英雄育成の為に周回で狩られる腕の裏話   作:夢見 双月

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(要約)
一周年記念企画第二弾として、続編書くよ!

皆の者、待たせたなァ!!(待ってない)

何が起こるか分からない特異点編、スタートです!!


『特異点F' 絶対周回悪夢 名も無き平野』
死亡回数が世界人口を超えた頃(適当)


 君たち……覚えているだろうか。

 

 

 

 

 そうだ。我が名(?)は、『黎明』の腕だ。

 

 

 

 覚えているか?

 

 

 

 

 

 ……本当に?忘れてない?

 

 

 

 じゃあ、『黎明(コレ)』なんて読むか覚えてる?

 

 

 

 

 ……分からん奴は10回は前のヤツを読み直して来いや。

 じゃないとブチギレるぞ。

 

 

 

 

 

 

 あ、答えられた奴は100回読んでくれな。頑張れよ。

 

 

 

 

 

 

 まぁ冗談はさておき、今の状況を説明せねばなるまいて。

 

 いつものように俺はまずステラで死に、生き返っては死に、生き返っては死にを毎度のごとく繰り返していた訳だが。

 

 

 いつもの。

 

 ツラいネ!!

 

 

 泣きたくなってくるよ!腕だけだから泣けねぇけど!!いつまでやらせんだよ!!

 

 

 それなのに。

 今はいつもの森で転生したワケではなかった。

 

 マジで何処だよ。ここ。

 

 全体的に暗いなぁ。暗雲が立ち込めているっていうか、周りの景色は見える(?)んだけど……なんかどこか重苦しい雰囲気がある。少し寂しい。

 

 

 そもそも草むらとか初めて転生したわ。今まで森の中だったから、それだけでも嬉しいもんよ。

 この周りには目が血走ってるマスターとかいないし、るんるんと探索しよっ。

 

 ……なんて考えてしばらく。人っ子一人居ませんわ。誰にも会わなすぎて逆に怖い。

 

 歩いても歩いても景色が変わらないんだなコレが。

 ……えっ?腕だけなのに歩けるのか?歩けるわ、たわけ!

 

 見た目がホバー移動みたいになってるだけだし。歩いてるから。

 

 

 

 

 あーあ。

 

 

 

 

 誰か来ねぇかな!!

 

 寂しすぎる。会話出来る人がほすぃ。

 いっそ、殺されても文句言わないから誰か来て。(長年の経験による慣れ)

 

 

 

 不意に、上空が光る。

 

 流星のように落ちてくるそれは、俺の近くの草原に衝突した。

 

 

 

 いやぁ……えぇ……。

 

 フラグ回収早くないです?

 

 そんなチカラはわたしにはございませんよ?

 まぁ、ヒマなので向かうけど。

 

 墜落した爆心地に腕だけの存在が向かうという奇妙な構図になりながらも

 、何が落ちて来たのかを知るために近づいた。

 

 

 

 

 あらら……。

 

 

 

 

 なるほどねぇ……。

 

 

 

 

 コレは、そういう事になるかな。

 

 

 

 

 精々、楽しませてくれよ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その世界は、炎に包まれていた。

 奇妙な骸骨が蔓延り、シャドウサーヴァントと呼ばれるものが暴威を振るう。

 

 レイシフトの事故として冬木という都市に飛ばされた俺こと、藤丸立香は盾を持った……えっと、シールダーのサーヴァントだっけ?に変身したマシュという少女に助けられた。

 

 デミ・サーヴァントという、英霊にチカラを借りた状態である事をマシュは俺に伝えてくれたのはいいんだけど。イマイチ何のことかが分かってない。

 

 とりあえず、周りの敵をやっつけられるぐらいには強く、事故で負った怪我が完治している事はありがたかった。

 

 そして今は、カルデアの所長であるオルガマリー所長と、キャスターを名乗る英雄と合流し、カルデアからの通信に出て来たロマニさんとダヴィンチちゃんを加えて、これからの事を話し合っていたところだ。

 

 話し合いのひと段落はついて、キャスターが言う。

 

「坊主。体力が残ってるかは知らんが、今のうちに寝ておけ。この後のセイバーとの戦い、アーチャーのヤツも残っている事から一筋縄ではいかねぇだろう。休める時に休んでおくんだな」

 

 俺は見張りをしてくるからよ、と言い残して去っていくキャスター。

 

 オルガマリー所長やロマンも同じ意見のようで、休息を勧められた。

 

 仮の拠点とした建物の中にベンチを見つけ、言われた通りに横になる。

 すると、寝る前にマシュが寄ってきた。

 

「先輩」

 

『どうしたの?』

 

「あ……いえ……。特に言わなければならない事はないのですが……先輩は私が守りますので、安心して休息してください」

 

『ありがとう。マシュ』

 

『い、いえ。それでは私は所長の所に戻ってますね」

 

 なぜ俺を先輩と言ってくれるのかは分からないけれど、これから彼女の事は知っていけばいい、のかな?

 

 彼女なりの励ましに救われながらも、やがて意識を手放していく。

 

 

 

 色々あった。起きた後も同じように波乱が起きるだろう。

 今だけはゆっくりと。

 

 

 

 そう。ゆっくりさせて欲しい……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……。

 

 

 …………。

 

 

「起きろ!坊主ッ」

 

『痛ァ……!?』

 

「……たかがデコピンしただけだろうが。そんなことより。お前、ここで何をしてる?」

 

『えっ?……キャスター?』

 

「ああ?何言ってやがる。オメェには俺がドルイドにでも見えるのか?」

 

 はっ、と起き上がる。

 

 

 景色が違う。

 今までいた場所が赤の世界なら、ここは黒の世界。

 

『マシュは!?オルガマリー所長とか、ロマンはどこにいるの!?』

 

「落ち着け。あー、坊主も呼び出されたクチか?」

 

『呼び出された?』

 

「とりあえず、そこらの辺りから説明するとするかねぇ」

 

 

 

 

 

 

「言っておくが、俺はキャスターじゃなくランサーだ。まっ、気楽にやろうや」




基本的にはぐだ男メインの視点でやっていく予定で行きます。

早くも不穏な雰囲気が出てきておりますなぁ。

一体、このランサーは誰なんですかねぇ?
自害しそうな雰囲気はあるんですが……。


シリアスを期待している人は、残念ながらギャグ路線の予定なので諦めて読んでください。

それではまた自害……ではなく、また次回。
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