忘れがち(?)なあの設定。
ツキパラネタは「オリ主=ユーザー自身」なのでご自身に置き換えてお楽しみください。
「…ん?」
?「おや、ようやく気がついたようだね」
?「…そのようだな」
寝ぼけまなこで目を擦る。
誰だ、私の寝顔を覗き込んでる不届き者は。
何度か瞬きをしてようやく視界がはっきりして来た。
そして目の前に顔が2つ並んでいるのに私は気づいた。
「………誰」
隼「やあツキウサくん。それともツキウサちゃんと呼んだ方がいいかな?初めまして、僕は霜月隼だよ」
先に名乗ったのは真っ白い髪の穏やかそうな青年。
?「……」
隼「ほら始?自己紹介」
始「…本当に動いてるんだな…オレは睦月始だ。よろしく頼む」
始と名乗った黒髪の青年は、隼とは反対に厳格そうな顔をしていた。
「私は一年 毎(ひととせ まい)です…って」
自己紹介されたのでこちらも礼儀よくお辞儀をしたら、自分の異変に気がついた。
短い足、腕、丸みを帯びた胴体、「ヒト」にしてはフカフカしてるし。
色も変だ。白い…ように見えるけれど、少し灰色がかっている。
隼「自分の姿が気になる?鏡を持ってこよう、少し待ってて」
そう言って隼は私の目の前に手鏡を差し出した。
その手鏡はやたらと大きかった。
そういえば隼も始も私よりかなり巨大だ。
目線が近いのは向こうがしゃがんでいるからか。
隼「ほら。僕は可愛い姿だと思うよ」
そして、私は鏡に映った自分の姿に驚愕した。
「……ぬ、ぬいぐるみいいいいっ!!?」
なにこれ、なんだこれ!?
ご丁寧にうさ耳までついている。
隼「君が今"憑依"しているのは、我らがプロセラとグラビのマスコット、ツキウサのぬいぐるみさ」
「つきうさ…?ぐらび?ぷろせら?やめて、専門用語やめて」
始「…おい、隼。かなり混乱しているようだが」
隼「大丈夫、ちゃんと説明するよ。さて毎、とりあえず僕達の話を聞いてくれるかい?」
〜数十分後〜
「つまり、隼さんが魔法的な方法で別世界にいる私をこのツキウサに憑依させているんですね、わかんないけどわかりました」
隼「話の飲み込みが早くて助かるよ」
始「思考するのを放棄しただけだろう」
「つーかみなさん何者なんですか、魔法学校の生徒ですか?」
始「オレ達はツキプロでアイドルをやっている。オレはSixGravity、隼はProcellarumで、他に5人ずつメンバーがいる」
隼「今はみんなは仕事で出かけてるけれど…みんなが帰ってきたら君を紹介するよ♪」
「…帰りたい」
始「…すまん、付き合ってやってくれ。悪い奴じゃない」
隼「帰るなんて勿体ない。きっとこの世界を気に入ってもらえると思うよ♪」
別世界のアイドルと知り合いになりました。
突発的に書いたので完全に自己満足です。笑
私は陽と隼メインのプロセラ推しです。
なのでプロセラの出演数が多くなるかもしれない。