今まで色々な書き方をさせて頂き、
学ばさせて頂きました。
ここまでお付き合い頂いた皆様、
ありがとうございました。
そして今、あの話を…。
再開します。
一年後
暗闇で立ち竦む少年の前に
バリィーーーン!!!
高音と共に降り注ぐガラスの雨。差し迫る刃と化したガラスに少年は足が震え、その場から動く事が出来なかった。
そこへ容赦なく降り注ぐガラスの刃。次々と少年の皮膚を切り裂き、傷付け、そして………
深く突き刺さった。
その瞬間、激痛が体中を駆け巡り、
ガバッ!!
少年は慌てて目を覚ました。
今でも夢に出てくる一年前の恐怖。思い出す度に体中の古傷が疼き、恐怖と不安が心を支配していた。
??「おーい、飯だぞー!」
そこへ力強くも優しい少年が聞き慣れた声。
内から込み上げる物を押さえきれず、少年は起きたままの姿で声の主の下へと駆け寄り、
少年「ユーネェ!!」
力強く抱き着いた。
??「なんだなんだ?どうした?」
突然抱き着いてきた少年に困惑する『ユーネェ』こと星熊勇儀。勇儀の問いに、顔を上げる少年の目には光る物が。
その表情を見た勇儀は瞬時に察し、
勇儀「大丈夫。お前さんはちゃんといるよ」
少年を安らかな顔で優しく抱き寄せ、柔らかい声で囁いた。
そして暫く抱きしめた後、少年の背中を「ポンッ」と叩き、
勇儀「さっ、いつまでも甘えてんじゃないよ。
朝飯にするから顔を洗って来な」
笑顔で喝を入れ、洗面所へと送り出した。
もう少しだけ抱きしめていて欲しかったと思う少年は背を丸め、渋々洗面所へと歩を進めて行く。
勇儀が少年をこうして落ち着かせるのは初めてではなかった。今みたいに朝方目を覚ます頃もあれば、夜中の寝静まっている時もあった。そしてその都度、大泣きしながら「僕はいるよね?」と血相を変えて自分の存在を確認してくるのだった。そんな少年を勇儀はいつも「いる」と「生きてここにいる」と言い聞かせていた。
勇儀「もう少しだけ抱いていたかったかな…」
送り出した少年の後姿を見つめながら、勇儀は物足りなさそうな表情でポツリと呟いた。
少年が食卓へ付いた時は少年以外の「家族」が揃っており、勇儀が手製の料理を並べていた。
??「お、泣き虫小僧が来たな」
さっきの現場を見ていたのか、少年を巨大な鬼が冷やかした。
少年「じぃじ?嫌いになるけど。いい?」
少年に『じぃじ』と呼ばれるこの巨大な鬼は他の者からは『
親方「ごめんごめんごめん。それは堪忍な」
勇儀「ふっ…、冷やかすからだよ」
家族の中での地位は些か低い。いや、底辺の様だ。
勇儀が少年の隣の席に腰を落としたところで、
親方「じゃあ、いただきます!」
『いただきます』
家族揃っての朝食。
誰かが言い出した訳では無いが、朝食と夕食は家族全員が揃ってから食べる決まりになっていた。
そして皆が食べ始める中、
少年「ユーネェ、おかわり!」
あっという間に茶碗の飯を平らげ、勇儀に茶碗を差出す少年。
勇儀「あー、はいはい」
親方「がははは、良い食いっぷりだ。
いつ見ても気持ちがいい」
少年の清々しいまでの食事の勢いに、高笑いをする
??「お前さん、食事は静かにするものですよ」
それを快く思わない一人の女鬼。
顔立ちはどことなく勇儀に似ているが、その身に纏う
一度はこの屋敷での生活が嫌になり、飛び出した勇儀であったが、『あの日』を境に再び少年と一緒に屋敷で暮らす事になったのだ。
親方「はい、ごめんなさい…」
大きな図体を小さくして、素直に謝る
棟梁「沢山食べるのは結構ですが、
もっと良く噛んでお食べなさい。
あと箸は右手、茶碗は左です。
今から直さないと…」クドクド
食事中にも関わらず説教を始めた。
少年にとってこれは何度も言われて来た事で、耳にタコ。勇儀に至っては幼い頃に言われ続けた悪夢の再現で、少年が今どんな気持ちなのか痛い程理解していた。そして………、
動いた。
勇儀「ぉぃ!」クイッ
少年「うん!」
勇儀が小声で少年に顎で合図を送ると、少年はそれが何の事か瞬時に理解し、頷いた。
少年「ばぁば♪」
長々と説教を続ける
少年「だーーーい好き」
必殺の呪文を唱えた。呪文を唱えられた
棟梁「~~~~~っ!」
にやける顔を必死で堪えていた。
その様子を見て2人は何食わぬ顔をしながら、
パチンッ!
食卓の下で勝利のロータッチを交わすのだった。
親方「なあなあ、それじぃじにもやって」
少年「ヤダ」
――食後――
家族の食器の片付けをする勇儀と少年。
彼女は数年前まで何の縛りも無く、ただ楽しくて居心地のいい場所を求め自由奔放に生きてきた。しかし少年と出会い、これまでの生活がガラリと変わり、この生活が居心地良い物になっていた。
勇儀「よし、おしまい。ありがとな」
少年「ん!」
勇儀からお礼を言われ、誇らしげに返事をする少年に、
勇儀「今日は診療所に行く日だからな。
支度が終わったら行くぞ」
今日の予定が告げられ、勇儀と少年は支度をするために2人の生活スペースの『離れ』へ戻った。
屋敷の敷地に内の隅に建てられた小さな建物。そこが2人の住居スペースだった。
勇儀「どれを着て行こうか…。これでいいか?」
勇儀が何気なく手渡した服に袖を通す少年だったが、袖口は二の腕の半ば、下のズボンからは膝が完全に見えていた。
勇儀「ん?少し小さいか?」
勇儀が差し出したのは初めて少年に買ってあげた服で、その服が小さいと感じてしまう程、この一年で少年は大きく成長していた。
その事に勇儀は驚きながらも、それが微笑ましかった。
勇儀「じゃあ診療所の帰りに新しい服を買うか」
――小僧移動中――
町の外れの小さな診療所。町の誰もが気にもしない場所だが、勇儀と少年にとっては違った。少年はここで生死の淵をさ迷い、勇儀はここで一世一代の大勝負の立ち会い人となった。
医者「どうじゃ?変わりはないか?」
そして2人はこのヨボヨボに老いた鬼に大変世話になったのだ。
少年「うん」
勇儀「急に熱を出すこともないし、
恐ろしい程元気だよ」
医者「カッカッカ、そうかいそうかい」
勇儀「薬もちゃんと毎日飲ませてる。
けど、あとどれくらいあるんだ?」
医者「あと2~3ヶ月ってとこじゃな。
辛いかもしれんが、ちゃんと飲めよ」
少年「う、うん…」
少年を救うために地上の天才薬師に処方してもらった薬だが、コレが今少年を苦しめていた。飲まなければいけないと分かっていても、「不味い」上「苦い」のだ。「苦くて不味い」のでなく、「不味くて苦い」のだ。それも特上急に。少年はずっと飲み続けてはいるものの、その味に慣れず、毎朝それを食後に涙目で飲んでいた。それを間近でみている勇儀は、
勇儀「あと2~3ヶ月なんだ、頑張ろうな」
少年を励まし、「もう少しだの辛抱だ」と応援した。
勇儀の言葉の真意は分かってはいるものの、やはり辛いのだろう。少年は俯き加減に
少年「はーい…」
渋々返事をした。
――小僧移動中――
診察終え、2人は診療所を背に歩き出していた。時刻は丁度昼飯時。昼休憩なのか町の至る所では、勇儀の仕事仲間達が思い思いの店の前に並んでいた。
勇儀「昼飯…」
何気なく口にした勇儀だったが、「しまった!」と途中で気付き、その言葉をピタリと止めた。
そして恐る恐る隣に視線を向けると…。
少年「蕎麦!」
キラッキラの笑顔で答える少年が。「また!?」と文句を言いたくなる勇儀だったが、自分から聞いた手前、何も言い返せなかった。何より少年の眩しい笑顔に「ダメ」とは言えず、
勇儀「はぁー…、しょうがない」
ため息混じりに渋々行きつけ蕎麦屋へと足を運ぶ事に。
蕎麦屋の前に着くと食欲をそそる出汁の香りが広がっており、店内は大勢の客で賑わっていた。
勇儀「あっちゃー、やっぱ混んでるか」
店内で食べれないと知り、頭を掻きながら苦笑いをする勇儀。
勇儀「少し待つことになりそうだけどいいか?」
少年「えー、お腹空いたよ。ボク外でもいいよ」
だが、どこでもいいから早く食べたいと言う少年。少年の言う『外』というのが勇儀はあまり気乗りしなかったが、この際はしょうがないと割り切り、
勇儀「店長!かけ2つ!」
少年「天かす大目でネギ少な目、
汁少な目、蒲鉾おまけして!」
店長「はいよ!いつものだな。
席ないから外だぞ、いいか?」
勇儀「ああ、分かってる」
注文して暫くすると、
店長「おまちどー!」
店長の掛け声と共にカウンターの隅に置かれた2つの器。
勇儀は2つの器を手に暖簾をくぐり、少年の待つ店外へ。そして少年に少し小さい方の器を手渡し、蕎麦屋の前の低い段差に2人で並んで腰をかけ…。
『いただきまーす』
勇儀「ホントは行儀悪いんだからなコレ」
少年「ふぁ~い」モグモグ
勇儀「母さんに知れたら説教もんだろうな…」
少年「~♪」
今の状況に若干後悔した勇儀だったが、隣で笑顔で美味しそうに蕎麦を啜る少年を見て「まあいっか」と思ってしまうのだった。
――小僧食事中――
店長「まいどー」
『ごちそうさまでした』
支払いを終え、揃って大声で挨拶をする勇儀と少年。その2人を笑顔で見送る蕎麦屋の店長と客達。
店①「本当に仲がいいな。羨ましいよ」
客②「お嬢もごりっぱになられて…」
店長「小僧もすっかりこの町の一員だよ」
客③「オレ結婚するなら、
姐さんみたいな嫁さんもらお」
『それは考え直せ』
??「成程、あの子が噂の…」
――小僧買物中――
腹の膨れた2人は仲良く並んで歩きだし、少年の小さくなった甚平の代わりを買いに今度は服屋へ。そこで購入したのは背中に『鬼』とだけ書かれたシンプルな甚平。少年はこれが酷く気に入った様で、勇儀が選ぶ間もなく持って来ては「ここで着て行く」と言いだし、店内で突然服を脱ぎ始めたのだ。
そして…。
店員「ありがとうございました」
服屋を出て再び歩き出す2人。
少年「どう?似合う?」
歩きながら笑顔で服を見せつける様に回転する少年の後ろを
勇儀「ああ、似合ってるよ。でも頼むから急に服を
脱がないでおくれよ。恥ずかしいだろ」
顔を赤くし、付いていく勇儀。
少年の奇行は今日に限った事ではなかった。何の予兆もなく突然全力で走り出す事もあれば、ちょっとした段差で上り下りを繰り返す事もあったり、立ち止まって足元の虫をじっと見ていることもあった。その都度、勇儀は少年を追いかけ、立ち止まり、待たされるといった事が続いていた。しかもそれはここ一年で目立つ様になり…。
勇儀「大人しかったあの頃が懐かしいよ」
と、懐かしみながらため息をついて呟くのだった。
――小僧帰宅中――
買物を終えた2人はその後、途中で公園に寄り帰宅した。2人が屋敷についてたのは夕刻少し手前。小腹が空いた少年は、
少年「なんか食べたーい」
おやつのおねだり。
勇儀「煎餅ならあるぞ?」
少年「んー、それよりも干し肉がいい」
近頃の少年のお気に入りのおやつ。
勇儀「でもアレ何処にあるか知らないぞ?」
少年「えーっとね、たぶん…」
そう言うと少年は台所へと移動し、食器棚を弄り始め、
少年「この辺だったような…。あ、あった!」
見事獲物を捕らえた。
勇儀「でかした!しかし、よく見つけたな」
少年の働きに指を鳴らして称賛する勇儀。勇儀もまた干し肉が好物で、その経緯もやはり少年と同様だった。
少年「じぃじが隠してるのあそこから見てた」
少年が指した先には太い柱。どうやらそこに隠れて
勇儀「抜け目ないな…」
少年に呆れつつも「末恐ろしいヤツだ」と感じ、
--夕食--
『いただきます』
家族揃っての夕食。この日の献立は焼き魚と煮物、麦飯と味噌汁、そしてお浸しに山芋のとろろと、品数豊富で少し贅沢な夕食になった。しかもこれらの品々は全て勇儀の手料理。
彼女と少年が屋敷暮らす事になった時、「なるべく使用人達に頼らない様に」と
勇儀「今日のはどうだ?」
少年「うん!
頬をリスの様に膨らませながら答える少年。
勇儀にとってこれはこの上ない褒め言葉。
棟梁「口に物を入れながら喋るんじゃありません」
しかし、第3者からすればただ行儀が悪いだけ。
行儀・作法に煩い
一方で勇儀の手料理に舌鼓を打つ
親方「勇儀ちゃんも料理が上手になったな。
初めの頃は今だから言うが、
まあ~…酷かったな。
けどもう花嫁修業はバッチリだな!」
少年「じぃじはその頃食べてないでしょ…」
一番の被害者は隣にいる女鬼に聞こえない様に、外方を向いてポソッと呟いた。
勇儀「嬉しいけどさぁ、私はそんなつもりは
これっぽっちも無いからね?」
親方「そうかそうか、そうだよな…」
勇儀の言葉に苦笑いを浮かべながら詫びる親方様だが…。
親方「屋敷のお嬢様が嫁とは変だよな。婿だよな」
勇儀「だーかーらー!」
気持ちが通じていない
勇儀の怒りのバロメーターが上昇する中、彼女の前にズルズルと少年から差し出された皿。その皿の上に焼き加減抜群の一尾の魚。
少年「ユーネェ、骨」
勇儀「ああ、はいはい…」
何の事か察した勇儀はため息を一つ付き、箸で丁寧に魚の身をを解し、少年の空いた皿へと置いていく。
親方「がはははっ!
魚の骨なんて食っちまえばいいんだ!
ワシなんてほれ見てろ」
その光景に
ガブッ!
魚を頭から齧り付き、
バキバキッ!ゴリゴリッ!
骨を激しい音と共に自慢の歯で粉砕していき、
ゴックン!
そして飲み込んだ。
親方「どうだ?」
少年「じぃじすご~い!」
親方「へへへ、凄いだろ!」
久しぶりの少年からの熱い視線に頬を赤くしながら、胸を張ってドヤ顔で答える
が、
棟梁「お前さん!品が無さ過ぎますよ!」
勇儀「真似したらどうするんだよ!
変なこと吹き込むなよな!」
正に鬼の形相で睨んでくる教育熱心な女鬼達に、
親方「ご、ごめんなさい…」
怯えながら小さくなって詫びるのだった。
少年「みんな、食事は静かにするものですよ」
『はい、ごめんなさい…』
--夕食後--
使用人達が他の場所の掃除を進める中、屋敷のお嬢様が食器を洗う。何とも奇妙な光景ではあるが、これもまた最近では見慣れた光景。
勇儀が一段落した頃、
少年「ユーネェ、お風呂出た!」
少年と
勇儀「いつか私の物にしてやる!」
少年「そんなに欲しいの?」
勇儀「当たり前だろ。鬼じゃなくても酒好きなら
喉から手が出る程の品だぞ」
少年「何それ?妖怪?」
勇儀「あー、そうじゃなくてだな…。
凄い欲しいってことだよ」
勇儀に力説されるも、その内容がいまいちピンと来ない少年。でも少年は彼女が欲しがっている様をいつも側で見ていた。
少年「ふ~ん…、
じゃあ今度じぃじにお願いしてあげる」
勇儀「あはは、確かにお前さんのお願いだったら
聞いてくれるかもな。
じゃあ、その時になったら頼むな」
2人の間で盃を勝取るための協定が結ばれた。と、そこへ鼻歌を歌いながら
親方「~♪」
親方「おや~?」
ドキッ!
親方「こんなもんだったか?
また買わなきゃいかんか…」
記憶していた量よりも少なかった事に不信感を抱きながらも、また鼻歌を歌いながらその場から去って行く
そんなお気楽な彼を
勇儀「っくくく…。は、腹が痛い」
少年「あっはははは」
2人は腹を押さえてクスクスと笑っていた。
勇儀「私達の目の前で取って行くなよな」
少年「意味ないじゃん」
勇儀「それに『こんなもんだったか?』って…」
少年「普通気付くよね?」
勇儀「もう一瞬ダメかと思ったぞ」
少年「ボクもー」
2人がおやつに食べた干し肉。1切れずつ頬張って終わりにする筈だったのだが、その濃くて病み付きになる味に、気付けば5切れずつ食していたのだった。
一時のピンチだったが、
そして時刻は夜、子供は寝る時間。
勇儀「じゃあ明かり消すぞ」
少年「うん」
並べられた2つの布団。それぞれが自分の布団に入り、明かりを消して瞳を閉じて明日を待つ。
モゾモゾ…。
勇儀「ん?」
自分の布団に違和感を感じた勇儀。目を開け隣を見ると、
少年「今日は一緒じゃダメ…かな?」
上目使いですり寄って来る少年がいた。
勇儀「ふふ、しょうがないなぁ。いいぞ」
そんな少年を優しく自分の布団に招き入れる勇儀。言葉では偉そうに言ってはいるが、
少年「あ、でも蹴らないでね」
勇儀「それは約束できないなぁ」
少年「えー…」
勇儀「なら自分の布団で寝るか?」
本心は嬉しかったのだ。それを悟られまいとワザと意地悪な言い方をした。勇儀にとってこれは賭けだった。
少年「うんん、蹴られてもいい。
その代わり『ぎゅっ』ってして」
勇儀「はいはい、今日は随分と甘えん坊だな」
今朝の事もあり、不安なのだろう。だがいつかは少年自身が超えて行かなければならない壁。そして勇儀は少年に優しく喝を入れた。
勇儀「なぁダイキ。私と萃香がどんな気持ちで
あの名前をプレゼントしたか分かるか?」
少年「ううん。何?」
勇儀「どんな事にも怯えない大きな心を持って 、
鬼にも負けないくらい強くなって欲しいって
願いを込めてプレゼントしたんだ」
勇儀達の想いを聞いた少年は、力強く彼女に抱き付いて無言で小さく頷き、その名に恥じぬ様に生きて行く事を決意した。
ここは幻想郷の地底世界、その名も旧地獄。
そこへ突然現れた人間の子供、名をダイキ。1年後、彼は勇儀達から強い願いを込められた立派な名をもらい、この町ではその名前で呼ばれていた。
その名は…
『
ダイキの新しい名前については、既にEp.1の《ダイキ》の回でトリックを用いて、披露していました。場所としては勇儀の最後のコメントがヒントになってます。その後、みんなの発した言葉をその法則で見ると…。
気付かれました?
次回【三年後:いってきます】
今回文字数がいつもの倍あるので、
一回分お休みを頂きます。