ジオン一兵の見る戦場   作:機械の歩兵~SPR~

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ライギョとマングース

「・・・何処だ?」

 

まあ、あんな格好いいこと言ったものの・・・流石にステルスが相手じゃ勝ち目がない。

しかも山岳地帯。隠れる場所なら山ほどある・・・山岳地帯だけに

 

 

あ、いやすまない。

 

 

「しかし俺の機体は支援タイプ・・・他の専用機は明日に届く予定だしなぁ」

 

支援タイプの機体は格闘タイプの機体に弱い。

ガンダムピクシーは格闘タイプ

格闘制御に特化した機体だ。

それに対する俺の専用機は重装甲ザク

支援タイプだ・・・

 

「ま、相手のエモノはビームダガー・・・格闘兵装のリーチに関しては五分五分と言ったところか・・・」

 

辺りを見回す・・・

いぶり出すか・・・

腰のクラッカーを手に持つ

脚部ミサイルポットもセットする

 

「弾薬は自費なんだぞ・・・勘弁してくれよ」

 

旧世紀で言うブラック企業ってやつですなぁ・・・

 

「はよでてこ~い・・・」

 

前方にミサイルを発射する

爆音が続き辺りが明るく照らされる

 

「出てこないな・・・」

 

遠くに出たのか?

だとするとこのまま逃がすのは不味いな・・・

とりあえずB中間地点の先へ進みトンネル状の足場を通り抜ける

 

「ふむ・・・この先か・・・?」

 

う~ん・・・おりょ?通信か?

 

「なんですか?」

 

『後ろ!足場の上!』

 

若い女性の声・・・いや、そんなことより

 

「何故分かるんだ?」

 

『良いから・・・来るぞ!!!カウント5』

 

「りょ~かい!!!」

 

後ろに振り向きマゼラ砲を構える

成程…ピクシーが此方にダガーを突き刺す形で降ってきやがった・・・

 

「項を焦って油断したな・・・」

 

マゼラ砲の弾丸は正確にピクシーのコックピットに直撃し、ピクシーは活動を停止した・・・

地味に後にマングースと蛇コンビと呼ばれる二人の連携プレイである。

 

 

 

 

 

 

しかしこの話、続きがある

 

「・・・ミンチよりひどい結果だな」

 

愛機の重装ザクは降ってきたピクシーのダガーにより頭部を破損してしまった。

 

「はぁ・・・修理は自費じゃないよな?」

 

まあ、明日届く二機があるわけで・・・

自費で金が足りないならその二機の出撃ローテーションで金ためるかな・・・

 

「んで?君は何?」

 

「何って・・・私貴方の専属オペレーターですが何か?」

 

「・・・隊長さんこれはどういうことで?」

 

「ハハハ・・・彼女はマグース・キャッツ…宇宙で砲撃屋をやっていた凄腕だよ」

 

「こいつが!?」

 

だってこいつ・・・

 

「こんなガキが元凄腕の砲撃屋!?嘘だろ?」

 

明らかにお子さま体型・・・

 

「お子さまだなんて言わないでください!!!」

 

「彼女、こう見えて26歳だぞ」

 

「ハア!?てことは・・・俺の3つ下か!?」

 

こいつが・・・

 

「それより感謝してくださいよ?私が貴方に敵の位置を知らせなかったら死んでたんですから」

 

「そうだ・・・どうして見えたんだ?」

 

MSですら捕らえられなかったのに・・・

 

「どうしてって・・・砲撃屋はこれくらいできないと務まりませんからね」

 

 

 

 

 

「まあ、積もる話は外でどうぞ」

 

 

 

 

 

またファット・アンクルから追い出されてしまった・・・

積もる話ってなんだ?

似た者同士ってか?

確かに突狙撃屋と砲撃屋・・・似てはいるが・・・

 

「暗闇のMSも補足できないなんて・・・それでも狙撃屋ですか?砲撃屋の親戚が・・・恥ずかしいですよ」

 

「俺は狙撃屋じゃない。突狙撃屋だ」

 

「知りませんよそんな事」

 

「・・・ハァ」

 

正直こいつとは気が合わない




バトオペの山岳地帯ジオン側の射撃ポイント
アーチ付近の戦闘です
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