壊れた少女達と一人の狂転生者   作:ムリエル・オルタ

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今回は科白少なめです。


私にヒロインが居たとしても癖の強い人しか居ない

最近めっきり教師としての仕事が無くなった。いや、無くなってはいない。限りなくないのだ。あるのは少量の書類仕事。それさえ終わらせれば待っているのは次々と送られてくるイギリスからの患者達。もう一人医者は居るのだが何故か彼が治療をすると作家志望になるか皮肉屋になるので女性はある程度此方で受け入れるようにした結果かなりの数になってしまった。挙げ句に彼女たちはIS適性が高いからタチが悪い。女権やIS委員への圧力をかける毎日だ。

 

そんな毎日の中で最近の楽しみにはイギリスの方に居る友人との電話だ。一部旅に出ているが殆どがイギリスに住んでいる。

刀使いのアラフィフ。夢を追いかける航海馬鹿のアラフィフ。何かにつけて小説を書き出すアラフィフ?いや、彼奴はそんな年齢だったか分らない。

兎も角、そんな彼らとの電話が私の唯一の癒やしである。

 

いや、別に女性に興味が無いわけじゃ無い。ただ、私の(見た目の)年齢で娘にしか見えない年齢差ある少女に手を出すなんて犯罪チックな事をしたくない。だってJKじゃん(謎理論)他にも一杯居るし。ある意味ハーレムかも知れないけど、そのハーレムはきっと歪んでいて私の胃に対して特攻が着いている。無敵貫通付きだろう。

 

手を出したが最後泥沼(底なし)にハマってズルズルと他の子達も(ハッピーセットの様に)付いてくるんだろう。何故皆老い先短い(大嘘)アラフィフに懐くんだ。アレか?年寄りの包容力か?何それ怖い。

 

こうしている合間に今日の仕事も終わり、IS学園まで押し寄せてきた彼女たちと前と同じ日常(モドキ)を過ごすのだった。

 

「って、なるとどれだけ平和なんだろうねぇ」

「そんな事よりコレはどう言う事態ですか!?」

 

目のまで起こっている事を説明しよう。そもそも、私がIS学園に呼ばれた理由は三人の少女が関係する。

彼女たちは昔、心に傷を負い少し病んでいた。そこに私が――――――まぁ、簡単に言えば病みこそ治ったが逆に私から離れると情緒不安定な子になってしまった訳だ。それが今回私がここに来た原因。そして目の前で繰り広げられているのは。

 

「先生が居る前で私達が負けるはず無い!」

「ウジ虫が人間に勝とうなんて無駄」

「なんでよ!?私が正しいでしょう!?神聖なISの学び舎に汚らわしい男が居るなんて間違いよ!」

「テメェなんて本気でやる価値もねぇ」

「何ですって……………!きゃあ!?……………………欠陥者の癖に!」

「その欠陥者にやられているのは誰ですか?欠陥者以下の屑さん?」

 

女尊男卑の思想に染まった教師達が私の教え子によってリンチを受けていた。

 

そもそもの発端は二人の教師による私への脅迫だった。このご時世、男性の立場はペットより低い。IS発祥の地である日本はそれが謙虚に現れている。私が居たイギリスは元々女性の方が立場が上(尻に敷かれすぎ)な為それ程混乱は無かったが他の国ではえん罪や奴隷がまかり通っているらしい。

 

IS発祥の地たる日本では女権が幅をきかせIS委員がデカい顔をする。国会や内閣も女権の関係者が多い。まぁ、その分此方も扱いやすいけどね。

 

まぁ、私は最早脅迫現場としてお馴染みの校舎裏に連れ出された。全く、アラフィフを名のっている私にもう少し敬意を表して欲しいモノである。子供達を部屋に置いて少しばかり購買に買いに向かうタイミングを狙われた。

 

IS適正すら無い男が神聖なISを学ぶ校舎に居るな。さっさと、自主的に退職すれば見逃してやる。ここで私達が叫べばどうなるか分る?等と宣う教師×2。

その前に自分たちの後ろに注意して欲しかった。私を呼んだ四人の少女が人を殺す三秒前みたいな顔で此方を見ていた。正確には教師二人をだが。

 

私が目線を後方にやるのを怯えているからだと思った教師二人は更に私を脅迫していく。私はこの時始めて自分の首を全力でシメにいく人間を見たんだと思う。

その後はお察しの通り。

 

彼女たちは教師二人に勝負を持ちかけた。内容は二対一。教師が一で彼女たちが二。数だけ見れば彼女たちは卑怯かも知れないが、相手は教師だ。数居るIS乗りから選抜された存在。そう簡単に勝てる相手ではない。相手も生徒だからと甘く見ているのも一旦だろう。

 

だが、教授(プロフェッサー)としての顔以外を知らない所からすると女尊男卑思想に傾倒している莫迦な女なだけであり、女権に関わりは無いのだろう。

それとも私を倒しにきたか………………。まぁ、彼女たちが居る状態で私を倒せるはずが無い。私が手を下す前に彼女たちが手を下しそうだからね。

 

教授(プロフェッサー)もどうにかして下さい!」

「そう言われてっもねぇ。彼女たちを止めることは(やる気が無いから)出来ないし、彼女たちが落ち着くまであそこの二人には戦って貰おう」

 

横に居るアンチ暗部の家の当主更識楯無。楯無は当主が世襲する名前だが真名は流石に私も分らなかった。もう少し深く調べれば出るかも知れないが、今は時間が無い。

楯無は眉をピクピクと動かし、頬をヒクヒクさせながら半分ヒステリックになりながら叫ぶ。

 

「教師を(ISで)ボコボコしている試合を見ながらおやつ食べるってどう言う事ですか!私も食べたい!」

「本音が出てるよ~。まぁ、この子たちのおやつだけど」

 

そう言って私は自身の膝の上に乗っている少女(幼女)達に目を移した。

少女(幼女)達は目の前の戦いに夢中なのか私が目線をやったのにすら気付かない。少し傷つくがそれより先にその言動が酷かった。

 

「そこだー、ぶっ殺せー」

「すり下ろして豚の餌になれば良いのに」

「父上に悪いことするやつ全部けしとばす」

 

うん。やっぱり私の周りは曲者揃いなんだね!(諦め)

 




どうしてこうなった…………。

FGO周回楽しい(白目)
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