新庄雄太郎俊作集 JR列車旅行事件簿   作:新庄雄太郎

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今回は、桜月さんの「妹たちと幼馴染」とコラボします、ところが達仁と穂乃果達が
春の軽井沢に行くため、L特急「あさま7号」に乗って長野方面へと向かった。
ところがグリーン車で男性の毒殺死体が発見された、犯人は軽井沢へ逃げ込んでいた
そしてRoselia達を救うことが出来るのでしょうか


乗り鉄探偵南 達仁シリーズ ヨコカル11.2キロの殺意・悪夢を呼んだ凶悪犯罪

音ノ木坂学院に通う高校生探偵の南 達仁は、4月29日にヨコカルを見に行くことになった。

 

達仁の他、幼馴染の穂乃果と海未と真姫と希と一緒に長野へ行く事にしました。

 

「ヨコカルを見たいんだよ、ヨコカル」

 

と、いわれて、達仁は、何かの暗号化と思ってしまったのだが、ヨコは、横川、カルは、軽井沢のことだという。

 

「横川と軽井沢の間が、碓氷峠で、勾配がきついから、電気機関車を特別につないで、押していくんだよ。」

 

と、穂乃果がいう。

 

達仁も写真で見たことがあったが、達仁と穂乃果が横川と聞いて最初に思い出したのは、駅弁のことだった。

 

 峠の釜めしである。

 

上野駅

 

達仁と穂乃果と海未達は、上野から信越本線経由の午前9時00分発の長野・妙高高原行

のL特急「あさま7号」に乗った、9両編成の列車だった。グリーン車が1両連結している。

 

達仁達は、5号車の指定席の切符で乗り込んだ。

 

達仁は長野へ行くときは「あさま」に乗るのが楽しみでもある、ことりと花陽も、連れて行こうと思っていたのだ

 

が、ことりは母親の実家へ、花陽は昨日から風邪をひいていたので代わりに真姫と希を誘うことになった。

 

「あさまの乗るのは、もう何回乗ったかな。」

 

と、達仁は「あさま」の車窓を眺めていた。

 

ファーン、ピィーッ

 

と、「あさま」は警笛を鳴らした。

 

9時20分に大宮に到着した。

 

穂乃果は、カメラを持って立ち上がった。

 

「どうするんだ。」

 

と、達仁がきくと、

 

「車内探検だよ」

 

「他人に迷惑かけるなよ。カメラを向けられると、嫌がる人だっているんだから」

 

「うん、わかった。」

 

穂乃果は、あさま7号の中を探検した。

 

30分後、穂乃果は嬉しそうに戻って来た。

 

「ねぇ、ねぇ、達仁に海未ちゃん。」

 

「どうしたんです、穂乃果。」

 

「車内探検したらあったんだよ。」

 

「誰に会ったんだよ。」

 

「今人気のバンドチームだよ。」

 

「どんなバンドチームだ、男か、女か。」

 

「うんうん、今人気のガールズバンドだよ。」

 

「ガールズバンド?。」

 

「わかった、Poppin'Partyだ。」

 

「ブーッ、はずれ。」

 

「うちわかったよ、Roseliaや。」

 

「ピンポーン、その通りだよ希ちゃん。」

 

「穂乃果、そのバンド知ってるの。」

 

「海ちゃん、Roseliaはね花咲川学園のガールズハンドだよ。」

 

「へぇーっ、穂乃果、Roseliaに会ったのか。」

 

所が、そのあさま7号の車内に事件が起きるとは、誰も予想しなかった

 

まもなく、「あさま7号」は横川に着いた。

 

 穂乃果と真姫はカメラとテープレコーダーを持って、横川の重連の電気機関車が連結される時の写真と音を録音

 

すのだ言う。

 

 達仁は、横川の峠の釜めしと玄米弁当を買った。

 

あさま7号・車内

 

「写真は、撮れたかね。」

 

と、達仁と穂乃果にきいた。

 

「写真はいっぱい撮れたよ。」

 

「そうか。」

 

達仁達は峠の釜めしと玄米弁当を食べていた。

 

「穂乃果、そのRoseliaってどこに乗ってたの。」

 

「えーと、指定席の6号車に居たけど。」

 

「へえーっ。」

 

駅弁を食べ終わった後、その時。

 

「キャーッ。」

 

と、グリーン車で1人の女性の悲鳴が聞こえた。

 

「グリーン車の方だ、行って見よう。」

 

達仁と海未と穂乃果は、グリーン車へ向かった。

 

「どうしたんですか。」

 

「人が、人が死んでるんです。」

 

「何だって、海未、車掌を呼んで来い。」

 

「わかりました。」

 

特急「あさま7号」は3分後に小諸に着いた。

 

「どこだ、死体が見つかったのは?。」

 

「3分後に着いた、あさま7号のグリーン車に。」

 

「死んでるのは、元女子校の教師のようです。」

 

「ねぇ、一体何があったの?。」

 

「あさまのグリーン車で人が死んでるみたいよ。」

 

「7号に乗ってる人は知ってる人かもしれないから。」

 

「よしっ、グリーン車に行って見よう。」

 

あさま7号・グリーン車内

 

「あっ、早川先生だわ。」

 

「何、その人知ってるのか?。」

 

「ええ、私が1年の時の副担任だったんです。」

 

「なるほど、じゃああなた達は花咲川学園高等部の。」

 

「はいっ、俺は氷川星人、Roseliaのマネージャーをしています。」

 

「私は、湊 友希那、Roseliaのリーダーをしています。」

 

「私は、氷川 紗夜です。」

 

「私は、今井リサ。」

 

「私は、宇田川あこです、花咲川の中学生です、と言ってももうすぐ受験なんです。」

 

「なるほど、高校2年生と中学3年生か。」

 

「花咲川学園って前は女子校だったんでしょ。」

 

穂乃果は言った。

 

「ああ、3年前に学園の方針で共学に変わったんだ。」

 

「それで、男子生徒がいるのね。」

 

星人達は、小諸で上り列車で中軽井沢へ向かった。

 

「長野県警の竹山です。」

 

「あっ、あなたは確か。」

 

「戸隠神社の殺人未遂の時の。」

 

「やっぱり、毒殺ですか?。」

 

「ええ、恐らくな詳しいことは解剖待ですが、恐らく毒殺かと。」

 

「可能性があるな。」

 

「恐らく犯人は、あさま7号を何処かの駅で下車した可能性もある」

 

「そうか、犯人は軽井沢駅か中軽井沢駅に下車した可能性が高いと。」

 

「そうか、犯人は軽井沢駅に下車したんだ。」

 

 

小諸駅

 

「被害者は花咲川学園の数学教師本条雅史さん、26歳です。」

 

「数学教師か、何でグリーン車に乗ってたの。」

 

「ねぇ、この缶コーヒーに毒物が混入してたんじゃない?」

 

「そうだね、」

 

「恐らく、ヒ素かアジ化ナトリウムの可能性がある。」

 

「ようするに、犯人は毒入りの缶コーヒーを渡したって事ね。」

 

「ああ、乗客の中に犯人がいるって事ね。」

 

「じゃあ、犯人は恐らく。」

 

「奴が行くとしたら、軽井沢だからな。」

 

「軽井沢、そう言えばRoseliaの人達は軽井沢に行って合宿するって。」

 

「本当か、真姫。」

 

「よしっ、小諸を見物した後。」

 

「明日は、軽井沢へ行くぞ。」

 

「うん。」

 

次の日、達仁と穂乃果達は、小諸を見物した後、下りのあさま号に乗り、中軽井沢に向かった。

 

「達仁、まさか犯人が分かったの。」

 

「ああ、犯人は軽井沢に入るよ。」

 

「つまり、犯人は缶コーヒーに砂糖と見せかけてアジ化ナトリウムを混入したんだ。」

 

「その缶コーヒーを本条先生が飲み、殺害した。」

 

「なるほど。」

 

「星人達は、狙われる可能性が。」

 

「やっぱり、合宿に狙うのよ。」

 

「恐らくな。」

 

 

軽井沢

 

一方、Roseliaと星人達は軽井沢の合宿先でバンドの練習をしていた。

 

「ねぇ、この屋敷に幽霊が出るって聞いたけど。」

 

「本当それ。」

 

「うん、なんか気味悪いわ。」

 

「怖くないよ、こんな軽井沢に幽霊が出るなんて?。」

 

「まっ、まさかね。」

 

その日、星人とRoselia達に悪夢が待っていた。

 

「キャーッ!!。」と燐子の悲鳴がした。

 

「どうした、燐子!。」

 

「窓から、男の人が。」

 

「誰だ、そこに入るのは。」

 

「俺だよ、忘れたのか。」

 

「おっ、お前はまさか。」

 

男は、ナイフを取り出し、友希那と燐子をナイフで突きつけた。

 

「やっとわかったな、お前たち。」

 

「お前は、芹沢竜馬。」

 

「お前たちを地獄へ送ってやる!!」とナイフで刺そうとした、その時!!

 

「そこまでだ!!。」

 

「何だ、今のは。」

 

「あんたがあさま7号のグリーン車で缶コーヒーを渡し、本条先生を殺害した、そして、軽井沢駅で下車した。」

 

「だ、誰だてめぇは。」

 

「南 達仁、探偵さ。」

 

「くそーっ、貴様から殺してやる。」

 

「くらえ、わしわしMAX。」

 

「気もいぞてめぇ、何しやがる。」

 

そこへ、真姫は芹沢をおびき寄せた

 

「コノヤローっ、待ちやがれっ。」

 

達仁と穂乃果と海未と凜は芹沢を階段でけり落とした。

 

「うわーっ。」

 

「や、や、やめろーっ、た。助けてくれーッ。」

 

その後、穂乃果の通報で長野県警の竹山警部と警官隊が駆けつけ、芹沢は逮捕され、友希那と紗夜達は救出した、Roseliaの合宿で殺人事件をするのは初めての経験になった 

 

「これで、ゲームオーバーだな。」

 

星人は、達仁にお礼を言った。

 

「ありがとう、南君、これでみんなを救われたよ。」と星人は言った

 

俺達は、軽井沢の空気を吸い、いい思い出になった。




今回のL特急「あさま7号」の時刻は昭和63年のダイヤを使用しています
次回は「花陽のお兄ちゃん」とコラボします ご期待ください
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