バイオハザード・改~恨みの利用~   作:Naveruzu

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主演者挨拶

オッス!俺は武田 清継!この作品とバイオハザード~恨みの利用~の主人公だ!かれこれ6日間経ったけど、面白いか?まだこの作品は続くから楽しんで読んでくれよ?では本条ワールドへ行ってらっしゃ~い!



第六話~情報と推測~

2016年11月25日 9:00

~狭山茶後藤-縁側テラス~

 

武田『うーん…何故かなぁ………』

 

俺の名は武田 清継。刑事課長室で作戦を実行してから早30日が経った。俺は懸命に働いたおかげで川口刑事課長の側近に成っていたのだが……まだ問題が有った。

 

武田『なかなか掴めん!後残り8人をどう調査したら良いのか………。』

 

そう、まだスパイについての情報が無い。川口課長によると、あの事件のあとに瑞穂警察へ入った新人警官は13人らしい。その中の5人を徹底的に調べたが未だ情報を掴めていないのだ。

 

武田『ハァ……しかし、ここは本当に落ち着くね。狭山茶後藤店は。』

 

俺は今、狭山茶後藤と言う店に来ていて、その中の縁側に設置してある席で作戦の強化を考えながらお茶を飲んでいた。すると誰かが俺に話し掛けたのだ。

 

?『随分とお困りのようですね、武田さん。』

 

武田『ん?おっ!お前は店長の光世じゃねーか!久し振りだな!元気にしてたか?』

 

後藤『はい、久し振りですね武田さん。』

 

俺に話し掛けた奴は後藤 光世という人で、あの事件である“赤嶺研究所事件”にてしんでしまった後藤 武の兄に当たるとても真面目な人物だ。偶然にも、俺が警官を辞めたときに光世も警官を辞め、今や代々続く店の店長をしている。

 

後藤『武田さん、警官復帰おめでとうございます。』

 

武田『いや~ありがとな。それにしても今日の茶も上手いね~。後藤園の狭山茶はさ。』

 

後藤『はは、ありがとうございます。…と、ところで武田さんは一体何に悩んでいるのです?』

 

武田『うーむ、実はな、瑞穂警察署内にミズホ・アンブレラ社のスパイがいるんだが…』

 

後藤『えっ!瑞穂警察署にミズホ・アンブレラ社のす、スパイが居たんですか?』

 

武田『あぁそうだよ。その事についての対策が難しいところなのだよ。』

 

後藤『つまり、情報が余りないがゆえにどうしたらもっと効率よく情報を得られるかでお悩みなんですね?』

 

武田『そうだ光世よ。なかなか出てこなくてな、実に困っているんだ。』

 

後藤『そうですか…』

 

後藤がそう言ったあと、しばらく静かに成る。だが、後藤がまた再び口を開く事によって急展開に向かう。

 

後藤『スパイを聞いて思い出したのですが…実は私、怪しい人を見つけたんです。』

 

武田『ブッハァ!』

 

俺は考えながらお茶を飲んでいたので、その一言で聞いた瞬間に吹いてしまった。

 

武田『ゲホッゴホッ!な、何だって?』

 

後藤『だ、だから、怪しい人を見つけたんですって言ったんですよ。』

 

武田『ほ、ほぅ、そ、そりゃ良い情報だ。で、それは誰何だ?』

 

後藤『はい、名前は笹平光継と言って、情報処理を担当する男性です。』

 

一応紹介する。笹平 光継とは、ウィルスを投与してないのにも関わらずそれに準ずる高い身体能力を誇り、パソコンも扱えるエリート階級の警官だ。

 

武田『笹平 光継?奴は赤嶺研究所の事件が起きる以前からいるエリートだぞ。そいつの何処が怪しんだ?』

 

後藤『あくまで僕の推測何ですが、情報処理をしているくらいですから何かしらの極秘ファイルを所有している可能性があります。』

 

武田『まぁ確かにな。だが古いスパイは全員撤退したぞ。』

 

俺がそう言うと、何処からかスパイ状況の資料を持ってきた。驚きながら後藤に聞いた。

 

武田『な、何故後藤が持っている?』

 

後藤『実は私も単独調査をしていまして。つまり、武田さんと同じ様に赤嶺研究所事件を調べていたんですよ。』

 

武田『そ、そうなのか。じゃあ何故素人のふりをしたんだ?』

 

後藤『すみません、私意外と理解が遅いんです。そのせいで他人事みたいな対応をしてしまったのです。本当にすみません。』

 

武田『そ、そうか。ま、まぁ良いよ…で、資料で何が分かるんだ?』

 

後藤『はい、実はですね。この資料を詳しく調べた結果、ある単純な方法で分かったんです。』

 

武田『ほぅ、じゃあ見せてみろ。』

 

俺はそう言いながら、後藤から資料を受け取る。その資料にはこう書いて有った。

 

―瑞穂警察署スパイ状況―

 

2016年7月16日

-撤退-

佐原佐之助

佐田大雅

田中英策

伊坂弥太郎

来光結城

三島拓斗

辻本幸左エ門

辻井愛華

具島愛莉

2016年7月17日

-参入-

羽崎雄大

丁田博史

保田美智

内里亜紀

印田直治

 

 

しばらく読んでいたが、サッパリ分からなかったので、俺は後藤に問い掛ける。

 

武田『……これがどうしたというのだ?』

 

後藤『分からないですか…では次に僕の書いたものを縦に読んでみて下さい。』

 

俺は言われるがまま縦に読んで見たのだが、まだ分からなかった。

 

武田『“佐佐田伊来三辻辻具羽丁保内印”だな。』

 

後藤『まだ気づかないですか?』

 

武田『あぁそうだよ。』

 

後藤『…じゃあ次はそれをカタカナで書いて見てください。』

 

そう言われた俺は、近くに有った紙に後藤が書いたものをカタカナに書き直した。

 

-ササタイライミツジツジグハチョウホウイン-

 

武田『書いたぞ。次はどうするんだ?』

 

後藤『じゃあ次はジを2つ、イを1つ抜かしてみて下さい。そしたらピンと来るはずです。』

 

俺は言われるがままその文字を抜いた。すると俺は有ることに気付いてしまった。

 

武田『こ、これは!“ササタイラミツツグハチョウホウイン”と成った!と言うことはこれを文に直すと“笹平光継はミズホ・アンブレラ社の諜報員”!』

 

後藤『こう言うことです武田さん。私が何故怪しいと言ったのか。それはこの単純な読み方から来ているのです。』

 

俺はあくまで推測と考えておきながら、後藤 光世の監察力には感激した。たぶん川口課長も知らないのかもしれない。俺は後藤にこう話しかけた。

 

武田『凄いじゃないか!ここまで確実に調べているとは!川口課長に教えたら驚くぞ!』

 

後藤『はい、ありがとうございます。』

 

武田『他に情報は無いのか?』

 

後藤『はい、更に私も警察署内の警官を全て調べたのですが…実際上存在しない人が居ます。』

 

武田『やはりそうか。俺もづくづく気づいていたんだがな。お前は調べるの早いし確実だな。』

 

後藤『いやはやそれほどでも有りませんよ~。』

 

そうやって照れる後藤を見て、俺はまだ解けない疑問を聞くためにまた話しかけた。

 

武田『おい、後藤。』

 

後藤『はいなんです?』

 

武田『お前は何故、こんなにも真剣に調査に取り組んでいるんだ?』

 

俺がそう聞いた途端、後藤は少しうつむきながらこう話してくれた。

 

後藤『武田さんはあの事件をどう思います?』

 

武田『へ?あ、まぁ皆を危険な目に会わせやがってって恨んではいるが…』

 

後藤『私は…弟を殺されてとてつもなく恨んでいるんです!あの“ミズホ・アンブレラ社”をね!』

 

武田『!』

 

俺は気の優しい後藤 光世がこんなにも怒りを露にしたのは初めて見た。俺は少し間を開けて喋り出した。

 

武田『ま、まさか、後藤。ミズホ・アンブレラ社を潰すために……』

 

後藤『そうですよ!弟をあんな化け物のいる敷地内に行かせたミズホ・アンブレラ社と言うブラック企業が凄く憎い!』

 

武田『そ、そうか。』

 

俺は後藤の怒りに少し引きながらも、少し考えてこう話した。

 

武田『じゃあ手伝ってやろうか?その復讐をさ。』

 

後藤『え?ほ、本当ですか?武田さん!』

 

武田『あぁ本当だ。』

 

後藤『あ、ありがとうございます!』

 

武田『いやいや、俺も沢山の仲間を殺したミズホ・アンブレラ社に腹をたてていたところだ。お前と同じ恨みを持つものだから手伝ってやろうかなって思っただけだ。』

 

後藤『武田さん……!』

 

武田『その為には、情報をより細かく得ることが必要だ。お前、協力出来るか?』

 

後藤『勿論です!この調査を全面的に支援しますのでミズホ・アンブレラ社を共に潰しましょう!武田さん!』

 

武田『あぁ宜しくな。後藤。』

 

俺は後藤の熱意にちょっと後ろへ引いたが、こうして赤嶺研究所に関する調査がより細かく進展する事となった。

 

武田『しかし………』

 

後藤『ん?ど、どうしたんです?』

 

今のやり取りで謎が解けたが、テーブルに置いてある資料を再び見るとまた新たに謎が出来てしまった。

 

武田『何故こんな謎解きみたいな感じで資料が有るのだろうか…。』

 

そう、何故分かるように工夫がされていた資料が有るのかに今度は疑問を抱いていた。これには流石の後藤にも分からないらしい。

 

後藤『それもそうですね。何故こうして謎解き形式にしたのか私にも分かりません。』

 

武田『そうか。』

 

後藤『まぁこれはあくまで私の予測する考えですので、外れるかもしれません。』

 

武田『それもそうだな。ま、その事は後に考えるとして、取り敢えず笹平光継の監視と聴取だな。』

 

後藤『そうですね。』

 

俺はそう言いながらカウンターに行き、お茶セットのお代を出した。

 

後藤『はい500円丁度お預かりします。ご利用ありがとうございました!またのご来店をお待ちしております!』

 

武田『おう、お前のお茶は上手いからまた来るぜ。』

 

そう後藤に言って出ようとしたが、ふと言いたいことを思い出し、振り返って後藤にこう告げた。

 

武田『あーそうだ、お前も近いうちに警官へ復帰するんだよ。』

 

後藤『はい!それはもう考えてありますのでご安心を。』

 

武田『そうか、じゃあまたな。』

 

俺は後藤の返答を聞くと店を出て行き、その足で瑞穂警察署に向かったのであった。

 

 

 

 ――――――――――

~????~

 

?『F.W様』

 

?『何だ。』

 

?『Pl.S様からの連絡が来ましたので報告を。』

 

F.W『うむ、申せ。』

 

?『はい。今、瑞穂警察署にゴハン・レッドフィールドが戻ってきたとの話が…』

 

F.W『ゴハン・レッドフィールドか…他には?』

 

?『は、アリソン・クルーズがあの事件の翌日に撤退し、その翌日に参入した警官を調べています。』

 

F.W『そうか。』

 

?『他の情報もお聞きになられますか?』

 

F.W『いいやもうよい、下がれ。あ、奴にはあの土地で生物災害を惹き起こす際は気を引き閉めて事を行えと伝えろ。』

 

?『かしこまりました。F.W様。』

 

F.W『フフフ…覚悟しろよ?ゴハン・レッドフィールド。フハハハハ!!!』

 

 




イヤッホ~!私の名は後藤 光世で~す!この話で初登場を果たしたのをリメイク通して思い出します!懐かしいです!

さて次回のバイオハザード・改~恨みの利用~は、第七話~聴取と証言~。ではまた何処かで会いましょう~!

作者感想

“バイオハザード・改”は基本的に4,000文字を絶対数値にして投稿しています。たまに4000文字行く話も存在しますがね。では、また明日会いましょう!以上作者の本条 信治でした~。

第六話終了
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