東方迷子伝   作:GA王

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三年後:鬼の祭_後夜祭(中)

勇儀「こら大鬼、ここは今男子禁制。入っちゃダメ

   なんだぞ」

大鬼「え?そうなの?」

 

「なんで?」と言いたげな表情を浮かべる大鬼。深い理由はない。ただこれは女子一同で決めた事。例外は…

 

萃香「いや、えっと…」

さと「あなたが『どうしても』と言うなら…」

お燐「おいでニャ」

 

簡単に裏切りやがった。『大鬼>女子の結束』なのか?まあ薄々分かってはいたけど。

 

勇儀「はー…、特別だからな?」

 

許可を出しながら廊下にいる大鬼に手を差し出す。

 

大鬼「…」

 

だが大鬼はその場から動こうとはせず、硬直していた。しかも一点だけを見つめて。その視線の先は…。

 

大鬼「あ゛ーーーーーーーーーーーーーーっ!!」

 

屋敷中に響く絶叫。あまりの大声に一瞬心臓が止まりかけた。そしてその発生源は、視線と同じ方向を指差していた。

 

大鬼「あの時の!!」

こい「久しぶりー♪思い出してくれたんだー♪

   大きくなったねー♪」

  『えーーーーーーーーーーーーーッ!?』

勇儀「なっ、お前さん達知り合いだったのか!?」

萃香「私達だって会ったの今日初めてだよ!?」

キス「気配を消すレアキャラなのに…」

ヤマ「え?いついつ?いつから?」

さと「えっと、どうやら地霊殿が工事している時に

   会っていたそうなんです」

お燐「アタイが大鬼君と初めて会った日の前日です

   ニャ」

勇儀「それもう何年も前だぞ?よく覚えて…」

 

そこまで語った時、脳裏に当時の記憶が蘇ってきた。

 

勇儀「たしかお燐が来た前日の夜は…」

 

そう、アレは私が軽率な行動を取ってしまい、「もう二度としない」と決意した夜だった。こう思い返してみると、あれからもう数年か…懐かしいな。ホント、あの時は大鬼に悪い事しちまったな。

 それはいいとして、という事は妹君が来たのは大鬼が初めて仕事場に来た日になる。そういえばその時…。

 

勇儀「積み木…」

大鬼「そうだ、そこの人に言われて、

   取りに行ったんだ」

こい「あー♪懐かしい♪やったやった♪」

勇儀「じゃあ、あの間取り図はお前さんが!?」

 

私もだんだんと思い出してきた。

 あの日、大鬼の(かたわ)らに作られた地霊殿の間取り図。それは大鬼では知り得ない情報の数々だった。その上、当時の大鬼はまだ5つ。間取り図なんて作れる筈が無かった。誰の仕業かと謎のままになっていたが…。

 

こい「えっと、何か作ったっけ?」

勇儀「いや、覚えてないならいい…」

 

当の本人は記憶にないらしいが、あれは間違いなく彼女が作った物だろう。

 

こい「あ、でも覚えてる事もあるよ♪」

 

すると妹君は、突然思い出したかの様に、人差し指を立て、歌を歌い始めた。

 

こい「 地球が一つありまして〜♪

   お豆を○○に置いたとさ〜♪

   お豆を○国○川○に置いたとさ〜♪

   ドバ…」

勇儀「なんだその変な歌?」

こい「大鬼君から教えてもらったんだよ♪」

勇儀「そうなのか?」

大鬼「うーん…」

 

真実を尋ねてみるも、大鬼は視線を上に向けて(うな)り始めてしまった。これは覚えてないな。

 

勇儀「こいし嬢すまない、覚えて無さそうだ」

こい「ふーん、じゃあ後で教えてあげるよ♪

   絵を描きながら歌うと面白いんだよ♪」

 

妹君の提案に大鬼は戸惑いながら返事をすると、ハッと目を見開いた。

 

大鬼「そうだ!ユーネェ、じぃじ達見なかった?」

 

どうやらコレが本来の目的だったようだ。

 

勇儀「ん?そっちにいなかったか?」

 

私が正面の(ふすま)の奥を指差しながら答えると、

 

大鬼「ううん。居たのは寝てるキスケと

   キスケにタオル当ててるばぁばだけだった」

 

向こう側の惨劇を語ってくれた。私の弟分はその仕事、使命を全うしてくれたのだ。

 

勇儀「そ、そうか。なら分からないな」

 

襖の向こうで酔い潰された弟分の姿が容易に想像できる。苦笑いを浮かべながら大鬼にそう答えた時だった。

 

 

ブツブツブツブツ…

 

 

3つの黒い(つぶや)きが聞こえて来たのは。

 

萃香「歌?何それ…。私だって知らないのに…」

お燐「アタイの事は覚えてくれて(ニャ)かった

   のにニャ。アタイの前日(ニャ)のにニャ…」

さと「一緒に遊んだのは聞いていたわよ?でも、

   そこまでの仲だなんて聞いてないから…」

 

その矛先は妹君。だが当の本人は自覚して様で、キョロキョロと周囲を見回し、それが誰への物なのか探っているみたいだ。そして3人一斉に放つその言葉は。

 

  『妬ましいっ!!!』

 

となれば、

 

パル「嫉ーーーーーっ妬(しーーーーーっと)!!」

 

ヤツはちゃんと来る。風呂敷(ふろしき)を背負っているところを見ると、家には戻ったみたいだ。でも、

 

お空「えっ!早くない!?」

こい「すごーい♪」

キス「フッフッフ…、記録更新。おめでとう」

ヤマ「着替えてないし…」

 

そう、あのまま。コレはやり直しだな。と、その前に…。

 

勇儀「大鬼ちょっと来い」

大鬼「え?なに?」

 

大鬼の手を引き、廊下へ。

 

大鬼「いいの?あのままで。パルパル暴走気味

   だったよ?」

 

部屋に視線を向けながら尋ねてくる大鬼。いつもと違う反応を示す私に、不安を覚えたのだろう。でも安心していいぞ。その前に確かめたい事があるだけなんだ。

 そう、あの時感じた力。私は『火事場の馬鹿力』と結論付けた。皆にもそう伝えた。でもあの感覚、初めてじゃなかった。しかもかなり最近体験していた。それをどうしても確かめておきたかった。

 廊下を曲がった所で、「ここなら」と大鬼の手を離し、周囲を確認。よし、誰も見てないな。

 

勇儀「んっ!」

大鬼「え゛っ!?」

勇儀「早くしろ!」ヒソヒソ

大鬼「い、今!?」ヒソヒソ

勇儀「誰も見てないから」ヒソヒソ

大鬼「どうして今なのさ?」ヒソヒソ

勇儀「実験なんだよ。早くしないとパルスィが

   暴れ出す」ヒソヒソ

大鬼「もー…」

 

その瞬間、背筋がゾクゾクっと来た。そして体の内側から(みな)ぎる熱いもの。

 コレだ!あの時と同じだ!!

 後は答え合わせをするだけ。急ぎ足で女子会の会場へ戻ると、

 

パル「パルパルパルパルパルパルパルパルパル…」

ヤマ「お、落ち着いてぇ!」

お空「さとり様逃げてー!」

キス「パルスィちょ、ちょっと待って…」

 

そこは大惨事。目をギラギラに輝かせ、親友とさとり嬢、更にお燐を妖術で捕獲し、口を大きく開けて、エネルギーの捕食にかかるヤツの姿が。そして、それを必死に取り押さえるヤマメ達。そんな中でも妹君は…、

 

こい「これ美味しー♪」

 

ご飯中。「よく騒がしい中飯が食えるな…」と感心しつつも、場の鎮圧に急ぐ。不思議な力は…、まだ生きてる。

 

勇儀「ヤマメ達離れろッ!」

 

 

ガッ!(パルスィの服を掴む音)

 

 

勇儀「うおおおおり゛ぃゃぁーーーーッ!!」

パル「…………………………………………☆」

 

投げ飛ばした瞬間手応えがあった。それに飛んで行くスピードも先程よりも断然早い。「これなら」と思っていると、

 

パル「残念、今のは分身」

 

本物のヤツが最近身に付けた『いらん技』を自慢気に語った。そして、「今度こそは」と嫉妬に心を支配された3人に飛び掛かった。だがその時、

 

 

ドッッッッッガァーーーーーンッ!!

 

 

外から聞いた事も無い巨大な爆発音が。慌てて表に出て、音がした方角へ視線を向けると、

地底の壁に父さん達の武舞台サイズのクレーターが、くっきりと出来上がっていた。

 

キス「ウソ…」

ヤマ「もしあれが分身じゃなかったら…」

お空「ひーッ!」

パル「あわわわわ…」

 

 

キラキラキラキラ☆

 

 

 青ざめた顔で目を皿にするキスメ達。当のパルスィは、口に手を突っ込んでガタガタと震えている。それもそうだろう、仮にアレが本物だったらと思うと、私でさえもゾッとする。

 

萃香「うーん…、みんなどうしたの?」

お燐「頭がぼんやりするニャ…」

 

そこへヤツの餌になりかけていた者達が、頭を(おさ)えながら遅れてやって来た。どうやら彼女達は、何が起きたのか分かっていないらしい。ただ一人を除いて。

 

??「えーっ!アレを勇儀さんが!?」

 

さとり嬢だ。この場の皆の心を読んで、状況を把握したのだろう。流石と言うべきか、抜け目がないと言うべきか…。ホント便利だよな、それ。

 

萃香「え?なになに?」

さと「ゆゆゆゆ勇儀さんが、パパパパルスィさんの

   パルスィさんをビューンで、あそこをドーン

   って」

 

 

キラキラキラキラ☆

 

 

 出来上がったばかりのクレーターを、バタバタと腕を振りながら指差すさとり嬢。興奮しているのは分かるが…、説明下手かっ!心を読めてもそれじゃあダメだろ…。

 

お燐「つまり、パルスィさんの分身を投げて、

   アレが出来たんですかニャ?」

 

ナイス通訳。流石長年のペット。そしてそのお陰で親友がようやく理解出来た様だ。

 

萃香「じゃ、じゃあやっぱり勇儀の能力って…」

勇儀「あはは…、どうやらこの馬鹿力みたいだな」

 

私がそう答えると、

 

  『おめでとうっ!!』

 

皆が一斉に祝いの言葉と共に駆け寄って来た。それはまるで、胴上げをされるくらいの勢いで。

 

萃香「私、ずっと…ずーっと待ってたんだからね」

ヤマ「もう『無能の四天王』じゃないだね!」

 

 

キラキラキラキラ☆

 

 

キス「フッフッフッ…。能力の名前はどうする?」

パル「それは是非私が名付け親に…」

勇儀「それなんだが、実はさっき思い付いたんだ」

  『なに?』

勇儀「『怪(りき)乱神を持つ程度の能力』だ」

  『なんで?』

 

両手を腰に当てて答える私に、頭上に「?」を浮かべて首を横に傾ける一同。「いいね」と、待望の反応に喜びながらも、それを覚られぬ様に深呼吸。

 落ち着いたところで、解説開始。

 

勇儀「馬鹿力は『怪力(かいりき)』だろ?

   それとさっき、さとり嬢が言ってたろ?

   ヘカーティア様が『神をも(おびや)かす力』って

   言われていたって。だから『乱す』『神』で

   『乱神』」

 

ここで大きく胸を張ってドヤドヤ。さあどんな反応をするか…。

 

  『ふーん』

 

終わり。感想はそれだけ。(むな)しい…。

 

萃香「怪力乱神って、そういう意味だっけ?」

ヤマ「たぶん違うと思うけど…」

キス「フッフッフッ…、怪力乱神とは。

   人知を超えた不思議な現象や存在のことで、

   各々、怪異・勇(りょく)(はい)乱・鬼神を意味する。

   by 大百科」

  『メタ乙!』

 

 

キラキラキラキラ☆

 

 

パル「しかも『かいりき』じゃなくて、

   『かい()()()』だから…」

勇儀「一々細かいなー、じゃあいいよそれで!」

 

この瞬間、私の能力の名前が命名された。その名も『怪(りょく)乱神を持つ程度の能力』。待望の力、私にピッタリの能力。そして、生涯共に歩んでいく事になる力だ。「これからよろしく」と、私の中に眠る力に挨拶を交わしたところで、

 

お燐「でも、(ニャん)で急に能力が使える様に

   (ニャ)ったニャ?さっきはもう出せ(ニャ)

   って言ってた筈なのにニャ」

 

鋭い質問でいい質問。その理由は(かす)かだが、見当が付いている。ただそれを知られるのは、恥ずかしい…。私の性に合わない。だから、

 

勇儀「えっと、条件みたいなのがあるみたいで…」

 

お茶を(にご)す事にした。断じてウソは付いていない。

 歳を重ねるに連れ、身に付けた三か条回避の特技。これは町の皆も同様だ。悲しい事に歳を取ると、こう言う事が平然と、しかもそこそこのクオリティーで出来る様になる。

 だがこの場にはそれすらも通用しない者がいる。

 

 

じー…

 

 

 私を見つめ続ける赤い目玉に気付いたのは、お燐に答えて間もなくの事だった。

 

勇儀「よせよせよせよせっ!読むな!覗くな!

   見ない方がいい!」

 

手で目の前を必死にガードしてみるも、それは暖簾(のれん)に腕押し。彼女にとっては無いも同然だろう。

 

さと「なるほど、そう言う事ですか…」

 

とうとう知られた。しかも悪い事に彼女の側にはヤツがいる。「また捕食に来る」そう予期し、姿勢を低くして身構えた。ヤツが少しでも怪しい動きを見せたら、直ぐにスタートを切れる状態だった。

 

パル「ん?勇儀どうしたの?」

 

だが思いの(ほか)、ヤツは冷静そのものだった。不思議に思い、

 

勇儀「妬まないのか?」

 

さとり嬢に口に出して尋ねていた。すると彼女は、

 

さと「なんか勇儀さんならいいかなって。

   妬ましいというより、微笑ましいです」

 

頬を()きながら笑顔で答えてくれた。私は彼女からは、『ただの大鬼の保護者』として認識されているみたいだ。つまり、妬みの対象外という事らしい。

 

萃香「え?なに?教えて!」

さと「えっとですね…」

 

知りたがりの親友に、私の許可無く耳打ちで答える次期町の長。どうやら機密保持の精神は薄いらしい。町の未来が思いやられる…。

 そしてそこから始まる伝言ゲーム。今度は親友からお燐へ、お燐からキスメへと耳打ちでそれは伝わって行く。その度に、皆が一様に「へ〜」と言いながらニヤニヤと笑いながら、「意外」と視線で語ってくる。もう恥ずかし過ぎて体が熱い。変な汗まで出て来る始末だ。

 やがて伝言ゲームは残すところ後一人。最後はヤツの番。

 

ヤマ「パルスィは………止めとこ」

 

ヤマメのナイス判断。いや、これは最初から危惧して、一斉に話さなかったさとり嬢の策略だろう。おそらく伝言ゲームの最中に「パルスィは最後」と、指令が出ていたのかも知れない。

 

パル「仲間外れなんて、妬ましい…」

ヤマ「帰りに教えてあげるよ」

勇儀「それよりもお前さん着替え!

   そのままじゃ家に上げないぞ!」

パル「お泊りセット持ってきた。だからお風呂…」

 

背中の風呂敷はそういう事らしい。ならば良しとしよう。泊める気はさらさら無いがな。

 

勇儀「じゃあ用意するから」

パル「一緒に入ろ♡」

 

頬を赤らめて恥じらいながら、一方通行の夢を語るヤツ。答えは当然。

 

勇儀「断る!」

 

子供みたいな事を()かしやがって…。もういい歳だろうに。大鬼でももうそんな事言わないぞ?それと…。

 

 

キラキラキラキラ☆

 

 

 さっきからこの視線。それは無邪気の極み。まるで数年前の大鬼の様。ずっとスルーしていたが、いよいよ耐えきれん。

 

勇儀「なんだ?何か用か?」

 

出所は妹君。突然現れるわ、眩しい視線で訴えてくるわで、考えている事がよく分からない。正直苦手だ。

 

こい「私にもビューンってやって」

 

まさかのリクエストに「私を遊具として認識してないか?」と不安がよぎる。更に、

 

さと「こいし止しなさいよ」

 

姉からの忠告も

 

パル「止めておいた方がいいよ」

 

体験者からの忠告も

 

こい「おねがーい♪」

 

どこ吹く風。その眩い光を放つ視線は、一向に止まる様子がない。私としてもこのパターンは初めてで、あまり気は進まないが、

 

勇儀「じゃあ地霊殿方面に飛ばすぞ」

こい「はーい♪」

 

他ならぬ妹君(たっ)ての願い。ならば叶えてしんぜましょう。

 

 

ガッ!(こいしの服を掴む音)

 

 

こい「お邪魔しましたー♪」

 

照準、地霊殿。打ち上げ角度、20度。能力、無し。力、手加減なし。

 

勇儀「お構いもしませんでぇぇぇっ!」

こい「やああああっっっっはぁぁぁ。。。…☆」

 

怖がる様子は全く無く、そればかりか満開の笑顔で飛んで行く妹君に、

 

さと「玄関の明かり付けておいてねー」

お燐「アタイ達ももう少ししたら帰りますニャー」

ヤマ「またねー」

キス「フッフッフッ…、そして…グッドバイ」

パル「よくもまあ、楽しめるよね…。妬ましい…」

 

各々が別れの挨拶をする中、

 

お空「こいし様ー、お土産ありがとー」

 

手に袋を持った地獄鴉だけが感謝の言葉を述べていた。

 

勇儀「土産?」

お空「うん、こいし様がみんなで食べてねって」

さと「こいし、いつの間にそんな気の利く事を…」

 

呑気(のんき)で自由気まま。あんな感じの妹君だ。その成長が余程嬉しかったのだろう。さとり嬢は瞳から(あふ)れる物を指先で払いながら、妹君が置いて行った土産を柔らかい視線で見つめていた。

 

お燐「中身(ニャかみ)(ニャに)ニャ?」

お空「えっと…」

 

地獄鴉がゴソゴソと袋の中を漁り、取り出したのは…。

 

  『あ………』

 

皆私と同じ事を思っただろう。「またかよ」と。

 

??「がっはははは!」

??「だっはははは!」

 

そこへ離れの方から聞こえて来た、戦士達の高笑い。かなり盛り上がっている様だ。

 

勇儀「向こうにいたのか…」

 

 

 

 




ごめんなさい。再び分けさせて頂きます。
仕上げの作業が追いつかず、
出来上がっている所までの投稿になります。

【次回:三年後:鬼の祭_後夜祭(後)】

今度こそは…。

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