チューナー「ゴールデンウィーク、どこか行く?」
水「どこ行こっかー」
ゴールデンウィークに差し掛かった部活終わりの放課後、チューナーとゴールデンウィークの話になった。
水「同級生組でどっか行こー」
チューナー「そうだね……………まだ皆いるだろうし聞いてみよう」
菜々美「チューナーくん、ハーモナーくん、なんですか?」
菜々美はあれを機に僕をハーモナーと呼ぶようになった。
ゴールデンウィークの話を持ちかけると…………
菜々美「そうですね…………私はみんなで行けるならどこでもいいです!!」
水「じゃ、地獄にでも行く?」
菜々美「地獄はすでに経験済みですからもういいですよ~………」
チューナー「ははは…………萌の時だね」
菜々美「あのときは結構辛かったんですから…………」
水「じゃ、宇宙?」
菜々美「も、経験済みです」
チューナー「蒼先輩のときだね」
菜々美「チューナーくんがかっこよかったときですね」
水「ん?なになに聞かせて?」
菜々美「実はですね………」
チューナー「ちょっと!!あのことまだ恥ずかしいだから!!」
真っ赤になって弁解してくるチューナー。
というかこの人達。予想以上に旅してるらしいな。
聞いて回ったところ、結果、翼が言った旅行に決まった。
和風の旅館の予約をチューナーが取れたらしく、お金は高かったがそこはチューナーが少し多めに払うことにした。
あまり言わないが両親は外国で結構稼いでいてお金は無駄にあるらしい。
翼「ごめん待たせた~?」
水「待ちました。たくさん」
翼「そう怒らないでよ!!ハーモナー!!」
智美「お~い!!ただでさえ遅いんだから電車さっさと乗るぞー」
「「はーい」」
旅館に着いた。
予想以上に広く、温泉も広いとのことだ。
あ、ちなみにホニャもしれっとただで来ている。
普通は見えないからな。こいつは。
女子組が速攻で温泉に行ってしまい、男二人は置き去りにされた。
ホニャ「…………ムムム!?」
水「ん?どうした?」
ホニャ「チューナー、どうやらノイズ達もGWに浮かれてノコノコ集まっているようニャ」
チューナー「え?わかった!!水、手伝って!!」
水「僕も戦えるの?」
菜々美達のことを魔法少女と言うくらいだから無理だと思ってたんだが。
ホニャ「ハーモナー、お前もノイズから救われた者。魔法少女では無いが戦えるだろう」
水「魔法少年だね。じゃ、頑張るよ!!」
ホニャ「結界を張るにゃ!!」
僕の武器は以外にもピアノの鍵盤の色をしたステッキ状の杖。大きいから振り回して戦えるね。
水「おりゃぁ!!」
ホニャ「なんで杖を振り回すんだニャ!?」
水「『スプラッシュ!!』」
言われたので水滴を高速で飛ばす、中距離攻撃を試す。
チューナー「戦い慣れてるね」
水「一応、鍛えてるんで」
病弱だが弱くはない。
あの日から強くなるためのトレーニングを欠かしていない。
ホニャ「そろそろ大将様のお出ましのようだにゃ」
石の巨人
ごっついノイズが出てきたな。
水「ドレスペルでいい?」
チューナー「いいよ!!」
水「『メモリアルシンフォニー』!!」
杖が光り輝き、力が湧いてくる。
水「なんかこんなに動けると逆に不気味だわ!?」
『ギガ プラント』!!
地面から巨大な根っこを出してノイズを吹っ飛ばす。
ノイズは綺麗な光と共に消えた。
水「一掃完了!!」
ホニャ「何でだろうかニャ。ハーモナーがやってると安心感があるニャ…………」
チューナー「男だから…………かな?」
菜々美「ただいまー!!……………何かありましたか?」
水「軽くノイズをボコしたくらいかな!!」
智美「おいおい!!大丈夫だったのか!?」
水「僕を甘く見てはダメだよ?」
翼「初めてなのに二人で…………すごいよ!!」
水「そうか?」
チューナー「さ!!そろそろお昼ご飯の時間だし食べに行こう!!」
チューナーは知らない。
また予想もしないような彼を激戦が襲うことを。
さて…………フラグも建てときましたよ。
次回は旅館でほのぼのさせます。