東方迷子伝   作:GA王

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外出自粛が続き、最近口にしていない好物。
ラーメン!
カップでも即席でもないやつが食べたいの!
券買って「麺固め、辛さ10倍」って言いたいの!
食べた後に「うっぷ、胃が…」って後悔したいの!


表_終わり

 準備は出来た。やるべき事は全て済ませた。抜かりはない。

 

私 「それじゃあ行ってくる。後を頼むよ」

鬼 「はい、いってらっしゃいませ」

 

 もう話は終わっているはず、今から行けばいい頃合いに到着するだろう。

 

私 「あと母さんのことも」

鬼 「心得ております」

 

 あの日から母さんはすっかり元気を失ってしまった。笑顔を見せることはなくなり、視線を落としていつも暗い表情を浮かべている。話も聞こえているのかいないのか反応が薄い。食事もろくに(のど)を通らないみたいで、量を減らしても残している。おかげでここ数年で一気に老け込んだように見える。おまけに――

 

棟梁「あぁ、お前さん……。そこにいるのですね」

 

 診療所から戻らぬ父さんの幻影(げんえい)(とら)われている。

 

鬼 「棟梁様、親方様は––」

 

 そんな師にいてもたってもいられず、さとり嬢がケアに来ているが……

 

私 「いや、いい。私がいく」

 

 状況は深刻だ。心が傷だらけで今にも崩壊しそうだと。元々心優しい母さんにはショックが強すぎて受け入れられないのだろと。そんな母さんに私達が出来る事は――

 

私 「母さん、父さんはここにいないんだ」

 

 何度も事実のみを伝え、徐々に現実を受け入れてもらうより他ないと。

 

棟梁「そんなはずは……ほらそこに」

私 「それは幻だよ。父さんは酷い怪我でしばらく帰って来れないんだよ」

棟梁「うぅ、勇儀ぃ……」

私 「すまない母さん、少し地上にでかけてくる。アイツが待ってんだ」

 

 私は星熊勇儀、未だ目を覚さぬ偉大な鬼の一人娘だ。そして––

 

 

◇    ◇    ◇    ◇    ◇

 

 

 正真正銘最後の一手、場に流れる戦慄(せんりつ)がそう物語っていた。それは遠く離れたサポートメンバーでさえもひしひしと感じられる程に。

 

珠 「{いよいよクラマイマックスの予感です。筆が走りますね〜}」

人形「{戦闘力計測不能、オーバーフローだよ!}」

 

 麗人は立ち上がる、両手の拳を強く(にぎ)()めて。

 

珠 「{鬼って負けず嫌いでホント面倒な一族ね}」

人形「{品のかけらもない。お嬢様なのにレミィとは大違い}」

 

 麗人は()える、天に向かって喧嘩を売るように。 

 

珠 「{ん〜? ……ヒック}」

人形「{魔理沙聞いて、蓬莱(ほうらい)が操る人形達は……}」

 

 そして麗人は挑む、限界を超えた二度目の奥義に。

 散りばめられた輝く力の結晶は星々。一段目、二段目と範囲を広げながら少女達を捕らえていく様は、さながら成長を続ける宇宙の(ごと)し。

 だが少女達は、数々の異変を解決してきた彼女達は、その先をすでに体験している。

 

霊夢「魔理沙早く外へ!」

魔理「言われずともだze☆」

 

 故に対応は早い、一目散に外へと逃れる。例え三段目が前触(まえぶ)れもなく現れようとも、彼女達を捕えられないだろうまでに。「見切ったり!」少女達からそんな言葉が飛び出してきそうである。

 

麗人「オ゛オオオオッ!!」

 

 しかし麗人は己を(ふる)い立たせ続ける、父親(ゆず)りの怪力が秘められたスラリとした手足に、母親譲りの(りん)とした顔立ちに、映すものを温かく包み込む(まなこ)に、熱くたぎる血液を(めぐ)らせる管を浮かばせて。

 

 

◆    ◇    ◇

 

 

 一歩目、全てだった。(わず)かに残された酒を飲み干すように出し切った。

 二歩目、無理矢理だった。酒の一滴は血の一滴とでも言わんばかりに、なけなしの力を(しぼ)り出した。

 

私 「(ちぃっきしょぉ、体が––}」

 

 空っぽとなった身体には反動が現れ始め、筋という筋が、肉という肉が、細胞という細胞がビシビシとイヤな音を上げて崩壊していった。もう三歩目へは続かない。自分のことだ、そうなることくらい分かっていた。

 

私 「オ゛オオオオッ!!」

 

 それでも続けるしかなかった。

 

私 「?!」

 

 聞こえちまったから、

 

私 「(この感じ……一緒だ)」

 

 悲しみに満ちたアイツの泣き声が。

 

–––– 町が

–––– なくなる

–––– 和鬼が、じいちゃんが

–––– いなくなる

–––– ボクの大好きが

–––– 消えてなくなる

 

 流れ込んで来たから、

 

–––– ヨクモ、ヨクモヨクモヨクモヨクモ

 

 凍えそうなまでに冷え切った本心が。

 

–––– 力が欲しい

–––– 倒せるだけの『純粋な力』が。

–––– ユーネェみたいな強い力が!

 

 そんなもん届いちまったら、壊すしかないだろ?

 

私 「(待ってろよ、今行くからな!)」

 

 勝手に限界を決めつけていた私自身を!

 

 

◇    ◆    ◆

 

 

 そして(むか)えた三段目は、

 

霊夢「はあああ゛ッ!?」

 

 少女達の経験を、推測(すいそく)を、その範疇(はんちゅう)を、

 

珠 「{どーもらしくないねぇ……ヒック}」

 

 (はる)かに超えていた。

 彼女達は考えていた。弾幕の速度や密度が変わる事があっても同じスペル、故に大差はないだろうと。その証拠に一段目と二段目はその通りであった。それがどうだ、彼女達の前に現れた壁は、目に映る輝きは、その色は、

 

魔理「またコレかよ?!」

 

 無色透明。攻略こそしたものの、彼女達を苦しめたの巨大な光の砲弾。その名を——

 

麗人「大江山颪(おおえやまおろし)ッ!!」

 

 しかも間隔をあけて突進してきたさっきとは違い、隙間(すきま)なくビッシリとスクラムを組み、少女達の行く手を遮断(しゃだん)する。

 前方は小さくも壊せない光弾の(あらし)、後方は破壊しようなどと考えることさえも許されない光弾の(おろし)。再び(おちい)る大ピンチ。

 さらに別世界へのワープ機能はもう使ってしまっている。では代わりにと、(せま)る物を反射する鬼の助太刀(すけだち)は、期待出来ない。とは言え、全てを無に返す(からす)天狗の能力は、今後の生活を考えると使いたくなどない。博麗の巫女、追い込まれ超大ピンチ。

 だからこそ決断は早かった。

 

霊夢「博麗の巫女をなめるんじゃないわよっ!」

 

 己の力でこの窮地(きゅうち)突破(とっぱ)するしかない。残された最後のスペルカードを手に宣言するは……。

 

霊夢「『夢境(むきょう)二重大結界(にじゅうだいけっかい)』!」

 

 彼女はこう考えたのだ。逃げられぬのなら、()けられぬのなら、相殺(そうさい)出来ぬのなら––

 

霊夢「いい子だからいきなり暴れたりしないでよ」

 

 (そら)せばいい、と。

 動き始めた前方の弾幕を強固な二重の結界で封じ込め、流れに逆らうことなく、そっと優しく横から手を()える様に軌道(きどう)を変えていく。

 そして現れる一本道の活路。

 

霊夢「道は開けたわ!」

 

 (おお)っていた光のベールは()がされた。彼女達の瞳に映るのは、

 

麗人「ナッ……」

 

 気高き者の姿のみ。

 

蓬莱「{人形(にんぎょう)置操(ちそう)!」

 

 激しい火花散らす宿命と使命の衝突(しょうとつ)

 

蓬莱「{パチュリー!}」

 

 それは両者一歩も引けぬ(つば)()り合い。

 

人形「{眠れる賢者の石よ、(なんじ)季節(いろ)を示せ――}」

 

 迎える未来は正しいものなのか、明るいものなのか、幸せなものなのか。それは誰にも分からない。それでも、答えは見えずともこの瞬間は訪れる。

 

人形「{ファイブシーズン}」

 

 人形使いが操る人形と繋がれた五体の人形達は、互いに等しい間隔を保ちながら麗人を正面に空中で五角形を描く。そこへ始まる紫モヤシの儀式は、人形に秘められた力を目覚めさせ、共鳴を起こさせ、光の五芒星(ごぼうせい)を描き始める。場は、整った。

 

蓬莱「{今!}」

 

 この長く険しい闘いに終止符を打つのは、愛用のマジックアイテムを五芒星へ向けて構える

 

魔理「へへ、今度は負けないze☆」

 

 普通の魔法使い。

 人形使いは彼女にこう告げていた。送った人形はただの人形ではないと、中に賢者の石が仕込まれていると。さらにそれらが描いた魔法陣は、

 

魔理「『魔砲(まほう):ファイナルスパーク』!」

 

 注いだ魔法のランクを上げると。

 

蓬莱「{いっけー!}」

 

 麗人に向けて一直線に放たれた極太レーザーは、光の陣を通過するや威力が二倍、三倍にも(ふく)れ上がり、なおかつコースを変えることなく一気に加速する。

 

麗人「ニ゛ーッ!?」

  

 日の光も届かぬ忘れられた都の一角。激戦の場となったそこには、かつての町の面影などない。あるのは無残に散らばった華やかだった歴史の残骸(ざんがい)だけ。

 そんな(さび)しげな都の一角が(まぶ)しく()らされていた。

 

麗人「ア゛アアァァァー……」

 

 果たせなかった者の姿だけを映し出して。

 

魔理「弾幕は、火力だze☆」

 

 勝敗は決した。だがドヤリと微笑(ほほえ)む少女とは反対に、彼女の表情は––

 

霊夢「どうして……」

 

 ()えない。油断を許されない緊迫(きんぱく)した状況からようやく解放され、疲れが荒波の様に押し寄せてきたのだろうか? いや、そうではない。どこか違う。辛そうでいて、(くや)しそうでいて、それでいて(かな)しそうな。

 そんな表情の少女を目にすれば「どうかしたの?」と優しく声をかけるものだが……

 

魔理「……」

珠 「{……}」

人形「{……}」

 

 声はおろか、誰も彼女に視線を向けることはない。むしろ他所(よそ)へ外してさえいる。やがて一滴の(しずく)がこぼれ落ちた時、静寂(せいじゃく)(やぶ)られた。

 

霊夢「どうしていつもこうなのよ! これじゃ……力任せじゃ何も変わらないじゃない。スペルカードを何だと思ってるのよ?」

 

 強く(ぬさ)(にぎ)る手に込められた想い。それはいつかの(ちか)い。だが道のりはまだまだ遠く、なかなか(かな)わない。

 吐き出すもの吐き出した彼女、(そで)で顔を(ぬぐ)うと(ぬさ)の先を大の字で横たわる敗者へ向け言い放つ。

 

霊夢「さあ、約束通り話してもらうわよ、この先で起きている事を!」

 

 しかし返事はない。

 

霊夢「ちょっと、無視してるんじゃないわよ」

 

 それでも返事がない。ただのしかばねだろうか? いいや、違う。

 

魔理「気ぃ失ってるんだろうze☆ なんてたって魔理沙ちゃんの魔法を——」

霊夢「そ・う・よ・ネ?」

魔理「ひべべべ」

霊夢「あんたのせいでアイツは伸びちゃったのよ・ネッ。おかげで私は何の情報もないまま、先に進まなきゃならないノ・ヨ・ネ?!」

魔理「べ、べほほへはハヒフば(で、でもそれはアリスが)–—」

蓬莱「{えぇぇぇ!? わわわわたし、せせせせつめ––}」

霊夢「そうね、アリスは悪くないわよ・ネ! それなのに容赦(ようしゃ)なく波動砲をぶっ放したバカは誰かしら・ネ?!」

 

 小高く膨らんだ成長途中の胸を張り、サムズアップでドヤリとしたのも束の間、言い切る事を許されず、代わりにご立腹の巫女にビヨーンと(ほほ)(つま)まれる白黒魔法使い。

 

魔理「ほ、ほんは(そ、そんな)〜ze★」

 

 勝負の決まり手を放った側からすれば、「理不尽(りふじん)だ」と思う気持ちは分からなくもない。

 だが、ようやく見つけた異変の根源となりえる手がかりが消されたのだ。状況は振り出し、巫女の(いきどお)りもまた分からなくもない。

 と、和気藹々(わきあいあい)(たわむ)れる少女達のすぐ近くで鳴る

 

  『ん?』

 

 鈴の音。

 

霊夢「あれは……」

魔理「ヘホ(ネコ)?」

 

 二人がこちらに気が付いたと知るや、二本の尾を持つその黒猫は背中を見せて走り出す。

 

霊夢「普通のネコではないみたいね」

 

 だが少し進んだ所で立ち止まり、再び彼女達を赤い瞳に映す。その仕草はまるで……。

 

魔理「ついて来いってことか?」

霊夢「(わな)……かもしれない」

魔理「どうする?」

霊夢「どっちにしろ向かう方角は一緒のようだし。いいわ、のってあげる」

 

 やがて二人の少女は出会う。

 

??「……来客なんて珍しい。もしかして人間?」

 

 心に(しる)す文字を読み解く少女に、

 

??「じゃじゃーん。お姉さん、楽しい事してるね! あたいも混ぜてくれるかい?」

 

 主人の下へと導いた猫の少女に。そして––

 

??「見つけた! お燐(あの猫)から話は聞いた。間欠泉を止めたいんだって?」

 

 神をその身に宿(やど)してしまった

 

??「うーん。ちょっと釈然(しゃくぜん)としない所があるけど私は怨霊なんか送り込む気はないよ。自らが地上に行くつもりだったからね。そして地上は核の炎で溶かし尽くされる。貴方は、その前哨戦(ぜんしょうせん)(にな)える器を持っているの? 核融合(かくゆうごう)に見合った強大な力を!」

 

 地獄鴉(じごくがらす)の少女に。

 だが二人は数々の異変を解決してきた実力者。おまけに自他ともに認めるライバルどうし。そんな二人が手を取り合い協力すれば、

 

霊夢「さすが会話いらずね」

魔理「心が読めるのは本当みたいだな。今はもう戦う事しか考えてないze☆!」

 

 向かう所に敵無し。

 

霊夢「望むところ! もう散々猫の姿の貴方と戦った気もするけど」

 

 立ち塞がる少女達を蹴散らし、

 

魔理「私がこいつをとっちめて間欠泉を止めて、今夜は鳥で一杯だze☆!」

 

 見事地底の異変を解決するのだった。

 これが外の世界で『東方地霊殿』として知られる地底異変の全貌である。

 

 

◆    ◇    ◇

 

 

 まさかだった。博麗の巫女ではないなんて。参戦して来たかと思えばろくな活躍(かつやく)もせず、終始飛び回るだけの奴にだなんて。

 

魔理「『魔砲:ファイナルスパーク』!」

 

 誰も信じられないだろう。私を()ち取ったのが見るからに弱そうで、何の役にも立たなさそうな

 

蓬莱「{いっけー!}」

 

 小さな人形だとは。五つの人形が描く陣から放たれた輝きはあまりにも(まぶ)しく、

 

私 「ナ゛ニ゛ーッ!?」

 

 強力すぎた。全身全霊を注いで放った奥義は(やぶ)られた。力も技も能力も()ち果てた。そこに襲う光は無防備となった肌を()がし、後方へ大きく吹き飛ばす程の衝撃を与えた。それでも……。

 

私 「(コイツだけはッ)」

 

 そうして私は負けた。

 

霊夢「さあ、約束通り話してもらうわよ」

 

 指一本も動かせなかった。途切れた能力の代わりに沸き上がる疲労感は、祭りの当番の方が可愛いと思えてしまう程に激しく、熱くなっていた血の代わりに全身を走る反動は、悪夢の電撃を彷彿(ほうふつ)させた。

 

霊夢「この先で起きている事を!」

 

 そんな私に出来る最後の足掻(あが)き。

 

霊夢「ちょっと、無視してるんじゃないわよ」

 

 沈黙。鬼はウソを言えない。答えるのなら真実を話さなければならない。けど、それだけはなんとしても避けなければならない。だから冷たい雪の上で気絶した真似をし、二人がそのまま去ってくれるのを待つしかなかった。いや、少し違うか?

 

私 「(よし、行ったな)」

 

 連れて行ってくれるのを待っていた、か? 彼女達の会話からお燐が戻って来たと知って(たく)したんだ。

 

私 「(お燐、さとり嬢。すまない、後を頼む)」

 

 そんな時だ。遠ざかっていく一つの足音がピタリと止まったのは。それで––

 

霊夢「あっ、そうだ」

 

 と、何かを思い立ったような声がして……

 

霊夢「さっきは悪かったわね。その服、似合ってるわよ」

 

 と。それから間もなく二人の気配はその場から消えたんだ。最後の一言は私に気遣(きづか)って言ったんだろうが、

 

私 「はっ、余計だってぇの」

 

 ホント余計なお世話だ。せっかく意見があったと思ったのにな。

 

私 「うぐ、どうか無事でいておくれよ」

 

 気に入らない即席の衣装だったが、

 

私 「(ヤマメ、ありがとうな)」

 

 超強力な糸で作られた変服でなかったら、約束も誓いも守れなかった上に……さえも守れなかった。

 

私 「傷、なし」

 

 私の宝物を。あの時は何一つ変わらない姿の(さかずき)に心底安心したものだ。

 

私 「(辿(たど)り着けただろうか? キスメやヤツも一緒に)」

 

 けど、私はそこでおちおち寝ている場合ではなかった。すぐにでもアイツの下へ走り出さないといけなかった。それだけじゃない、

 

私 「(彼女達はもう一つの騒動に気が付いている。地霊殿に近付けば近付く程、彼女達は目撃してしまうだろう。そうなれば誘導しても地霊殿には入ってなどくれない。お燐を振り払って真っ直ぐそちらへ向かってしまうだろう。マズイ、今のままではマズイ、マズすぎる!)」

 

 彼女達をどうにかしなければならなかった。

 

私 「(強引に押し込めることができれば)」

 

 お空の問題も扉の問題も未解決のまま、浮上する新たな問題は二つ。そこに向かえる身はズタボロのボロ雑巾が一つだけ。私は歯を食いしばりながら起き上がり、(わら)にもすがる思いで祈っていた。

 

私 「せめて……せめて、あと一人」

 

 と。

 

 

 

 

 

 




中途半端ですが『表』のストーリーもこれにて一旦終わりになります。そして次回からは……

【次回:何かご質問ありますか?】

その後の話を少しだけお付き合い下さい。

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