ネウロイ絶対殺すマンがウィッチとふれ合って普通の男になる話 作:暗黒舞踏会
お待たせしました。
今回も短いです
飛び立った少年は
魔法の箒を日に照らしながら
一直線に空へ向かう
上空5000mに到達
その瞬間水平飛行に移り辺りを警戒する
内地にあるだけあり建物ばかりでなく所々に緑が見える
断雲が群れを成し
視界を隠すように広がっている
遠くに幾らかの村が見えた瞬間--
--斜め上に酷く見覚えのある人類の敵を視界に捉える
警戒をしている最中に斜めに飛んでいたのだろうか
敵は左前方から自身とは真反対の
方向に飛んで行こうとする
初心者のようなミスをしたな
と思いつつも左に斜め上の方向に向かいながら旋回をする
こちらよりも若干高い高度を飛ぶ奴の上をとるように
速度を上げ
トリガーに指をかけ
ストックを肩に当て
奴が眼下に来るまで待つ
そして高度6000mから魔法力で強化された視力で進行方向が
同じになったことを黙視確認
身を捻りに奴にぶつかるくらいの勢いで
急降下
凄まじいGに身体中の血が押し付けられたかのよう
それでも油断なくいつでもシールドを張れるように気を張りながら
銃口を向け照門をのぞく
そして---
--- かなり近づいたと思った瞬間に魔法力を込められて
まさに電動ノコギリとなった機関銃が
色とりどりの銃弾を吐き出しながら奴の横を過ぎる
ギリギリで弾道を修正して
三発ほど当たった
が装甲を抉ることは出来ず
コア露出にさえ至らなかった
少年は急降下の途中で速度を落とし上旋回インメルマンターン、
向首でノコギリと称される機関銃を反動を押さえるように
手を添えて連射
口から吐き出された色とりどりの弾が
何発かに一発に蒼穹を舞い
装甲に当たり小さい花火を咲かせてゆく
パネルのような装甲を弾き飛ばし
コアが露出していく
一撃離脱を徹底して念入りに飛んでゆく
赤い閃光に巻き込まれないように
奴を見ながら宇宙へ駆ける
薄い白い線を引きながら再生を始めているパネル部分に向かう
コアの光を見ながら急降下速度や角度を確かめながら
周囲へ散らばる赤い線を目に焼きながら
照門と照星に奴を捉えながら
入射角を垂直に近づくように調節しながら両腕でしっかり保持して7.92mmの鉄の雨を降らす。
一発も漏れないように
全部がコアに向かうように
流星が尾を曳くように
ノコギリの激しい音の中、異質の音が混ざる
バキッ
音がしたと思った瞬間に切れ目無い演奏が始まり、
終えた
赤い結晶が空に散る。白い輝きが青を舞う。
ネウロイと戦って初めてでは無いが、ある意味初めての撃墜
怒りしか無かった頭に少し晴れがかったような気がした
その感覚は直ぐに消えた