日間ずっといても向こうではたった1日でしかない。
夢の国みたいで嬉しかった。僕は一体、前世で何をしたんだろう。
僕は以前、此処に来た事がある気がした。
僕はこのまま現実には戻りたくない。
現実では辛い事ばっかりだ。アナザー事件の事はもう2年前の事だからほとんど
覚えてない…2年前?
アナザー事件からどうやって僕は助けられたっけ?思い出せない。
僕は本当に助けられた…のか?
「君は本当に馬鹿だよね。ハノイが私自身にウィルスを盛っていたせいで君がかかるなんてね。」
「じゃあアナザーウィルスって僕と君、2人にかかったという事?」
「うん。だから、私は夢幻崩界イヴリースとなり。君は昏睡状態になりって感じだね。」
リースがウィルスか、これで彼女は元に戻るのかな。
「戻らないよ。戻っても力になれる事はないから、今のままで力を貸す。」
「トロイメアはウィルスであってウィルスではない。」
「そろそろタイムリミットが近づいてるから、早めにログアウトしよう。その前に受け取りなさい。悪夢が正夢になる事は殆どないから。」
彼女の手にはグリフォンとゴブリン、そしてマーメイドが握られていた。
「私は貴方についていく。これからもずっとね。」
イヴちゃんの周りに漂っていた1つの光が大きく僕とイヴちゃんを包み込んだ。
3→2
「まぁ、トロイメライはヴレインズとは隔離されているから不正アクセスだと思われるから気をつけてよ。」
「此処は何処だよ?」
「ヴレインズだよ。トロイメライは生命体が沢山存在する。」
「これからどうするの?」
「星遺物を集めるに決まってるじゃない。あの場所は外部から襲撃があったんだ。それを修復する為に必要なんだ。私に協力してくれないと君の身にどうなるかわからないよ?」
「はいはい。ってログアウトするんじゃなかったの?」
「このまま時間切れになってもいいんだよ?君は私のものになるんだし。」
時間切れとは僕の死を意味しているのは明白だった。
でも、トロイメライの世界には1時間もいていないはずだ。
それにトロイメライの4分の1で現実は進んでいる筈なんだけど。
私は現実世界に身体は無い。データのバックアップなどが出来るのは
私がデータだから出来るだけ。だから、私は遊巳のデュエルディスクに
自身を送信した。これからずっと遊巳といる為にね。
「現実世界を見る事は出来ないよ?」
僕は一刻も早くログアウトしなければならないような気がした。
でも、僕は戻りたくない=死にたいとも思った。
「結局、カードだけだったんだから。独りぼっちの僕は君にいつも励ましてもらったんだ。」
僕は前世からずっと独りぼっちだったんだから。
そこだけは覚えている。いや、そこしか覚えていない。
「ねぇ、遊巳。どうして君が転生したのか知ってる?」
私は遊巳に話しかける。
「さっき、君は知っていないって言ったじゃん。」
「少しだけなら知ってるんだよ。君は全てを救いたいと願った。葵ちゃんを特にね。」
「そうなんだ。」
「まぁ、今だから言えるけど。私はバッドエンドになっても構わない。
でもね、今を大切に生きて欲しい。」
私はアナザー事件の時からずっと遊巳だけを追いかけてきた。
それに私達が転生した理由も思い出さないとね。
私は遊巳を現実世界へとログアウトさせたのだった。
次回 捨てられた記憶
僕がログアウトすると見慣れないベッドに寝かされていた。
此処が病院だと知ったけど様子がおかしい。
被験者になり続ける者は全てを敵に回す為、悪夢を
手に入れた。
「ごめんなさい、僕は貴方達を憎みます。
決別する少年と銃弾を貫く青年のデュエル