東方迷子伝   作:GA王

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とうとうこのEp最終話です。
ここまで読んで頂き本当に、





お疲れ様でした。


十年後:白い彼岸花

 声が聞こえた方へ視線を向けてみれば、大鬼と同じ帽子を(かぶ)った全身白色の女が息を切らせていた。雰囲気から察するに、妖怪の(たぐい)のようではあるけど……

 

勇儀「誰だあれ?」

 

 見ない顔に頭上に『?』を浮かべていると、

 

大鬼「あーナミか、和鬼の彼女だよ」

 

 横から衝撃の発言が。

 

  『え゛ッ!?』

 

 大鬼がそう答えるのが早いか、彼女は駆け足でこちらへ向かって来ると、その勢いのまま和鬼にしがみ付いて

 

村紗「絶対、絶対帰って来てね」

 

 と。そう、今日ここから旅立つのは萃香の他にもう1人、それが和鬼だ。あれは初日の宴会での事――――

 

和鬼「みんな聞いて」

 

 何の前振りもなく立ち上がる和鬼を、私達は「どうせまた自慢の筋肉を披露するつもりだろう」と、談笑しながら横目で見ていた。その後何を告げられるとは知らずに。

 

和鬼「オレ、ヘカーティア様の所で鍛えてもらう事にしたから」

 

 その途端全員の視線が遅れて和鬼に集まった。何を言ったのかハッキリと聞き取れなかった。いや、その事実を信じることができなかった。きっとその場にいた全員が同じことを思っていたはず。そんな私達に向けて和鬼は真剣な表情で続けて語り出した。

 

和鬼「本物の地獄に行って修行してくる」

 

 聞き間違いなどではなかった。和鬼が放った言葉の意味を理解するのに要した時間は、

 

  『えーーーーーッ!?』

 

 全員一致していた。そこからは質問の連打、「ヘカーティア様に許可をもらったのか?」やら「お母ちゃんさんには言ったのか?」やら色々と。和鬼はそれらの問いに一つ一つ落ち着いた口調で答えてくれた。でも、

 

大鬼「何でそんな所に?」

 

 大鬼からのこの質問で一気に目の色が変わった。顔を怒の表情へと変え、大鬼を指差すと大声で叫び出した。

 

和鬼「お前に負けたくねぇからだよ! オレよりも先に『大江山颪』を成功させやがって……ふざけんな!!」

大鬼「でもあれは……」

和鬼「たまたまだろうがなんだろうが、オレは先を越されたんだ! 親方様直々に稽古をつけてもらっているのに、毎日自主練もしているのに、血の(にじ)むような努力もしてるのに……。お前にオレの気持ちがわかるか!?」

 

 悔しい。言ってしまえばただそれだけのこと。でも、和鬼と大鬼の間を知っている者としては、その気持ちが痛いほど伝わって来た。反対する者も、質問する者も誰一人としていなかった。

 

和鬼「だから生温い鍛錬はやめた。本当の地獄で、命がけで鍛錬してくる事にした」――――

 

 その後、ヘカーティア様と和鬼の家族の間で話し合いが行われ、「必ず生きて帰らせる」という条件の下、冬が終わる頃まで和鬼の地獄行きが決まった。

 私は地獄を知らない。物心がついた時には、ここは既に旧地獄と呼ばれていた。けど、父さん達は「鬼でも生半可な気持ちでは耐えられる場所じゃない」と言っていた。だからこそきっと突然現れた彼女も気が気でないのだろう。

 けど……。

 

和鬼「ああ、約束する。必ず帰ってくるから」

村紗「ホント?」

和鬼「鬼はウソを言わないよ。それにミナがいるんだから」

村紗「うん……。私、待ってる。カズ君のことずっとずっと待ってる」

和鬼「オレもミナのことずっと想い続けてる」

村紗「カズ君……」

 

 熱く、固い抱擁(ほうよう)を交わす二人。さらに接吻(せっぷん)まで。しかもそれが……

 

勇儀「濃いなー……」

親方「ひゅ〜、アイツもそんな年頃か」

蒼鬼「和鬼が帰ったら、妹に赤飯炊かせるか」

棟梁「破廉恥です!」

ヤマ「えー!? ちょちょちょっえっ、えー!?」

キス「フッフッフッ……、いいぞもっとやれ」

ヘカ「あー、うん。ノーコメントで」

ピー「THE Deep! ど〜れ、ど〜れ♡」

純狐「ピースやめなさいって」

こい「お姉ちゃ〜ん、真っ暗で何も見えないんだけど〜♪」

さと「まだこいしには早いの」

パル「……(無意識のため)」

お空「うにゅ? お燐大丈夫?」

ゾン「ゾゾゾビン(おおお燐)ッ!?」

お燐「し、刺激が強すぎニャ……」

 

 人目も(はばから)ず、自分達だけの世界に没頭する二人に皆が釘付けになる中、私だけは見逃さなかった。

 

大鬼「人前でなに見せつけてるんだよ」チラッ

萃香「ほ、ホント。恥ずかしい」チラッ

 

 とか赤い顔して言いながら、互いに視線を絡ませる二人を。これはチャンス!

 

勇儀「なんなら負けずにどうだ?」

大鬼「はーーーッ! ななな何言ってんの!?」

萃香「人前であんなのとかムリムリムリムリッ!」

 

 怒鳴られるわ、顔の前で手を振って全否定されるわ、二人揃ってすごい拒否反応だな。んー……、残念。

 

 

◇    ◇    ◇    ◇    ◇

 

 

 その後、イチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャしていた二人は「いい加減にしろ」と全員から注意され、渋々現実へと引き戻された。

 そしてとうとう、旅立ちの時。

 

純狐「またねー」

勇儀「おう、また来ておくれよ」

純狐「そういえば本当のお子さんじゃなかったのね」

勇儀「まあな、でもアイツは私の誇りであることに変わりはないさ」

純狐「ふふ、それを今度ちゃんと言ってあげたら?」

勇儀「はっ、絶対にイヤだね」

 

 悩みに共感し、新たにできた友人と最後の会話を交わす者、

 

ピー「Adieu(アデュー)、My friend」

ゾン「ゾンビー……」

お燐「また手紙書くって言ってるニャ」

お空「ばいばーい」

 

 滅多に会えない友人に別れを惜しむ者、

 

ヘカ「また来年ね」

さと「はい、来年は粗相のない様に気を付けます」

棟梁「帰りもお気を付けて」

こい「また来てね〜♪」

 

 崇拝してくれる下々に笑顔で背を向ける者。各々が締めの言葉を送る中、故郷を離れる者は、

 

和鬼「じゃ、行ってくる」

蒼鬼「挫折するなよ」

和鬼「しねぇよ、バカにすんな」

萃香「死ぬんじゃないよ」

和鬼「そのつもりはないのでご安心を」

親方「戻る頃にはソレを悠々と振り回せるようになってるといいな」

和鬼「はい、必ず。師匠の大切な金棒、少しの間お借りしていきます。それと大鬼」

大鬼「ん?」

和鬼「次会う時、オレは『大江山颪』を使えるようになってるから。そしたら盃と瓢を奪ってやる!」

 

 瞳に強い想いを宿らせていた。

 

大鬼「へー、言ってくれんじゃん。じゃあその時は正々堂々勝負して、コテンパンにしてやるよ」

 

 少年から声を掛けて始まった二人の関係。顔を付き合わせれば、必ず喧嘩を始める程に犬猿の仲。時が経っても憎まれ口をぶつけ合う腐れ縁同士。時にぶつかり合い、時に同じ目標に向かって走り続けていた幼馴染達。気がつけば少年の隣にはいつも和鬼が、和鬼の隣には少年がいた。例え互いに別々の道をどんな風に歩もうとも、今も昔も変わらず二人は

 

和鬼「首洗って待ってろよ」

大鬼「望むところだ」

 

 ライバル同士。

 固い握手を交わして再会を約束するのだった。

 

村紗「カズ君……」

和鬼「ミナ、もうオレ達の挨拶は終わってる」

村紗「……うん」

和鬼「待っていてくれ」

村紗「うん……」

和鬼「ヘカーティア様行きましょう」

 

 夢高く

 芽生えた恋に

 背を向けて

 超えてみせると

 ザ・漢道

 

 

◇    ◇    ◇    ◇    ◇

 

 

 地獄の女神御一行を見送ってから少し経ってーー

 

萃香「そんじゃ私も行くわ」

 

 涼しい顔をして萃香が歩き始めた。

 

勇儀「あれ? 決心が揺らいだとか言ってなかったか?」

萃香「そうなんだけど……、なんかあんなの見せつけられたら冷めちゃった」

勇儀「あははは……」

 

 気持ちは分からなくもない。ほんの数ヶ月の間だというのに、まるで永遠の別れとでも言うように、見せつけてくれやがったからな。

 

村紗「さみしい……」

 

 膝を抱えて小さく(うずくま)るコイツが。

 

萃香「大鬼、コレはありがたくもらっていくね」

大鬼「どうぞどうぞ、それは萃香さんに差し上げた物ですから」

 

 瓢を目の前にかざして微笑む萃香に、負傷していない利き手を差し出す大鬼。その姿はさながら得意先の客に手土産を献上する店主そのもの。接待か? 接待なのかコレは?

 

萃香「あ、そうそう。前々から気になってたんだけどさ〜」

 

 萃香はそう言いながら大鬼の目前まで戻ると、

 

 

ガッ!

 

 

 胸倉を掴んで一気に引き寄せ、険しい表情で語り始めた。

 

萃香「今度そんな口聞いたらただじゃ済まないから」

大鬼「え、ななな何か失礼なことを……」

萃香「そ・れッ! 似合わないしすごく変! 他の人でならいいけど、私には他人行儀な話し方はしないで! 私達そんな間柄なの?」

大鬼「萃香さん……」

萃香「そ・れ・も! 『さん』付けなんて絶対イヤ! 昔みたいに呼んでよ」

大鬼「でもそれじゃあ……」

萃香「これは四天王命令」

 

大鬼「す、萃香……ん」

萃香「聞こえないな〜?」

 

 

大鬼「萃香ちゃん」

萃香「なーに〜?」

 

 

 

大鬼「ありがとう」

萃香「他に言うことは?」

 

 

 

 

 

大鬼「元気でね」

萃香「他には?」

 

 

 

 

 

 

大鬼「待ってる」

萃香「それだけ?」

 

 

 

 

 

 

 

大鬼「大好き」

萃香「私も」

 

 目を見開く大鬼から手を離し、頬を染めて上目遣いで二歩、三歩と距離を取る萃香。いつだったか事故として(あつか)われていたが、今のは違う。正真正銘、萃香から意図的に仕掛けたものだ。コレには、いやその前からこっちは……

 

キス「フッフッフッ……、余は満足じゃ」

 

 興奮状態だ。桶はヨダレを垂れ流して満足そうだし、 

 

ヤマ「キタキタキタキタキターーーッ!!」

 

 ヤマメは手を上下にシャカシャカ振って鼻息を荒くしてるし、

 

蒼鬼「大鬼のヤツー……。だが頬、やるせないが許そう」

 

 萃香の親父さんは沸点寸前だし、

 

親方「ガッハハハハ! そんな顔で何が許すだよ」

棟梁「お前さん、揶揄(からか)うんじゃありませんよ」

 

 父さんはオヤジさんを(あお)るし。母さんがいなかったら勃発していただろう。それでもここまではいい、問題はあっち。

 

お燐「まだ……まだ耐えられるニャ。アレだったらアタイもしてるニャ」

ゾン「ゾゾ(ウソ)ッ!?」

 

 歯をくいしばって必死に堪えるお燐。そしてそれを(かて)とする

 

さと「こいし、パルスィさんは!?」

こい「もういっかと思って離しちゃったよ♪」

 

 ヤツが自由になった。

 

パル「只今の嫉妬指数は90パルスィ、パールパル」

 

 しかもギリギリじゃねぇか。今手を出さないところを見ると、食べ頃を待っているに違いない。でもさすがにもうこれ以上はないだろうな、お生憎様。

 

萃香「えへへ、さすがにみんなの前だと恥ずかしいね」

大鬼「萃香ちゃん」

萃香「うん?」

大鬼「もう子供じゃないんだよ?」

 

 大鬼のいきなりの行動に、今度は萃香が目を丸くして驚いていた。でも、溢れ出す喜びと嬉しさに逆らえなかったのだろう。夢見心地なトロンとした目へと変わると、ゆっくりと瞳を閉じて大鬼の首に両腕を回して応え始めた。

 

勇儀「へへ、何が人前ではムリだよ」

 

 思いっきり見せつけやがって。ここまで長かったな。大鬼、萃香おめでとう。

 でもそれはそれとして、こうなると色々とマズイな。

 

キス「フッフッフッ……、グハッ!」

 

 桶がやられた。けどこれはいつものことだから放っておこう。

 

ヤマ「いよっっっしゃあああ! ついにキター!」

 

 両手でガッツポーズのヤマメ、これもなんら問題ない。鼻血が滝の様に出てるけどな。

 

蒼鬼「大鬼このヤロー、大事な娘に手ェ出しやがって……ね、ね、ね」

お燐「フッシャーーーッ!! アタイだってまだしたこと(ニャ)いのに……ね、ね、ね」

  『妬ましい!!』

 

 この二人の限界点を振り切れた。ともなれば

 

パル「嫉ーーーーー妬ッ!! 只今の嫉妬指数は333パルスィー! 確変フィーバー! 祭りじゃー、今宵は久々の嫉妬祭りじゃー!! パールパルパルパル」

 

 ヤツがこうなる。

 

こい「無意識にな〜れ♪」

 

 こいし嬢が対応してくれるだろうが……。

 

こい「あれ〜? 消えちゃった〜♪」

パル「残念、そっちは分身。フッフッフッ……、もう私は誰にも止められない。嫉妬のエネルギーは世界一ィイイイイ!! パルパルパルパルパル」

 

 

 ガッ!(パルスィーの服を掴む音)

 

 

パル「パッ!?」

勇儀「だろうと……」

パル「また今回もなのーッ!?」

勇儀「思ったよぉおおおお!」

パル「ルううううああああぁぁぁぁ。。。……☆」

 

 まったく、毎度毎度……

 

勇儀「空気読め!」

  『ヘイッ』

 

 よしよし、分かればいいんだ。

 

 

◇    ◇    ◇    ◇    ◇

 

 

 前のカップル同様、人目も気にせずイチャイチャし始めるかと思いきや、新生カップルの世界はものの十数秒で呆気なく終わりをむかえた。その上、名残惜しむ様子もなく、さっぱりと晴れ晴れとした笑顔で別れるのだった。それは幼い子供達が「また明日」とでも言うような、日常の別れ方そのもの。そして故郷を後にする彼女は「困った事があったら呼んでね」とだけ言い残し、自身の夢へと向かって歩き出すのだった。

 

勇儀「もう思い残す事はないかい?」

大鬼「うん、伝えたかった事はちゃんと言えたから」

勇儀「寂しくはないか?」

大鬼「まあね、でもずっと会えないわけじゃないし」

勇儀「そうだな、萃香の気が向けばいつだって会えるさ」

大鬼「それもそうだけどさ」

勇儀「ん?」

大鬼「今度は自分が萃香さんに会いに行くよ」

勇儀「お前さんそれって……」

大鬼「うん、自分もいつか地上に行く。見てみたいんだ上の世界を」

勇儀「そうか……」

 

 とは返すが、彼女の心境は「とうとうそれを言う日が来たか」といったところだろう。笑顔を浮かべるも、眉は八の字を書いていた。そこへ、

 

??「萃香さんお達者でー!」

  『いたの!?』

 

 馴染みのある声に視線を向けて見れば、そこには今年厄年の鬼の姿が。

 

鬼助「みんなして酷いです……。大鬼の試合の時だって……」

 

 雑な扱いにorzとなる彼だったが、顔を叩いて立ち上がると、その場の全員にこう提案した。

 

鬼助「じゃなくて、萃香さんの新たな門出ですよ? 盛大に見送りましょうよ」

勇儀「盛大にって、どうやって?」

鬼助「へへ、いい考えがあるんですよ」

 

 

◇    ◇    ◇    ◇    ◇

 

 

 地上へと繋がる一本道。あとはそこを上っていけばいいだけ。最後に故郷を目に焼き付けて行こうとした時だった。

 

 

ドーン!

 

 

 地底中に響き渡る爆発音に驚き、振り返ってみればそこには、

 

萃香「綺麗……」

 

 白い光の花が大きく咲いていた。さらに一輪目が形を失う前に、次々と白色の光弾が進んで来た方角の先から打ち上げられ、見事な白い花畑を作り出していた。

 

萃香「ふふ、白い彼岸花か」

 

 彼女へ送られたメッセージは、この年の祭りの最後を鮮やかに締めくくり、眺めていた町民達をも魅了していた。そして翌年からこれは祭り最後のイベントとして定着していくのだった。

 白い彼岸花、旅立つ彼女へ向けられたその花言葉(メッセージ)は二つ。「また会う日を楽しみに」

 

萃香「私もだよ」

 

 そして「思うはあなた一人」。

 

 

ーーそれから数年後ーー

 

 

??「これこれ、毎年の楽しみなんだよね〜♪」

 

 微笑みながら上機嫌に話すヘカーティア様。この行事はもうすっかり祭の風物詩となっている。

 

??「{Every body! Are you ready?}」

 

 拡声器から大音量で場内に響き渡るド派手妖精の声。初めはみんなポカーンだったが、

 

  『Yeahーーーッ!!』

 

 これもすっかりお馴染み。

 

ピー「{Challenger は 19名。AND! He came back this year!! Height 350cm、Superweight class、Koーkiiiiッ!}」

親方「うおおおおッ!」

 

 ド派手妖精のコールと共に湧き上がる会場のボルテージ。それに雄叫びを上げて答える父さん。今日の日のためにトレーニングを積んで来た。コンディションは最高だ。

 

ピー「{VS! Treasure の Gurdian、Height 190cm、heavy class、Kaーzukiiiiッ!}」

和鬼「師匠、負けませんよ」

 

 20人の挑戦者を前に、腕を組んで堂々と構える鬼の宝の守護者。そして……

 

ピー「{And!! Height 180cm、Bantam clllllaaass!!」

 

 私の

 

ピー「{Official treasure holder、無敗の Champion}」

 

 自慢の

 

ピー「{Hoshigumaー……Daaaaikiiiiッ!!}」

 

 息子。

 

大鬼「全員駄目になるまでかかってきな」

 

 

 

 

Ep.5 大和【完】

 

 




長い、長いEpでしたが、無事この日を迎える事が出来ました。先ずはお礼を。


いつもご愛読頂きありがとうございます。


途中迷う事もありました。物語を作るのに悩んだ事もありました。でも、感想を頂いたり、メッセージを頂いたり、なにより読んでもらっている事が主の心の支えになっていました。深く感謝です。


そしてこのEp、ただいまフラグがビンビンしてます。
ですが、次回からはまた別のお話になります。
新Epのタイトルはズバリ、
















【幻想郷の花見】です。はい、お察しの通りです。
その通りではあるのですが……。





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