終戦。
それは深海棲艦との長い戦いが終わったことを意味した。
これはある鎮守府の終戦後の物語である…
終戦により数多くいた艦娘は大分数を減らすことになった。
終戦を機会に退職する艦娘は民間へと下り、1人の市民として一生を終えることとなる。
実際、この鎮守府のエリアでは他の鎮守府にはないくらい解放的であり退職後も元艦娘であることさえ示せば今までと同じように会いに来ることが可能なのである。
その結果、提督とケッコンした艦娘を除いた殆どの艦娘が民間へと行くことになった。実際のところ、辛く苦しい戦争が長引いたので社会でゆっくり暮らしたい、というのが本音なのだ。提督や残っている艦娘にはいつでも会いに来ることが可能であることも要因だ。
実際のところ、提督は結構慕われておりケッコンしている艦娘も多く(レベル上限アップ目的での艦娘も多く、本当に好き同士なのは限られる)、ケッコンした艦娘だけで平和になった海は守ることが出来るのだ。まあ、ケッコンした艦娘達は提督をかなり慕っていたので戦争が終わってもまたいつくるか分からない苦しみに備えることが出来るのだ。
そんな鎮守府の様子を見てみよう…
ある日のこと
提督(思えば終戦から1年経つのか…月日の経つのは早いことだな…)
?「わっ!」
提督「!?」
?「提督さん驚いたー」(とびきりの笑顔)
提督「…なんだ瑞鶴か」
瑞鶴「いくら指輪を持ってる私と提督さんの仲だからといってなんだ瑞鶴か、はないでしょ」
提督「すんません…」
瑞鶴「分かればいいの」
提督「今日は翔鶴は来ているのか?」
瑞鶴「うん。今、みんなと広間で話してるよ。今日は終戦記念日だからみんなきてるよ」
提督「みんなって…どのくらい来てるんだ?まさか…ほぼ全員?」
瑞鶴「うん。そうみたい。翔鶴姉も久しぶりにみんなと話せてて楽しそう」
提督「そりゃ良かった。…瑞鶴は行かなくていいのか?」
瑞鶴「うーん…じゃ、お言葉に甘えて行ってきますか」
提督「いってらっしゃい」
提督(あの蒼い海が取り戻されて1年、か。今日は終戦記念日ということもあって多くの元艦娘が来ている。久しぶりに会いに行ってみるか…。実際、深海棲艦との戦いはものだったからなあ…自衛隊はおろかアメリカ軍ですら立ち向かえないものを若い女の子である艦娘が相手をしたんだから常に死と隣り合わせでもあったんだし、相当プレッシャーもストレスもあったんだろうな…みんな元気にしているんだほうが…)
提督「よし、行くか。みんな元気かなあ…」
瑞鶴「提督さん、ちゃんと来るかなあ…あ、見えたよ」
提督「みんな、おはよう!そして久しぶり!」
一同「提督(司令官) (さん)!」
続く…(かも)
見てくださる人がいれば続けようかな、と思います。