何回も転生した奴がありふれた世界に転生しました。   作:オット
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桜舞い散る戦場の焔:前哨戦

ドラゴンは衛星兵器並みの攻撃力でやっと倒すことが出来る。

 

だが爆撃機を使えば姿勢を崩すくらいのことはできるようだ。

 

爆発の衝撃で地面を破壊し、落とし穴のように大きな穴を作ることで動きを止めることが出来た。

 

倒れ込んだドラゴンの頭にマザーウィルの砲撃が当たる、ドラゴンは生きてはいたが骨などは粉々になっている様だった。

 

「ネクスト部隊!今です!」

 

『了解。』

 

近付いて銃弾を撃ち込んで行くネクスト部隊はすぐに離れていき、シルバーショットから通信が入った。

 

『貫通弾発射。』

 

途轍もない衝撃が管制室を揺らす。

 

見てみると管制室の横に人間大の薬莢のようなものが落ちて来ていた。

 

ドラゴンはその砲弾が当たったのか頭が吹き飛んでいた。

 

「ええええええ!!!?」

 

予想外過ぎて叫んでしまった。

 

風魔達はなんでこんな物作ったの?

 

気を取り直さなきゃ行けないのに落ち着きそうにない。

 

「え、えーと、ドラゴン討伐おめでとう?」

 

『桜ちゃん、口調口調。』

 

『地上部隊から報告、敵の本隊と思われる集団が降下、魔物の数も増加しています。』

 

「えっと、あの、頑張って!」

 

『桜ちゃん!落ち着いて!』

 

此処からは本番だ。

 

『オペレーター、深呼吸を。』

 

深呼吸して落ち着く。

 

「・・・うん、みんな!耐え切るよ!」

 

『了解。』

 

そこかしこでレーザーや砲弾が飛んでいくのを見ながら戦場を俯瞰する。

 

「じゃあネクスト部隊、敵を固めて、そこをレーザーで焼き尽くします。被弾しないようにね。」

 

『了解。』

 

「地上部隊は前進して防衛線を築いてください。」

 

『了解、勇者の第二陣が到着、援護します。』

 

砲撃戦は終わり、砲撃だけでは捌ききれない撃ち漏らしをハウリアや地上の人間達が相対する。

 

上空ではミュウちゃんがネクスト部隊の次に無双しているので心配は無いだろう、というか風魔が色々と工夫を加えていたゴーレムでは流石の使途もあまり相手になっていないようだ。

 

魔物もかなりの数降りてきているのだが人間では対処の難しいものは砲撃やネクスト部隊によって排除されているので比較的簡単に対処出来る使徒などはそのまま地上に降ろされる。

 

だが地上部隊の分隊もネクストも本来は地上戦がメインだ、空戦はただのついでである。

 

それに使徒の分解能力は地上部隊には擦り傷ほども聞いていない、分解する前に死ぬか当たっても反射されたりそもそも効果が無かったりするからだ。

 

中には集まって巨大な砲撃を加えようとする集団もあったがマザーウィルの砲撃やシルバーショットからの攻撃で撃たせない。

 

私達をてこずらせたのは今の所あのドラゴンのみ、一体だけとは考えず100単位でいる事も考えているがネクストの機動力ではギリギリ対処可能といったところだろう。

 

そもそもオルクス大迷宮の鉱石を使っているので頑張れば地上部隊でも同時に2、3体ほどくらいなら対処可能だろう。

 

此処からが本番、もっと頑張らなければ。




まだまだ両者余裕はありますね、相手は物量的に、こっちは戦力的に。




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