壊れた少女達と一人の狂転生者   作:ムリエル・オルタ

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狂ったままでも純粋に

止めることも出来なくなった滅びへの道。私以外の者達は誰も気付かず都合の良い夢を見ている。

 

「全く、嫌になるよ。まだあの頃(・・・)の方が良かったじゃ無いか。私も耄碌したのかなぁ~。はぁ」

 

思えば最初から破綻していたんだろう。未来を見て、過程を見てそれを止める術は最初から無かった。だからこそ、滅びを遅らすために作り上げた組織。その組織を持ってしても止めることは出来ない。遅くすることすら出来なかった。

 

「完璧な式は出来なかった。私の中で完結した式は…………」

 

そんな声は並の中に消えていった。

 

 

~翌日~

 

 

「さて!久々の授業だよぉ~ん!久々の授業で私も元気いっぱい!さぁ、今日は大学レベルから行ってみよ~」

『『『『出来るわけ無いですよ!?私達まだ高校一年生!』』』』

「分ってるって~。いやだな~、私ってそんなに信用無いかい?」

 

久しぶりの授業で少し茶目っ気を出してしまった。私としたことが不覚だね。まあ、たのしいからいいけど。

屋敷に引きこもっていてもいいけどそれだと何時か私にカビが生えそうだしね。

 

「じゃ、授業を始めるよ~」

 

さて、今日こそは給料分は働こうかね!

 

 

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・

・・・・

・・

 

昼休憩。私も屋敷(IS学園内)で作って貰った弁当がある。

美味しいんだけど何故か何時も一定量血が入っているんだよなぁ。

 

そんな事を考えながら廊下を歩く、そして途中でピタリと止まり振り返らずに一言。

 

「いつまでそうやって隠れているつもりだい?私は温厚だけど周りの娘達はそうじゃないんだ」

「あらあら、流石に先生には気が付かれていましたか。流石ですね」

 

背後から出て来たのは更識楯無。日本の暗部用暗部更識家当主、それがこの生徒だ。

その手には「精進!」と書かれた扇を持っていた。何処でそんな扇が売っているのだろう。もしかして自作?

 

「そんな事は良いんだ。で?私に何か用かな?」

「では、単刀直入に聞きます。貴方は、貴方達は学園の敵ですか?」

 

更識の目には敵なら容赦はしない。そんな決意が宿って居た。まぁ、だからといって私が何か言うわけじゃ無いんだけどね。

 

「敵では無いよ。まだね。でも、私達の邪魔をする者は遠慮無く排除させて貰うけど」

「そう…………ですか。先生の言う邪魔をするに私達が入って居ないと良いですけど」

 

いや、入ってると思うよ。なんせ、今の私の目標は人が認識しない内に人理を焼却することだし。それとも、此方側に来るのかな?

 

「まぁ、今のままだったら恐らく私は動かないよ。私達は動くかもしれないけど」

「私は動かなくて私達は動く?……………どう言う意味ですか?」

「そのままの意味さ。憐憫もいきすぎれば只の偽善であり妥協であり諦めでもあるのだから」

 




キリが悪いですけど今回はココまで!
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