水「くっそぉぉぉ!!台本が間に合わねぇよ!!」
何とか話は決まったが一難去ってまた一難。
台本を書くのが結構、ムズいのだ。みんなに上手いこと出番をやりつつなので大変なこと大変なこと。
あと4分の1で終わりなのだがラストの締めくくりをどうするかも思いつかない。今は仕方なく書けてるところまでみんなに覚えてもらっている。主人公のチューナーとか出番の多い菜々美、紗彩、ひかり先輩、かなえらへんが大変だしね。
話は結菜先輩の話までやるつもりだ。
話を聞くとその時はチューナーとホニャだけで結菜先輩の超自我とディスコードと戦ったらしい。このことはしばらくは話されなかったらしいけどみんなの調律が終わってから話されたらしい。
チューナー「水。確かここはこんな感じだった気がする」
水「え?そうなの?やっぱりその場にいたやつじゃないとわかんねぇなぁ……」
今はチューナーにその時の話を聞きつつ仕上げにかかっている。
ラスト以外はそのままでもいいので簡単だ。そのラストが問題だが。
水「ラストは……結菜先輩までのメンバーで最後にやったいつものにするか間をすっ飛ばして全員のをするか……」
選択肢はその二つに絞れていた。
チューナー「全員でやるとなると皆に出番が出来るもんねー………」
メイン以外の人はモブや編集にいってもらっているがもちろん、夢世界で器楽部が出てきたこともあるしチューナーの入部時はみんな揃っていたから出番はある。
水「ただノイズをCGでやるなら編集班は大人数がいい。となると前者の六人でになるな」
チューナー「そうだね。じゃー、書き上げようか!!」
しかしやはり問題はある。
水「問題は他の人達の出番だよなー……」
チューナー「だよね………このままじゃ出番ほぼゼロの人達もいるし…………」
水「……………そうだ。いっその事話を引き延ばそう」
チューナー「……………時間ある?それにそれだと一つ一つの話が短くなって大変だよ」
水「映画って3時間のもあるんだぜ?」
いや、だったら書き終わんないし編集も大変でしょ………
水「甘いな。チューナー。確かに明後日までには台本を書く必要がある。だかな俺達には切り札がある」
チューナー「………切り札?」
水「ホニャだ」
……………で?書き終わらないことには変わらないじゃん。
水「ホニャ!!」
ホニャ「…………嫌な予感ニャ…………」
ホニャが渋々出てきた。ずっと居たような雰囲気だね。
水「ホニャならほとんどの話のことを知ってるだろ?」
ホニャ「蒼のとき以外は知ってるニャ………ってまさか!!」
水「ホニャなら徹夜でも問題ないよね~」
……………ホニャ。ドンマイ。今まで多くの冒険を一緒にしてきたが犠牲は大切だ。
ホニャ「チューナーもなんで憐れむような目で見るのニャ!!徹夜なんていやニャ!!」
水「究極の器楽部のファンなんだろー?最近役にたたなかったんだから役立て!!」
ホニャ「いや二ァァァァァァ!!」
ホニャ断末魔を聞きながら僕は去るしかなかった。
そして次の日。
智美「おー………水のやつ大丈夫なのか?」
翼「確かに少し心配だね………」
智美と翼に昨日の水の話を話題にしていた。
チューナー「徹夜で寝不足で元気なかったりするのかな………」
水「おはよー!!」
3人「「「思ったより元気!?」」」
水の生命力はどうなってるんだよ。
水「ほとんど書き終えたぜー。亜里砂先輩までになったから」
智美「私に出番は?」
水「上手いこと作ってるよ。みんなに一度は出番をやってる」
チューナー「……………ホニャは?」
水「部室で寝てる」
…………………
水「僕は寝てないけど元気だぞー」
智美「…………大丈夫かよ……………」
やっぱり水は菜々美に似てきたな…………菜々美ならこんな時も『根性です!!』とか言いそうだ。
翼「眠くなると思うけど………」
水「根性!!」
ほら、やっぱり。
水「蒼先輩の時のことは菜々美に朝から聞いたよー。いやぁ、チューナーさんやるねぇ」
チューナー「…………死ねばいいのに」
水「ちょっ!?」
あの時はあの時は勢いで言葉が出たんだ。恥ずかしいからやりたくないけど………
水「とにかくそのシーン頑張れよ」
デスヨネー
次回は撮影です。文章なので撮影の時のことを本編より詳しく書きますよ!!ちなみに映画の完成版の話を後日書くと思います!!ちなみに撮影編のあとは編集編ですがそこでお泊まり会でもする予定なのでお楽しみに。