ハイスクールD×D×R 仮面の英雄の物語   作:ひまわり先生

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更新少し遅くなりました。

夜中投稿する前に寝落ちしてしまった↷

後始末回、次回予告とタイトルが違うが気にするな

どうぞ


1×14:後始末、終わらせます!

~Side:イッセー~

 

 

「「ふぃ〜〜〜」」

 

「ホント、死ぬかと思いましたよ」

 

「おいおい、「こんなところで死ぬ気なんてありません」って言ってたじゃないか」

 

「カッコつけただけですよ〜昇格(プロモーション)使ってなかったらほんと危なかったんですからね」

 

 

俺は教会での戦いでは、昇格(プロモーション)を使い、戦車(ルーク)騎士(ナイト)の力を活かしてその場を乗り越えた。

 

 

「譲渡もうまくいったし、ホント付いてましたよ」

 

{俺が調整したから成功したんだ、運で出来たと勘違いするな}

 

「へ?お前が!!」

 

{当たり前だ、今までの奴とは違って面白そうだったからな、勝手に死なれたら困るんだよ}

 

「あの〜ドラゴンのツンデレなんて誰も望んで無いのですが・・・」

 

{お前の精神を灰に変えてやろうか、あぁん?(怒)}

 

「お力を貸していただきありがとうこざいます、これからも末永くよろしくお願いします」

 

 

「ハハハ」と周りから笑みがこぼれた。

 

ついさっきまで命がけで戦ってきたってのにな。

 

 

「これからもよろしくな、ドライグ」

 

{あぁ、死ぬまでは面倒見てやるよ『相棒』}

 

(『相棒』か・・・・)

 

 

ドライグに認められた事がとてもうれしく思えた。

 

 

~Side out~

 

 

~Side:マサヨシ~

 

 

「それでは、本題に入りましょ」

 

 

グレモリーさんは目を覚ましたレイナーレさんとカラワーナさん、ミッテルトさんを睨みつけた。

 

 

「あなた達は悪魔が管理している土地に危害を加えた事は自覚しているわよね」

 

「はい・・・・・」

 

「そう・・・・なら、覚悟はできているわね」

 

「部長!?やめ・」

 

「一誠、待ってくれ」

 

 

俺はグレモリーさんを止めようとした一誠の言葉を遮った。

 

 

「何で神崎さんが止めるんすか!!」

 

「木場君と塔城さん、一誠を頼む」

 

「「はい」」

 

 

一誠に席を外して貰う様に木場君達に促した。

この行動に関しては先に二人にお願した為、何の疑問もなく行動してくれた。

 

 

「ほら一誠君、暴れないで」

 

「はなせ木場!!神崎さん!!命を懸けてまで救ったのに何で!!」

 

「イッセー先輩、行きますよ」

 

「護るならちゃんと護れ!!!アンタは『仮面ライダー』だろ!!!」

 

「・・・・・・・・」

 

 

一誠が部室を去るまで見届けた。

俺は一誠に対して酷い事をしてしまったな。

 

 

(ホント、師匠失格かな・・・でも)

 

「グレモリーさん、途中で止めてしまってすまない」

 

「えっ、ええ」

 

(さぁ、君はどう判断を下す)

 

 

俺がこの状況を作り上げたのには理由があったからだ。

それにより、俺の行動は大きく変わってくる。

 

すると、レイナーレさんがグレモリーさんに向かって話す。

 

 

「悪魔の皆様、それに魔法使い様」

 

「アーシアを・・・私を助けていただきありがとうございます」

 

「今回はドーナシークの上司でもあった自分の失態です」

 

「ですので罰するのは私のみにしていただけないでしょうか」

 

「レイナーレ!!」

 

「何言ってるんすか!!」

 

「レイナーレ様!?」

 

 

罰するのは自分にと頼みこむレイナーレさんに対して、周りが大きく反対していた。

 

 

「私の命だけで許して話もらえないでしょうか」

 

 

周りの反対を気にせず、話を進めるレイナーレさん。

すると、グレモリーさんはこちらを見て、俺の様子をうかがった。

 

 

「これは『悪魔』と『堕天使』の問題だ、君が考えるんだ」

 

「えぇ、あなたがそれで良ければ・・・・」

 

 

そして、彼女は再び、レイナーレさんに向き合い、決断を下す。

 

 

「今回、アーシアは巻き込まれた被害者だから罰は与えないわ」

 

「そこの二人も一緒に罰する予定だったけれどいいわ、あなたのお願いを聞いてあげる」

 

「ありがとうございます」

 

 

そこに二人の堕天使は言葉を挟んだ。

 

 

「ふざけるな!!レイナーレがなぜ罰せられなきゃなんないの!!」

 

「そうっす、全部あのドーナシークが悪いんすよ!!」

 

「カラワーナ・・・ミッテルト・・・」

 

 

すると、アーシアさんからもグレモリーさんに頼み込んだ。

 

 

「グレモリーさん、私からもお願いします」

 

「いいえ、これは私の覚悟でもあるのアーシア」

 

「レイナーレ様・・・・」

 

 

彼女はアーシアに微笑みかけて語った。

 

 

「私は上に立つ者でありながら、部下の言葉に踊らされ、騙され、そして危害を加えてしまったの」

 

「そんな・・・・」

 

 

彼女の言葉に涙を流すアーシア。

彼女はアーシア近づき、抱きしめた。

 

 

「酷い事をしてごめんなさい、そして無事でいてくれてありがとう」

 

「私は全然気にしていません・・・だから!!」

 

「ごめんなさい、最後にアーシアと話せてよかった」

 

 

彼女はアーシアの背後から魔法を使い眠らせた。

 

 

「さすがにアーシアには見せられないわ」

 

 

アーシアをソファに寝かせ、再びグレモリーさんの前に座る。

 

 

「さぁ、始めるわよ」

 

「はい、悔いはありません」

 

 

グレモリーさんは彼女に対して掌を向ける。

 

 

(その選択を取ってしまうのか・・・・)

 

カチャ

 

「「「「「!!」」」」」

 

 

この場にいた俺以外の全員が驚愕していた。

それもそのはずだ。

 

なぜなら、俺がグレモリーさんに対して()()()()()()()()を向けているからだ。

 

即座に動こうとした姫島さんだが、俺が睨むと動きを止めた。

 

 

「神崎さん・・・・どういうことかしら?」

 

 

僅かに声が震えていた。

 

 

「悪ふざけはやめて頂戴、そのおもちゃも早く締まってくれないかしら・・・」

 

「・・・・」

 

 

俺はグレモリーさんに構えていた銃を地面に向ける。

 

バン

 

打った箇所には弾痕が出来ていた。

その光景にグレモリーさんと姫島さんは顔の血の気が引いて行った。

 

 

「部長!!」

 

「木場、その場から動くな」

 

「!!」

 

 

銃声を聞きつけ部室に駆け込んだ木場君を静止させた。

グレモリーさんは俺に理由を聞きにきた。

 

 

「神崎さんどういうつもりなの・・・あなたと私達は同盟を組んでたんじゃ・・」

 

「その同盟は破棄させてもらう」

 

「「「!!!」」」

 

「何を驚いているんだ?ただの口約束じゃないか」

 

「ただのって・・・」

 

 

俺はさらに追い込みをかける。

 

 

「君には失望したリアス・グレモリー」

 

「失望ですって?」

 

「あぁ、100点満点中の0点だよ」

 

「どういう意味よ・・・」

 

「説明しないと分からないか?」

 

 

やはり思い浮かばないのか無言のまま黙ってしまう。

 

 

「ヒント、『悪魔と堕天使』・『休戦』」

 

「!!」

 

 

姫島さんはこのヒントで完璧に理解したようであった。

 

 

「御宅の女王はもう理解できたみたいだけどな」

 

「朱乃!!わかったの」

 

「ええ・・・神崎さん私から申してもよろしいでしょうか」

 

「仕方ない、どうぞ」

 

「リアス・・・確かに神崎さんの言う通り0点の選択をしましたわ」

 

「だからなにを」

 

「それはこの場でレイナーレさんを殺害しようとしたことです」

 

「!!」

 

 

姫島さんの答えは正解だった。

俺はただレイナーレさんを護ると約束したからグレモリーさんに反発したのではない。

ここでレイナーレさんを殺害しようとした行為が間違っていると気づかなければならない。

 

彼女は領主として、貴族の悪魔として。

 

 

「リアス・グレモリー、もうわかったかな」

 

「・・・・・・・」

 

「はぁー、じゃあ彼女を殺害した事で悪魔に起こるデメリットを考えろ」

 

「デメリット・・・・・ッ!!」

 

「答えが出たようだな」

 

 

彼女は体を震えさせ、俺の問いに答えた。

 

 

「もし、私が彼女を消していたら最悪・・・悪魔と堕天使で戦争になっていた・・・・」

 

「正解だ」

 

 

そう、グレモリーさんはとても危険な選択をしてしまっていた。

両陣営ともに『休戦中』の際に同胞が領地内で悪さをしていたから死刑にしたなど、

新たな火種になること間違いなしだった。

 

しかも、レイナーレは上司ではあったが部下に踊らされていた事も考えると彼女の非も少ない。

 

 

俺はグレモリーさんと同盟を組んでからよく彼女を観察していたが彼女は多くの経験が足りていないと感じた。

例を上げるとすれば、はぐれ悪魔への取り組みが大きく目立った。

彼女達が動くのは大臣からの情報を得てから、つまり事件が起きてからの取り組みしか行われていないのである。

資料を見た限りだと十数件に渡り、人間への被害が出ているとの事だった。

これでは領主としての立場がただのお飾りにしか思えなくなってしまう。

 

だからこそ俺は今回、強行手段に出た。

グレモリーさんはプライドも高いため、自身の過ちに素直に理解させるために、俺は彼女達の敵になる。

 

 

(さぁ、計画通り進ませる)

 

「そして俺は悪魔との同盟を破棄し、堕天使陣営と新たに同盟を組む」

 

「「「「「「!!!」」」」」」

 

「レイナーレ、同盟について異論は?」

 

「いっ、いえ!!ありませんが・・・・」

 

「同盟は成立だ、それで堕天使に危害を加えようとする悪魔さん方は敵と言う認識になるが・・・」

 

 

俺が堕天使陣営についた事で話が一変する。

クウガ、ウィザードと強力な力を持ち合わせた人物が味方から急に敵になる。

当然、グレモリーさん達はよく思わないだろうが、これでいい後ろ盾ができた。

 

 

(さて、あとはグレモリーさんが非を認めて、こちらが本気ではなかったことも伝えられれば・・・)

 

 

だが、物事はうまくいかなかった。

 

 

「ふ・・・・・」

 

「ふ?」

 

「リアス!!ダメ、堪えて!!」

 

ふざけないで!!!

 

「・・・へ?」

 

 

まさかの否定の言葉に思わず変な声が出てしまった。

そして姫島さん、木場君共に額に手を当てた。

 

 

「なんで私が間違ったから銃で脅して裏切るなんて卑怯よ!!!」”うるうる”

 

「えっちょ・・あの~・・・・」

 

「間違ってたらいつもの様に優しく教えてくれればいいじゃない、なんでそんなに怖いのよ」

 

「いや、その・・・・ごめんね」

 

「ごめんって謝って済む問題じゃないわよ!!ホントに怖かったんだから!!」

 

「ひっぐ・・・うわぁぁぁぁん」

 

 

ついに泣き出してしまい、俺も動揺してしまう

 

 

「ホント、ごめんね、ほら、銃もしまったから怖くないよ~」

 

「我慢の余り感情があふれ出ましたわね」

 

「ハハハ」

 

「2人も見てないで手伝ってくれ!!」

 

 

この後、グレモリーさんが泣き止むまで10分も掛かりました。

 

 

=======================================

 

 

「はい、じゃあ気を取り直して今後の事を話し合おうか」

 

 

今、部室には一誠に塔城さんも戻ってきてフルメンバーがそろっている。

アーシアも眠りから覚め、現在は起きている。

 

 

「・・・・・・////////」

 

「神崎さん・・・まだ部長が回復していませんが」

 

 

一誠に言われたと通り、グレモリーさんは大泣きした姿を他人に見られた羞恥により、

耳まで真っ赤にさせながら自席の机に突っ伏していた。

 

 

「あ~、グレモリーさんはそのままでいいですので・・・ホントにごめん」

 

 

軽くグレモリーさんに頭を下げ、話に戻る

 

 

「レイナーレ堕天使陣営に関してさっきも話した通り悪魔陣営から手を下せないため現在は形式上『捕虜』と言う形で保護をする」

 

 

異論はあるかと聞いて行ったが満場一致で無しだった。

 

 

「ちなみに捕虜の扱いは俺が決めた通りとする」

 

 

俺はその内容について紙にまとめた物を全員に見せる。

 

 

1、捕虜に対する処遇が上層部で決定するまでこちらで危害を与えてはならない

2、捕虜に衣食住をきちんと与えること

3、捕虜の監視の為、悪魔陣営から人員を出すこと(最低1人)

4、捕虜が女性の為、監視も女性とする

5、監視の際にモラルは守りましょう(相手の嫌がることダメ×)

 

 

「まぁ、こんな感じかな」

 

「なんか、捕虜なのに軽いっすね」

 

「大丈夫、これでうまくいくさ」

 

「じゃあ、これで堕天使の3人は捕虜ってことでよろしいのでしょうか?」

 

 

姫島さんがいい所を聞いてきた。

 

 

「いや、捕虜はレイナーレだけだ」

 

「「「!!」」」

 

「それはどうしてですか!!」

 

「単純にこれは悪魔だけの問題じゃないからだ」

 

「ミッテルトとカラワーナには堕天使の総監督アザゼルの元まで行き、今回の件を報告してほしい」

 

「そんな、敵の元に易々と返すのですか!!」

 

 

木場君がこの意見に対して物申してきたが、俺は彼に答えを返す。

 

 

「ああ、堕天使陣営にこちらに捕虜がいる事を伝えなければならないからだ」

 

 

まず、第一に堕天使である2人に伝令役を頼むことで情報の精度が増す。

そして、こちらに敵意が無いことも友好的に話を進めたい旨を伝えられれば事がうまく進む。

今回は上層部の判断に任せるしかないため、最悪な事態を避けるため、最適だと判断したのだ。

 

 

「捕虜は『人質』じゃないからな、そこはうまくやらないとね」

 

「私達、堕天使はその意見に賛成です」

 

「でも、いいんすか?私達が裏切るとか考えないんすか?」

 

「それを聞くってことは、ほぼ裏切る気はないんじゃないかな」

 

「あっ、はめられたッす」

 

 

堕天使の3人もこの件に関しては同意となった。

するとレイナーレさんが俺に質問をした。

 

 

「あの、アーシアはどうするのでしょうか?」

 

「アーシアさんは堕天使陣営にちゃんと帰します」

 

「本当ですか!!ありがとうございます!!」

 

「事件に巻き込まれたからこっちに来たわけだしね、帰さないと逆に問題になる可能性がある」

 

 

レイナーレを悪魔側で捕虜として保護するのは堕天使陣営としても納得できるだろうが、

アーシアの立場は変わってくる。

アーシアは堕天使に保護されていた状況であって、それが今回の件で被害者のアーシアが敵の捕虜に

なったとなれば堕天使達も怒り心頭だろう。

 

だが、その考えはアーシアの言葉で一変した。

 

 

「待ってください、私もレイナーレ様と同じ捕虜の扱いにしてください」

 

「アーシア!!何言っているの!!」

 

 

まさかの本人から捕虜にしてほしいだなんて思いもしなかったが理由を聞く。

 

 

「どうしてだい?」

 

「あの・・・・」

 

「いや、言い方を変えよう」

 

「アーシアはどうしたいんだ?」

 

「私は・・・もっとレイナーレ様と話したい、一緒にいたいです!!」

 

「アーシア・・・」

 

「これは私の我儘です、本当は皆さんの為にもいけないとわかってます、でも・・・」

 

 

アーシアの本音が伝わった。

アーシアにとってレイナーレは本当に大切な人だということが。

 

 

「お願いします」

 

「ん、OK」

 

「「「「「「え!?」」」」」

 

「いや、いいよ」

 

 

一誠以外が驚く中、俺は何も問題ないと答える。

 

 

「さすがにそれはまずいんじゃない?」

 

「彼女を捕虜にするのは無理がありますわね」

 

「大丈夫さ、俺が何とかする」

 

「何とかって・・・」

 

「それに彼女達はお互いが希望なんだよ、無理やり引き裂くなんて俺にはできない」

 

 

レイナーレもアーシアもお互いを大切に思い、そして支えあっている。

彼女達の希望になると言っておいて希望を奪うなんて事は絶対にできない。

 

 

「さてと、大まかな方針も決まったし、後始末と行きますか」

 

「それじゃあ、オカルト研究部および堕天使達、行動開始だ」

 

「「「「「おーーーー!!!!」」」」」

 

 

==========================================

 

 

そして数日が立ち、レイナーレに判決が総督アザゼルから言い渡された。

 

彼女は一か月間神の子を見張る者(グリゴリ)への立ち入り禁止と他の堕天使勢力の力を借りることの禁止。

そして俺の監視が言い渡された。

悪魔側もこれで承知しており、最悪な事態は避けられたようだった。

アーシアも同じくレイナーレの補佐という役目で俺の監視を命じられたそうだ。

 

ともあれ一件落着と言いたいところだったのだが・・・

 

 

「主よ、こんなにもおいしいご飯がいただけるなんて」

 

「全部おいしい、クッ、女として負けた気がする」

 

「アーシアちゃん、レイナーレちゃん、おかわりは?」

 

「では、お味噌汁を」

 

「私もお願いします」

 

「神崎さん・・・なんかにぎやかになりましたね・・・」

 

「まぁ、しょうがないさ」

 

 

俺の監視をすることになった二人だが敵対しているわけでもないのでこそこそと監視するわけではなく、一誠の家にさらに居候という形で住むことになった。

最初は部屋が足りないと一誠はグレモリーさんに言っていたがその翌日には部屋数が増えていた。

なんでも魔王(お兄様)魔王に頼んで増築してもらったのだとか。

 

 

(増築する魔法があるのか!!!)と内心疑問に思っている。

 

 

「それじゃあ、母さん行ってきます」

 

「「「比奈さん、行ってきます」」」

 

「二人とも頑張ってね」

 

 

アーシアとレイナーレは今日から駒王学園高等部に転入することになった。

アーシアが学校に行ってみたいと言っていたことからまた、グレモリーさんに頼んでみたが、

何の問題もなく了承が得られた。

 

 

「アーシア、すごい顔が生き生きしてるわね」

 

「はい!!すごく楽しみです!!」

 

「俺と一緒のクラスらしいから困ったことがあったらすぐ行ってくれよ」

 

「はい、イッセーさん」

 

「俺も一誠になら任せられるよ」

 

「そんな大げさですよ」

 

 

そしてたわいもない話をしながら歩みを進める。

隣を歩いていたレイナーレから話しかけられた。

 

 

「本当に嘘みたいな生活です」

 

「いや、現実だよ、アーシアの笑顔も君の笑顔もね」

 

「フフ、とても感謝しています」

 

「俺は大したことはしてないさ」

 

「それでも、助けられたことに変わりないわ、ありがとう」

 

 

彼女は立ち止まり俺を見つめた。

 

 

「感謝を無下にするのもな、それに俺からもありがとうと言わせてくれ」

 

「え?」

 

「レイナーレが最後、自我をコントロールしてくれたおかげで俺はやられずに済んだ」

 

「俺を信じてくれてありがとう」

 

「フフ、お互いにありがとうだなんておかしいわね」

 

「ハハ、それもそうだな」

 

 

お互いに笑い合う。

すると彼女から一つお願いをされた。

 

 

「神崎さん、少しかがんでくれない?」

 

「?、こうか?」

 

 

俺が身を屈めると彼女が唇を俺の頬に当てた。

 

 

「ありがとうございます、『私の』魔法使い様♪」

 

 

すると彼女は少し離れてしまったアーシアたちの元へ駆け足で戻った。

 

 

「神崎さ~ん、早く来て下さ~い」

 

 

一誠が俺を読んでいた。

 

 

「ハハ、こりゃ一本取られたな」

 

 

俺も一誠の元に駆け足で戻り歩みを進めた。

 

俺は本来この世界の人間ではないため、この世界に干渉など本来してはいけないのかもしれない。

 

(でも・・・)

 

俺は困ってる人を、傷ついてる人を、希望を失いかけてる人を見捨てるなんてできない。

それは俺が『神崎正義』だからだ。

『神崎正義』として生きてる以上、どんな世界であろうともその信念を曲げるわけにはいかない。

 

(それに・・・)

 

{マー君は私にとってのヒーローだからね}

 

(彼女の為にも立ち止まってはいられないな)

 

 

だから今日も、この世界の地を俺は歩み続ける。

 

 

 

To Be NEXT ⇒




感想、次回予告


アーシア「あれ?ひまわりさんは?」

レイナーレ「なぜか任せるって小さい声で台本渡されたけど」

イッセー「あいつ女の子相手だとああなんだな」

レ「まぁ、いいわ、始めましょうか」

ア「はい」

イ「それにしても正直ビビったぜ、神崎さんが裏切るような発言したり、部長が超泣いていたりと・・・」

レ「それには私もびっくりしたわよ、しかも銃は本物だし、あの目も本気だったわ」

ア「私寝ちゃってましたけど、そんなにすごかったんですね」

イ「俺、あの神崎さんに睨まれたらたぶん死ねる」

レ「そんなにですか」

イ「ウン、タブンチンジャウ」

ア「イッセーさんが遠い目をしてます!!」

レ「次いくわよ、次!!」

ア「そういえば・・・・」

レ「何!?なんでそんな黒い笑顔を向けるの!!」

ア「神崎さんの頬にキスだなんて・・・」

レ「ちがっ///そういう意味じゃ///」

ア「じゃあ、どういう意味なんでしょう?私とO☆HA☆NA☆SHIしましょう♥」

レ「アーシア!!落ち着いて、目が笑ってない!!怖いから!!」


・・・・・


ア「あれ?私は一体?」

イ・レ「”チーン”」

ア「なんでレイナーレ様も!?」

 「あれ、もう時間ないのですか?わかりました」



次回予告


{使い魔を捕まえましょう}

{煩悩退散!!煩悩退散!!}

{これが天魔の業龍(カオス・カルマ・ドラゴン)!!!}

{今代の赤龍帝の力を見せてみろ}


次回 『ハイスクールD×D×R』

1×15:使い魔、ゲットだぜぃ!


ア「次回もよろしくお願いしますね」

イ・レ「・・・・・・・」


チャン♪チャン♪
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