発明少女にとりちゃん   作:N-SUGAR

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第十七作 ログモジュールハウス

第十七作 ログモジュールハウス

開発責任者:河城にとり

 

にとり「ついにできたぞ!」

 

レミリア「なんにもできてないわよ!」

 

にとり「うわ!びっくりしたー!いきなりなんだよ。……あれ?確かここら辺に、紅魔館とかいう建物が建ってなかったっけ?」

 

レミリア「爆発したわよ!」

 

にとり「ええ!?そりゃまたなんで!?」

 

魔理沙「自然倒壊だよ。自然倒壊」

 

にとり「へえ、まあ紅魔館も古そうな建物だったからねえ。そういうこともあるのか」

 

レミリア「んなわきゃないでしょ!魔理沙がマスパったのよ!」

 

にとり「あー。そっかー。御愁傷様だねえ」

 

レミリア「他人事みたいに言いやがって…」

 

にとり「だって他人事だもんねえ…」

 

フラン「お姉さま。あんまり魔理沙を責めないであげて?魔理沙はただ私と遊んでくれてただけなの。悪気は無かったのよ」

 

レミリア「安心しなさいフラン。悪気があって紅魔館を壊したんだったらとっくの昔に私は魔理沙をぶち殺してるわ」

 

魔理沙「きゃー。こわーい」

 

レミリア「こわーい。じゃ、ねえ!わざとではなくともちったあ反省しろ!」

 

フラン「だってさ。魔理沙」

 

レミリア「あとね?フラン?確かに紅魔館倒壊の原因の8割方は魔理沙がマスパったせいだけど、残りの2割くらいは貴女がスタボったせいなんだからね?」

 

フラン「………てへ♡」

 

レミリア「てへ♡じゃ、ねえ!可愛く言っても許されることと許されないことがあるよ!大体私、前に言ったよねえ!?最近あんたと魔理沙の「遊び」がマジで危険になってきたからやるんだったら夜か曇りの日にでも外でやれって!」

 

魔理沙「何言ってんだ。今日は快晴だぜ?」

 

レミリア「知ってるわよ!私とフランが日傘差してんのが見えないわけ!?日取りを選べっつってんの!」

 

魔理沙「お前なー。遊びにわざわざ日取りなんて選ぶわけねーだろー?今日その日がプレイアブルデイなんだよ」

 

レミリア「じゃあ、夜にやれよ!外で!」

 

魔理沙「何言ってんだ!夜は眠いだろうが!」

 

レミリア「成長期か!」

 

小悪魔「それにしても、よくよく考えたら妹様のスターボウブレイクが全体倒壊の2割って、魔理沙さんのマスパ。威力ありすぎじゃありません?」

 

パチュリー「そう言われれば確かにそうね。魔理沙。そこらへんについて、何かコメントはある?」

 

魔理沙「ふっ…。私は日々の研鑽を忘れない女。当然マスタースパークも日々改良に改良を重ねて威力を上げているんだぜ」

 

フラン「魔理沙…。カッコイイ…」

 

レミリア「あのー。日々改良に改良を重ねたマスパを室内で撃たないでくれまくれませんかねぇ…」

 

魔理沙「しょーがねーだろー。フランだって強いんだから。本気出さねーとこっちが怪我しちまう」

 

レミリア「だからさあ!何度も言うようだけど、外でやってよ!」

 

魔理沙「今日その日が以下略。夜は以下略」

 

レミリア「ぶっころ」

 

にとり「まあまあ、レミリアさん落ち着いて」

 

レミリア「これが落ち着いてられますか!あんたが倒壊した紅魔館を今すぐ直してくれるっていうなら話は別だけど」

 

にとり「いや、流石にそれは無理だし、そういうことは土蜘蛛辺りにでも頼めばいいと思うんだけど、ただし、代わりの住まいを用意することくらいならできる!」

 

咲夜「代わりの住まい…ですか?」

 

にとり「そう!それこそが私の今回の発明品!ログモジュールハウスさ!」

 

咲夜「ログモジュールハウス……?凹凸のある木片にしか見えませんが?」

 

にとり「これだけなら確かにそうだね。でもね。こいつは立体パズルなんだ」

 

パチュリー「立体パズル?つまり、それはパズルのピースの一つってこと?」

 

にとり「その通り。こいつはこのピースを組み合わせることで、どんなものでも簡単に形作ることが出来るのさ。家具だろうが家だろうが簡単に作ることができる。まあ、木製だから火気厳禁だけどね。とりあえず、仮設住宅としては十分だろ?」

 

レミリア「パズルなんかで家を作って、ろくなものになるとは思えないんだけど?」

 

にとり「ところがどっこい。こいつは意外とちゃんとしたものになるんだ。隙間漏れなんかはしないから雨漏りもしないし、土台ごと作れるから家が簡単に倒れる心配もない。詳しくはこっちの説明書に書いてあるよ」

 

パチュリー「………。なるほどね。確かに、これなら仮設住宅としては十分かも。雨漏りなし、風で倒れる心配もないし、これ以上の爆破オチは私とレミィが許さないし、うん。大丈夫そう」

 

魔理沙「ほーう?そりゃ良かった。安心したぜ」

 

レミリア「安心したぜ…じゃあないわよ。あんたにはきっちり紅魔館壊したぶんの弁償してもらうからね。具体的には建て直し費用の8割負担!」

 

魔理沙「はっはー!んな金持ってるわけがないぜ。諦めな」

 

レミリア「金がないならあんたの家を差し押さえるまでよ」

 

魔理沙「弾幕ごっこで私に勝てたら考えてやらんこともない」

 

レミリア「上等よ!ぶっころしてやる!神槍『スピア・ザ・グングニル』!」

 

魔理沙「遅いぜ!『ブレイジングスター』!」

 

フラン「きゃはは!私もまぜてー!禁忌『フォーオブアカインド』!」

 

にとり「あーあー。大変だこりゃ」

 

パチュリー「仕方ないわね。仮設住宅はもっと向こうに建てることにしましょう。こあ。貴方は地底に行って土蜘蛛達に紅魔館の建設工事を頼んで来てちょうだい」

 

小悪魔「わっかりましたー!」

 

パチュリー「にとりも悪いけど少し手伝ってくれる?お礼はちゃんとするから」

 

にとり「おっけー。性能検査のついででもあるしね。お値段はそれなりに相談させていただきますよ?」

 

パチュリー「そう。助かるわ。それで、他に何かすることはあるかしら?咲夜?」

 

咲夜「そうですね。では、私は門のところで寝ている美鈴を起こしてきますね」

 

咲夜以外「「え!?美鈴今の今までずっと寝てたの!?」」

 

 

第十七作 ログモジュールハウス 建設。

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