新庄雄太郎俊作集 JR列車旅行事件簿   作:新庄雄太郎

7 / 12
次の作品は、寝台特急「富士」の個室寝台で穂乃果と雪穂と海未が死体を目撃されてしまった 犯人はどうやって個室寝台で殺人をやったんだろう、凶器は拳銃らしい
どうやって殺害したのか


個室寝台殺人事件

達仁の幼馴染、高坂穂乃果は妹の雪穂と一緒に、宮崎行の寝台特急「富士」に乗って、宮崎のお祖母ちゃんの家に行く事になった。

 

「お姉ちゃん、久しぶりだねブルートレインで行くのは。」

 

「そうだね、私は九州のブルートレインって大好きなんだよ。」

 

 穂乃果は、寝台特急「富士」の電気機関車EF66形で写真を撮っていたのだ、穂乃果は鉄道オタクの中でも撮り鉄である。富士山の形をしたヘッドマークが特徴である、富士山の形をしたヘッドマークは昭和60年のダイヤ改正で復活したのです。

 

「お姉ちゃん、写真撮れた。」

 

「うん、ちゃんと撮れたよ、今日の夕食は食堂車で食事するのも楽しみなんだ。」

 

「もう、お姉ちゃんったら。」

 

「あのーっ、すみません、寝台特急「富士」は何番線ですか。」とそこへコートとサングラスの男が穂乃果に声を掛けた

 

「寝台車の乗り場は9番線と10番線ですけど。」

 

「そうか、どうもありがとう。」

 

「何今の人。」と雪穂は言う。

 

「さぁ、あまり見かけない人ね。」

 

「穂乃果、どこにいるのですか。」

 

「あっ、海未ちゃんこっち。」

 

穂乃果の友人の園田海未も、穂乃果と一緒に九州へ行く事になったのです。

 

丁度その時、達仁は穂乃果と海未を見送りに来ていた、丁度寝台特急「出雲」1号と寝台特急「あさかぜ」の写真を撮りに来ていたのです、今達仁はさくらの写真を撮り終えたところでした。

 

「あれ、達仁、ブルートレインの写真を撮りに来たのですか。」

 

「うん、今やっと寝台特急「さくら」の写真を撮ったところなんだ。」

 

「達仁君も寝台特急「富士」の写真を撮りに来たの。」

 

「もちろん、俺も乗ってみたいんだよな。」

 

「そうですよね、でも見送りに来てくれるのはうれしいです。」

 

「まもなく10番乗り場に日豊本線経由、寝台特急「富士」宮崎行が発車します、お乗りの方はお急ぎください

時分宮崎行寝台特急「富士」が発車します」とアナウンスが流れた。

 

ピィーッ! 

 

18時20分、寝台特急「富士」は東京駅に警笛を響いた、達仁は穂乃果と妹の雪穂を見送り、手を振った。

 

「穂乃果、九州の土産話、聞かせてくれよ。」

 

「達仁君も、土産を持って帰るからね。」

 

富士は、東京駅の夜を南九州へ向かって走って行った。

 

ところが、穂乃果の里帰りが事件が起きるとはだれも予想しなかった。

 

ピィーッ、ガタンガタン、ガタンガタン。

 

穂乃果と雪穂が乗った寝台特急「富士」は、下関で朝を迎えた、海底トンネルを抜けると九州にやって来た、小倉から鹿児島本線から日豊本線に入った。上り線にはL特急「にちりん」とすれ違います。

 

「うわーっ、にちりんだ。」

 

「本当だ、お姉ちゃんって列車好きなんだね。」

 

「じゃあ、個室寝台を見学しようか。」

 

「いいね。」

 

穂乃果と雪穂は個室寝台を見学する事になった。

 

「みんな、個室寝台はほとんど降りてるね。」

 

「お姉ちゃん、この部屋は誰かいるのかな。」

 

「ちょっと、開けて見よ。」

 

「そうだね。」

 

穂乃果と雪穂は、個室寝台の8号室のドアを開けて見た、その時!

 

「えっ、ナニコレ。」

 

「この人、死んでるよお姉ちゃん。」

 

それは、男の人が拳銃のようなもので撃たれて死んでいたのだ。

 

「キャーッ!!!」

 

穂乃果と雪穂は悲鳴を上げた。

 

穂乃果は、車掌を呼びに行った、まもなく「富士」は終着宮崎に到着した。まもなく宮崎県警の私服刑事とと駅員がホームへ駆け込み、現場へ向かった。

 

「どこだ、死体が見つかったのは?。」

 

「寝台特急「富士」の個室寝台に。」

 

「拳銃のようなもので撃たれたという事です。」

 

「富士」のホームで立ち入り禁止のロープを張り、現場は騒然としていた。

 

1人のおじさんみたいな人が穂乃果と雪穂に声を掛けた。

 

「どうも、宮崎県警の新田です、あなたが第一発見者ですね、名前は。」

 

「音ノ木坂学院の高坂穂乃果です。」

 

「私は妹の高坂雪穂です。」

 

「私は園田海未と申します。」

 

「おーっ、あなたがスクールアイドル「ミューズ」の。」

 

「はいっ。」

 

「お姉ちゃんは達仁君と同じ学校なんだよ。」

 

「えっ、達仁君って。」

 

「お姉ちゃんのクラスメイトだよ、有名な高校生探偵なんだよ。」

 

「おっ、あの乗り鉄探偵の。」

 

「うん。」

 

寝台特急「富士」の個室寝台

 

「警部、被害者は杉山秀樹さん、63歳です。」

 

「うん、この人もは個室寝台に乗っていたのか、穂乃果ちゃん達は個室寝台に乗っていたのか?。」

 

「私は、B寝台に乗ってたから。」

 

「そうか、B寝台か、その時間は何してたんだい。」

 

「私と雪穂は、その時間帯は寝ていました。」

 

「そうか、犯人はどうやって個室寝台に入ったのか、凶器は拳銃か。」

 

「警部、現場には薬きょうが落ちてます。」

 

「よし、すぐに鑑識に回せ。」

 

「わかりました。」

 

「お祖母ちゃんに会いに行くはずなのに、こんな事になるなんて。」

 

「うん。」

 

次の日、宮崎に帰って来た穂乃果は、お土産を海未とことりと達仁に渡した後、事件の話をした。

 

「それは大変だったな穂乃果。」

 

「本当、富士で何よりです。」

 

「ところで、事件が起きた場所ってどこ寝台、A寝台かB寝台か。」

 

「個室A寝台だって。」

 

「えっ、個室寝台。」

 

「穂乃果、犯人が使用した凶器は」

 

「拳銃のようなもので、なんかカランカランって音がするの。」

 

「もしかしたら、オートマチック拳銃かな。」

 

「たぶん、そうかも。」

 

「穂乃果が乗った寝台特急ってどんな列車。」

 

「確か、富士って言ってたけど。」

 

「富士って、何ですか。」

 

「東京から宮崎へ結ぶ寝台特急だ。」

 

「時刻はどうなってるの。」

 

「時刻は、この時間帯だ。」

 

東 京 18:20

 

横 浜 18:42

 

熱 海 19:39

 

沼 津 19:56着

 

19:57発

 

富 士 20:12

 

静 岡 20:40着

 

20:42発

 

浜 松 21:36

 

 

名古屋 22:48着

 

22:52発

 

 

福 山 03:58

 

 

広 島 05:25着

 

05:29発

 

 

柳 井 06:26

 

下 松 06:49

 

防 府 07:20

 

宇 部 07:57

 

下 関 08:34着

 

08:39発

 

門 司 08:47着

 

08:52発

 

小 倉 08:59着

 

09:00発

 

行 橋 09:21

 

中 津 09:42

 

宇 佐 10:01

 

別 府 10:44

 

大 分 10:57着

 

11:04発

 

臼 杵 11:38

 

津久見 11:49

 

佐 伯 12:08

 

延 岡 13:10

 

日向市 13:30

 

高 鍋 14:04

 

宮 崎 14:28着

 

「犯人が使った拳銃ってオートマチックって言ってたわね。」

 

「うん、薬莢からすると38口径だから、使用したのはCAT-380と見て間違いない。」

 

「じゃあ、犯人は誰なのかな。」

 

2時間後、達仁達が下校中に十津川警部に会った。

 

「ああ、達仁君かちょっといいかな、話聞かせてか。」

 

「実は、穂乃果が雪歩と一緒に宮崎のお祖母ちゃんに会いに行くって「富士」に乗ったんだって。」

 

「なるほど、その時に個室寝台8号室を見たら死体を見つけてしまったと。」

 

「はい、個室寝台を見学してたら、男の人が拳銃で撃たれて死んでいたんです。」

 

そこへ、警視庁捜査一課の下川刑事が穂乃果に声を掛けた。

 

「あなたが高坂穂乃果ちゃんだね。」

 

「ええ。」

 

「警視庁の下川です。」

 

「十津川警部、その方は。」

 

「そうだ紹介しよう、刑事総務課から派遣してきた下川刑事だ。」

 

「俺は南 達仁です。」

 

「キミが南 達仁ですか、十津川警部から聞いています、あの高校生探偵の。」

 

「そうだ、穂乃果が乗った「富士」って編成はどうなってるの。」

 

「たぶん、こんな編成だよ。」

 

「なるほど。」

 

EF

66 カニ

24 オハネフ

25 オハネ

25 オハネ

25 オハネ

25 オハネ

25 オハネフ

25 オハネフ

25

-200 オシ

24 オハ

24

-700 オハネ

25 オハネ

25 オロネ

25 オハネフ

25

 

「なるほど、こんな編成か。」

 

「私は、雪歩と一緒にオシ24で夕食食べたのよ。」

 

「メニューは覚えてるか。」

 

「私はハンバーグ定食で、雪歩がフライ定食を注文したのよ。」

 

「わかった、じゃあ寝た時間は。」

 

「午後の9時ごろだよ。」

 

「そうか、寝てたから銃声は聞こえなかったんだね。」

 

「犯人は、サプレッサー使ったんじゃないでしょうか。」

 

「そうか、犯人はサプレッサーを使って射殺したのか。」

 

「南君、実はな犯人はこの3人にし掘られました。」

 

「で、その犯人は。」

 

「この3人になる。」

 

川口 淳朗 (53歳) 無職 

 

磯部 諒  (27歳) スナックのオーナー

 

根岸 兵吾 (37歳) 会社員

 

 

「で、犯人はこの人じゃないかな?。」

 

「その可能性もあるな。」

 

達仁は、穂乃果と雪穂と海未をつれて、犯人の顔を確認するため警視庁へ。

 

「あっ、十津川さん、この人に間違いないわ。」

 

「穂乃果、本当か。」

 

「多分、この根岸兵吾と思うわ。」

 

「根岸兵吾、あ、根岸は3年前に恐喝と傷害致死で逮捕した。」

 

「確か、改造拳銃で逮捕されたんだよね。」

 

「その根岸って人、不良グループじゃないのかな。」

 

「ああ、その可能性もあるな。」

 

次の日、東京駅に宮崎行の寝台特急「富士」が9番ホームに止まっていた。

 

「な、何なんだい君たちは。」

 

「そのバックの中身は何ですか。」

 

「あっ、これっ、サバイバルゲームだよ、宮崎でサークルなんだ。」

 

「じゃあ、その拳銃は。」

 

「あっ、これ、モデルガンだよ、サバイバルゲームのね。」

 

「それって、個室寝台の凶器ですか。」

 

「えっ!?。」と男は疑問を投げかける

 

「君は一体、何なんだ。」

 

「南 達仁、探偵さ。」

 

「何、探偵だと。」と男はCAT-380を取り出した。

 

「あぶない、穂乃果、海未、雪穂、伏せろっ。」

 

根岸は、CAT-380を3発を発砲した、その時。

 

バキューン。と一発発砲したのは、十津川警部だった。

 

「大丈夫か、達仁君。」

 

「大丈夫だよ、十津川警部。」

 

「そうか、やはりこの人が犯人だったって訳か。」

 

「ああ。」

 

こうして、寝台特急「富士」の個室寝台殺人事件は解決した、根岸は下川刑事に逮捕された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回登場した寝台特急「富士」のダイヤは昭和62年のダイヤで使用しています

また、ご意見・ご感想をお寄せください

次回は、ラブライブメンバー生誕のストーリーを書く予定です どうぞご期待ください
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。