銀弾の射手   作:オカルト好きの人

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人生のほとんどは後悔でできている

「え!?」

 

 今、俺こと海藤 甲賀(かいどう こうが)は困惑していた。理由?それは…

 

「急にどうした甲賀、今日から高校生活が始まるというのに」

 

「そうよ、早く行きなさい。駒王学園(・・・・)に。間に合わなくなっても知らないわよ?」

 

 なんか聞き覚えの有るような無いような学園に今日から行く事になっていたからだ。勿論本来は別の高校、しかも男子校に行く予定だったのだが……というかこれハイスクールD&Dだよねえッ!あのインフレ世界だよねえッ!モブにやさしくないあのッ!しかも駒王学園とかそのど真ん中だよねえッ!更に言ったら女子恐怖症の俺には地獄のようなところだよねえッ!……

 

「休んでいい?」

 

「ダメ」

 

 そんな-(´・ω・`)

 

 

 

 

 そんなこんなで駒王学園に通うようななって1年、早々に自分が神器持ちということが解り頭を抱えたり、それが自分が好きな物の形を模していたことに喜んだり、イッセーと偶然が重なって友達になったり、生徒会やオカルト部に見つからないようにしたり、女子と目を合わせないようにしたり、女子と出来るだけ会わないようにしたり、女子に目をつけられないように空気になったり…

 

 後半完全に女子関係しかねーじゃねーかッ!!確かに過去いじめられまくってたけどここでも同じとは限らないだろ海藤甲賀!!もっと勇気見せろよ!!もっと頑張ってみろよ!!もっと熱くなれよ!!

 

 そんな感じで隣の女子に話しかけてみた結果がこちらです。

 

「あ、あの」

 

「ッ!!」

 

「あやっぱ何でもないですすいません」

 

 結果:無理です

 

 まあ、そんな簡単にどうにかなってたら苦労しないから話しかけられただけでも良かったと思おう。まあ、薬を飲めば一時的に大丈夫になるし、これはあとでいいか。

 

 そして、色々あったがもうそろそろ原作の時間らしい。というのも

 

「彼女出来た!!」

 

「マジでか」

 

「おう!マジだ!!」

 

 こんな会話が三日前に行われていたからだ。今でもあのどや顔が思い出せる。まあ、見せびらかすのは俺が女子恐怖症ということを知っていたので自重したっぽいが。

 

 そして今日はその彼女、天野夕麻とイッセーがデートする日、要するにイッセーが死ぬ日だ。まあそんな事俺がさせないんだがな。

 最初は放っておいて俺は一般人として生きていこうと思っていたが、流石に友達になったやつが死ぬのを黙ってみているのも悪魔として生き返るのを知っているにしたって目覚めが悪い。

 幸い元々それなりに神具が強かったりしたおかげで中級堕天使程度なら不意打ちさえできればどうってことは無い…と、思う。まあ当たって砕けろの精神だ。

 

 今の時間は午後の5時、場所は例の公園、イッセーの服に着けた発信機によるともうそろそろ来るぽい。さってと、そろそろ隠れようかな。

 

 

 

 

 つい最近、俺に彼女ができた、名前は天野夕麻ちゃん。

 黒髪のスレンダーな美少女だ。いやあ、その日から世界が変わったね、なんというか、心のゆとりが凄まじかった、学校の廊下をすれ違う全ての男子に言いたかった。俺は勝った!とな。

 まあ、約一名俺の友達にはその事を話したんだが、

 

「お前がちゃんとしたデートプラン立てれるか心配」

 

とか言われた。女子恐怖症の癖に言われたくねーよ流石に、とは思ったが少し不安ではあったのでちょっと手伝ってもらった。

 同士である松田や元松にはそういうことは相談しにくいので助かった。あいつらがデートプラン立てようとすると酷いことなりそうだからな。

 

 そして、付き合ってから初めてのデート。

 

 いやー、最高だね!手を繋ぎながら、洋服の店行ったり、部屋に飾る小物を見たり、あと甲賀から教えてもらった穴場の占い屋さんにも行ったりしてデートを満喫した。

 そういえば、なんか占い師さんにあなたには災いがどうとか言われたけどよく覚えてない。

 

 夕暮れの公園。

 街外れにある公園だ。人気は無く、俺ら以外はいなかった。いつの間にか夕麻ちゃんは俺の手を離れ、噴水の前へ。

 

「今日は楽しかったね!ねえ、イッセー君」

 

「なんだい、夕麻ちゃん」

 

「私たちの記念すべき初デートってことで、ひとつ、私のお願いを聞いてくれない?」

 

「な。なにかな、お願いって」

 

 

 

「死んでくれないかな」

 

 

 

 …え?

 

「…え?それって……あれ?ごめん、もう一回言ってくれないかな?」

 

 聞き間違えだ。そう思った。だから訊き返したんだよ。

 

 でも…

 

「死んでくれないかな」

 

 また、ハッキリと俺に言った。そして、

 

 バッ。

 

 夕麻ちゃんの背中から黒い翼が生えた。

 

 なんだ、あれ?

 

 そんなことを考えていたら、背後で足音がした。

 

「あー、やっぱりか。こいつに彼女とかおかしいと思ったんだよ」

 

 その声は…

 

「甲賀!?」

 

「よーイッセー。大丈夫かー」

 

「甲賀…何でここに」

 

「内ポケット見てみな」

 

 これは…

 

「発信機だ。お前が朝訪ねて来たとき付けた」

 

「い、いつの間に…」

 

「あら、お仲間?」

 

「仲間っつーかダチだな。ついでに言うと「神器使い、でしょ?」あー、そうえば君らってわかるんだっけ」

 

「まあね、その様子だと裏の人かしら。」

 

「ああ。これでもそれなりに強いんだぜ?ということで、引いてはくれないかな?」

 

「私が人間ごときに負けると思う?」

 

「あら、交渉失敗か。イッセー、死ぬ気で逃げな。時間は稼ぐ」

 

「え?」

 

 その瞬間、それは夕麻ちゃんの手に現れた。一本の光った槍のようなもの。つーか、槍じゃねえか、あれ。

それがわかった瞬間、俺は逃げだした。後ろから聞こえるのは

 

 ヒュッ

 

 風きり音。そして、

 

 パンッ

 

 乾いた銃声。

 

 

 

 

「疲れた」

 

「お、おう」

 

 いや、ほんと疲れた。あの後俺はある程度時間稼ぎをした後、先に仕掛けておいた煙幕爆弾を起爆させて、何とか逃げたのだ。

 いや、あのまま戦ってたら多分勝てただろうけど俺、堕天使の死体の処理の仕方とかわかんねーし、何より流石に増援が来るとヤバいからな。

 ちなみに今は近くの行きつけの喫茶店にいる。それにしても…

 

「で、夕麻ちゃんは何者なんだ?それと甲賀も」

 

「俺はついでかよ。まあいい、まずは…」

 

 原作壊しちゃったけど、どうしよう

 

 




続かない
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