V・Racing   作:海苔 green helmet

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 近未来のゲームV・Racingの中で繰り広げられる熱いバトル、主人公のリクの友情や葛藤を描いた物語です。
 懐かしの名車や最新のスーパーカーも登場予定‼

 ※1素人の書いた作品です、文法的間違い、描写の分かりにくい部分等が有りましたらお手数ですがコメントでご報告願います。
2投稿は不定期です。
  3登場させてほしいキャラクターや車が有りましたら、気軽にコメントしてください。
 
 V・RacingのイベントSHADOW・GHOST
 SHADOW・GHOSTとはあるプレイヤーの通称でこのプレイヤーに勝利すると豪華な景品とあるサプライズが待っている。


 V・Racing♯7~SHADOW・GHOST~

 

     V・Racing♯7「罠」

 

 

 ミドリ「ねえねえクソユキ、何で反論しなかったん?」

 

 トモユキはしばらく黙っていたが、ゆっくりと話始めた。

 

 トモユキ「...ん?あ~あれか

 部長のあの笑顔見たろ...部長があんな風になってるときは、絶対に何があっても逆らっちゃダメなんだよ

 部長は自分に反抗してくる相手を確実に捻り潰せる時だけあんな笑い方するんだ

 俺は前にも何度かアレを見たことがある

 あのときの部長はまるで別人だったワ」

 

 

 

 キヨシ「さてと、このくらいにしとくか

 (コイツのSA22cはコーナリング重視だな

 ストレートは遅いって訳じゃないけど、まあまあてっ感じだな

 たしかにエンジンのパワーはMR2に比べると大分ある

 スーパーチャージャー付けててもジリジリと離されていく。

 だけど、バカみたいにビッグパワーって訳じゃない

 むしろ俺が見てきたチューニングカーに比べればケッコウなローパワー

 ならどこでこんなに速くなっているか、勿論テクニックのお陰だろう、だけどなぁ...お前、[速いだけ]なんだよな~)」

 

 リク「・・・・・・」

 

 

 

 

 この勝負は一見リクの方が有利に見えるが実際はテクニックの差やマシン性能、そしてコースへの熟練度によってほぼ互角となっていた。

 

 まず、キヨシはこのコースの特性を説明出来るくらいに熟知している。

 そしてマシン性能を埋めるブレーキング、コーナーへの侵入速度はリクを僅かながら上回っている。

 

 しかし、リクに有利な点が無い訳ではない。

 リクは突っ込みではキヨシに一歩譲るとしても、コーナーの中盤では明らかに車間距離が開いている。

 その理由は、ドリフト中の姿勢の違いだろう。

 キヨシのMR2がカウンターステアを切り大きく滑らせていたのに対し、リクのRX-7はゼロカウンター、しかも殆んど車体を横に向けることなく滑らせている。

 

 

 リクは車体の姿勢制御は、時にキヨシも目を見張るほどの正確さを見せる。

 

 

 リク(ヤッパな、突っ込みでは負けてるけど、コーナー後半は俺の方が速い

 これを生かせば勝てる...チギるぜ...)

 

 

 ペースを上げるRX-7だったが、ココでペースを上げるということは、キヨシの仕掛けた罠に自ら飛び込んで行くことを意味していた。

 

 

 突然、開き直ったかのようにキヨシのMR2の走りがグリップ走行へと変わっていく。

 MR2はRX-7に追い付き、煽りをかける。

 

 リク「おいおい変則的過ぎるだろっ

 ...ん?ま、まさか(序盤のドリフトはタイヤの火入れだったのか!?いや、それにしては滑らせすぎだ...マヂで何考えてるかわからねぇ!)」

 

 キヨシ(バトルの基本その一、[相手に余裕を持たせない] あの走り方を見るとその一は上手くいったな)

 

 リク(クソっ!イライラする、見物されてる感ハンパねぇ‼

 ゴミクソがっ!本気と書いてマジ走りでぶっちぎってやる‼)

 

 リクのRX-7の周りに紫色のモヤが漂い始める。

 

 キヨシ「おおっ(速い...まだその上が有ったのか)」

 

 リクの走りにムラが無くなっていく。

 しかし、一向にRX-7のルームミラーからMR2が消える気配はない。

 リクはルームミラーを覗く。

 

 リク(!?なっ...え...)

 

 驚くべき光景がそこにはあった

 

 リク(お、オーラ...)

 

 MR2の車体から緑色のオーラが炎の如く揺らめいていた。

 

 リク(...走りの質が違う...勝てねぇよ....あんなの

 今俺は完全に敗北した....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 て、ことは...この勝負...オレの勝ちだな)

 

 キヨシ(何だ?突っ込みに迷いが無くなった

 コーナーワークも前より精度が上がったぞ

 何故だ!)

 

 

 キヨシには一つだけ誤算があった

 それはリクは[負ければ負けるほど強くそして速くなる]ドライバーだったことだ。

 リクは勝てる相手に負けてもなんとも思わない、しかし勝てない相手を目の当たりにすると突然スイッチが入る。

 そう、リクは極度の負けず嫌いなのである。

 

 しかし、これは後の[罠]にはさほど影響しない、キヨシの仕掛けた罠は、相手が速ければ速いほどその危険度を増す。

 

 フロントガラスから消えて行くRX-7を睨み付けながらキヨシはアクセルを緩め始める

 

 キヨシ(もうタイヤが無いちょっと誤算があったかも

 もうすぐだな、さてとオマエはコレをどう攻略する?)

 

 不思議とキヨシの表情(口元)は笑っていた

あの不気味な笑いではない、ただ...ただの優しい微笑みだった。

 

 

 リクは無心に走り続ける。

 最後の左コーナー、ドリフトでアウトから進入しインに付き、脱出でアウトに寄る準備をする。

 

 が、リクの目に飛び込んで来た光景は最悪の状況だった。

 最後の長いストレート、道路の右側に深さ6センチ程の広い窪みができていた。

 

 リク「(マズイ!このスピードでこの窪みに乗っけたら一瞬で車がスピンして解体屋送りだ!

 えぇい!!迷ってる暇なんか無ぇ、こうなったらイチかバチかもしくは...)ヤケクソだぁ‼‼‼」

 

 RX-7SA22cは横滑りしていたが、リクはコーナーの脱出でアクセルを全開にする。

 車体はぐるりと回転しながら窪みに落ちる。

 ここでリクはクラッチペダルを踏み込む。

 段差で僅かにジャンプした

 車は狭い道路で二回転スピンする。

 スピードは緩まずそのまま体制を持ち直す(ここでクラッチを繋げ、ギアを3速に入れる)

 

 左側のガードレールに少し擦ったが、SA22cは何事も無かったように走り始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ミドリ「おーつかれさーん」

 

 VRダイバーを外すとさっきまで居た部屋があった。

 リクは背中が汗だくになっていることに気が付く。

 

 キヨシ「いや~惜かったぁぁあ

 追い付いたんだけど抜くまでには至らなかったわぁ、いやりっちゃん上手すぎ」

 

 キヨシは清々しい笑顔を浮かべる。

 

 トモユキ「はっはっはっ部長偉そうなこと言ってた割には惨敗じゃないですか~♪」 

 

 ミドリ「やっぱ部長大したこと無いじゃんw」

 

 リクはひょろひょろと立ち上がる。

 

 ミドリ「おっとぉ‼はい!ゲロ袋」

 

 リク「あっ、いえその、何て言うか、吐き気ではなく頭痛がするので帰ります...」

 

 トモユキ・ミドリ「いや、保健室いけぇーい

(゜o゜(☆○=(-_- )゙」

 

 

 

 

 その日の夜、リクはV・Racing内である人物と待ち合わせをしていた。

 

 リク(鈴鹿サーキットか...来るの久しぶりだな)

 

 リクがピットで待っているとハデなカラーリングを施したオープンカーが入ってきた。

 周りが暗くても良くわかる、あのハデなカラーリングを見れば誰が来たかがすぐにわかる。

 

 ネココネル「(=^ェ^=)こんばんわぁ豆犬ちゃーん」

 

 リク「(テンションたけぇ...)こんばんわ」

 

 ネココネル「珍しいね豆犬ちゃんの方から呼び出すなんて」

 

 リク「あぁ、ちょっとお前の情報収集能力を借りたくてな」

 

 ネココネル「えぇ何だそんな話しぃ(´;ω;`)、たまには一緒に遊ぼうくらいは言ってよ~(ノ´Д`)ノ

 もう怒った( `д´)[好き]てっ言ってくれなきゃ何も調べない(σ'д`)ベーだ」

 

 リク「(あ"~めんどくせぇ、そしてきめぇ~

 顔可愛いけどきめぇ~、しょうがない一肌脱ぐか)

 ふう、その何て言うか...好きだ( ̄^ ̄)」

 

 ネココネル「うおぉぉぉお‼やる気MAX‼ヤル気MAX‼(*≧∇≦)ノどんなお願いでも聞いちゃう聞いちゃう」

 

 リク「じゃあシャドウゴーストの歴代の愛車とシャドウゴーストに纏わる都市伝説を調べてきてくれ」

 

 ネココネル「うんうんヤッちゃう!ヤッちゃう!」

 

 リク(さっきから言い方がきめぇ)

 

 

 

 

 続く

 

 えっ、今回は[続く]にギャグが無いだって?

 ネタ切れさ☆

 

 

 

 

 おまけ

 

 キヨシとリクがレース中、部室ではちょっとした事件が起こっていた。

 

 ミドリ「ねぇねぇクソユキぃ~」

 

 トモユキ「何だぁ?クラスの人気者カッコお○ずカッコとじ?」

 

 ミドリ「りっちゃんてさー寝癖崩れないよね」

 

 トモユキ「確かにそうだな」

 

 ミドリ「あれってサーなんか気になるよね」

 

 ヤイチ「イジるのはやめとおいた方が良いんじゃないですか?」

 

 ミドリ・トモユキ「てめぇの意見なんか聞いてねぇんじゃカス‼」

 

 ミドリ「うーんσ(´・ε・`*)切っちゃう?」

 

 トモユキ「いきなりその発想にたどり着くなんて思考回路ヤバスギィ」

 

 ミドリ「じゃ、まずは櫛で撫で付けるか

 テレレテッテテー メイク道具~」

 

 ミドリは櫛でリクの頭のてっぺんにアンテナのようにたっている寝癖を撫で付けようとした。

 しかし櫛は[アンテナ]に差し掛かった瞬間進まなくなってしまった。

 

 ミドリ「あれっ?動かない...フンギィーオウリャー

 はぁ、はぁ、ダメだびくともしない」

 

 トモユキ「ちょっと貸してみろ、いくぞ

 

 (トモユキはリクに足をかけ、思いっ切り櫛を引く)

 

 ドォォラァア‼...ダメだったテヘペロ」

 

 ミドリ「・・・切るか(゚ω゚)」

 

 トモユキ「せやね(^_^)」

 

 ミドリ「テレレテッテテー ハサミぃ~」

 

 ミドリはハサミでアンテナを切ろうと試みるが...

 

 ピキッ...パリン‼

 

 ミドリ・トモユキ・ヤイチ「・・・ハサミ折れたぁぁぁぁぁぁあΣ(゚д゚lll)」

 

 おしまい

 

 

 

 

 

 

 

 




 
 いかがだったでしょうか?楽しんで頂けたでしょうか?誤字などが有りましたらご指摘お願いします。

 ...この作品て面白いんですかね( -_・)?
 書いてる分にはとても楽しめますけど皆さんが楽しんでいただいてるのか気になります。
 もし何かアドバイスや意見等が有りましたら遠慮なく感想に書いてる下さいm(_ _)m
 では、また次の話で。
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