バイオハザード・改~恨みの利用~   作:Naveruzu

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主演者挨拶

よう、私の名は本条 信治だ。まともな奴が居なかったから大丈夫かなと思っていたが、今やどうでもいい。とにかくこの作品を楽しんで読んで欲しいと思うぞよ。ではどうぞ。
(武田:隊長もどうかしてるぞ…)



第七話~聴取と証言~

2016年11月27日 11:27

~瑞穂警察署-事務課~

 

武田『アイツだな?笹平光継ってのは。』

 

俺の名は武田 清継。俺はあの後、瑞穂警察署に戻り、川口刑事課長に報告。そして今は川口課長と共に、瑞穂警察内に有る事務課に来ていた。俺は後藤から渡された資料を基に事務課一帯を見渡す。するとパソコンの所に奴が居た。

 

川口『どうやら奴はパソコンに情報入力をしているようだぞ?取っ捕まえるか?』

 

武田『待ってください。ちょっと様子を見ましょう。』

 

川口『そうだな。』

 

パソコン≪カチカチカチカチカチッ≫

 

笹平『よし完了。さてと“あの施設”に行くか。』

 

俺達が隠れてみていると、笹平 光継と言う男は何か呟いて自分の席をはずした。

 

武田『“あの施設”?』

 

川口『ん?どうしたんだ武田君。』

 

武田『いや、アイツが言った“あの施設”でちと引っ掛かってな。』

 

川口『そうか、それよりアイツがどっか行くぞ?着いてかないで良いのか?』

 

武田『そ、そうですね。では行きましょう!』

 

俺はそう言ったあと、川口課長と共に移動する笹平を追いながら無線機で他の仲間と連絡をとる。

 

武田『おい、笹平が席を離れたぞ。皆所定の位置に着け。』

 

無線≪了解≫

 

そうやって皆の返答を確認すると、銃を構えて笹平の後ろを着いたのであった。

 

 

2016年11月27日 11:33

~瑞穂警察署-休憩スペース~

 

笹平『フゥ…』

 

武田『あなた、ちょっと止まりなさい。』

 

俺と川口課長はしばらく尾行し、休憩スペースで止まった笹平を関係者で囲んだ。

 

笹平『へ、は、何?』

 

武田『あなたが笹平さんですね?』

 

笹平『は、はい、なんですか?』

 

川口『貴方をスパイ容疑でしばらく隔離します。署長からの許しも得ている。さ、質問室にきたまえ。』

 

笹平『へ?な、何て言うことです?』

 

武田『とにかく質問室に来い。』

 

笹平『な、何のことだかサッパリなんですが…』

 

武田『署長お許しの命令だ。大人しく従うんだ。』

 

こうして混乱する笹平 光継を捕まえ、川口課長を先頭に笹平を囲むようにして質問室に向かって行った。

 

 

2016年11月27日 11:48

~瑞穂警察署-質問室~

 

武田『さぁ白状しろ。お前はミズホ・アンブレラ社のスパイだな?』

 

笹平『だから、スパイじゃないって言ってるじゃないですか。』

 

川口『いい加減にしろ笹平!』

 

俺は川口課長と共にミズホ・アンブレラ社のスパイの疑いのある笹平光継に質問していた。

 

笹平『本当に私はミズホ・アンブレラ社のスパイじゃ有りません!』

 

川口『貴様!』

 

武田『まぁ落ち着いてください課長。で、お前は7月14日に何していた?』

 

笹平『パ、パソコンゲームしてました。タイトルは“青鬼”っていうゲームでして……。』

 

川口『ゲームのタイトルを聞いとるんじゃない!一日何していたと言う事だ!』

 

武田『まぁまぁ。その日何していたかを具体的にこの紙へ書きなさい。』

 

俺は笹平に紙とペンを渡すと彼はすらすらと紙に書き始めた。

 

 

-1時間後-

 

笹平『書きました。』

 

笹平が書き始めてから約1時間が経過していた。彼は俺に紙とペンを返却した。

 

川口『どれどれ見せて見ぃ。』

 

武田『川口課長はまだ待ってください。』

 

そう言って俺は笹平の書いた紙と目撃談やネット利用時間等を基にした資料を確認する。

 

―――

~笹平筆時間表~

2016年7月14日

 

6:30 起床

6:35 朝飯

7:00~7:40 出勤

8:11~8:49 パトロール

8:50~10:30 情報処理

11:00~12:00 パトロール

12:10~13:20 情報処理

13:30~13:50 昼飯

13:55~15:05 情報処理

15:10~16:00 パトロール兼帰宅

16:00 夜飯、風呂、就寝

 

 

武田『パソコンゲームをやっていたっていうのは何処だ?』

 

笹平『情報処理の時間帯なら休憩時間にやっています。』

 

武田『う~ん、川口課長。この資料と読み比べてみてください。』

 

俺は気になる点を川口課長に見せた。

 

―――

~調査による推定時間~

 

7:00~7:40 出勤

市民証言)車で通勤しているところを目撃した。

 

8:11~8:49 パトロール

市民証言)白バイで何やら急いで他の場所へ向かっていた。普段は安全運転なのに。確か時間は大体8:20~8:30ぐらいの間だった。

市民証言)隔離されたアンブレラの旧研究所に入っていくのを目撃した。何やらケースを持って白バイに乗った。時間にしたら大体8:35~8:41ぐらいだった気がする。

 

8:50~10:30 情報処理

警察署内)何か急いで資料を移していた。なんの資料だ?と聞くと笹平はびくった様子でこっちを見ながらパソコンを閉じた。何かおかしかったな。

仙林)笹平は何か急いでいたな。聞いたら仕事が多いって返された。プリンターで何かを印刷していたようだ。印刷を終えたら、今度はケースを持ってパトロールに行ったよ。

 

11:00~12:00 パトロール

市民証言)白バイに乗ってまたアンブレラの旧研究所にケースを持って訪れたわ。警官なのに一帯何してるんだろうね。

 

12:10~13:20 情報処理

兜屋)奴はこの俺にアンブレラ社の事を聞いてきやがった。何が目的なんだろうて思いながら教えた。終わると1000円をくれたんだ。その日の笹平はおかしいなと思ったよ。

仁田)笹平の奴、アンブレラ社の資料をくれと頼んできた。潰れた会社の情報を知って何がしたいんだろうな。

 

13:30~13:50 昼飯

警察署内)食堂に行ったら笹平が出てきて、俺は“あれ、食堂は?”と聞いた。すると奴は別の警察署に友がいるから一緒に飯を食いに行くって言ってそんまんま歩いていった。

 

13:55~15:05 情報処理

異変なし

 

15:10~16:00 パトロール兼帰宅

異変なし

 

16:00 夜飯、風呂、就寝

市民証言)彼はあるスナックに行ったわ。普段は夜間を出歩かない大人しいのにね。

 

 

武田『どうです川口課長。こんなに目撃情報が有るんですよ?』

 

川口『有無、確かにな。彼は普段そんなことしない。何かあるな?』

 

俺達は笹平が何か隠し持っていると確信して質問を続けた。

 

川口『おい笹平。』

 

笹平『はい何でしょう。』

 

川口『8:11~8:49のパトロールにお前、何やったん?』

 

笹平『普通にパトロールですよ。』

 

武田『じゃあここに変わった目撃情報が有るのは何でだ?』

 

俺は笹平にパトロール部分の目撃情報を見せた。すると奴は少し焦りが見えたが、平気な顔に戻って何かの間違いですよと返してきた。俺達は次の資料を見せた。

 

武田『これはお前が使っていた白バイの記録だ。ここに急激のガソリン減りと書いてあったぞ。』

 

笹平『え?あ、だ、誰かが使ったんでしょう。』

 

川口『あのな、一日で急激にガソリンが減ってんねん。一人でこんな量に成るか?』

 

笹平『そ、それは……。』

 

武田『それは何だ?』

 

俺が聞いた後黙り混んでしまった。しばらく待っていると、笹平からこんな返答が来た。

 

笹平『貴方達の情報が正しいです。』

 

川口『フン、やっと白状したか。』

 

笹平『す、すみません。』

 

武田『全く…』

 

川口『で、何でスパイに成ったん。』

 

川口課長が笹平に疑問を問うと、笹平は少し間を開けてから喋りだした。

 

笹平『それは、黒服と取引を行っていたからです。』

 

武田『黒服?…その黒服とはいつ頃あったんだ?』

 

笹平『約6年前です。』

 

川口『ろ、6年前?』

 

武田『その間は何の情報を提供した?』

 

笹平『瑞穂警察署の行動です。あと、土地の再利用等の調査や警察署の監視です。』

 

川口『た、沢山有るな。』

 

武田『…何で引き受けたんだ?』

 

笹平『………俺の弟が危ないんだ。』

 

川口『ヘ?』

 

武田『お、弟?』

 

俺達は笹平に兄弟が居たことに驚いた。驚いて言葉が出なかったが、しばらくして俺が口を開く。

 

武田『お、お前に兄弟が居たんだな。正直驚いている。』

 

笹平『そうだろうな。例え親しい人でも家族の事は喋らない。相手がスパイの可能性が有るからな。』

 

川口『………で、弟が危ないと?理由を聞かせてくれ。』

 

笹平『はい…実は約6年前、久し振りに姉と弟と俺で墓参りに行ったんだ。』

 

川口『墓参り?』

 

笹平『俺の親が石江・杉田騒動で死んだ。』

 

川口課長が聞くと、笹平は辛いながらも言った。因みに石江・杉田騒動とは、1999年~2010年まで及んだ第二次戦国時代の末期に行われた大戦。東京都内で約30万人の犠牲者を出したひざんな時代だ。笹平が悲しんだので少し戸惑うが、話を続けた。

 

武田『悲しんでいるところすまんが、墓参り中に遭遇したのか?その黒服に。』

 

俺がそう言うと、笹平は目を擦りながら言った。

 

笹平『いや、墓参りの帰り途中に黒服と遭遇した。俺と姉は逃げたが弟が逃げ遅れたために捕らえられ、交渉材料として人質にされたんだ。』

 

川口『そうか……で、スパイの条件を引き受けたんだな?』

 

川口課長がそう言うと、笹平は目を擦りながら頷いた。それを見た俺はこう話した。

 

武田『そうか。すまんな、ミズホ・アンブレラ社の質問に応じてくれて。だが一つだけ聞かせてくれ。』

 

笹平『何だ?』

 

武田『何故、“あの施設に行くか”って言ったんだ?』

 

笹平『あれはミズホ・アンブレラ社の小作事業所に行こうとしたんだ。』

 

武田『ミズホ・アンブレラ社の小作事務所?』

 

笹平『そこに俺の弟がいる。俺は全ての責任を負って戦いに挑むつもりだったのさ。』

 

そう笹平が答えた後、しばらく静かに成るが、俺は少し考えて笹平に向かいこう言った。

 

武田『じゃあ俺がその任務を背負ってやる。』

 

川口・笹平≪え?≫

 

武田『だから、お前の弟を救いに行くって言ったんだ。』

 

笹平『い、良いのか?』

 

武田『何の理由も無く敵側のスパイに降ったなら協力はしないが、今の状況だと違う。俺も荷を担ぐの手伝わせてくれよ。』

 

笹平『あ、ありがとう…。』

 

武田『良いって事よ。まぁ今日は遅いから、休憩所に泊まってけ。また明日事情聴取するからな。』

 

笹平『分かりました。』

 

そう言って俺は笹平を休憩所にて泊まらせ、俺と川口課長は帰ったのだった。

 

 




イヤッホ~!俺は笹平 光継だ~!俺には笹平 彦継と言う弟が居るんだ!どうかよろしくな!

さて次回のバイオハザード・改~恨みの利用~は、第八話~潜入と異変~。俺はこう言うの苦手だからきるぜ!あばよ!

作者感想

どうも、作者の本条 信治です!今ですね、また別のリメイク作品を作ってます!勿論この作品と両立してます。結構時間が過ぎていきますね。私も余りこう言うの得意ではないので終わりにさせて頂きます。では。

第七話終了
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