新庄雄太郎俊作集 JR列車旅行事件簿   作:新庄雄太郎

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今日はにこにーこと矢澤にこちゃんの生誕の日です 私と高山が寝台特急「出羽」の
事件の捜査します、ぜひご覧ください


【矢澤にこ生誕記念】寝台特急出羽殺人事件

 彼女の名前は矢澤にこ、音ノ木坂学院の高校3年生になる矢澤にこがこころとここあを連れて親戚の家に行くため上野駅へやって来た、上野駅から上越線・羽越本線経由寝台特急「出羽」に乗ってこころのクラスメート太君に会いに行くのです、太君はこころの幼馴染だったが小学1年の最後に秋田へ転校してしまったのだ。

 

「お姉ちゃん、何時の列車で秋田へ行くの。」

 

「23時ぐらいに「出羽」に乗るの。」

 

にこは、寝台特急「出羽」のB寝台に乗り寝る仕度をしていた、そこへ非番で「出羽」に乗っていた高山がB寝台に乗り、夜食の駅弁を食べていた。

 

23時3分、寝台特急「出羽」は上野を発車した。

 

ピィーッ!

 

寝台特急「出羽」は1日1往復で上野から秋田へ結ぶ寝台特急である、出羽とは山形県の庄内平野にある出羽三山から

とった者である、昭和57年11月に上越新幹線開業に合わせて急行列車を格上げして運転開始されました。

上野を23時3分に発車した「出羽」は高崎からは上越線に入り、新津を過ぎると羽越本線に入り、村上で朝を迎える、あつみ温泉、鶴岡、坂田を通って終着の秋田には8時14分に着く。

 

「ふーっ、ごちそうさま。」と高山は駅弁を食って眠ることにしました。

 

洗面台にて

 

「こころ、ここあ、ちゃんと歯磨きするんだよ。」

 

「わかってるよ、お姉ちゃん。」

 

そう言いながら、にこはこころとここあをB寝台に戻り、2人を寝かせた。そして、高山とにこが乗った寝台特急「出羽」は新津から羽越本線に入った。そして、酒田あたりで朝を迎えた。

 

午前7時27分、終着秋田に到着した。

 

「やっと秋田か、あれっキミはどっかで。」

 

「にっこにっこにー、矢澤にこです今日はこころとここあと一緒に青森のおばさんの家に行くにこ、どこで乗り返したらいいにこ。」

 

「そうだな、秋田からは奥羽本線経由のL特急「いなほ3号」で青森行に乗るといいよ。」

 

「どうもありがとう。」

 

高山は、矢澤にこを奥羽線ホームで別れた、ところがにこは事件の証人になるとはだれも予想しなかった。

 

「誰か、A寝台に人が死んでいます。」と1人の女性客がホームで高山に声を掛けた。

 

「何、人が死んでる。」

 

高山は、駅員と一緒に「出羽」のA寝台に向かうと、それは女性の絞殺死体だった。

 

「これは酷い、誰かが絞殺したと思われるな。」

 

数分後、秋田鉄道公安と秋田県警・捜査一課も到着した、捜査は開始されていた。

 

「被害者は、東京在住の看護婦の綾川政子さん27歳です。」

 

「うん、東京の看護婦か。」

 

「ええ、僕もこの「出羽」に乗っていました。」

 

「あなたは。」

 

「僕は、東京公安室の高山です。」

 

「これは失礼しました、私は秋田県警の田所警部です」

 

「ご存知なのか、この乗客を。」

 

「ええ、丁度僕も「出羽」に乗ってたので、その時に。」

 

「なるほど。」

 

公安特捜班

 

「はいっ公安特捜班、おう高山か、えっ、寝台特急「出羽」で女性の絞殺死体、うん、綾川政子、27歳、看護婦か、わかった、調べて見る。」

 

「おいっ、寝台特急「出羽」で女性の絞殺死体だ、その看護婦の勤務先に行ってくれ。」

 

「はいっ、女の事件は私の出番だね。」

 

「よしっ、俺も行くぞ桜井。」

 

桜井と岩泉は、綾川の勤務先の病院に行った

 

「えっ、綾川先生が。」

 

「で、最後に会ったのはいつです。」

 

「えーと、休暇の三日前だったかな、彼女は秋田出身って言ってたけど。」

 

「なるほど、秋田へ里帰りするって「出羽」に乗ったと言う訳ですね。」

 

「綾川さんに恨まれることはありませんでしたか。」

 

「いいえ、」

 

「そうですか。」

 

次の日、高山は休暇を得て、特捜班に勤務に戻った。

 

「死因は、ロープによる絞殺によるものです。」

 

「なるほど、犯人はどこから「出羽」に乗ったのかな。」

 

「高山、その乗客に不審者がいなかったかまわって見るのか。」

 

南と高山は、「出羽」の乗客を当たることにした、だが不審者は見つかっていない、そこで1件のマンションに聞き込みをすることになった。

 

「どうもすいません、鉄道公安隊の南です。」

 

「同じく高山です。」

 

「あっ、昨日の「出羽」の人だ。」とこころが言う。

 

「知ってるのかい、高山。」

 

「ええ、秋田駅で青森行の「いなほ」を案内したんです。」

 

「そうだったのか。」

 

「ところで、「出羽」で女性の死体があったんだけど不審者は見なかったかな?。」

 

「そうね、あっ、コートと帽子の男に会ったよ。」

 

「えっ、どこで。」

 

「確か、羽後なんとかって言ってたけど。」

 

「そこって、羽後本荘って所か。」

 

「そうよ、ここでコートの男に会ったよ。」

 

「どんな人だった。」

 

「30歳か53歳ぐらいの人だったよ、ね、お姉ちゃん。」

 

「うん、ここあが言うから間違いないよ。」

 

「そうか、ありがとう。」

 

 

「そうか、その小学生が羽後本荘でコートの男を目撃したのか。」

 

「ええ、矢澤にこの妹がその男が羽後本荘で目撃したって言ってるのですよ。」

 

「そうか、ご苦労さん。」

 

「班長、綾川さんは休暇の三日前に秋田行の「出羽」の切符を買っていたことが判明しました。」

 

「本当か、実はや南と高山が「出羽」の乗客で里帰りの姉妹が羽後本荘で男を目撃したと。」

 

「そいつが犯人に間違いないわね。」

 

「高山、もう一度「出羽」に乗ってみようじゃないか。」

 

「南さん、乗りましょう。」

 

南と高山は、寝台特急「出羽」に乗った、犯人は乗って来るのか。

 

「奴は、どこから乗って来るのか。」

 

「ああ。」

 

そして、羽後本荘で不審の男を発見。

 

「すいません、鉄道公安ですが。」

 

と、高山を突き飛ばし。

 

「待てッ。」南と高山は犯人を追った。

 

南は、犯人を転ばせ、確保した。

 

「高山、手錠だ。」

 

「わかった、南さん。」

 

高山は犯人に手錠をかけた

 

「なぜ俺だと分かったのか」

 

「1人の少女が目撃してるんだよ。」

 

「くそーっ。」

 

秋田駅で起きた寝台特急「出羽」殺人事件の犯人の名前は安藤恵一、綾川政子の浮気相手だった。

 

 

 

 

 




矢澤にこちゃん誕生日おめでとう

なお、寝台特急「出羽」の時刻は90年のダイヤを使用しています

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