V・Racing   作:海苔 green helmet

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 近未来のゲームV・Racingの中で繰り広げられる熱いバトルを描いた物語です。
 

 ※1素人の書いた作品です、文法的間違い、描写の分かりにくい部分等が有りましたらお手数ですがコメントでご報告願います。
2投稿は不定期です。
  3登場させてほしいキャラクターや車が有りましたら、気軽にコメントしてください。
 
 V・RacingのイベントSHADOW・GHOST
 SHADOW・GHOSTとはあるプレイヤーの通称でこのプレイヤーに勝利すると豪華な景品とあるサプライズが待っている。


 V・Racing♯9~SHADOW・GHOST~

 

   V・Racing♯9「課題とパワーとスターレット」

 

 遠くの方から自転車の倒れるような音が聞こえた。

 

 ガッチャァン、チャリィン

 

 リク「はぁ、(また転けた...)いてっ...自転車のなんて乗ったことなかったなぁ

 (こんなとこ誰かに見られたら恥ずかしすぎるわー)」

 

 そんなことを考えながらふと横を向いてみたリク。

 視線を向けた先いたのはミドリだった。

 

 リク(ミィーラァーレェーテェータァー/(^o^)\)

 

 ミドリはリクの隣に自転車を停めてリクに近づくと、リクの肩に手を置き...

 

 ミドリ「クルマは完璧に操れるに自転車に乗れない背の低い後輩とか可愛すぎかぁ‼ヽ(゜Д゜)

 あぁ(*´∀`*)イケメン三人に囲まれて放課後過ごすとかワタシ、シ・ア・ワ・セ・スギー」

 

 リク「ボクってそんなに背低いですかね?普通サイズだと思うんですけど..」

 

 ミドリ「そんな事よりさ、この自転車乗ってて変な感じがするんだよね( ̄▽ ̄;)

 なんつうか、こうブレーキ掛けると前にグゥンて沈むんだよね

 あっ、そうだ!あとねあの砂利が撒いてあるカーブ、あんなとこ絶対ハンドル曲げずに曲がるのなんて無理ダヨ~前輪ロックするし、滑るし」

 

 ミドリが手でジェスチャーをしながら説明すると、リクは爪を噛みながら頭の中で言葉を繰り返す。

 

 リク(前に沈む?前輪がロック?前が滑る?)

 

 キヨシの与えた課題は3つ

 

 1:曲がる前にブレーキを掛けること

 

 2:なるべくハンドルを切らないこと

 

 3:この課題の意図が理解できても口外しないこと

 

 リク「ちょっと...ミドリ先輩...

 触らせてもらえませんk..(殴」

 

 ミドリ「ちょ、ちょっと何言ってんの!?

 Σヽ(゚Д゚; )ノ」

 

 リク「うぐ...スミマセン言い間違えました

 自転車のタイヤを触らせてもらえませんか?」

 

 ミドリ「えっ?タイヤ?べ、別に良いけど..」

 

 自転車の前輪に触れるリク、何回か強く押し潰したあと、自分の乗っていた自転車のタイヤも同じように調べる。

 

 リク「・・・ソウユウことか...この課題の答えは...」

 

 ミドリ「えっ何?解った?わかっちゃった系男子?」

 

 リク「[いいえ、サッパリ]としか言いようがありませんね」

 

 きょとんとした表情を見せるミドリ、しかしその表情はすぐに消え、したり顔でリクを見つめる。

 

 ミドリ「はは~ん、なるほどね~確かにね~。

 りっちゃんもヤッパ男の子だもんネェ」

 

 リク「は?」

 

 ミドリ「よ~するにぃ、見返りが欲しいってことでしょ?確かにそうだよねぇ、折角自分で見つけた答えだもんね~タダじゃ譲れないよねぇ」

 

 リク「は?いや、そういうことじゃなくて..」

 

 ミドリ「確かに今ここでワタシが払える代償といったらね~フフッやっぱりさわりたかっt..(蹴」

 

 リク「あっ...」

 

 ミドリは、突然何処からともなく現れたトモユキに頭から蹴り飛ばされた。

 

 トモユキ「おい、後輩になにしてんだこのクソビッチが‼ そしてりっちゃん、なんでオマエはこんなナァイスバァディーな女が誘惑してんのに、何故顔色一つ変えない?

 まさかお前...もう経験済m..(殴」

 

ミドリ「\(゚Д゚#)アンタこそ何聞いてんの!

 勿論りっちゃんは経験ズッ」

 

 リク「(そんなことした覚え)ないです(゜-゜)」

 

 

 

 

 トモユキ「ま、ともかくりっちゃんしたかったのはコウユウ事だろ、あの部長の出したルールを守ろうとしたんだろ」

 

 リクは無言で頷く。

 

 トモユキ「フッ、つぅ~こたぁ、お前....[理解した]て、事か..あ~全く....これがオレのムッカシからの悩みなんだよな~

 教えられた事は理解出来るけど、自分で気付くのは苦手...あ"~なんか、こう、自分よりも頭悪い奴に苦手科目で越された気分だよ...クソっ」

 

 リク「(確かに俺、頭ワリィけどさぁ、言い方ってモンがあるでしょ)ッス~、多分...先輩なら、この問題解けるかもしれませんよ

 トモユキ先輩FR乗ったことあります?」

 

 トモユキ「えっ?あ、うんまぁ一時期S13のQs(キューズ)になら乗ってたぞ」

 

 リクはトモユキの乗ってきた自転車をチラッと横目で覗く。

 

 リク「部長が提示したルールは三つ、これから話すことそのうちの二つ目に関わって来ます、よく聞いていてください。

 FRの高いコーナリング性能を発揮させるには四つのタイヤのグリップが均一である必要があります。

 しかし、先輩の乗っているシビックはFF...FFは初心者の場合四つのタイヤのグリップが均一な状態では操りにくいですよね、それはFFがFRに比べて安定性が高いからです。

 とりわけ峠の様なきついヘアピンがあるようなコースの場合、リヤタイヤが邪魔してクイックに曲がっていかない時があります

 ですが、その曲がりにくさを改善する方法があるんですよ、ちょっと今乗ってきた自転車のタイヤを見てください」

 

 言われるがままトモユキは自転車のタイヤをみる。

 トモユキはタイヤに鼻がぶつかりそうになるくらい顔を近づける。

 

 トモユキ「はぁぁ~っ、なぁるへそ...

 

 トモユキはタイヤを見つめながら話し出す。

 

 ふっ、つまりはあのゴミ部長オレのテクがどの程度のモノなのか、検討付いてるってことだよな...」

 

 ミドリ「あ"~もうっ!もどかしいわ‼さっさと結論を言え!結論を‼」

 

 トモユキ「つまりリヤタイヤのグリップ落とせってことだよ、オレのシビックは四輪とも食いつく様なタイヤ履いてるんだよ

 自分のテクニックを過信して無理なセッティングをしてた、その結果、わざわざ高い金(ゲーム内通貨)払って良いタイヤを補充したのに...

 カーブを曲がるときにサイド引いてケツを流して、そのお高いタイヤを無駄にしてた。

 それが、部長にバレてこんな練習させられてた...

 [ハンドルをなるべく切らない]つまり荷重移動で曲がれてことだよ、サイド使わずにリヤタイヤのグレード落として、フットブレーキだけで自然に後ろが流れてく、そんなセッティングにして、[自分のテクニックに見合った走り]をしろって部長は言いたかったんだと思う

 自転車の前輪の空気を抜け気味にしておいたのも、ブレーキを使った瞬間前に車体が傾くような感覚を俺たちに味わわせて、荷重移動の感覚を教え込もうとしたんだろうぜ」

 

 リク(つまりこの練習の目的は[ロックさせないブレーキング]を覚えさせることではなく

 ブレーキはスピードを落とすものとして見るのではなく、[荷重移動を起こす物]として見ることを覚えさせる

 それが目的かな...日本語変だな国語の勉強しよ

( ;´・ω・`))

 

 トモユキは頭を上げて、思いっきりのびをした

 

 トモユキ「うーん、よし‼明日この結果を報告しに行こうか、今日はもう帰ろうゼ」

 

 

 

 

 

 その日の夜リクは、V・Racingの中で行き付けのチューニングショップに来ていた。

 

 豆犬(リク)「相変わらずこの工場ボロいな、改築したらどうだ?(しかも店の名前KITTとか、ナイトライダーかよ)」

 

 確かにこの工場は大分汚れていた。

 しかし、チューナーの腕の評判が良いのか四台も改造された車が、持ち主の帰りを待っていた。

 

 奥から小豆色のつなぎを着て眼帯をした男がムッとした表情で出てくる。

 

 コウジ「余計なお世話だよ(=`ェ´=)

 工場で大切なのは大きさじゃねぇ、そこのオーナーが、その工場でどんな事をしたかが大切なんだ」

 

 豆犬「あれぇ、コウジ スキン変えた?なんか、若々しい」

 

 コウジ「あ~ちょっとなオヤジルックはやめた、客受けが悪くてな( ;´・ω・`)

 そんなことより今日はコイツに乗ってくれ」

 

 コウジが指を指した方向には緑色のFC3Sが停まっていた。

 

 豆犬「ナンダこのゴッツいFCは?

 いやぁ驚いたね、アンタここまでして客寄せしたいのかよ、こんなデモカー作ってまで」

 

 コウジ「ちげぇーよバーカ、コイツは客の車だ

 この車の持ち主急いでるってんで、パパパーっと作業終わらせて作ったからセッティングに自信ないんよ

 ほらこれが今回のチューニングメニュー」

 

 コウジがリクに向かって何かを投げつけるようなしぐさを見せると、リクの目の前に小型のモニターが現れた。

 

 豆犬「...タービンのカットバックと足回りの強化、それとスポット増しか..

 ふーん...アンタの客にしては大人しげ~な注文じゃん」

 

 コウジ「なんでも、壊し屋と対決するらしい」

 

 豆犬「壊し屋ねぇ~、まっ俺には関係ないか

 取り敢えずタービンのフィーリングと足回りのマッチ具合を確認してくれば良いんだろ」

 

 リクはめんどくさそうにFCに乗り込む。

 

 コウジ「そうゆうことだな、あっ毎回言ってるけど[壊すなよ]( `_ゝ´)」

 

 コウジがこう言うとリクは窓から顔をつきだした。

 

 豆犬「解ってる、解ってる、毎回毎回聞いてて飽きたぜ、もっと別のセリフ考えろよ」

 

 

 コウジ「...Ne pas le casser」

 

 豆犬「( ;´・ω・`)なんでフランス語?」

 

 コウジ「これを聞いてフランス語ってわかるお前って一体...(゜-゜)」

 

 

 

     箱根ターンパイク 上がり

 

 

 豆犬「ヤバいな..コレ...」

 

 FCは上がり勾配をまるでロケットの如くかけ上がっていく。

 

 豆犬「軽く400(ps)以上はあるぞこのFC..(でも、パワー有りすぎて暴れるって訳じゃない...

 しっかりと鍛えられたボディと足回りがこのパワーを受け止めてる、俺のSAとじゃ比にならないくらいバランスいい...)」

 

 凄まじいパワーと心地よいコントロール性にのめり込み、これがテストドライブだということを忘れかけていたリクだったが、すぐに自分の後ろに誰かが居ることに気がついた。

 

 豆犬「...ん?..何だ?誰か来る....ロータリーサウンドと..VR38!?」

 

 

 

 

 

 

 

 その頃KITTでは。

 

 コウジ「おいおいw一人去ったと思ったら、また一人来やがったな...

 言っておくがまだアレは完成してないぞぉ

 実はさっさと完成させて走る姿を拝みたいんだがなぁ...」

 

 わざとらしく残念がるコウジ。

 KITTに来たのはエイトだった。

 

 エイト「そうですか...ではなぜ今貴方は私の車ではなく他の、このゲームの底辺共の車を組み立てているのですか?」

 

 コウジ「それはそのぉ~、あれだ...やる気がぁ無い...から?」

 

 コウジのふざけた返答にエイトは軽く舌打ちをした。

 

 エイト「...チッ..貴方にはもう任せてはおけませんね

 もういいですよ、返してくれませんか私の...

        [スターレット]を

 完成してないとか言って、もう終わっているんでしょう」

 

 コウジ「・・・・・フッ..フハハハハハハッハッハッ‼‼‼

 はぁ、バレてたのね(´▽`;)まあ、塗装終わってないから実質未完成っちゃ~未完成なんだけどね

 ほら持ってけよ」

 

 コウジはエイトに向かって何かを投げつける。

 エイトはそれを見事にキャッチした、その手には車のキーが握られていた。

 

 コウジ「ただ、これだけは覚えておけよ、

 そいつを組んだのはこの俺だ俺は二度と同じ車を組み直さねぇ、例えそのスターレットがぶっ壊れても、セッティング組み換えて合わなくて元に戻せなくなっても

  俺はそのスターレットに触れるつもりは無い!

 つまりその車が走る先には劣化しか待ってねぇってこったぁ‼」

 

 

 

      箱根ターンパイク 上がり

 

 その真っ黒いGT-Rは自分がどれだけの重さなのかを忘れている。

 そのR35GT-Rは凄まじいパワーで坂をかけ上がって行く、まるでそこが上がり坂ではなく下り坂なのではないかと錯覚してしまうほどのスピードで...

 

 オーガ「やっと見つけたぜスミレ色のFD...

 お前がリョージ先生に敵う相手なのか、俺とこの新しいGT-Rの実力はどこまで通用するのか...この相手なら全てをぶつけられそうだぜ‼」

 

 

 続く(逆にここまでしておいて[完]は無いな)

 

 

 




 いかがだったでしょうか?楽しんで頂けたでしょうか?誤字などが有りましたらご指摘お願いします。

 ( ・∀・)r鹵~<≪巛;゚Д゚)ノ
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