・素人の書いた作品です、文法的間違い、描写の分かりにくい部分等が有りましたらお手数ですがコメントでご報告願います。
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ヤイチとリクが激しいバトルを繰り広げる傍ら、部室ではトモユキが自分の鞄からノートパソコンを取り出し、ヤイチのVRダイバーにコードを繋げていた。
トモユキ「よーしこれで 二人のバトルがリアルタイムで見れるはず...
お?あのリクとか言う奴やけに古いのに乗ってんな、あっでも速い!」
ミドリ「うわっ 何あの二人、速っ!バカっ速っ‼」
キヨシ「お前らが遅いだけじゃない?」
トモユキ・ミドリ「は?ダマレシ‼クソ部長!」
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ヤイチ(何だ?ストレートで開いた差がコーナーに入ったとたんに一気に縮まった!?)
二人はとてつもないスピードでコーナーを駆け抜けた。二つ三つと流れるようにコーナーをクリアしていく。
ここで突然リクはあることに気がついた。
リク(やっぱりか...コイツ、オレと同じタイプだ、マシンとテクニックが噛み合ってないタイプだ。
解った事はもうひとつある この180立ち上がりで少しリアが暴れる...もしや...)
序盤の高速セクションを抜け、二人は中盤の低速セクションに突入していく。
その時事は起こった、前のコーナーの立ち上がりで並んだリクはヤイチから見たら自滅行為とも思えるスピードでヘアピンに突っ込んだのだ。
炎のようにに真っ赤なブレーキランプが点灯する、甲高いスキール音共にRX - 7は横を向き始める。
ヤイチ(コイツ、マジか!?オイオイ車潰す気かぁ‼お前っ...アホかぁ‼)
しかしリクはそのまま見事なドリフトを決めコーナーをクリアした。
リクのRX -7が前に出た、180はRX - 7に進路を塞がれ前へ出ることが出来ない。
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その光景をリアルタイムカメラの映像を通しながら怪しげな二人の青年がまるで見慣れた映画でも見るかのように二人のバトルを眺めていた。
革ジャンを着たヤンチャそうな外見の方が突然何かを思い出したかのように喋りだした。
クロウミ「エイトさん、あのセブンってエイトさんが目ぇ付けてた奴じゃないっすか?」
もう一人の銀髪の方は素っ気なく答える。
エイト「ん?あぁ豆犬か...」
クロウミ「それにしてもあのセブン変な走り方してますねぇ、こんなとこから本気だすってどういう事なんでしょうかねぇ。
あれだけの実力持ってんならとっとと片付けてしまえばいいのに」
エイト「全く、お前は一体そのバトルの何を見てんだよ。
まず初手は様子見の走りで相手の技量を計ったんだ、どこの馬の骨だか知らない相手と最初から本気でやったら事故るリスクが増えるだろ。
そしてあそこでペースを上げたのはもう実力がどの程度か解ったからだ。豆犬は勝てると踏んだんだろうな。」
クロウミ「なかなかに愚かしい奴ッスね」
エイト「全くだ、それほど甘い相手じゃなかろうに。」
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ヤイチ(...何でアイツがコーナーで追い付いて来たか分かった気がする...インに近いんだよ...まるでガードレールに擦り付けるかのように曲がって行きやがった)
リク(サテとちぎるか...アンタが下手って訳じゃない。
アンタの車には決定的な弱点があった事と、熟練度の差ってやつが原因だ。
熟練土か、俺が言える立場じゃねぇかもな)
ヤイチ(俺に残された道は一つか...あのコーナーまでコイツに死ぬ気で食らい付いて、無理にでもコイツのペースを上げてやる‼)
二台のマシンは白煙を上げながら連続するヘアピンを次々と駆け抜けていく。
リク(ん?ペースが上がってる?...その上ライトでパッシングまでしてる...オレの集中力を削ぎ落としにかかって来たな)
二台の車間距離はほとんど無い、ストレートもコーナーも正に接近戦、ドッグファイトだった。
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トモユキ「うわっあの二人更にスピード上げるつもりかよ、ひぃぃこんな突っ込み俺無理だわ...」
ミドリ「..........( ゚□゚)」←あっけにとられている
キヨシ「(うーんあのセブンちょっと気になるな)なぁおいトモユキ確かプレイヤープロフィール見れたよな」
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ヤイチ(ヨシッ‼ここを抜ければ後は二連S字ヘアピン、仕掛けるポイントは四つ目...)
リク(もうすぐゴールか...)
ヤイチ(まず一つ目!)
リク(二つ目!)
リク・ヤイチ「三つ目‼を...抜けた!」
ヤイチ「よしっ‼ココだ‼」
突然ヤイチは道を譲るかのように減速した。
リク(は?減速だと?...こっ、これは‼)
リクの目に絶望的な光景が広がった。
路面はひび割れ、砂利が散乱していた、そしてリクは悟った。
荒れた路面、パッシング行為によって上げられたスピード、このまま速度であの砂利に乗っかればスピンは絶対に免れない。
リク(こういう事かよ)
リクのRX - 7は砂利に掬われてしまった。
ヤイチ(かかったな!今のうちに体制を整えてオーバーテイクの準備を!)
しかし、RX - 7は真横になりながらもそのままコーナーを駆け抜けた、90度いやそれ以上の角度になっても滑り続けた。そして...
ヤイチ「(なっ?曲がった!?)そんなバカな」
ヤイチは思わず前にいるRX - 7に立ち上がりで追い付こうとアクセルを床まで踏みつけた。しかし、タイヤは砂利で空転し、車体はあさっての方向を向き、ガードレールに当たった。
幸いコーナーに入る前に減速していたためフロントスポイラーが割れる程度で済んだ。
(続く?)
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2020年4月3日:改訂版として再編集しました。