四神としてのお仕事?いや、仕事がなくて自由にしてます。 作:第三のケモナー
「街に行くか?」
いきなり言われても…って
「あんな怪しい所行ける訳ないでしょう!」
あの街のせいで妖女(下鬼)がおかしくなっていたじゃなかったのか?ま、まさかおぬ、ツクヨミに何かされたんじゃ…それとも、何かされたいって言うM…
「…何か失礼な事考えてなかった?」
「い、いやだな~考えてないです。」
「その姿、表情が出やすいってわかってる?」
「…」
そう、今の姿はビャッコで、心の中で思った事が顔に表れやすい。スザクも同じで表れやすい。セイリュウとゲンブは表れにくく、よく勘違いを生んでしまう。
「何しに行くんですか?」
「ヤゴコロに頼まれてな。幽霊退治だ。」
「幽霊?ヤゴコロって誰ですか?」
「ん?ああ、あの街で唯一信頼できるやつだ。」
「本当ですか?」
「妖怪相手でも分け隔てない珍しい人間だ。薬の研究している。まあ肆の言葉を借りるなら、薬剤師って所だな。」
「はへ~」
おぬに異常はないみたいだし、行こうかな?
「分かりました。行きます。」
「早速、準備する。」
「準備?」
「真っ正面から行く訳ないだろ!」
「え?」
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どこぞの怪盗、どこぞのスパイ並みの潜入をし、やっと依頼主の元へ着くことができた…もうクタクタ…
「そんな暇ないぞ。」
くそ、最初と口調違ってないか?性別も聞いたら『分からない』って言うし、本性現したね。ロリコンだろ!
「………用事が済んだら話がある。」
「ハッ!」
忘れてた、今の姿が、ビャッコだと。(五七五?)
そういえば、ビャッコの能力は『秋西金を司る程度の能力』だった。んーわからん。
一応、スザクは火、セイリュウは木、ゲンブは水を操れるんだけど、司るだからもっと深い意味でもあるのか?金ってのが全然わからん。だからこうビャッコになって探っているが全く掴めない。
「ほら、この先にいる。」
ヤゴコロはどんな人かと思いドアを開ける。そこには白髪?銀髪のかわいい女の子が…って
「やっぱりロリコンじゃないですか!」
ゴンッ!!
「い、痛たー」
「ロリコンってのは分からないけど悪口だろ。」
「いきなりこれはないでしょ。」
痛い頭を擦りながら、目の前の少女に目を向けると苦笑いだった。
(ロリコンを目にすると苦笑いになるわ。)
ゴンッ!!
「なんで!?」
「すまんな、他のだったらマシなんだが。」
(他のってどういう!?)
「…はい。」
「どんなヤツだ?」
「えっと、ある鏡のことなんだけど。夜、その鏡の前に立つと連れ去られて行方不明になるって話があるの。行方不明の人数がもう10人以上になって…」
「それで、呼んだと。」
え?やばくね?幽霊どころじゃないよね。てか、幽霊じゃないよね。誘拐じゃね?
「人間の誘拐じゃないぞ。」
(そんなに顔に現れやすいか?)
「はい…」
(ヤゴコロに肯定された…)
「で?この妖怪は?」
「ああ、紹介が遅れたな。コイツは肆、一応は神様みたいだ。」
「一応!?」
「へ~。神様ねぇ。何の神様なの?」
「四神だとよ。」
「ホントに?」
「怪しい所だがな。」
言い返せない…
「さて、その鏡とやらに案内してくれ。」
「こっちよ。」
ちょっと待って、幽霊とか無理なんだけど!?
読んで頂きありがとうございます。
作者はロリコンではありません?自分でもよく分かっていないです。