東奏学園器楽部の日常   作:月見草クロス

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久々の調律

菜々美「それでですね…………チューナーくん!!聞いてますか!!」

 

チューナー「え?あ、ごめんごめん」

 

偶然出会った菜々美とチューナーこと僕は話していた。というか一方的に話をされれていた。そりゃ、肉の話ばっかりされたら困るよ!!

 

智美「お、チューナーじゃねぇか」

 

菜々美「智美ちゃん!!それに紗彩ちゃんも!!」

 

紗彩「菜々美、チューナー、何してたの?」

 

一応言うとフルネームは|楓智美(かえでともみ)と|九条紗彩(くじょうさあや)。

 

チューナー「二人はどうしたの?」

 

紗彩「部室に行こうとしてたら偶然出会ってね」

 

菜々美「あぁ、私たちもそうです!!一緒に行きましょう!!」

 

♪~

 

チューナー「ん?」

 

菜々美「これって………ピアノの音?」

 

ホニャ「おそらく水ニャ」

 

うわぁ!!ホニャ!!どっから沸いてでた!?

ホニャはホニャが言うに音楽の精霊らしいが見た目は猫だ。ピンクでちんちくりんな猫。僕と器楽部を救った仲間だ。ちなみに普通の人には見えないらしい。

 

智美「綺麗な音色してるな」

 

ホニャ「何か引き込まれる感じがするニャー…」

 

菜々美「行ってみましょう!!」

 

 

部室に行ってみるとやはり、ピアノの音がする。

 

音をたてないように扉を開けるとやはり水がいた。目をつぶり、リズムにのっている。その様子はどこか幼さを感じるし、まるで女性が弾いているようで、力強さはない。美しい。その一言に尽きる。

 

でも水は僕たちに気づいたとたん

 

水「あ」

 

顔を赤くして弾くのをやめてしまった。

 

水「いたならいってよ」

 

菜々美「どうしたの?真っ赤だよ?」

 

水「う、うるせ」

 

少し口が悪くなった。何かあるのだろうか?水はすぐに部室から逃げようとする。

 

智美「お前のピアノ、良かったぜ?照れる必要なんてないと思うけど………」

 

水「ごめん。まだ僕には無理かも」

 

そのとき、僕には聞こえた。音が。彼の心の音。

 

チューナー「ほ、ホニャ………」

 

水はサッとでていった。

 

ホニャ「やっぱり様子が変と思ったらあいつ、ノイズに取りつかれているみたいニャ」

 

紗彩「え?どういうこと?」

 

ホニャ「ノイズがこの器楽部の人だけに取りつくとは限らないニャ。昔、転校前にとりつかれていたのかもしれないニャ」

 

菜々美「えぇー!!そんなことあるんですか!?」

 

チューナー「その事は今は後にして………」

 

ホニャ「我が英雄よ。どうやら久々の出番みたいニャ」

 

智美「よっしゃ!!そうと決まれば行こうぜ!!」

 

僕たちは水の夢世界へ向かった。

 

 

菜々美「どこですかね?ここ」

 

ホニャ「見る限り中学校みたいニャ。水の転校前にいた学校なのかもニャ」

 

智美「そうみたいだぜ。あの時、あいつに聞いた中学校の名前と同じだ」

 

うじゃうじゃ

 

ホニャ「どうやらお出迎えのようだニャ。皆、蹴散らすニャ!!」




今回、紗彩のセリフが少し少なかったかも。
あ、ちなみに僕は菜々美が好きです。でも水とくっつける気はないです。するならチューナーとくっつけますw
え?お前は絶対、誰かとくっつけるだろ?ハハハ、勘のいい奴は嫌いだよw
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