英雄育成の為に周回で狩られる腕の裏話   作:夢見 双月

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眠い。

時間が最近そんな取れないので執筆量が少なく、
投稿頻度を低くしようか悩みながら毎日投稿をしてる夢見ですわ。

多分、このままですわ。

……頑張りますわ。


みんなを救うだけの夢

 ルーラーとセイバー。そして、セイバーの後ろから藤丸立香が遅れて城にある玉座の間へ入って来た。

 

 藤丸立香は感じる。自分に向けられてはいないが、この場所にひしひしと殺気が張り詰めている。

 英雄の睨み合いというのは、それだけで一般人の背筋を凍らせるものだ。藤丸立香は特異点Fで数回だけマシュやキャスターと共に戦った事はあるが、所詮それは始まりの物語に過ぎない。

 

 特異点で出会ったシャドウサーヴァントなどとは一線を画す光景。

 

 瞬間、セイバーが正面から斬り込み、ルーラーは黒鍵を投擲した。

 

 

 

 しばらくは、セイバーが攻撃的に立ち回るのに対して、ルーラーは消極的に立ち回る。

 

 セイバーの軍神の剣は、地上のあらゆるものを破壊する神秘を持つ。それに対しルーラーは三池典太と呼ばれる日本刀を持っているが、神秘のランクに大きな差がある。まともに打ち合えば押し負けるのは明らかにルーラーだ。

 

 だからこそルーラーは隙を伺い、セイバーは隙を与えない程の剣撃を繰り出さなければならない。

 

 軍神の剣がしなって鞭にような形状になる事で、ルーラーの首筋にまで肉薄するが、ルーラーは刀身で受け流すように難なくそれを遮る。

 

 彼は、右腕と左腕にそれぞれ宝具を持っている。

 その宝具の応用として、右腕には『心眼(真)』、左腕には『心眼(偽)』のスキルに酷似した能力が備わっている。

 

 少なくとも、ルーラーにとってはセイバーの攻撃の一つ一つは命取り。しかし、避けられない訳ではない。

 

 セイバーにとっては、厄介な切り札を出される前に仕留めたい。しかし、肝心の攻撃が当たらない。

 

 セイバーが優位に立っているように見えるが、一種の膠着状態に陥っていた。

 

 ルーラーが再度黒鍵を投げる。追尾性能を持つ黒鍵はあらぬ方向に投げられた後に、セイバーへ向かって飛んでいく。

 

 セイバーはそれを見つけた途端、軍神の剣で薙ぎ落とす。

 

 

「……マスター。宝具を使う。離れていろ」

 

 

 痺れを切らした。セイバーはマスターである藤丸立香にそう宣言した。

 

『大丈夫!? セイバー……!』

 

 藤丸立香は不安を感じていた。しかし、セイバーは続ける。

 

「奴の目的は私達の撃退ではない。あくまで聖杯を叶える為の時間稼ぎだ。何をしたのかは分からないが、策を弄している事は間違いない。……もしかすると、もう願いは叶い始めている可能性もある……!」

 

『……っ!? そうか!!』

 

「だとして、どうしますか? 貴方方以外は他のサーヴァントに抑えられている頃です。そして……今の俺は時間を稼ぐ事はあれど、貴方方を殺さない選択肢は存在しない。……ここで消えてもらうぞ!」

 

 

 

 ルーラーが空中へ浮遊する。そして、その両手がそれぞれ白と黒に光り始める。

 

「晩年の願い。今、この場でこそ叶うときだ。……人類の救済を……この救いを享受しろ!!」

 

 

 

 

 セイバーが剣を前に突き出す。その眼は確固たる意志が孕んでいる。

 

「救い……というのは、私にはよく分からない。だが、その言葉はマスターが一度言っていた言葉だな」

 

 

 

 

 

「『俺はお前に救われた。一緒に過ごしてくれただけで俺の救いとなった』と言っていたが。……一緒というのも大変だ。かなり苦労する事は知っている」

 

 

 

「ましては人類全員に救いなど個人が求める程のものではない。……お前が潰れるだけだ。やめておけ」

 

「貴様に何が分かる!? 下らない妄言を吐くなセイバー!!」

 

 

「聖杯接続完了。万物に終焉を……!」

 

「命は壊さない。その文明を破壊する」

 

 

 

 

「《双腕・零次集束(ツインアーム・ビッグクランチ)》……!」

 

「《軍神の剣(フォトン・レイ)》!!》」

 

 

 

 光の帯が剣先に集まり、その帯は回転しながらセイバーを銃弾のような形で覆い始め、一気に正面に向かって飛んで行った。

 

 白と黒が混ざり合って射出される。それらは組み合わさり、擬似的なブラックホールを創り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、二つの宝具が重なる直前。

 

「……令呪を持って命ずる……!!」

 

 この戦いの切り札が出されようとしていた。




影がうすいぞ藤丸立香!!

もーちょい頑張れ!!


それと、今更ですがUA30000越えてました。
やったぜ。

ありがとうございます!
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