テストも兼ねてますので続くかどうかはわかりませんが是非見て頂けると嬉しいです。
あとのコメントは後書きで!
~~この世界は残酷だ…というのは幼馴染の言葉だが実際、この世界は狂っている。
いつ、いや本当に訪れるのかすらわからない平和を求め、俺たちは今日も巨人と戦い続ける…はずだった。~~
壁外調査が行われてから数週間…俺たちはとある町はずれの家屋で謹慎していた。
ずっと信じていた同期の裏切り、信頼していた上司の死、壁外調査は俺たちにとってあまりに残酷な結末だった。
その数日後、裏切り者であったアニを捕獲したことで調査兵団の面目はかろうじて保たれたが、上層部は104期に他にも裏切り者がいるのではないかと疑いを立て、全員の潔白が証明されるまで俺たちは一切の活動を禁止したのであった。
エレン「なあ…アルミン」
アルミン「ん~何?」
エレン「いつまで続くんだろうなこの生活」
アルミン「うーん…それはどうかな…僕にもわからないよ」
少し前まで生死を懸けた戦いに身を置いていた状況とはあまりにかけ離れた平和な空間。
だが勿論俺はこの状況を欲していたわけではなかった。
エレン「なんで俺はこんな所で温温と暮らしてなきゃいけないんだ…俺は1秒でも早く巨人たちを駆逐して壁外へ探検したいんだ!」
アルミン「気持ちはわかるけど上からの指示なんだ…従うしかないよ」
アルミン「それに…もし僕たちの中にまた裏切り者がいたら?…残念だけど上の判断が正しい…今僕たちが活動することは何よりのリスクになるよ」
エレン「わかってる…だけどよ!」
そんなこと自分だってわかってる。
だが巨人を駆逐できないもどかしさが俺を苛立たせ、焦らせる。
ミカサ「なら上層部の人たちを全員駆逐すればいい」
アルミン「ええ!?」
エレン「そっか!俺が巨人化して皆を駆逐すれば…!」
アルミン「えええ!?」
エレン「冗談だよ、なあミカサ」
ミカサ「うん……冗談…」
アルミン「ビックリさせないでくれよ(汗」
エレン「ははははは…」
ミカサが冗談を言うことはあまりないせいかいきなりの下剋上宣言にアルミンの胃にダメージを与えたが結果的には場の空気は和んだ。
実際俺のイライラも少しだけ吹き飛んだしな。
だが俺は不安に感じていた。このまま謹慎が解けず二度と巨人と戦えなくなってしまうんじゃないかって…。
エレン「俺達…一生このままなのかな…」
ミカサ「エレン………」
俺の言葉にミカサもアルミンも悲しそうな顔で俯く、場は再び暗くなり沈黙が生まれる。
サシャ「随分暗い雰囲気ですね~どうかしたんですか?」
明らかにこの空気感に場違いなテンションでそう言いながら歩いてきたのは同級生のサシャだった。
エレン「いつまで謹慎が続くのかって話してたんだ」
サシャ「うーんいつまででしょうね、私にはわかりません♪」
ローテンションな俺、やたらとハイテンションなサシャ、2人の温度差の違いは雲泥の差だ
俺はそんなハイテンションなサシャに対して呆れていた。
エレン「はあ…お前はどうしてこう呑気していられるんだ(汗」
アルミン「まあまあエレン…」
俺がそう言うとサシャはさらにテンションを上げてこう言った。
サシャ「でもよく考えてみてくださいよ!」
サシャ「私達今まで巨人とずっと戦ってきたじゃないですか!」
エレン「そりゃ調査兵団なんだし当たり前だろ」
俺がそう突っ込むがサシャの口は止まらない。
サシャ「訓練兵団にいた時だって辛い訓練で何回も死にかけたじゃないですか!」
ミカサ「確かにそうだけど…それが一体…?」
サシャ「でも今は謹慎、つまり自由でいられるってことですよ!」
アルミン「なんか違うような…」
俺が突っ込む前にアルミンが言ってくれた、さすがだアルミン。
サシャ「だけど謹慎が解ければまた命を懸けた戦いの日々が始まっています」
エレン「当然だろ…俺らは戦うために調査兵団に入ったんじゃねえか」
サシャ「でも今、私たちは何にも囚われてない、ごく普通の生活ができるじゃないですか!」
アルミン「いや、まあちょっと違うけど…死の恐怖に脅かされないっていう点では間違ってないかも」
サシャ「でしょ?だから今は楽しくいきましょうよおおおおおお」
そう言うとサシャは小躍りを始めた…いや普通にテンション高くてもああはならないからな!?
そんなことするのはこいつだけだろうと俺は断定する。
コニー「そうだ宴じゃ宴じゃあああああ」
前言撤回…もう1人いたな。
いつの間にか現れてサシャの隣で叫びながら踊ってるハゲ…じゃなくて坊主頭はコニーだった。
その動きはあまりにもキレキレで…ていうかそんなに動けんならそれを戦闘に生かせよ…と突っ込むのはやめておこう。
エレン「宴って…そんなんでいいのか…」
俺は2人に対し心の底から呆れていたが…以外にも反応したのはアルミン達だった。
アルミン「まあ…一理あると思うよ、休むことも大切だしね」
ミカサ「…どの道謹慎であることに変わりない…確かに今のうちにいい思い出を作るのもまた一興…なのかもしれない」
実際俺たちは謹慎となっているが、調査兵団に関する物事を行わければ、移動範囲内では自由にやっていいのだ。
つまり俺にとっては地獄でしかないが、他の人達には長期休暇を得られたようなものだった。
エレン「お前たちにとっては幸せなことなのかもしれんが俺にとってだな!」
ユミル「お前らガヤガヤとうっさいな…」
クリスタ「何の話をしてたの?」
主に馬鹿2人のせいでやたらと五月蠅くなった所に現れたのはユミルとクリスタだった。
サシャ「いや~今後の人生についての話を」
ユミル「はあ?何言ってんだお前」
アルミン「謹慎になってこれからどうしよって話をしてたんだ」
クリスタ「あーなるほどね」
コニー「折角暇なんだし皆で楽しく過ごそうぜってことになったんだけど」
エレン「いつなったんだよ!」
クリスタ「でも楽しそうだよね、私は賛成だなぁ」
ユミル「そんなのほほんとしてていいのやら」
エレン「ほんとそれな」
サシャ「えー別にいいじゃないですか~」
コニー「そうと決まれば早速何をするか決めるぞおおおおお」
サシャ「おーー!」
クリスタ「おーー!」
勝手に話が進んでるとミカサは呟き、ほっとけほっとけとユミルは呆れていた。
エレン「はあ…」
もう何を言っても無駄だと悟った俺もこの場の流れを傍観することにした。
クリスタ「ねえエレン」
と思ってた矢先、クリスタに声をかけられた。
エレン「あ?何だ?」
もじもじとした動きを見せながら満面の笑みでクリスタは言った。
クリスタ「折角なんだしもっと楽しくやろうよ♪活動停止の間は平和なんだし」
そう言うクリスタには含みも悪意もない心の底から俺を気遣ってくれるものだと感じた。
馬鹿2人ならまだしも常識のあるクリスタに言われると説得力が増す、そのせいかその発言が正論に感じてきて俺は少しイラっとした。
エレン「呑気なお前はそれでいいかもしれないが、俺は一刻も早く巨人を駆逐したんだよ!」
完全に言いすぎた。
折角の善意を踏みにじるようなことを言ってしまい言った後ながらも俺は謝罪しようとした。
クリスタ「確かに私はそうかもしれないけど…でもどうせ辛いことが来るのなら今の内にいい思い出作らなきゃ!」
そこまで気にしてなかったのか何事もなかったかのようにクリスタは返答した。
俺はとうとう言い返せなくなった。
クリスタ「皆が楽しめるように私も手伝わないと」
エレン「皆が楽しむ?」
クリスタ「うん!もちろんエレンもだよ!」
まただ…と、俺はクリスタの発言に顔をしかめた。
ミカサ(…エレン?)
ユミル「おいクリスタ…何か忘れてないか?」
傍観するのが飽きたのか、大好きなクリスタと話してるのが気に入らなかったのか俺とクリスタとの会話を遮るかのようにユミルが話を突っ込んできた。
クリスタ「え…ああ!」
え?………ああ!と完全に忘れてましたと言わんばかりに本来の目的を思い出すクリスタ
クリスタ「私達は兵長に頼まれたおつかいがあるから」
ユミル「やっと思い出したか…というわけで私たちはもう行く、じゃあな」
クリスタ「行ってきまーす!」
クリスタがそう言うとコニーとサシャは行ってらっしゃいと返しそれ以外の奴らは軽く手を振り2人を見送った。
サシャ「…行っちゃいましたね」
アルミン「うん…」
エレン「………」
俺は考え込んでいた。それに気づいたのかアルミンが心配そうに声をかけてきた。
アルミン「エレン…どうしたの?」
エレン「…ああ、前から思ってたんだが…クリスタってさ自分が楽しもうとは思わないのかな」
アルミン「どういうことエレン?」
エレン「あいつって他人から見て印象のいいように振舞ってるというかさっきだって皆のためって…」
アルミン「つまり善人ぶっているってこと?」
エレン「というより他人を大切にしてるけど自分のことは何とも思ってないような…今まであいつと話してきてそんな感じがしたんだ」
俺がそう言うとアルミンと話を聞いていたのかミカサも腕を組んで考え込む。
ミカサ「クリスタが…ね…」
アルミン「うーん、あまり意識したことなかったなぁ…でも、もしそうだとしたら何故?」
エレン「わからない…けど物凄く気味が悪いんだ」
ミカサ「クリスタが?」
エレン「ああ、正直…苦手だなぁって思うんだ」
アルミン「苦手?」
エレン「ああ…」
正直戦いを共にしてきた戦友を悪く言うのは俺としても罪悪感があった。ただ親友であるアルミンはそんな俺を理解してくれた。
アルミン「まあもしそうだとしたらエレンにとっては苦手なタイプかもね…」
アルミン(でもクリスタが本当に?…とてもそうには見えないけど…)
とアルミンは思ったが今考えても仕方ないと…再び今後の活動を考えるのであった。
同じ頃、買い物に向かう途中、ユミルさりげなくクリスタに問いかける。
ユミル「なあ…結局どうなんだよ」
クリスタ「どうって何が?」
ユミル「お前ずっとエレンのこと見てただろ」
そういった瞬間クリスタは顔を真っ赤にし明らかに動揺した様子を見せた。
いや、いくら何でも分かりやすすぎだろ。
クリスタ「え…いや…そんなことないよ…」
ユミル「それに随分積極的だったしなぁ…」
私はクリスタの否定に耳を貸さずどんどん問い詰める。
クリスタ「それは…きっと偶然」
ユミル「偶然?…無理のある言い訳だと思うがなぁ?」
クリスタは黙り込む。
ユミル「…お前さ…気になってるんだろ?エレンのことが」
言い合いじゃ負けると思ったのかクリスタは私がいくら問いかけても無視しようとした。
だが、それならこっちにも手があるのさ。
ユミル「…まあエレンはミカサと結ばれるだろうな」
現実味があるが全くの出まかせだ。
だが気になる人の恋愛事情を無視できるほどクリスタは冷静ではなかった。
クリスタ「…え?」
ほらな、あっさりと口を開いた。
ユミル「だってエレンはミカサのことが好きなんだしなぁ」
私はさらに嘘を重ねる。
クリスタ「そ…そうなの…?」
ユミル「あぁそうさ…エレンはミカサに釘付けさ…」
クリスタ「そ…そうなんだ…」
平静を装っているみたいだが誰が見てもわかるくらいに動揺していた。よく見ると目に涙まで浮かべてやがる。
ユミル「でも知ってるんだよなぁ…本当のエレンを惹かせる方法…」
クリスタ「!!…それって何!?…教えてユミル!」
ここまで単純だと逆に猫をかぶってるんじゃないかと不安になるが、私のクリスタに限ってそれはないだろう。
ユミル「…いやそんなもん知らん」
クリスタ「…え?」
ユミル「ついでにエレンがミカサのこと好きなのも嘘だ、おそらくな」
クリスタ「え?…ええええええええええええ!!」
クリスタは素っ頓狂な声をあげる。あまりの大声だったため町の人達は何事かとこっちに目を向ける。
ユミル「でもこれでわかったな…」
クリスタ「?」
ユミル「お前がエレンのこと好きだってことだよ」
クリスタ「~~~~!!!」
真っ赤に染まった顔のクリスタも可愛い、があまりの反応にさすがの私も少し驚いてしまった。
ユミル「そ…そう取り乱すなよ」
クリスタ「騙したんだね!ひどいよおおおお」
顔を赤くしたと思ったら今度は大泣きし怒り始めた。全く忙しい奴だ…というより
ユミル(泣き顔のクリスタも可愛いぜ…)
クリスタは店に着くまでずっと泣き続けたのであった。
~~クリスタに苦手意識を持つエレン、エレンに好意を持つクリスタ
果たしてこの先どうなっていくのか…~~
続く
最期まで見てくださってありがとうございます!
正直語彙力がないためか日本語がかなりおかしくなっていると思います(笑)
で、このお話に少し補足をつけさせていただきますが、この小説はエレクリでありそれがメインですが他のキャラに焦点を置いてたりすることもあってか1話を通してエレクリ要素がない、それ以前にエレン、クリスタが出てこないってこともあります。
それは1人1人のキャラを書いていきたいなぁという自分の考えであるため、もし早く結ばれるエレクリが見たい人にはあまりお勧めできません。そしてセリフにキャラ名をつけていますが登場キャラが多いため誰が喋ってるのかわからなくなる…という事態を防ぐためにつけさせていただいてます。
そしてもう1つ、このお話にはオリジナルキャラが登場します。
そのキャラはこのお話ではエレン、クリスタの次に、あるいはそれと同等の立ち位置であるいわば主人公格です。
といってもモデルは先日発売された進撃の巨人2のオリジナル主人公なのであまり違和感は出ないと思います。
主人公格と言いましたがあくまで原作のキャラを引き立てる都合のいいキャラだと思ってくださると嬉しいです。
と…ここまで長文でしたが一応伝えたいことは全部書きました!
続きをまた載せるかどうかは考え中ですが、元サイトでもまだ完結してないのでペースはきまぐれになりそうです。
というわけで最後まで見てくださってありがとうございました!では!