自分はたまにやるんですが、財布が軽くなるたびに虚無感に襲われますが楽しいですよ。
家庭用ゲームにならねぇかな(願望)
褐色肌の露出が高めなセイバーは、腰に手を当てて口を開いた。
「マスター達の来た目的は分かった。……しかし、何故ここになる?」
「『聖杯が如何にもありそうな場所って、ここぐらいなんだよ。そんな事より、セイバーなんでこんな所に……』」
「ランサー、うるさいぞ。二重になって聞きづらい。……新手のイタズラか?」
「気にするな。リツカに対しての通訳だ」
「……なら、私とマスターだけの会話の時はやめてくれ。……わざわざみんなが聞かなくていい事を言い直されるのは……少々気恥ずかしい」
「承知した。善処しよう」
「私はアイツの監視をしていたが、他でもないアイツがいるのがこの城の中だ。罠がある可能性もあるために中には入らず、外で見張っていた。……そうしたら、マスター達が向かうのが見えたから止めた」
「『なるほど、わかった。アイツここに居たのか。なら納得。……とりあえず、中に入ろうと思う。セイバーは監視を中断、俺たちについて来い。駆け出しマスター君はランサーの後ろに。ランサー、守れよ』……承知した」
「マスター……!?話を聞いていたのか!?」
「『だからこそだ。聖杯が存在する可能性がある場所を正体不明のサーヴァントが偶然見つけたら、何が起こるか分からん。それに、罠が本当にあるとしたらそこには隠し通したい何かがあるという事。どっちみち怪しいなら、事が大きくなる前に潰すが吉だぜ?』」
「……マスター」
「『お前は心配し過ぎだ。俺の昔の彼女よりも過保護じゃんか』」
「……っ!!ランサー……!」
「すまない」
『照れ隠しですね分かります』
「そこのマスターもやめてくれ……!」
すすすっ、と腕が藤丸立香に近づく。
「『駆け出し君』」
『……?』
「『真面目な話になるがよく聞け。今回の聖杯、なんの因果か分からんが既に
『……!?』
「『原因は分からない。ただ分かっているのは、今でも
『それって……つまり?』
「『こちらとしても、お前に確保してもらった方が格段に良い、って事さ。頼んだぜ?カルデアのマスターさんよ』」
城の中は薄暗かったが、ランサーがランタン程度の火を灯しながら進むおかげで比較的安全に進む事が出来た。
『なんか……変な置物が多いですね』
「『置き時計みたいなモニュメントばかりだな。色んな像をくっ付けた鎖がモニュメントを縛ってやがる。……でも、なんか見た事あるんだけどなぁ……なんだったか?』」
「まるで倉庫のようだな……だが、通り道にまで所狭しと置いているのは流石に気味が悪い……」
「随分と空間を有効利用したいようだな。正門は無駄だと感じているのだろう……『いや、それ出入り出来なくね?』」
『まるで、たくさんあるのが当たり前のようだ……』
「『何にせよ、上を目指そう。ホラーはイマイチ苦手だから早く行こっ』」
『……よく考えたら、腕だけってのもホラーでは……』
「『そこ!五月蝿いぞ!』」
いくつかの螺旋階段を登り、玉座の間に出る。
唯一、玉座の間だけは照明が点いていた。
それは明らかに誰かがいるという事。
そして。
「ああ、お久しぶりですね。皆さん。君は……はじめまして。ようこそ、大してお持て成しも出来ませんが、ゆっくりして行って下さい」
「『丁寧な胡散臭さは相変わらずだなぁ。底が見えねぇとおちおち休む事も出来ねぇんだが』」
「……赤のランサー、随分と雰囲気が変わりましたね……?」
「マスターの念話を聞かない者がいるからな。俺が通訳している」
『聞かないんじゃなく、聞けないんだが?』
「そうですか。中々面倒な事をしてますね、ランサー」
「それで、私は懺悔でもお聞きすればいいでしょうか?我がマスター」
「『神父にでもなったつもりかよ?不完全な召喚で喚び出された分際でよぉ』」
『いくら凄んでも、マスターさんに迫力がなさ過ぎる』
「……我がマスターながら、私もそう思う」
「それもまた一つの長所だろう」
「『おいソコォ!!一言ずつ余計だぞッ!!』」
一体誰なんですかねぇ?
何となく真名が分かりづらくなってますが、既出のサーヴァントです。
どうせなので問題にでもしますか?
次の話での前書きに答えは書いときますんで。
ヒントとしては「イベントには出てるが、ストーリーには出てきていないサーヴァント」と言ったところでしょうか。
間違ってたらサーセン。