フリーウイングの異世界放浪   作:マスターM

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ハイスクールD×D
いざ異世界に


ある日フリーウイングのメンバー達はチェルシーの要請である遺跡の前にいた。

 

「それでチェルシー俺達を呼んだのはこの遺跡と関係があるのか?」

 

「そうだよ。ここは私が偶然通りかかって見つけたの。ほら朱雀の事もあるから、先にフリーウイングを呼んだのよ」

スザクの言葉にチェルシーは答えた。

 

「今度は何があるのかな?」

 

「帝具」

 

「金」

 

「肉」

 

「お菓子」

 

「スタイリッシュな物」

コルネリアの言葉に、グリーン、ガイ、アカメ、クロメ、ドクターと続いた。ましなのがグリーンだけだが・・・

 

「兎に角入るぞ。充分警戒しろ」

 

『了解!』

 

遺跡の中は暗くスザクは炎で照らしている。歩いて既に30分は過ぎたが一向に最深部に着かない。

 

「リーダーなんだか怪しいね」

 

「ああ、奥に中々着けない。仕方ないナタラ、遠視で見てみろ」

 

「はい」

スザクに言われナタラはスペクテッドの遠視を使った。

 

「後少しで光がある場所に出ます」

 

「よし。もう少しだ、警戒を緩めるなよ」

 

『はい』

 

スザク達は光の場所まで来た。

 

「さて行くか」

 

『おう!』

スザク達が光に入ると下に落ち始めた。

 

『はぁーーーー!?』

スザクは朱雀の翼を出したが飛ばず落ちって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冥界結婚式場

 

今ここで純血の悪魔である、ライザー・フェニックスとリアス・グレモリーの結婚式が始まろうとしていた。満面の笑みを浮かべているライザーとは反対にリアスの顔は暗い

先日リアスの結婚を賭け、レーティングゲームをしたが結果はリアスの敗北。リアスはライザーとの結婚が決まった。リアスの眷属は皆監視されており、助ける事が最早不可能だった。

「お集まり頂きました皆様。今日は私ライザー・フェニックスとグレモリー家次期当主、リアス・グレモリーの結婚と言う歴史的瞬間に立ち会って頂きありがとうございます」

ライザーのスピーチが始まり遂に式が始まろうとしたしかし・・・

 

「おい何だアレは?」

 

「穴だ!」

突如として式場の天井に穴が開きその場にいる全員が困惑していると、数人の男女が落ちてきた。

 

『あ~~~~』ドオァァァン!

 

「い、痛ててて・・・」

 

「何だよ一体・・・」

 

「それより此処何処だ?」

落ちてきたのはスザク率いるフリーウイングのメンバーだった。

 

「人間だ!人間が落ちてきた!」

 

「汚らわしい。衛兵!」

 

「はっ!」

貴族悪魔の命を受け衛兵がスザクに切りかかろうとしたが・・・

 

「主に手を出すなど、控えろ雑魚」

スザクの前にナハシュが出て水竜の剣で受け止め峰内で倒した。

 

「何をしている数で押さんか!!」

 

『はっ!!』

今度は数で押そうと数十の衛兵が動いた。ナハシュを始め肉弾戦が得意でないチェルシーとドクター以外がスザクの周りを囲んだが・・・

 

「俺がやる」

スザクの言葉に全員引いた。

 

「ふん」ブーーーン

 

バタ、バタ、バタと次々に覇王色の覇気を受け襲い掛かってきた衛兵を気絶させた。

 

「な、何が起こった!?」

 

「一瞬で衛兵がやられた・・・」

悪魔達は混乱していた。一方フリーウイングのメンバーは・・・

 

「流石リーダーの覇王色!」

 

「まぁリーダーの覇気で倒れないのは・・・」

 

「エスデスやブラートクラスだな」

ポニィの言葉に始まり、グリーン、アカメが言った。

 

「こ、こうなれば・・・」

 

「待て」

 

「サ、サーゼクス様!?」

貴族悪魔が次の行動に移そうとしたら、魔王サーゼクスが待ったをかけた。

 

「今のをみただろう?むやみやたらと突っ込んでは死ぬぞ」

 

「し、しかし・・・」

 

「ここは私に任してもらおう」

 

「・・・分かりました」

貴族悪魔は引き下がった。そしてサーゼクスは前に出た。

 

「君達は一体何者なのだい?」

 

「質問に答える前に聞きたい。此処は帝都からどれだけ離れている?」

 

「帝都?何だいその都は?」

 

「はぁ?帝都を知らないのか?」

 

「ここって田舎なんじゃ・・・」

サーゼクスの反応をみてガイとツクシがそう言った。

 

「少し黙っていろ。なら此処は何処だ?」

 

「此処は冥界だよ」

 

『冥界!?』

 

「成程そう言う訳か・・・」

 

「スザク何か分かったの?」

 

「ああ、俺達は異世界に来たみたいだ」

 

『い、異世界!!?』

スザクが納得したのを見たメラは聞きその答えを聞いたフリーウイングのメンバーは驚愕した。

 

「君達はこの世界の者ではないって事かい?」

 

「そうだと思う。一応名乗るな。俺はスザク、第三勢力フリーウイングのリーダーだ」

 

「フリーウイング聞いたことないな・・・やはり別世界の者か。おっと失礼私はサーゼクス。四大魔王の一人を務めている」

 

「へ~魔王か初めて見た。いつか手合わせがしたいがこの状況の説明が欲しいな」

 

「貴様!魔王様になんて口を!!」

スザクの言葉に貴族悪魔がキレた。

 

「黙れ!今は、ライザー・フェニックスとリアス・グレモリーの結婚式が始まるところだよ」

サーゼクスは貴族悪魔を一喝してからスザク達に今の状況を教えた。スザクは壇上の2人をみた。

 

「成程わかったよ。その男が無理やり結婚させようとしているんだな?」

 

『っ!?』

スザクの言葉にグレモリー眷属を始めそこにいる者達の多くが驚いた。

 

「最低ね」

 

「あの子が可哀そうだよ・・・」

コルネリア、ツクシが批判の言葉を言った。

 

「ふん!俺はゲームに勝ったんだ。俺が勝てばリアスは結婚することを認めたんだ」

 

「どうせそのゲームも卑怯な手で勝ったんだろ?お前からはゲスの匂いしかしないからな」

 

「黙れ!!」

スザクの言葉に切れたライザーは巨大な炎をスザクに投げた。スザクは避けず炎はスザクを包んだ。

 

「ライザー彼は関係ないじゃない!」

 

「黙れ!俺をコケにしたんだこうなって当然だ!!」

リアスが反論するがライザーは意にかえさなかった。

 

「それにしてもお前達は冷たいな、主が死んだのに悲しまないなんて」

ライザーはフリーウイングのメンバーが騒がないことに調子に乗り煽った。

 

「お前は馬鹿か?」

 

「そんな攻撃でリーダーを殺せると思ってるの?」

 

「その程度ではスザクには届かないわよ?」

ライザーの言葉を聞きタエコ、ギン、メラの順に言った。

 

「何を言っている奴は炎に焼かれて・・・」

いるはずだ。と続かなかった。何故ならライザーの炎が揺らぎ始め段々と小さくなっていきその中から無傷のスザクは右手を前に上向いて立っていた。そして炎はスザクの手のひらサイズとなり拳を閉めると炎が消えた。

 

【不味い炎だ。欲望の塊だな】

朱雀はライダーの炎をこう評価した。因みに朱雀の声は朱雀が許した者にしか聞こえない。

 

「馬鹿な俺の炎を消しやがった・・・」

 

「・・・ライザー君」

 

「何でしょうか?サーゼクス様」

 

「彼と余興をしてくれないか?」

 

「何故でしょう?」

 

「彼は今君の炎を簡単に消した。君にとっては屈辱ではないのかね?」

 

「ッ!」

 

「君のメンツを立てるためだと思ってどうかな?」

 

「分かりました。俺もこのまま引き下がる訳には行きませんから」

 

「スザク君、君は?」

 

「俺も別にいいぜ。売られた喧嘩は買ってやる」

 

「では君が勝てば何か褒美を与えよう、何がいいかね?」

 

「サーゼクス様!こんな人間に褒美など・・・」

 

「黙れ。悪魔は等価交換の種族だ。こちらから願っている以上何か支払わなければならない」

サーゼクスが褒美を与えようと言うと貴族悪魔が口を挟んだがまた一蹴られた。

 

「少し待ってくれ」

 

「構わないよ」

スザクは待ってもらうよう言い。リアスの方を向いた。

 

「アンタ名前はリアス・グレモリーだったな?」

 

「え、ええそうよ・・・」

 

「そっか・・・決めた。サーゼクス殿」

 

「決まったかい?」

 

「ああ。俺が勝てば、リアス・グレモリーを自由にしてもらう」

 

「ッ!?」

スザクの言葉にリアスは目を見開いた

 

「どう言う事だい?」

 

「だから俺が勝てば、リアス・グレモリーは自由にしてもらう。する事や付き合う相手等全て自由だ」

 

スザクの言葉を聞きリアスは涙を流した。

 

「君は無欲なのかい?」

 

「さーな。ただ悲しそうな顔をした女をほっておいて、自分だけいい思いをしようとは思わない」

 

「君達はいいのかい?」

サーゼクスはスザクの後ろにいるメンバーに声をかけた。

 

「私達はリーダーに従うだけ」

 

「スザクは常に人の為に動くとんでもないお人よしなのよ」

 

「そんなリーダーだからこそ・・・」

 

『俺/僕/私/アタシ/我達は、リーダー/スザク/相棒について行くだー!!』

フリーウイングのメンバーの言葉に全員鳥肌が立った。

 

「さぁ始めようか、ライザー・フェニックス!!」

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