菜々美「ふぅ…………夜ご飯も美味しかったです!!」
水「和食も良かったけど洋食もしっかりあるんだね」
智美「私たちが知らないだけでそう言うのって当たり前なのか?」
夜になり、お風呂も入っているので皆、和服だ。翼は楽器が楽器なだけあって分かるのだが他三人は何か不思議なかんじだ。凄く似合ってるけど。
智美「なぁなぁ!!皆夜が本番だよな!!」
紗彩「あんまり起きてると朝起きられないからほどほどによ?」
翼「チューナー!!どっちが起きていられるか勝負だ!!」
翼「スー………スー…………」
お前が一番早いのかよ。何となく察してはいたけでさ。
あ、ひとつ言うと女子用の部屋と男子用の部屋で分けてるからね?ただ、僕とチューナーがまだ女子用の部屋で話してるだけ。
智美「唐突だけど私たちを家族と考えると誰がなんだと思うか?」
水「いや、唐突だな本当に」
菜々美「チューナー君はお兄ちゃんじゃないですかね?」
チューナー「え?そう?」
菜々美「私たちをいつも見守っていて、優しくて何となく暖かい感じはお父さんよりもお兄ちゃんみたいなんです!!」
紗彩「菜々美は妹よね?」
水「まぁ、だろうね」
智美「そういうお前は弟だって自覚はあるのか?」
水「アリマース」
チューナー「何でカタコト?」
水「やっぱりショック」
紗彩「弟は弟でも他の皆の心配ができるからよく出来た弟ね…………」
智美「紗彩は…………お母さんかもな」
紗彩「え?なんでよ?」
水「菜々美の面倒いつも見てるし、なんだかんだみんなのこと心配してくれるし………」
紗彩「な……………何よ!!」
智美「で、私は?」
水「ん~…………」
菜々美「翼さんは一番下の妹ですね!!」
智美「思いつかないのかよ!!」
何だかんだで時は過ぎていく。
智美「なぁ、ここで楽器弾くと楽しそうだな」
水「まぁ、翼以外、洋風な楽器だから和風なここでやると何となく変だね」
そしてその翼は寝てるし。
チューナー「まぁ、明日にしようね。迷惑だろうし」
菜々美「そうですね!!」
そして男子用の部屋にチューナーと戻ってきた。
チューナー「水」
水「ん?」
チューナー「思ったんだけど菜々美達とは違って理由もなくなんでノイズに取り憑かれてたの?」
水「ごめん、訳わかんないわ。僕はなんで菜々美達が呪われたかも知らないし知る気もない」
チューナー「そっか……………」
水「でも」
「戦ったことはあると思う」
???「調律師の英雄はいつから英雄が世界に一人だと錯覚していた」
「俺もまた、英雄だ」
さーて、伏線貼りましたー。
この話って実は結構、後々大きなことに発展します。お楽しみに!!
あと投稿遅くてごめんね!!