東奏学園器楽部の日常   作:月見草クロス

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来たぞぉ!!新キャラァ!!
ちなみにシネパラは番外編となりましたのでいつか投稿します。


新しい部員…!!

僕達、東奏学園器楽部は今日も平和に練習をしていた。

 

水「いやー……にしても、平和だなぁ……」

 

チューナー「そうだねー……なんかホッとするよ」

 

まだちょっと前までは戦場に飛び込むなんて日常茶飯事だったチューナーからすれば、全員を調律し終え、こうしてみんなで練習するのは凄く…凄く嬉しいことなんだと思う。

 

百花「みんなー!!少し、練習やめて、ちゅうもーく!!」

 

さくら「なーにしてたよの!!部長がこんなに練習に遅れて、いいと思ってるの!!」

 

百花「しょうがないじゃない。この子の話、聞かないといけなかったんだし」

 

百花部長が自分の後ろにいた一人の子を背中を押して、前に出させた。

白くて、フワフワしてそうな髪に、青い目。なんか、妖精みたいな子だ。背は幸より少し高いくらいかな?

 

菜々美「誰です?」

 

紗彩「……新入部員?」

 

みんな、突然、現れた少年を見て、ざわついている。

 

水「なんか、僕がここに始めてきたときを思い出したよ」

 

チューナー「あの時も凄かったよねぇ………」

 

百花「静かにしなさーい!!」

 

再び、百花部長が声をあげ、みんな静かになった。

 

百花「わかってると思うけど………新入部員よ」

 

「えっと………星屑(ほしくず)レナです。宜しくお願いします……」

 

ほほう。男子でレナとはなかなか珍しい名前をしてらっしゃる。

 

梨花「ねぇ、百花。彼、何年生なの?」

 

百花「中一よ。幸の同級生みたいね」

 

やっぱり最年少か。

 

百花「彼、楽器はバンド系列のものがやりたいらしいのよ。でも、今、バンド系の楽器は埋まってるじゃない?」

 

あー……確かに。ベースにギターにシンセにドラムともう入るところなしだよな……

 

レナ「だ…だからとりあえず!!楽器を決めたいんです!!」

 

チューナー「バンドと言えばやっぱり……」

 

水「フロウライン……だよね!!」

 

器楽部で、バンドと言われると、もうフロウラインしかない。

 

レナ「出来れば弦楽がいいかなーって思ってます!!」

 

智美「なら、私か真中華だろ?」

 

水「そゆことになるね」

 

バンドで弦楽と言えば、やっぱりギターかベースだろう。

 

真中華「うーん……どうする?智美?」

 

智美「ここは、本人次第ってところもあるだろ」

 

レナ「それが決まってれば困らないんですけど……」

 

幸「私はベースがいいと思います!!」

 

レナ「……なんで?」

 

幸「実は、最近、智ちゃんにギターを習ってるんです。教える人が二人に増えると智ちゃんも大変だろうし……」

 

へー。幸って、智美からギター習ってたんだ。知らなかった。

 

真中華「となると、教えるのは私?」

 

麻衣「それしかないな!!」

 

真中華「私なんかで大丈夫かなぁ……」

 

雪菜「ファイトー!!ファイトー!!」

 

真中華「え…えっとー……」

 

智美「ここは素直に、頑張りますって言うところだろ」

 

幸「そうだよ!!お姉ちゃん!!」

 

真中華「うぐ…うぐぐ……わかった。やるよ」

 

なんか地味にごり押されてたの気のせい?

 

レナ「よろしくお願いします!!真中華先輩!!」

 

智美「真中華先輩っ……w」

 

真中華「真中華先輩……って!!智美!!笑わないでよ!!」

 

智美「ごめんごめん」

 

そういえば、中等部一年って、幸しかいないから、真中華は先輩って呼ばれたことないのか。凄く、新鮮だ。

 

レナ「えーっと……チューナー先輩に水先輩もよろしくお願いします」

 

水「よろしくなー!!僕も男子の後輩ができてうれしいよー」

 

チューナー「よろしくね。レナ」

 

レナ「はい!!」

 

レナ……声まで女っぽいな。もう男の娘としか言えねぇ。

 

レナ「ちなみにですけど、僕……」

 

そして、レナはその場でくるっと回転して、ニッコリ笑って、こう言った。

 

 

レナ「ノイズなんです!!」

 

 

『…………ゑ?』

 

全員、驚きというより、それより強い何かにより、数秒、動けなくなる。

 

レナ「えへへ」

 

チューナー「………いや、待って待って。おかしい」

 

水「チューナーに同意」

 

菜々美「ホニャちゃーん」

 

ホニャ「流れるかのように呼ばれたニャ……」

 

ここで、僕達では分からないので菜々美がホニャを呼び出した。

 

ホニャ「えっと……レナ?お前、ホントにノイズなのかニャ?」

 

レナ「まぁ、はい。そうですよ」

 

ホニャ「ノイズは感情を持ったりするものじゃないはずニャ!!」

 

レナ「僕は『クレッシェンド』っていう、進化するノイズなんです」

 

水「………クレッシェンド?」

 

クレッシェンドといえば、中学で習う、誰でも知るあれだ。

 

レナ「クレッシェンドが段々強くなることを意味するように、僕は段々と進化できるノイズなんです」

 

チューナー「そんなノイズ今までいた?」

 

レナ「極めて珍しい種類なんですよ」

 

ホニャ「でもニャァ……証拠もない上、ノートゥングも反応無しだしニャ……」

 

レナ「証拠ですか……かなり魔力使うけど仕方ないですね」

 

レナは指をパチッと鳴らした。

 

すると、突然、ノイズが湧き出した。

 

紗彩「ひゃぁ!!」

 

翼「うわわ……って、攻撃してこない?」

 

しかし、そのノイズ達は攻撃をせずにむしろ器楽部のみんなに寄り添ってきた。

 

梨花「こう見ると可愛い!!」

 

水「あのー、梨花先輩?」

 

結菜「あら、甘えん坊なノイズですね」

 

水「あのー、結菜先輩?」

 

春香「可愛いのですー」

 

水「あのー、春香先輩?」

 

蒼「ふむ……興味深い。是非、研究させてもらいたい」

 

レナ「今度いいですよー」

 

水「蒼先輩?それにレナも乗らないで?」

 

凜「……可愛い」

 

水「あなたがそっち行ったら終わりですよ凜先輩ぃ!!」

 

もうなんなのこの部活。

 

レナ「疲れたんで一旦、消しますねー」

 

レナはまた指を鳴らすとノイズは消えてしまった。

 

チューナー「……ホントにノイズなんだ……」

 

レナ「実は、僕がここに来たのは理由があってですね。兄にあって欲しいんです」

 

ノイズの……兄?

 

レナ「実の兄じゃないですけど……星屑星羅(ほしくずせいら)って、知ってます?」

 

百花「星羅って……あの星羅よね?」

 

レナ「多分、あってます。その星羅が僕の兄です」

 

チューナー「……よく分からないけどその人がどうしたの?」

 

 

レナ「チューナー先輩にあって欲しいんです。兄と同じ、英雄として」

 

 

ノイズからの呪いを解き、器楽部を救った、チューナー達のストーリー。それは終わり、ほのぼのとした平和を過していた、器楽部。

 

そのストーリーは新しい形で再び、動き出す。




真中華先輩って、新鮮すぎない?

ということで怒涛の展開!!次回もお楽しみに!!
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