深海からの侵略をなんとか押さえ込み、深海側からの攻撃が少なくなった状況での話である…
~フタマルマルマル 執務室にて~
時雨「今日も遠征大変だったね、夕立」
夕立「疲れたっぽい!」
提督「おう、遠征お疲れさん。報告書出したら今日はもう休んでもいいぞ」
夕立・時雨「わかったよ(ぽい)」
時雨「そういえば、遠征の途中で変な石を拾ったんだけど…」
提督「それどんな石だ?というか現物見せてくれ現物」
時雨「それが…」
提督「それが?」
時雨「青葉さんが持っていっちゃって…」
提督「はあ…とりあえず青葉は呼び出すとして夕立ー?」
夕立「なーに?」
提督「後で第一艦隊のみんな呼び出してくれないか?明後日の合同演習のミーティングやりたいんだが」
夕立「わかったっぽい!また後でね!提督さん!」バタン
提督「よし…とりあえず頼みたいこと頼んだから放送かけて…」
ガチャリ
古鷹「失礼します。提督さん、青葉見かけてません?」
提督「ん?青葉?今丁度放送かけて呼び出そうとしたところだけど」
古鷹「そうなんですか?実は今日一度も見かけてないもので…」
提督「確かに今日はあいつ見かけなかったな…古鷹は青葉になんか用事があったのか?」
古鷹「はい、大した用事では無いのですが夜ご飯を一緒に食べようかと思ってて」
提督「なるほどね、とりあえず今呼び出すからここで待っててよ」
提督「えー青葉ー青葉ー執務室に顔を出すようにー、こんなんでいいよな」
古鷹「ありがとうございます提督!ところで、最近妙な噂が流行ってるの知ってます?」
提督「知らないなぁ…どんな噂?」
古鷹「なんでも、鎮守府の地下にある階段を下ると謎の空間が広がっていてその空間は出入りする旅に構造が変わるとかなんとか…」
時雨「あ、その話なら僕も聞いたことはあるよ。なんでもその空間から謎の声が聴こえたり光が点滅したりするって噂みたいだね」
提督「ほーん、冒険心くすぐられる話ではあるけどこの鎮守府の地下ってそんな空間があるような広さじゃないはずなんだよな。まあ噂は噂ということで」
古鷹「それにしても青葉遅いですね…」
提督「そうだな。丁度今日の分の書類作業終わったし探してくるわ」
時雨「暇だから僕もついていこうかな。古鷹さんはどうする?」
古鷹「私は加古を起こしにいかなければならないのでもし見つかったら呼び出してください」
時雨「わかったよ。じゃあ行こうか、提督」
提督「おう」
~移動中~
提督「あいつどこにいるんだろうな」
時雨「まずは食堂とか見てきたら?古鷹さんのこと待ってるかもしれないし」
提督「そうするか」
~フタヒトマルマル 食堂~
提督「間宮さんこんばんはー、青葉見てません?」
間宮「青葉ちゃんですか?それなら先程地下の資材庫の方に向かってましたよ」
提督「本当ですか?ありがとうございます。しかしなんで資材庫になんか向かってるんだろうなぁ…」
時雨「んじゃ資材庫の方に行こうか。あ、間宮さんにお願いがあるんだけど青葉さん見つけたらすぐご飯食べに来るから今日の日替わり定食作っておいてもらえるかな?」
間宮「わかりました、なるべく早く来てくださいね?」
時雨「ありがとう間宮さん。じゃあ提督、行こうか」
提督「俺も後で何食べるか考えとこ…とりあえず行くか」
~移動中~
提督「なあ時雨」
時雨「何?」
提督「その拾った石の特徴って俺聞いたっけ?」
時雨「そういえば言っていなかったね…石の特徴としては綺麗な形をしたクリスタルで僕が抱えるのに丁度良いぐらいの大きさかな、あとほんのり紫色がかっていたね」
提督「マジで?その貴重そうな石売り払って資材費とかに充てちゃダメ?」
時雨「さすがにそれはちょっと…(汗)それに盗品とか誰かが無くしたりした品だったら返さなきゃいけないでしょ?」
提督「そりゃそうだけど…ってあれ?こんな暗い所に階段が出来てる、ちょっと興奮…」
時雨「しないでよ提督wwwでもこんな薄暗い所に地下への階段ってあったっけ…?」
提督「普段こんなところまで来ないからなぁ…ここってただの資材置き場でしかないから警備の人とか妖精さんぐらいしか来ないんだよ」
時雨「にしても不思議…」
???「その階段、降りてみませんか?」
と言われた瞬間、僕と提督は後ろから突き飛ばされた。
一瞬何が起きたのかもわからずに僕たちはその階段を強引に降りてしまったのであった…「無事に帰ってこれるといいですねぇ」と聞き覚えのあるような声を背にして。
いかがでしたでしょうか?
次回、このSSのタイトルにもある不思議なダンジョンへと突入します!(実質次からが第1話)
果たして提督と時雨は無事脱出できるのか!?そして二人をダンジョンへ突き落とした人物とは!?
こうご期待!(していただけたらなぁ)