東方迷子伝   作:GA王

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この章での話を書く時、
幻想郷の地図をよく調べるようになりました。
地図は色々種類がありましたが、
気に入った物があったので、
そちらに沿って書いています。


人里で_※挿絵有

優希「や……っと……はぁ……はぁ……」

 

 神社から人里までの道のりは、人が歩き易い様に簡易的に舗装されてはいたものの、先程の長い上り階段の件もあり、運動不足の僕にはかなり応えた。今までの運動量だけで5kgぐらい減った気がする……

 

魔理「お前大丈夫か? 顔青いze☆」

アリ「まずは休憩にしましょうか? 甘味処はすぐそこにありますし」

 

 そう優しい言葉を掛けてくれるアリスさんは、息切れもなく汗一つかいていなかった。ずっと一緒に歩いて来たのに……

 

優希「す、すみません。アリスさんは、疲れて……ないんですか?」

アリ「私は慣れてるから……」

 

 女性で細いアリスさんよりも(おと)っているなんて……自分の体力と筋力の無さに落ち込んでくる。

 

魔理「あれだけでへばるなんて、お前相当弱いな」

 

 

グサッ!

 

 

 キツイ一言。その上本当の事で反論の余地無し。けど……あなたはフヨフヨ浮いてただけですよね?

 

アリ「魔理沙、あなたホントに程々にしなさいよ! 優希さん、どうしますか?」

 

 アリスさんの気遣いが嬉しい。自然と元気が出てくる。でも、これに甘えていてはいけない。まだ心臓が強く打ち付けるけれど、

 

優希「大丈夫です。もう大分落ち着きました」

 

 頑張ります。

 

魔理「じゃあ早速、札を換金しに行こうze☆」

優希「この札を必要としていそうな人って、どんな人でしょうね?」

アリ「うーん……」

魔理「言われてみればだze★……」

 

 いざ勇んで進もうとしたものの、3人揃って唸り出す事態に。でも、それはアリスさんの何気ない一言で一気に解決する事に。

 

アリ「人里から離れた場所から仕入れをしている飲食店とか?」

魔理「それだze☆ それなら心当たりがあるze☆」

 

 アリスさんを指差しながら大きな声を上げる魔理沙さん。すると自信満々に歩き出し、僕とアリスさんは一度顔を見合わせた後、急ぎ足で追いかけた。

 人里はまさに時代劇に出てくるような町並み。八百屋、酒屋、鍛冶屋、ラーメン屋、色々な店が並び、すれ違う人達は和服姿の人が殆ど。僕のいた世界とは全く違った町の風景に、思わずキョロキョロ。とそこに、

 

??「それではみなさん、お菓子の値段をノートに書いて来て下さい」

  「『はーい!』なのかー」

 

 子供達の元気で明るい声が聞こえて来た。生徒達と先生……かな?生徒の中には羽の生えた子供まで。飾り……じゃないよね?

 

優希「アリスさん、あの子達って……」

 

 気になり過ぎて羽の生えた子供達に視線がロックオン。そして心の声が漏れたかの様に、隣のアリスさんに尋ねていた。

 

アリ「寺子屋の生徒達ですよ」

 

 その回答に耳を疑った。寺子屋? 寺子屋って学校の歴史の授業で習ったアレ? 学校のことだよね?

 

アリ「人間の他に、妖精や妖怪も少しいるんです」

優希「妖精と妖怪が人と一緒に勉強を?」

アリ「ええ、寺子屋は幻想郷に一つしかないので」

 

 アリスさんはそう答えてくれたけれど、僕はその状況に驚かされていた。人間と妖怪と妖精が仲良く共存している。という事の方に。

 

魔理「おーい、さっさと来いよー」

 

 若干怒り口調の魔理沙さんに呼ばれ、2人で慌てて向かう事に。

 腰に手を当てて仁王立ちで構える魔理沙さんの正面には、丸印に酒と書かれたお店が。たぶん酒屋さんか居酒屋さんだと思うんだけど……

 

魔理「ここの店、味にうるさくて山の方まで魚を釣りに行ったり、山菜を取りに行ってるんだze☆」

アリ「そんな危険な所まで行ってるの!?」

魔理「そっちの方に畑もあるんだと。いい水と土で作った方が旨いからってな。かなり命がけだと思うze☆?」

優希「それでこのお札が重宝すると?」

魔理「ピンポンピンポーン。大正解だze☆ 畑の被害にも困っていたみたいだから、丁度いいと思うze☆?」

 

 このお店の事情にやたらと詳しい魔理沙さん。同じ世界で友達のアリスさんでさえ、「へぇー」と声を漏らしているのに……

 

優希「魔理沙さん何でそんなに詳しいんですか?」

 

 で、尋ねてみた。

 

魔理「常連だからな」

 

 今なんかシレッと凄いことを言っていた気がする。なに? 『()()』? 魔理沙さん僕と年齢が同じくらいだと思っていたけど……お酒飲むの? 今いくつなの?

 深まる魔理沙さんの謎。浮かぶ疑問は多数。そんな僕には目もくれず、魔理沙さんはガッツリ『()()()』と札が出された戸に手を掛けると、

 

魔理「店長、いるかーい?」

 

 開けながら当たり前の様に中へと入って行った。魔理沙さん……一連の動作が自然過ぎですよ……

 魔理沙さんに釣られて店内へと入ると、体が大きな優しそうな表情の男性が、カウンターの奥で仕込みをしていた。

 

店長「なんだ魔理沙か。まだ営業時間じゃないぞ」

魔理「飲みに来たんじゃないんだ。この前、『畑が妖怪達に荒らされて困っている』って言っていただろ? だから、今日は良い物を持って来てやったze☆」

店長「確かに今も困っているが……なんだい? 良い物って?」

 

 魔理沙さんは「その言葉を待ってました!」とでも言う様に、僕の手から札を奪い取ると、得意気に店長さんに見せつけた。

 

魔理「これだze☆」

店長「そいつは……お札か?」

魔理「ただのお札じゃないze☆ 博霊の巫女が霊力を込めて作った魔除けのお札だze☆ 効果は言わずもがなだze☆」

店長「そいつは助かる! ありがたい」

 

 余程畑の被害に悩まされていたのだろう。店長さんは笑顔を浮かべると、お札へと手を伸ばし出した。でもその瞬間、

 

魔理「で・も! ただじゃあ、渡せないze☆」

 

 魔理沙さんがそれを背後へと隠した。それ……ただの意地悪ですよね?

 

店長「なんだよ、金取るのか?」

 

 そして一気に笑顔が不服そうな表情へと変わる店長さん。お気持ちをお察しします。でもごめんなさい。

 

魔理「こっちもワケ有りなんだよ」

 

 そうなんです。僕、このままじゃ永遠に汚物扱いされ続けるんです。

 

魔理「で? どうする? 6でどうだ?」

店長「6ってことはないだろ? 4だろ?」

 

 ここから魔理沙さんと店長さんの激しい価格交渉が始まった。

 最初は互いに引かずの一点張り。そこから徐々に、徐々に2人の意見が歩みよっていき、最終的に決まった価格は5つ。双方の丁度中間で落ち着いた。初めから間でって訳にはいかなかったのかな?

 

店長「今金もってくるから待ってろ」

 

 店長さんはそう言い残すと、店の奥へと入って行った。片方の足を引きずりながら。

 

優希「魔理沙さん、店長さんの足……どうかされたんですか?」

魔理「つい先日にな、妖怪に襲われたらしいze☆ その時に足を捻挫(ねんざ)だかやっちまったらしいze☆」

優希「妖怪って頻繁に人を襲うんですか?」

魔理「中にはな」

アリ「人里にいれば警備隊もいますし、結界もあるから安心なんですけど、外に出ちゃうと……」

 

 人里の外に出ると人を襲う妖怪にエンカウント。それはまさにゲームの世界。でもそれがこの世界の常識ののようで、、

 

優希「幻想郷って意外と物騒なんですね」

 

心底そう思った。

 

魔理「光りあるとこに闇がある。光と闇は常に表裏一体。一見平和そうな幻想郷の裏には、そういう(やから)もいるってことだze☆」

 

 魔理沙さんが語った事を忘れないように胸に刻み、「そういう者達に出会わない様に」と強く願った。幻想郷怖い……。

 そこへ店長さんが痛々しく足を引き()りながら、手にお金を持って戻って来た。

 

店長「ほれ、5つだ」

魔理「はい、まいどー。今話しをしてたんだけど、その足大丈夫なのか?」

店長「ここの範囲で動く分には支障ないんだが、あっちまで運ぶのと、仕入れとかの力仕事が辛いな。(しばら)く休みにするしかないかもな」

 

 腕を組んで暗い表情を浮かべる店長さん。危険なところまで材料を採りにいったり、畑を作ったりしているところから察するに、このお店に全身全霊を注ぎ込んでいる。生計だってきっとこのお店で成り立っているはず。そんな人がお店を休みにするなんて事……。

 

優希「ぁぁぁあの……」

 

 それにアリスさんの家でお世話になるんだ。このまま何もしないなんて、アリスさんの負担を増やす事になる。それだけは……絶対にダメだッ!

 

  『???』

優希「……クヲ、……テクレ……カ?」

 

 心臓はバクバク。今にも破裂しそうな程に。そんなのやった事もないし、ちゃんとできるのかだって分からない。でも言わなきゃ。僕自身のためじゃなくて、アリスさんのためにも!!

 

優希「僕を雇ってくれませんか?!」

  『えっ!?』

 

 僕は言った。言えた! 言い切った!! 噛む事なく。

 

優希「ぼ、僕この世界に来たばかりで……あ、アリスさんの家でお世話になる事になって……迷惑をかけたくなくて……」

店長「ほー……。外来人かい」

魔理「あまり知られたくなかったけど、バレちゃしょうがないze☆ そうだよ、コイツは最近来た外来人だze☆ しかも、もうしばらく元の世界に帰れないときたもんだze☆」

店長「オレはいいぞ、この足だ。願っても無い労働力だ。それに、この兄ちゃんの心意気、いいじゃねぇか。気に入った!」

優希「よ、よろしくお願いします!」

店長「じゃあ早速明日から頼めるか? そうだな、まずは昼前には来て欲しいな」

優希「は、はい! 明日お昼前に来ます」

 

 思わぬ形で働き口が見つかった。でも今までアルバイトをした事が無いから、既に緊張感で押し潰されそう……正直不安でしかない。

 

 

--オタク買物中--

 

 

 お店を出発し、魔理沙さんとアリスさんと日用品等の必要物資の購入へ。その道中の会話のネタにと、人里について色々教えて頂いてます。

 

アリ「他にも広場があって、夕暮れ近くになると、(まれ)にそこで、芸人さんが芸を披露(ひろう)するんです。私もたまに人形劇をするんですよ」

魔理「アリスの人形劇は人気あるんだze☆ 魔法を使って人形を操るからな」

 

 アリスさんの家で見たド○―ン内蔵超ハイスペック人形……もとい魔法で動く半自立思考のただの人形。上海と蓬莱だっけ?あれを見せられたら、アリスさんの人形劇が高クオリティだって事は容易に想像ができる。きっと凄いんだろうな。

 

優希「それで生活費を稼いでいるんですか?」

アリ「はい、あとは作った人形や装飾品を売ったりとか……」

 

 働き口が見つかって本当に良かったと思った。アリスさんは必要最小限の稼ぎで、生活しているんだと改めて気付かされた。

 そうこうしている内に、次の目的地に着いた様で――

 

魔理「優希、あれが服屋だze☆」

 

 先頭を行く魔理沙さんが指差す先には一件のお店。

 

魔理「あと服を買えれば、もういいんだろ?」

優希「そ、そうですね。でも、服って……」

 

 困った、店頭に並んでいるのはどれもこれも和服ばかりだった。と言うのも、

 

優希「魔理沙さん、アリスさん、すみません。着方が分からないです……」

 

 僕が着た事がある和服と言えば、旅館等に備え付けの浴衣くらい。もっとちゃんとした物ともなれば、七五三の時以来。それだって自分で着たわけではない。

 

魔理「は? 何言ってるんだ? 子供じゃあるまいし」

優希「今まで和服を着たことがないんです……」

アリ「困りましたね……」

 

 結果、その場で立ち止まり3人で唸り声を上げる事に。と、ここで気付く2人の服装。アリスさん達が着ているのは所謂(いわゆる)……洋服。

 

優希「アリスさんと魔理沙さんは、何処でその服を買われたんですか?」

アリ「私は自分で作っているんですけど……」

 

 驚愕の事実。今着ている物全てがアリスさんはまさかの手作りだった。

 

魔理「魔理沙ちゃんは昔からのツテで、そこで仕入れもらっているze☆」

 

 普通はそうだと思います。そして妙に納得。とここで、魔理沙さんが何か(ひらめ)いた様で、

 

魔理「そうだ、そっち行ってみようze☆ 外の世界の物も結構あるし。服ももしかしたらだze☆」

 

 そう告げると突然回れ右をして、再び歩きだした。

 

優希「あ、魔理沙さん。せっかくなので浴衣を買わせてください」

 

 

--オタク会計中--

 

 

 服屋で浴衣を3着購入。そこからさらに魔理沙さんに連れられ、人里を進んで行く事10分程度。

 

優希「あの、人里出ちゃいましたけど」

 

 エンカウント発生地帯へ。

 

アリ「今から行くところは森の手前にあるんです。だからあまりお客さんは来ませんけど」

 

 向かっている方向だけで、アリスさんは何処へ行こうとしているのか察したみたいだ。それだけこの世界では有名な店なのだろう。でも、お客さんが来ないって……

 

優希「それでお店やっていけるんですか?」

 

当然疑問に思う。普通に尋ねたつもりだった。でもアリスさんは、

 

アリ「店というか……」

 

 視線を外して浮かない表情。そして魔理沙さんはドヤッと、

 

魔理「ゴミ屋敷だze☆」

 

 問題発言。そんな所で僕は今から服を買おうとしている……不安だ。

 さらに歩を進めていくと、それらしい物件が視界に入って来た。徐々に近づくに連れ、その全貌が(あらわ)になり、ついに――

 

魔理「着いたze☆」

 

 到着。見事にゴミ屋敷だったー……。

 炊飯器や冷蔵庫、電子レンジに掃除機、あらゆる電化製品が山となって店外に無造作に放置。出入り口には有名ハンバーガー店のピエロの人形と、有名フライドチキン店のおじいさんが仲良く並び、もはやカオス状態。何なのここ?

 

魔理「おーい、霖之助ー!客連れてきたzeー☆」

 

 魔理沙さんが店(?)へ向かって叫ぶと、

 

霖之「客!? ホントか!? でかした魔理沙!」

 

 返事。そして響き渡る。

 

 

ガラガラッ、ガッシャーン!

 

 

 何かが崩れる音。やがて慌てた様子で出て着たのは、白髪に眼鏡を掛けた高身長の男性だった。

 

【挿絵表示】

 

 

霖之「あなたがお客様!? いらっしゃいませ。私はここ『香霖堂(こうりんどう)』の店主、森近(もりちか)霖之助(りんのすけ)です。何かお探しでしょうか?」

優希「ぇ、えっと服を……」

霖之「服ですね! 種類は色々と揃えてございます。中にワゴンがありまして、そちらは絶賛セール中です。ささ、どうぞどうぞ中へ」

 

 霖之助さんの勢いに負け、言われるがまま店の中へ。

 そこにも沢山の商品(?)が。アクセサリーや玩具、用途不明の金具までも並んでいた。

 

霖之「こちらにあるのがセール中の物になります」

優希「あ、これ……」

 

 案内されたワゴンの上には、僕が普段から見慣れているユニク○のTシャツやズボンが、無造作に積まれていた。ようやく見知った洋服に出会えて、少し安心。

 その中から色や柄は二の次で、自分のサイズに合う物を選んでいると、魔理沙さんが霖之助さんに心配そうに尋ねた。

 

魔理「ところで霖之助、この服とかも()()()から拾ってきたのか?」

霖之「そうだけど? その中から綺麗な物だけを選んである」

魔理「一応聞くけど、洗ってあるんだろうな?」

霖之「全然」

  『うわー……』

 

 戻ってから最初にやることが決まりました。

 

霖之「まいど、どうもありがとうございました」

 

 笑顔で霖之助さんに見送られ、目指すは博霊神社。もう帰るだけ。でもここからまたあの距離、あの階段だと思うと……今から憂鬱です。

 

 

--優希達が去った香霖堂では--

 

 

 一人笑顔で客人を見送る彼。やがて客人達は遥か遠くへ。その頃には彼の表情から笑顔が消え、遠くを見つめる冷たい視線だけが残っていた。

 

霖之「紫さん、見ているんでしょ? 彼も……なんですか?」

 

 呟き。だがそこには彼一人。誰もいない。だが、

 

??「ふふ、正解」

 

 回答は告げられた。

 

 

--オタク移動中--

 

 

優希「や、やっと……やっと……やっと着いた」

 

 行きに通った道をなぞる様に戻り、本日2回目となる心臓破りの長い階段を上り、ようやく神社に辿(たど)り着いた頃には、体力はもうゼロ。完全にゼロ! (まご)うことなくゼロ!! おまけにココに来るまでに、道中魔理沙さんに「体力が無い」と何度(ののし)られたことか……。

 

優希「も、もう……ムリです……。足が……」

 

 膝は絶賛大爆笑中。立っていられるのも奇跡です。

 

霊夢「そんな調子であなた、アリスの家までどうやって帰る気?」

魔理「魔理沙ちゃんはバッチーのイヤだからな! 絶対乗せないからな!」

アリ「2人共! 少し考えてくれてもいいでしょ!」

 

 僕のために2人に注意をしてくれるアリスさん。ホント天使。

 

霊夢「魔理沙、あなたコイツが綺麗になれば乗せてあげるの?」

魔理「綺麗になれば問題ないze☆」

霊夢「だったら温泉で綺麗になって来なさい」

魔理「おー! その手があったze☆ それじゃあ優希、風呂行って来い」

優希「じゃあ、香霖堂で買った服も洗ってきます」

 

 どっかから拾って来て洗ってないって言っていたし。明日から着ると考えると、洗濯は早いに越したことはない。その僕の考えに共感してくれたのか、

 

魔理「うん、それがいいze☆」

 

 魔理沙さんが強く、大きく頷いた。

 

霊夢「洗濯するなら、そこにタライがあるから持って行きなさい。それと、温泉のお湯を使って洗うのはいいけど、最後に水でちゃんと(ゆす)がないと衣類が傷むわよ」

優希「あ、ありがとうございます。それで、その温泉は何処にあるんですか?」

 

 そう尋ねながらも、帰りに再々度、この階段を上るであろう事は覚悟していた。でもなるべく近場、「せめて人里との中間よりも手前にあって欲しい」と強く願った。願ったけど……

 

  『神社の裏』

 

 近すぎません? 助かったけど……。




自分も運動不足が心配です。
でも走るのが凄く苦手です。
特に長距離は…。

次回:「一日の終わりに」
ゆったりたっぷりのんびりな話です。
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