V・Racing   作:海苔 green helmet

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 前書きが思いつかない...

 ネタ切れなんスよ、ここだけ.....
 何書いたらいいんだろ( ;・ω・)


V・Racing♯19~WHEN THE SUN GOES DOWN~

  V・Racing♯19「ギフト」

 

 ヤイチ「くぁーっ!ダァメだ、どうやっても引き分けだ~」

 

 現実に戻って来るとどれだけ自分が怯えているかが分かった。

 手足が震えて言うことを聞かない。

 

 ゆっくりと椅子から立ち上がり思い切り伸びをする。

 体の節々からポキポキと音が鳴る。

 

 アキラ「う~ん疲れた!」

 

 ヤイチ「いやー、スカイライン速いな」

 

 アキラ「そっちのハチロクもかなり速いじゃん、どこのチューニングショップ行ったの?」

 

 ヤイチ「改造の事か?んなもん自分でやったけど...

 それよりそんなことより喉乾いたわ♪

 マスターなんかおぬぬめ一つ!」

 

 アキラ「えっ?(自分でやったって...確かヤイチのジョブじゃ味付け程度の改造しか出来ない筈...

 もしかして...)」

 

 一瞬、とんでもない考えが頭をよぎった。

 [テクニックで車の差を埋める]

 アタシがヘタクソなのか、コイツが上手すぎるのか、はたまた両方なのか...

 

 ヤイチ「あっそうだ!」

 

 ヤイチは椅子の下からから何かやたら大きく重そうな黒い鞄を持ち上げ、カウンターの上に置いた。

 

 ヤイチ「ふぅ、これやるよ」

 

 アキラ「えっ?なにこれ?」

 

 黒い鞄を開けると、中から見るからに高性能なバイク用モーターが現れた。

 

 ヤイチ「このゲームのお返しさ、俺様貧乏だからこれぐらいしかやれねぇ

 気に入らなかったなら売っても構わない」

 

 あまりの出来事に開いた口が塞がらなかったが、すぐに喜びと感謝の声が口から出ていた。

 

 光に照らせれモーターに刻印されているエンブレムが顔を覗かせる。

 アタシも少しは知っている有名な電気自動車会社のエンブレムが刻印されていた。

 

 

 

 

 

 アキラが店を去った後...

 

 店主「ホントにあのモーターあげちまって良かったのか?」

 

 ヤイチ「いいのいいの、それよりこのコーラフロート味違くね?」

 

 店主「それルートビア」

 

 ヤイチ「通りで薬品みたいな味がするわけだ」

 

 突然店の扉が開き、メガネとマスクが毛むくじゃらの付いた血だらけのボロきれのようなものを抱えて入って来た。

 

 ヤイチ「おいおいなんだよそれってアフロじゃん!

 なんでこんな血だらけ!?」

 

 メガネ「いや、それがですね....」

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 水しぶきをを上げるGT-R、波打つ路面の所々には水溜まりが出来ていた。

 

 オーガ「ここだ!!」

 

 濡れたタイヤでもお構い無し、ABSを最大に利用したブレーキングでコーナーに突っ込む。

 

 豆犬とは長い付き合いのオーガ、だがその走りは豆犬とは大きく違う。

 豆犬の走りは持ち前のテクニックのみであの速さをを実現する、マシンの性能などおまけのようなものとでも言うような走りである。

 

 [あくまでも自分次第]それが豆犬の走りである。

 

 対してオーガはマシンの性能を全面的に押し出し、テクニックでそれらを繋いで調和させる。

 

 マシンと自分の[人馬一体]を目指した走りである。

 

 濡れたタイヤでも4WDの特性を生かしてグリップ走行に持っていくオーガ、R35のフロントガラス越しにS13の後ろ姿を捕らえる。

 

 オーガ(地味にケツ流す感じで突っ込んで、コーナリング中はスライドを止める...

 そして脱出で四駆のトラクション使って思っきし立ち上がるっ!)

 

 アウト側のエスケープゾーンに寄せてアクセルを踏み込む。

 脱出でS13に並びかけるR35、しかし突然S13が狂ったような加速を見せる。

 

 カスミ(こんなとこで使うとはね....)

 

 コーナリングで埋まった差が一気にゼロに戻る。

 

 オーガ(あの加速、あの伸び...

 ドラッグ用のニトロキットか...なんてモンを...

 セオリー無視たぁこの事だぜ

 俺もこのR35を充分に使いこなせているわけではない、今のところは敗けでいいぜ。

 それに[偽太陽]のデータも取れたしな、十分な収穫だ)

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 J(や、やべぇよコレ...ビッタビタに決まる...

 あの改造魔さんカンペキに仕上げてきる

 このコントロール感、まるで俺の癖全部知ってて組んだみたいだ...)

 

 コウジの組んだ180sxはJの操作に寸分のズレ無くついていく、その走りはもはやただの[車]と[人]ではなくまるで血の通った生き物のようである。

 

 豆犬(スゴいな、前に見てた時はアクセルを開けるだけで苦労してる様子だったのに......

 こうして後ろから見てるとなんとなく分かる

 安定性が上がってアクセルが開けやすくなっただけじゃない、足回りのバケモノみたいな完成度もプラスされてヤイチさんの腕の良さが際立ってる)

 

 180のハザードが点滅する。

 

 豆犬(バトルの合図!?)

 

 J(ちょっとコイツの限界が見たくなった...

 前みたいにはいきませんよ..違うな....

 前みたいにはいかねぇぞ、しっかり食らいついて来いよ、シケた走りしてっとブッチぎるぞゴラァ!)

 

 180のマフラーから火が上がる、狭い峠道でも関係無くアクセルを全開にするJ。

 完全に本気モードである。

 

 それに答えるように豆犬もSAに鞭を入れる。

 

 豆犬(そうきたか...

 いいぜ、少しだけ付き合ってやる...)

 

 夜の山道を駆け抜ける二台のマシンは正に赤と蒼の閃光、二人とも一歩も譲らない。

 

 二台の走りは全く違っていた。

 タイヤの性能をフル活用してグリップで曲がりSAをチギりにかかる180。

 SAは何故かドリフトを使いつつ180を追う。

 

 しかし二台の差は広がりもしなければ、詰まりもしない。

 車間距離を少し開け、そのまま保つ。

 そんな状態が続いた。

 

 J(次で右ヘアが来る、勝負はそこで決める!...)

 

 SAのペースが少し上がる、車間距離もほんの僅かだが縮まった。

 

 シケインを抜けてヘアピン前のストレートへマシンを放り込む二人。

 唸るDOHCターボ、吠えるNAロータリー。

 ラインをアウトへ振る180、ブレーキランプが周りの景色を赤く染め上げる。

 同じようにSAもアウトへ寄りブレーキングを開始するが....

 SAのブレーキランプはすぐに消え、車体もインを向き始める。

 

 J(またドリフトかよ、いい加減にそれ意味無いって分かれよ!)

 

 Jはルームミラーを見るのを止め、コーナー脱出に備える。

 

 [ローパワーのSAは立ち上がり勝負では勝ち目がない]そう踏んでいたJだったが....

 

 J「!?...んなアホな!!」

 

 アクセル全開で立ち上がる180のサイドミラーにSAの紺色のボディと白いヘッドライトの光が写り込む。

 

 豆犬(次はすぐに右、その後は左に回り込むヘアピン...この時点でイン側にいる俺が有利だ)

 

 アクセル全開で180に並び掛けるSA、180はラインが制限されて思うように踏めない。

 ここでエンジンのパワーを全開にしたらフロントタイヤがついていかない。

 

 J(こんな狭い道で並ぶんじゃねぇえ!)

 

 再度右に曲がるカーブに進入する。

 アウト側にいる180は通過距離が延びてしまう。

 SAの鼻先が手前に出る。

 

 左に曲がるヘアピン、豆犬はSAの車体を大きく滑らせ180の進路を塞ぐ。

 アクセルを開けられなくなった180は更に減速する。

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 静かな風の音がそっと耳に触れる帰り道、ヤイチ、トモユキ、ミドリは土手の上を歩いていた。

 

 ミドリ「あ"~あっちぇえ、あの太陽マヂクソムカつく

 なんであんなギンギラギンにテカってやがんだ、おっさんの頭かコンチキショウ、マジあの太陽死ね

 な~クソユキぃちゃんと金返すからアイス奢ってくれぇ」

 

 トモユキ「ん?貸すのは別にいいんだけど...

 前に奢ってやったアイスの代金覚えてんのか?

 え~と合計で....ざっと二万円くらいかな」

 

 ミドリ「は?ワタシそんなに食ってた?」

 

 トモユキ「よくもまあ毎日アイス食ってて太らないモンだよ、そこだけは尊敬できるわ」

 

 ミドリ「くぅ~っ、こうなりゃ奥の手だー!

 ヤイッチョンアイス奢ってくれぇ」

 

 振り返って後ろを見るとヤイチは後頭部をかきむしりながら爪を噛んでいた。

 いや、もう既に爪ではなく指に噛りついている。

 

 指からは血がでてその血が腕を伝って地面に落ちる。

 

 ヤイチ(やっぱグリップとドリフトを両立させて使い分けた方が速く走れるのか...

 でもそうすると....

 いやいやそれはともかく何故あそこで並べたんだ?)

 

 ミドリ「戻ってこぉぉおい!どりゃー!」

 

 ミドリの拳がヤイチの顔面にヒットする。

 

 ミドリ「ったく、世話の焼ける後輩ダゼ

 指見ろ指、ちゃっちゃっとアイスと絆創膏買ってこいソバカス付きジミー」

 

 ヤイチ「なんで俺が!....へ~い」

 

 ヤイチは渋々道をそれる、コンビニのある方へ向かう...かと思えば人通りの少ない別の道へはいる。

 

 狭く暗い路地に入るとヤイチは一言呟いた。

 

 ヤイチ「そろそろ出てこいよ、ここなら誰かをリンチしても三時間は気づかれない」

 

 物陰から黒いパーカーを着た背の低い女が現れる。

 

 パーカー女「クロスボウ...」

 

 ヤイチ「もう~、その名前はいいだろうぅ

 黒歴史なんだよぉ」

 

 パーカーの女は片手でポケットをまさぐる。

 何か光るものが見えた。

 

 パーカー女「お前のあのモーターのせいでお姉ちゃんは死んだ...

 お前が殺したんだ、その罪...死んで償え!」

 

 パーカー女が突進してくる。

 手にはナイフが握られている。

 

 続.............きちゃんと書こ(^-^;

 




 R35で苦戦するってことはあの偽太陽(ギタイヨウ)相当速いよね、その上ニトロて...
 ヤイッチョン勝てるかな?
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