四神としてのお仕事?いや、仕事がなくて自由にしてます。   作:第三のケモナー

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2話

「お?あれ、目の錯覚かな?」

 

その建物は俺が知っているような藁や土、木材で作ったような原始的な建物ではなかった。近づいてわかった。

 

 

アイエエエエ!?

 

 

そこには現代と変わらないコンクリート、家、電気があった。村ではなく、街。

 

 

(どういうことだ?ここは古代ではなかったのか?まさか、ジュラシックみたいに技術が発展して復元したと?いや、それだったらこんなに街が狭いはずがない。でも、今って古代じゃないか!)

 

 

「お主、何者じゃ?」

 

 

(もしかしたら、街がまるごとタイムスリップしたとか?それにしても電気がある?道がそのまま途切れている訳でもないし…俺が来る前にタイムスリップしてきたとかか?)

 

 

「聞いておるか?」

 

 

(俺と同じような人がいるのか?助けてくれるかもしれない。でも、もし違ったら…分かった!あれは宇宙人だな。実験されそう…)

 

 

「おーい!聞いておるかー」

 

 

(誰だ?)

 

 

「やっと気付いたか…」

 

そこには不思議な雰囲気を纏ったお姉さんがいた。俺より10cm以上高く、黒髪、黒い目な美人で服装は原始的なもの。

 

「あなたは?だ…誰ですか?」

 

「儂は妖女と呼ばれておる。」

 

妖女ってw幼女じゃないじゃん。という気持ちを抑え自分も名乗る。

 

「おr…私はスザク。」

 

「スザクぅ?嘘ついてるじゃろ。」

 

「嘘ついてないし…」

 

「名前、本当はないじゃろ。」

 

(なぜばれたし。)

 

「諦めろ。儂の能力の前では無意味じゃ。」

 

「の、能力?」

 

「そうじゃ。儂は『真実を見極める程度の能力』じゃ。」

 

「…………名前はないです。」

 

「うむ!」

 

突っ込む所があるけど『程度の能力』って聞いたことあるような?

 

「お主、神力、霊力、妖力が混ざっておるが何者なんじゃ?」

 

「何ですか?その…なんとか力って。」

 

「そんなことも知らぬのか!?」

 

知らねぇ!!

 

「まず、妖力から…」

 

 

(長くなりそう…)

 

 

 

~…妖女説明中…~

 

 

 

「…ということなんじゃ。だから3つとも持っている事は普通じゃない事になる。」

 

まとめると、妖怪には妖力、人間には霊力、神様には神力というそれぞれの力があるという。ちなみに妖女は妖怪なので妖力らしい。

 

「自分でも分かりません…」

 

「まあ、生まれたばかりなら仕方ないじゃが。」

 

この妖怪、この街の出身なのだろうか?聞いてみよ。

 

「あn「能力はなんじゃ?」…」

 

「ありませんよ!!」

 

「そんなことないじゃろ。妖力、神力があるのなら確実にあるはずじゃよ。目を閉じてみい。」

 

言われた通り目を閉じる。

 

「能力について感じてみ。」

 

こんなことで分かるか?

 

 

『夏南火を司る程度の能力』

 

 

「なつ?かなんび?」

 

聞いたことがない。

 

「んー聞いたことがないのぉ。」

 

これってゲンブやビャッコ、セイリュウによって違うのだろうか?わざわざ痛い思いをしなくてもいいか。

 

(火でも操れるのか?)

 

「お主、面白いやつよのぉ。」

 

「いい加減、あなたの事を教えてくれよ。」

 

「儂か?そこの街の人間から生まれた妖怪じゃ。」

 

そう言えば、人間の思いなどで神や妖怪が生まれると、この人言ってたな。

 

「一緒に来てみるかの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これがここへ来て始めての人間、妖怪との出会いだった。

 

 




読んで頂きありがとうございます。

こ、こんなに読んで貰えるなんて…頑張ります。
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