提督「…」
時雨「…」
通りすがりの一般車両「ビーッ!!!」(クラクション)
提督「うお!ごめんなさいごめんなさい!」
一般車両「アブネーダローミチノマンナカニタツナー!ン゛ン゛ッ゛」
提督「気をつけますー!…いったいなんで鎮守府前の路上に俺らはいるんだよ時雨…?」
時雨「知らないよ…とりあえず脱出できたし戻ってご飯食べよ…?」
提督「そうするか。とりあえず戻るか…」
▼食堂
間宮「ちょっと!遅いですよ!!」
時雨「間宮さんごめんなさい!実はちょっとした事故に巻き込まれて…」
間宮「まったくもう…次からは気を付けてくださいよ?」
時雨「はーい…」
とまあこんな感じで謎の空間から帰ってくることはできたが、この日を境に鎮守府内外で様々な異変が起きていくのであった…
翌日
古鷹「提督さん、昨日のあれから青葉見かけましたか?」
提督「いや、それが1度も見かけていないんだ。だから大本営に行って見た人がいないかの確認をしてくる」
古鷹「えっ、大本営にですか?まずは近隣の鎮守府に聞き込みをすべきかと思いますが…」
提督「他にも目的があるんだ。実は昨日俺と時雨がちょっとしたトラブルに巻き込まれたんだよ。それに関して大本営で調べたいこともあるから行ってみる」
古鷹「そうでしたか…」
提督「俺がいない間、今日の執務任せても大丈夫か?」
古鷹「わかりました…なにかわかったことがあったら教えてくださいね」
提督「わかった。もしかしたら帰り明日になるかもしれないな」
時雨「泊まりの用意した方がいいかい?」
提督「そうだな。一時間後出発って事にするから正門前集合で。」
時雨「わかったよ提督。また後でね」ドアガチャー
時雨「おまたせ」
提督「よし、じゃあ行くか」クルマノリコミブロロロー
時雨「そういえばさ」
提督「何?」
時雨「この前の空間についてスマホで色々調べていたんだ。そしたら掲示板の書き込みに同じような事に巻き込まれたって人が何人かいたんだよね」
提督「本当か?じゃあここだけじゃなくて各地で起きてる、と…」
時雨「そういうことさ」
提督「そうか…」
▼大本営
提督「あー…腰いて…」
時雨「じじくさいね」プッ
提督「なんだとこんにゃろ!」ガバッ
時雨「うわっ、ちょここで追っかけないでよ…って止まって!」
提督「知らん知らん!っておああ!?」ドンッ
???「きゃっ!」ドンッ
提督「あたた…大丈夫ですか!?」
青葉「いたた…って提督じゃないですか!?何してるんですか本当に!(怒)」
提督「青葉!?いや、ぶつかったのは悪いけどお前昨日から何してたんだ?」
青葉「えっ、大本営に書類貰いに行くついでにちょっと買い物に…って外出届を出したはずなんですけど…」
提督「え?外出届なんてもらってないはずなんだけどなぁ…」
時雨「あっ…(察し)」
提督「ん?どうかしたか?」
時雨「青葉さん、もしかして加古さん経由で渡そうとしなかったかい?」
青葉「確かにしましたけど…」
青葉・提督「あっ…(確信)」
「寝て忘れてたか…(ましたか…)」
提督「まあ、今度から直接渡しに来るようにってことで」
青葉「了解しました~…そういえば提督は何しに来たんですか?」
提督「ああ、それなんだがかくかくしかじか」
青葉「ほほう、まるまるうまうまなんですね」
時雨「なんで伝わるのさ(困惑)」
青葉「水晶ならたしか部屋に置きっぱなしですよ。綺麗なので写真撮ろうと思ってて」
提督・時雨「おおぅ…」
青葉「空間?の事については私も気になりますね!ジャーナリズム精神くすぐられますので私も付いていっても大丈夫ですか?」
提督「まあ、問題はないよな?」
時雨「いいんじゃないかな」
青葉「それじゃあ資料室と聞き込みに参りますか!」
▼大本営内資料室
提督「うわぁ…手当たり次第にこの量探すのか!?」
時雨「というよりかは鉱物関係じゃないかな?ここにはあの水晶を調べに来たんでしょ?」
提督「あ、そっか…すいませーん!司書さん、鉱物関係の本ってどこにありますか?」
司書(初霜)「はい!2階に上がった所にあるJ-9列の手前側ですね!」
提督「あざしたー」
青葉「マジメですねぇ」
▼J-9列手前
時雨「ここだね」
提督「おーここかぁ、ってすごい量あるな」
青葉「とりあえず水晶系の本あれば探しますか」
~30分後~
提督「水晶の本だけでも10冊以上あるんだな。すげえわ」
時雨「とりあえずそれっぽいのがありそうなのに別けようか。中身パラパラめくってみてありそうならステイ、無さそうなら戻すって感じで」
青葉「んじゃ探しましょう!」
提督「あ、これっぽいな」
時雨「どれどれ…アメジストって名前は聞いたことあるね。霊的エネルギーが非常に強いってされている石か…」
青葉「確かにこんな感じの色でしたね」
提督「とりあえず水晶の話はこれで終わりそうだな」
時雨「それじゃあここ出て昼ご飯食べに行こうよ。良い時間だし」
提督「だな。たまには蕎麦でも食べに行くか」
青葉「良いですね!」
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提督「いやあうまかった」ゲプー
時雨「ざる蕎麦もたまにはいいね」ゲプー
青葉「天ざるも良かったです!」ゲプー
提督「さて次は聞き込み…と思ったけどこれに関しては俺やっとくから二人先に戻っててくれないか?」
時雨「一緒にいちゃまずいのかい?」
提督「いや、時雨は明日演習での旗艦だから準備してほしいってのと青葉は時雨の付き添い。俺が乗ってきた車運転して時雨を鎮守府に送り届けてほしいんだよね」
青葉「了解です!送り届けたらまた戻ってきても良いですか?」
提督「それは任せる。ただ外出届を古鷹に改めて渡すのだけはしといて」
青葉「わかりました!じゃ、送り届けてきますね」ブロロロー
提督「さてと、こんな話に興味がありそうなやつはっと…」
▼大本営内総務課
提督「こんにちはー」
受付(妙高)「どうされましたか?」
提督「岡って今いますか?」
妙高「少々お待ちくださいね」
妙高「現在はB2階の第三資料室担当ですのでそこにいるかと」
提督「了解ですー」
▼大本営内第三資料室
提督「ちわー、岡いるか?」
岡「はーい…ってうわ、弘瀬先輩…」
提督「うわってなんだようわって」
岡「先輩に合うとロクな事ないですもん…今日は何の用っすか?」
提督「あー、ちょっとした非日常的な体験談の話とか?」
岡「ちょっと待っててください、今コーヒー淹れてきます」キリッ
提督(本当コイツこんな感じの話好きだよな)
岡「で、それどんな感じの話なんで?」コーヒーズズー
提督「○○△△って感じ」
岡「□□▽▽って感じっすかー…それ不思議なダンジョンってやつじゃないっすか?」
提督「不思議なダンジョン?なんだよそれ」
岡「なんでも急に変な場所に階段が表れてそこを降りると謎の空間にって先輩話してたじゃないっすか。その空間の事を不思議なダンジョンって言うらしいっすよ」
提督「へぇー不思議なダンジョンねぇ…」
岡「自分が覚えてる範囲での特徴は財宝やアイテムというか物があるってのと入る度に部屋の様子が変わる、あとはそこの中で気を失うような事があれば身ぐるみ全部剥がされて地上に放り出されるってことっすかね。先輩もしまたそこ行くなら調べておきますよ?」
提督「さすが詳しいな、岡。まあもしよかったら暇なときにでも調べてくれ」
岡「ほいっす~。先輩今日はこれだけっすか~?」
提督「まあ今日はこれでいいかな」
岡「ほいじゃあまた~。もし良かったらアイツにも元気にやってるって伝えてくださいね~」
提督「ああ、近いうちにまた来るわ」ドアバターン
提督「よし、聞きたいこと聞けたしとりあえず鎮守府に戻るか!」
果たして提督は不思議なダンジョンへと再び向かうのか?(多分向かう)
【人物紹介パート2】
弘瀬 力 (ひろせ りき)
ここでの提督と呼ばれてる人物の本名。人物像は前話あとがき参照
雪村 岡(ゆきむら おか)
弘瀬の後輩に当たる人物。弘瀬とは学校時代からの関係であり、度々振り回されたりなどしている。現在は大本営の総務課担当だが以前は現場で指揮を取っていた。
性別は女性の黒髪ロングストレートであり、細めの体型。
オカルトや、SF系の話になると目がない。