文句言って良いけど
ほどほどにお願いします
文ボロボロかもρ(・・、)
神話に詳しい人助言をくれたら助かります
お手柔らかに
宇宙とは限りなく広いものである。
その広大な宇宙の御中に、錚錚たる各神話体系の重鎮(?)が、集っていた。
年に一、二度行われる各神話体系の報告会議だからである。ここでは、各神話体系の問題、他にも人間や他生物の輪廻、世界勢力の調整、天災管理、各界の異常など地球の異常を報告して議論し、解決案を出すための会議なので、代表は主神、最高位神クラスである。
ちなみに今回で兆を超えた。祝!一京回目!である。
「随分と前から存在しておりますが、やはり三大勢力とやらが目につきますな。対策を打たねば、更に被害は大きくなるでしょうな」
そう発言したのは、中国神話の 『盤古』 である。大男でかなりの肥満体だ。『立てばビヤダル、座ればタライ、歩く姿はガスタンク』といえる位の体格だ。
彼は、宇宙開闢の創世神の一柱、中国神話の代表者でもあり、左目が太陽、右目が月で、天と地を斧の一振りで分けたとされる。
「私たちの国でも、その羽虫共の馬鹿一匹が、我が物顔で堂々と「ここの管理者は我々だ」と言い放ったのよ。我慢できずに殺しちゃった」と続けて言ったのはインド神話、三最高神の一柱『ブラフマー』。
彼女は、美しい四つの頭を持つ神で、インド神話の創造神及び代表者でもある。破壊の次の世界の創造を担当している。
「我々の神話体系は今回の議題に参加してもよかったのかね?議長?」
「特に我々は何一つ奪われてないが・・」と続けて言った男神は、古代メソポタミア神話、主にバビロニア神話等に登場する男神 『マルドゥク』
「エヌマ・エリシュ」曰く、世界と人間の創造主でもある。この男神の容姿は異相であり、四つの目と耳を持ち、背丈は神々の中でも高く、四肢も長い。そんな彼に随従しているのは、『蛇龍ムシュフシュ』。
彼は、会議に集った神々の中でも実力は上位に当たる。武器は鍬のような三画の刃を持つ「マルン」と呼ばれる農具、胸に提げられた天命の粘土板「トゥプシマティ」、ムシュフシュと共に配下である七つの悪風、嵐の戦車、弓と三叉の矛、そして最大の武器、洪水。
神話の中では、「最も険しい山をも壊滅させ」「海の波を狂ったように掻き立てる」等と表されている。
天地の秩序を確立させた彼は、エンリルに代わって神々の王となり、50の称号を与えられると共に、神々のエンリル(最高)神となった。
木星の守護神であり、太陽神であり、呪術神であり、英雄神でもある。
天之御中主神と仲が良く、よく盤上ゲームをしている。勝率は、四割六分二厘、現在では、天之御中主神が一歩リードしている。
「無論だ」
そう答えたのは、今回の議題の議長を務める日本神話の最高位神にして、宇宙の根源神の『天之御中主神』 だ。各国全ての神々の統括や議長を務める神であり、責任者である。
今まで多くの悪魔や堕天使、天使を少しずつ間引いていたが、ヤツ等は、ゴキブリの如く次々と湧いて出てくる。しつこいヤツ等なのだ。
「宇宙そのもの」と言われ、高天原に最初に現れた、独神(ひとりがみ)である。宇宙の管理を『造化三神』、『別天津神』と共に行っており、多忙の神である。重厚な性格で、あまり自らが動くことはない。彼が動くとすれば、地球の危機や宇宙の危機か、全ての神々が瀕死か、全滅の危機に陥ったときだけである。そんな彼が議長を勤めたのは、他でもなく、地球に害をなす、憎い三大勢力を亡ぼすためである。
「しかし、議長。このまま何もせねば、羽虫共が図に乗りますぞ」
そう危惧しているのは、エジプト神話のエジプト九柱の筆頭 『アトゥム』
彼は天地創造の神であり、同じく代表者だ。天之御中主神と同じ独神であり、基本的に二重王冠を被り、アンクとウァス杖を手にした、人間の姿で描かれる。実際の姿も絵と全く相違はない。また、冥界を旅する魂を守る神とされる。
「そうだろうね、全滅させるべきだよ。議長」
こうアトゥムに乗るように発言したのは、ローマ神話の主神の 『ユーピテル』
最高位の女神であるユーノーの夫で、女性化、女体化して、女神ともなる。その姿がディアーナであるという言い伝えもある。ギリシャ神話のゼウスと同一視され、実際、古いインド、ヨーロッパ語系神話の天空神に起源を有する。永くローマの守護神として崇められた。
本人は、「とても居心地がよく、彼らのために力を振るえた」と語っている。その彼(彼女?)も三大勢力には、かなりムカついているようだ。いつもは賛成しない彼(彼女?)が賛成している。
「落ち着けぃ・・すぐにどうにかなるわけでもなし、この議題が決定されてから動けばよい」
このように発言し、二柱を宥めたのは、ギリシャ神話の代表者 『カオス』 混沌の神、世界の始まりにあって存在した原初の神である。
ギリシャ神話の原初神は全てカオスから生まれたからか、彼に歯向かう神はギリシャ神話には一柱たりともいない。
「しかし、神世七代(かみよななよ)が造った大切な我らが子らを、無理矢理卷属にしおった」
そう語った天之御中主神は心苦しい思いだった。
自分が手塩にかけた者たちが、造り出した我らの宝が、羽虫共に奪われていくのだ。決断せねばなるまい。そう心に決め思案する。三大勢力をどうするか・・・
悩む合間に時は過ぎてゆく
「聖書の神や前魔王のときはまだマシだったんだがね・・・」
「今度の主導者の実力が足らんな」
「弱いのだ。二天竜みたいな蜥蜴ごときに苦戦するなぞ・・そのくせ、虫のように湧いてくる」
「まあ、仕方なかろうて。儂等とは格が違うんだ」
「戦争する時点で、組織としては終わってるがな」
各々が三大勢力に、悪態をつく。
三大勢力の頭を替えるか、組織体を崩すか。やはり、これだな・・・。と、決断し、頭を替えてもダメ、組織を崩してもダメ、そうなれば、もう結果は決まる。天之御中主神が三大勢力の処分について決断すると、
「貴方達、文句をいっても何もなりません。それに…」
どこか母を感じさせる声で、天之御中主神以外の全員に提案をしたのは、ケルト神話の豊穣、肥沃を司る大地母神 『アヌ』
『サナス・ホルミク』ではアヌを「アイルランドの神々の母」としている。
「議長は、既に決断を出されておられますから」
その言葉のおかげか、すぐさま落ち着きを取り戻す神々。神といえど、自分達の宝を汚され、領土に土足で入られると感情も乱れるのだろう。
「亡ぼすぞ」
天之御中主神が発言する。
全員がが至った結論と同じ。というかそれしかないだろう。簡潔な答えだが、どうやっても、あの行動は止められない。(それにこの場にいる全ての神の内、一柱居れば、三大勢力を滅ぼすことは簡単にできる。だが、人間の住宅街やビル群にいるため、殺りにくい。巣ごとまとめて根絶やしにしなければならない)そう確信したからこその発言を止めるものはいない。
続けて、アトゥムが「各神話体系の信者を、無理矢理に同族にし、我らの子どもらを神器とやらの研究に使っているのです。滅ぼすべきでしょう」
と主張する。
「儂も、奴等の行動を監視してきたが、あれは酷い。もう意思すら無くしとるな。」
落胆を隠すことなく、残念そうに、ため息を吐きながらゆっくりと会議に遅れてやって来たのは、北欧神話の主神 『オーディン』である。
遅れてきたのにも関わらず、悪びれない様子に苛立った盤古は眉を顰め、「キサマ、会議に遅れるとはなんだ・・・!」と注意をしようとし、直ぐに気づく。注意する必要はないと、スケベな言動は目立つが、会議に一度も欠勤することのなかった、公私区別する神だったことを思い出したのだ。そして、遅れた理由は、すぐに察した。
盤古が落ち着き、少しすると、
「して、どうであった」と天之御中主神が問う。
「皇御孫命に手を出そうとしておったわ」オーディンはそう答える、その様子を見て、皆、理解した。
「日本及び冥界の様子を見て来てくれ」と天之御中主神に頼まれていたのだろう。と。三大勢力はオーディンから和平を結ぼうと聞けば、話に乗って来るのは間違いない。天之御中主神がそうあたりをつけ、送ったたのだろう。
「悪魔の誰から聞いた?」
「悪魔勢力の上層部に巣くう老害共からよ。阿保だからかベラベラと話してくれたわ。そのくせ、プライドだけは高くて、正直、鬱陶しいわい」
天之御中主神の予想通り、オーディンに話したようだ。
「そうか・・・ならば奴等に慈悲はないな」
このとき、三大勢力の命運は滅びの道と決まった。
「下らんプライドしか持たん羽虫共が・・私等の可愛い子ども等を食い物にし、そのうえ、天照大御神の皇御孫命に手を出すとはな・・・」
静かだが、怒りの余波が、部屋を呑んでいることである程度だが量れる。盤古、マルドゥク以外のこの場にいる者は冷や汗を流すだけだが、中位の神、超越者でも浴びれば消滅するだろう。宇宙の根源神は伊達ではない。そう怒りを押し殺すように天之御中主神が呟き、顔をあげ、決定を下す。
「これらをもって他の神話体系に伝えよ。『これより我等各神話体系全ての力をもって三大勢力の総てを全滅せよ』。とな。」
『承知しました』
各神話体系が一斉に動き出した。三大勢力の滅びがもうすぐ始まるだろう。
各神話体系の代表者以外が去った後、再度、思考に耽る天之御中主神。なにやら気になることがあるようだ。
「行ったか・・・。元々、悪魔、天使、堕天使のような日本にないはずの存在が、現れる等あり得ないことなのだが、造化三神、別天津神の私ら神が常に管理しているにもかかわらず……、信仰している者が増えたのか。今ならば仕方ないのか」
少し苦しそう笑い、空間を調える。
「哀しいかな」
『造化三神』
『天之御中主神(あめのみなかのぬしのかみ)』の他に
『神産巣日神(かみむすびのかみ)』 独神
『高御産巣日神(たかみむすびのかみ)』 独神
がいる。
『別天津神』
上記に書いた三柱の神々に加えて、二柱の神を加え、そう呼びます。(ナルト・・)
『宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)』 活力の神
『天之常立神(あめのとこたちのかみ) 天の神』
上と同じく独神です。
『神世七代』
『国之常立神(くにのとこたちのかみ)』 独神
日本の国土の出現を表し、天地開闢の際、出現した神。
『豊雲野神(とよぐもぬのかみ)』 独神
雲を神格化した存在、上記の神の次に出現した神。
『宇比邇神(うひぢにのかみ)』 男神
『須比智邇神(すひぢにのかみ)』 女神
第三代の神、男女一対の神。
大地が泥や砂によってやや形を表した意。
『角杙神(つぬぐいのかみ)』 男神
『活杙神(いくぐいのかみ)』 女神
第四代の神。
生物が発生し育つことが出来るようになった意。
『意富斗能地神(おおとのじのかみ)』 男神
『大斗乃弁神(おおとのべのかみ)』 女神
第五代の神。
大地が完全に凝固したものを神格化した神。
『淤母陀流神(おもだるのかみ)』 男神
『阿夜訶志古神(あやかしこねのかみ)』 女神
第六代の神。
人体の完備を神格化した神。
『伊弉諾尊(いざなぎのみこと)』 男神
『伊弉冉尊(いざなみのみこと)』 女神
第七代の神
国産み・神産みをした神(成したことが多すぎる)
独神(両方の性別を持つ神)
書くの大変。
他の有名神話なのですが、数が多く私の力量では厳しいものがあります。なるべく多く出せるよう尽力しますので。
至らぬ書き手をご容赦ください。
自分なりに頑張ったつもり
描写は察してくれると助かります
一回書いちゃったから続けます
読んでくれてありがとう
愚の骨頂とは私のことを指すのでしょうね