それではさっそく本編をどうぞ~~
~Side:イッセー~
ドーナシークとの戦いが終わり、アーシアとレイナーレの二人が転入して数日が経った。
「はぁ~、アーシアちゃんと付き合いたい」
「夕麻ちゃんとキャッキャ、ウフフなことしたい」
「あの二人に絶対手を出すなよ、松田に元浜」
あの2人が転入してからと言うもの、松田はレイナーレに、元浜はアーシアに惚の字であった。
ちなみにレイナーレは転入の際に、名前はレイナーレではなく天城夕麻と名乗っている。
俺の彼女(芝居)だった時の偽名をそのまま使っているが俺は特に気にしてはいない。
謝ってくれたし、俺以上に酷い目に遭わされていたから恨んだりなんてしていない。
・・・・本当だからな。
「うるせー、毎朝仲良く登校しやがって!!」
「教室ではいつも同じ弁当を楽しくおしゃべりして食べてさ!!」
「何で毎日同じお弁当なのか聞くと、『居候してる』だと~!!」
「「リア充爆発しろ!!」」
「うるせー!!あと、すねを蹴るな!!地味に痛いんだけど!!」
このようにアーシアが俺の家に居候している事を言ってしまい、俺に対して攻撃的になる二人組。
ただ、本気で嫌悪しているわけではなく親友同士での悪ふざけのようなものだ。
「何度も言うが、あの二人は俺に好意を持ってないからな!!」
「そうだとしても一つ屋根の下に美女、美少女の2人が居るだなんて・・・」
{すみません、卵焼き失敗しちゃいました(アーシア)}元浜妄想
{こんな格好させて、もう・・・・バカ///(レイナーレ)}松田妄想
「「うらやま死す」」
そう言いながら鼻血を流し、椅子に無気力で座る2人。
さながら、某ボクシング漫画主人公の最終回のような絵であった。
「おはよイッセーってこの2人は?」
「おはよう桐生、アイツらは朝から妄想ハッスルで昇天した・・・・」
「何だ、いつもの事じゃない」
桐生は何食わぬ顔で自席へとカバンを置いた。
「それでも気になるわね~、あの2人が好きな人ってのがね」
「・・・・・」
「アンタ、知ってるんでしょ」
気流が俺に顔を近づけ、耳元でささやいてくるが、答える気は無かった。
「俺からはなんも言えない、まだ命が惜しいから・・・」
(言えるわけないだろ、後ろから禍々しいオーラ感じる)
振り向いて確認したわけではないが俺を見る2人の視線が「言ったらどうなるか」と釘を刺していた。
”キーンコーン”
「ほらほら、予鈴なったから席つこうぜ、今日の体育楽しみだなー」
俺はこの戦場から脱する事に成功したようだ。
(今週だけで12回目だけどな)
言うな、ドライグ・・・悲しくなる。
~Side out~
~Side:リアス~
放課後、私と眷属達、神崎先生にアーシアとレイナーレとフルメンバーでオカ研の部室にいた。
「神崎さん、この後ここにソーナが挨拶に来るのだけれど同席してもらえないかしら」
「ああ、まだちゃんと挨拶してなかったからね」
神崎さんはノートPCを閉じ、朱乃と一緒に紅茶とお茶菓子の準備をし始めた。
”コンコン”
「どうぞ」
「失礼します」
ちょうど話していたタイミングでソーナをやってきた。
「イッセーに神崎さん、それにアーシアとレイナーレも知っておいてちょうだい」
「彼女は本校の生徒会長であり、さらにシトリー家の次期当主でもあるわ」
ソーナはメガネを”クイッ”と少し上げ、自己紹介をした。
「この学校では 支取蒼那と名乗っていますが本名はソーナ・シトリーです」
「やっぱり、生徒会も悪魔だったんですね」
「あら?イッセー知ってたの?」
「いえ、最近なんとなく人間か人間じゃないかが若干分かるようになりまして」
(人間か悪魔か分かるって・・・・)
つい最近までただの人間であったイッセーが人間と悪魔の違いが分かるようになっている事に驚いた。
神崎さんと一体どんなトレーニングをしているのか気になったがその思考はソーナの言葉でかき消された。
「リアスに新しい眷属が入ったと聞き、こちらも新たに眷属が1名出来ましたのでお互いに挨拶をと思いまして」
「それに・・・・」
「校門の時はごめんね、シトリーさん」
「いえ、そんな、クウ、神崎さんは別に悪くないですよ///」
「いや、確かに顔を隠していたから不審者に思われても仕方ないよ」
ソーナが頬を赤く染めながら、神崎さんと会話をしているところを見て驚いた。
(あのソーナが!!あのソーナが顔を赤くしながら会話して・・・嘘でしょ)
ソーナの気持ちに気づく中、急にイッセー達の方から禍々しい気配を感じる。
「ひっ、木場・・・アーシアとレイナーレの顔見れないんだけど確認してくれないか」
「イッセー君、僕もまだ死にたくないから無理だよ」
「「フフフフフ」」
私はそちらに目を向けると笑顔でありながら目が笑っていない聖女と堕天使の姿があった。
「そっ、そろそろ眷属の紹介と行きましょうか」
「はっ、そうでしたね、では匙」
ソーナが呼ぶと1人の男子生徒が前に出てきた。
「ソーナ様の
「リアス様の
イッセーが匙君に対して手を出すと「はぁ~」とため息をついた。
「俺としては変態3人組の一人と同じ役職だなんて、プライドが傷つくぜ」
「なっ!!」
さすがの私も匙君の態度に少し、不快感を覚えた。
確かにイッセーはエッチであまりよくない噂をよく耳にしたりしたけれど、それでも私のかわいい下僕が馬鹿にされるのは気に入らなかった。
「こんな変態猿なんか駒を4つも消費した俺の敵じゃないっすね」
さすがに私も我慢の限界だった。
「ちょっ」
「今までご迷惑をおかけしてすみませんでした」
「へ?」
匙君の前で急に土下座をし、謝罪をするイッセー。
神崎さん以外の全員が内心驚愕していた。
「今までの俺は欲望に身を任せた犯罪者そのものでした」
「おっおい・・・兵藤?」
「でも、師匠の、神崎さんのおかげで改めて俺の人生を考えさせられました」
「過去の俺は消せませんけど、今を生きる俺は変わりたいと思っています」
「あっああ・・・・」
イッセーの言葉にもう軽い相槌しかできなくなった匙君。
「俺はもう変態行動なんてしない、健全に生きる事ここに誓います」
「うん、もうわかったから、立ってくれよ兵藤、なんか俺が無理やり謝らせてるみたいで非常に気まずい」
「匙!!!」
「うぉっ、なんだ!!」
急に立ち上がり、匙君に目を向ける。
「俺が生徒会に迷惑をかけた分、気のすむまま俺を殴れ」
「はぁ~!?おまっ、何言って」
「頼む、殴れ!!不満をぶつけてくれ!!」
「どうしたら変態から熱血キャラにシフトチェンジしたんだよ」
匙君とイッセーにより間に入れず混沌な空間となってきていた。
だが、この空間を唯一打破できる人物、私たちの救世主が動いた。
「おいおい、先生の前で暴力沙汰は感心しないな」
2人の間に入り、この空気を一言で解消させた。
「はっ、すまん匙、少し熱くなりすぎた」
「いや、俺も悪かった」
「お互い仲間の悪魔同士なんだから助け合いで行かないとね」
そう言って神崎さんは自席に戻り、外出の準備をした。
「あら?神崎さん、どこか行かれるのですか?」
「ああ、少し約束事があってね、このまま失礼するよ」
荷造りを終え、神崎さんはソーナ達がいる扉まで歩みを進める。
「シトリーさんごめんね、また今度ゆっくり話そう」
「ひゃっ、ひゃい///」
ソーナに一言いい残して、部室から顔が真っ赤なソーナを残し出て行った。
「あの~ソーナ?」
「先生とお話し・・・・二人でお話し///」
「これは駄目ね」
神崎さんと話してるところを妄想して現実世界に戻れない幼馴染の姿だった。
「はぁ~、リアス様、会長がこのような感じなので挨拶も済んだので引き上げます」
「ええ、わかったわ」
「では、失礼しました」
副会長の真羅さんにより、生徒会メンバーはこの場から引き上げた。
(それにしてもあんなソーナ初めて見たわね)
幼馴染の新たな一面を知れて内心嬉しい思いがあった日だった。
~Side out~
~Side:イッセー~
生徒会との顔合わせを終え、俺達はある森へと向かっていた。
それは数分前の事
================================
「使い魔ですか?」
「そうよ、そろそろイッセーにも必要じゃないかと思ってね」
「使い魔か~」
イメージ的には魔法を手伝ったり命令を遂行するような存在って認識だけれど。
すると部長の手の上に赤いコウモリが現れた。
「これが私の使い魔よ」
「私はこの子ですわ」
朱乃さんは子鬼。
「名前は白です」
小猫ちゃんは白い猫だった。
そして木場は青い小鳥だった。
「動物もいれば鬼とかもいるんですね」
「ええ、物語なんかで出てくる幻獣とかもいるわ」
「幻獣か~なんかカッコいいっすね」
使い魔にするならやっぱりドラゴンとかユニコーンとかグリフォンとか・・・
{ドラゴンが使い魔になるなんてありえん}
{ただでさえプライドが高い奴が多いんだ}
「へぇ~、そうなのか~」
{それにだいたいの奴は力で示せって奴が多いからな}
「つまり戦って認めさせないといけないのか」
{お前じゃ無理だ}
「確かに」
ただでさえ前回の巨大怪物相手に俺は手も足も出せなかったのを思い出す。
神崎さんに止められたってのもあったけど、俺がもっと強ければ神崎さんの役に立ってたかもしれない、肩を並べて戦えたかもしれないと今でも思い返している。
(もっと強くなんなくちゃな)
「それでイッセーの使い魔を見つける為にある場所に行くわよ」
「ある場所ですか?」
「そう、それが」
========================================
「ここ『使い魔の森』よ」
「へぇ~」
目の前には多くの木々が生えており、周りも薄暗く先がまったく見えなかった。
すると突然男の声が聞こえた。
「ゲットだぜぃ!!」
「きゃっ」
アーシアが驚きのあまり尻餅をついてしまった。
「誰だ!!」
声の発せられた場所を見ると帽子を被り、白のタンクトップに黒い半ズボン、
大きな黄色いリュックを背負ったおっさんがいた。
「俺は使い魔マスター、マダラタウンのザトゥージだぜぃ!」
「「「使い魔マスター?」」」
「彼は使い魔のプロフェッショナルなのよ、彼の言う通りにすれば必ず使い魔をゲットできるわ」
「俺に任せてくれぃ!!」
少し胡散臭さも感じたが、木場達もここで使い魔が出来たと言っていたから彼についていこう。
「いくぜぃ!!」
「ウッス!!」
こうして俺の使い魔探しがスタートした。
=====================================
「イッセー君・・・大丈夫かい?」
「色欲退散、色欲退散、色欲退散」
使い魔を探して、数時間が経った。
俺にはまだ使い魔が出来ず、アーシアとレイナーレは悪魔ではないが使い魔が出来た。
アーシアは
俺もいくつかの幻獣を見てきたものすごくガタイの良い水精霊、服を溶かすスライム、イソギンチャクみたいな形で触手を操る生物が俺の前に現れた。
正直、禁欲している身でそのようなものを目の当たりにして俺の脳はキャパを超えそうだった。
{相棒・・落ち着け、沈着冷静、悠々閑々、明鏡止水の心得だ}
「すぅーーーーーーー」
「はぁ~~~~~~~」
「復活!!」
何とか持ち直しました。
「それにしても中々見つからないな」
”ドッカン、ゴゴゴ”
「うぉっ!!」
「きゃっ!!」
急に大きな音と地揺れが起きた。
「ザドゥージさんこれは何なんですか」
「ああ、これは!!」
{この感じは!!相棒逃げろ!!吹っ飛んでくるぞ!!}
「へっ!?」
何やら急速にこちらに向かってく大きな気配があった。
そちらを見ると何やら蒼い物がこちらに飛んで来る。
最初は小さく見えたが近付くに連れて大きくなるのが見える。
「えっちょっ!!これはマジで死んじゃうから!!」
全速力で森の中を走り、その蒼い巨体から距離をとる。
”ドッゴーン”
「あっぶね~」
間一髪というところで衝突は防がれた。
{まさかこいつがここにいるなんてな・・・}
「ん?どういうこと?」
青いヤツがクレーターから顔を出してきた。
「いっつー、あいつ中々やるものだな」
「どっ・・・・」
「ん?この気配は・・・・」
俺は目の前にいる奴と目が合った。
その体はとても大きく、蒼穹の鱗で覆われており、とても綺麗に見える。
俺を睨む大きな眼、口から見える鋭い歯に白い吐息。
精神世界で幾度とよく似た存在を目にしてきた。
そう、俺の目の前にいたのは・・・・・
「お前が今代の赤龍帝か!!」
「ドラゴン~~~~~!?」
{よう、久しいなティアマット}
「ああ、ドライグ、やっと今代の赤龍帝が見つかったよ」
なんか知り合いらしく、悠長に話してるドライグとティアマット。
「おいドライグ、このドラゴンは?」
{こいつは五大龍王の1匹、
「五大龍王!!」
五大龍王とは以前ドライグに聞いた話によると魔王に匹敵するほどの力の持つドラゴンであるらしい。
二天龍のドライグより下階級になるらしい。
{しかし、なぜお前がこんなにも吹っ飛ばされてきた?}
「あっそうだった、赤龍帝も早く身を引いたほうがいいぞ」
「なにかと戦ってるんすか?」
こんな巨体を飛ばしてくる奴なんて全然想像できなかった。
「ちっ、奴が来たか・・・」
「えっ!?」
いったいどんな奴なのか、気になって周りを見渡すと遠くから赤い何かがこちらに飛んできているのが見えた。
「すまない、加減し損ねた」
「気にするな、さぁ・・・もっと楽しもうではないか」
それは俺のよく知る人物だった。
赤い宝石の複眼で赤いコートの仮面ライダー。
前回見た時と違って、胸にドラゴンの頭、腕に爪、背に翼、腰に尻尾がついていたが間違いなく俺の知る仮面ライダーだった。
「師匠!?!?!?」
「あれ?一誠!!何でここに・・・」
俺の師匠が魔王クラスのドラゴンと戦ってました。
~Side out~
~Side:マサヨシ~
現在、俺がいるのは森の入り口。
最初に一誠君達が集合していたであろう場所に来た。
隣に蒼い長髪に深い藍色の瞳を持つ女性を連れんて。
「神崎さん♪そちらのお綺麗な方は?」
「ええ、私も知りたいわね」
アーシアとレイナーレからものすごい視線を感じる。
まぁ、分かってはいたのであまり気にせず対処する。
「グレモリーさん達は知ってると思うが五大龍王の1匹、
「紹介に預かった
「本当なの!?」
先ほど説明した一誠と知識の疎いアーシア以外が驚愕の表情を見せていた。
「何なら龍化しようか」とティアさんが皆に伝えるが大きく首を横に振っていた。
「それはそうと、なんであなたは龍王と戦ってたの?」
「5日前に彼女と会ってさ、堕天使と戦った時の魔力を感知されてたみたいで喧嘩吹っ掛けられたところが始まりだな」
====================================
~5日前~
「ハァーーーー!!」
「グァーーーー」
「はぐれ悪魔討伐完了」
俺は部活の全員が悪魔稼業中、独自に行動して怪人及びはぐれ悪魔の討伐をしていた。
「報告書で『金色の戦士』が広まっているからな、気を付けなければ」
「すまないそこの人間、聞きたいことがあるのだが」
「!?」
(ここまで接近されるまで気づかなかっただと)
俺に声をかけてきたのは蒼い長髪に深い藍色の瞳を持つ女性だった。
「ええ、なんでしょうか」
「数日前に此処の付近で強力な魔力を感知したのだけれど知らない?」
「魔力ですか?そんな力この世に存在するんですか?」
「あくまで知らない振りか・・・」
「その~言ってる意味が!!」
言葉の途中で急に彼女が襲ってきた。
彼女の拳が壁に当たり、壁が崩落する。
俺はすぐに『アークル』を出し、変身する。
「変身!!!」
「ほう。見たことない神器だ」
「お前は一体何者だ」
「私を満足させれば教えてやる、フンッ」
「!!!」
俺は蒼い女性と戦いを繰り広げた。
彼女との対決は約一時間ほど続いた。
「ハァ・・ハァ・・」
「人間にしてはやるな」
彼女は仰向けに倒れており、俺はまだ何とか立っていた。
最後に上手くキックが決まり、勝敗が決した。
「俺の負けだな」
「よっと」
彼女は軽く起き上がり、俺は変身が解け、あまりの疲労から腰を落とした。
「いや、私の負けだな」
「なぜ?」
「人間に一撃入れられて倒れた、敗因はそれで充分だ」
彼女は俺に手を差し出した。
俺は彼女の手を取って起き上がった。
「人間、名前を聞いてもいいか?」
「神崎正義、人間だが仮面ライダーだ」
「あの力は『仮面ライダー』というのか、面白い」
「あなたの名前を聞いてもいいですか?」
「ああ、私はティアマット、気軽にティアと呼んでくれ」
その名に驚愕した。
以前ドライグについて調べている時に出た名だったからだ。
だが彼女の持つ強さにも納得できた。
「あなたがかの五大龍王の1匹でしたか」
「私を知っていたのか?」
「今事情によって裏とも繋がりがあるので」
「なるほどな、それはともかくさっきの質問に答えてもらおうか」
「数日前の魔力でしたっけ、俺で間違いないと思いますよ」
「おお、そうかそうか」
彼女の蒼い瞳がキラキラか輝くように見えた。
しかも、なんだかうきうきしていた。
(あっまずいかも)
この後の展開が想像でき、すぐにこの場を撤退しようと準備する。
「すみません、この後用事があるのでお先に”ガシッ”!!」
「まぁ待て正義、一緒に飯でも食べようじゃないか」
「・・・はい」
こうして俺は彼女と知り合い、ご飯を食べ、その席でまた戦う約束をしたのであった。
=====================================
「最近、部室に戻ってくるの遅かった時がありましたもんね」
「ああ、一昨日も付き合わされたからな」
「いやでも、今日は見事にやられた」
今日はウィザードのオールドラゴンを使用し彼女に勝てたのだが、
肝心な彼女はとても嬉しそうにしていた。
「それに今日は赤龍帝にも会えたしな」
彼女はその蒼い瞳で一誠を睨む。
「なんかすごい睨まれてるんだけど」
{すまん相棒}
「ドライグ?なんで謝るんだ?」
{いや、それは・・・・}
「私のお宝を借りパクしてるからよね」
「借りパク?」
「そう、私が貸したお宝なんだけどあんたが封印されてからそのお宝全部盗まれてね」
「おい、ドライグ・・・・」
{・・・・・}
「無視かよ!!」
ドラゴンの借りパク問題が発覚し、一誠はドライグを問い詰めていた。
「それで私は今まで歴代の赤龍帝を追っていたのよ」
「やっと見つけたわよ」
「ヒィ!!ドライグさんヘルプ!!」
今にも襲い掛かりそうな彼女に俺は声をかける。
「まぁ、ちょっと待ってくれないか」
「正義止めるな、これは私の問題だ」
「流石に弟子がやられるのを黙って見てられないからね」
「弟子だと!!」
俺の弟子って言葉に驚愕を示すティアさん。
「そうだ、今日の俺が勝った分のお願いがまだだったよね」
「あっああ、そうだな」
俺はティアさんと戦う時に約束した『勝ったほうが何でも言うことを聞く』という約束を持ち出す。
初めてご飯を食べた時にティアさんが設けた約束なのだが主にその時のご飯代の支払いとかで済ませていた。
「そういえば一誠は使い魔を探してたんだよね」
「ウッ、ウッス」
「おい、正義!!まさか・・・」
俺は少しいたずらな笑みを浮かべ、ティアさんに宣言した。
「ティアさん、一誠の使い魔になってくれないかな」
「へっ!?」
「マサヨシ~~~!!」
この場にいる全員、ザドゥージさんも含め驚愕した。
何せ、龍王を使い魔にしようとしているからだ。
「神崎さん、無茶よ!!彼女は龍王なのよ!!」
「流石の俺も驚きだぜぃ!!」
グレモリーさんも出来れば嬉しいが半分、無茶だ半分という感情になっているが、
それでも俺はティアさんに続きを告げた。
「無理にとは言わない、ただ俺は一誠の為に全力を尽くしたいんだ」
「師匠・・・」
「んぐっ・・・」
「ティアさんがいれば一誠の良い特訓相手にもなると思うんだ」
「もしよければ俺達に協力してくれないか」
俺はティアさんに対して頭を下げる。
それを見た一誠も頭を下げる。
「俺からもお願いします、俺はもっと強くなりたいんです」
「赤龍帝・・・」
「盗まれた宝も一生かけて返しますから協力してください」
しばらく沈黙が続いたが、ティアさんが先に沈黙を破った。
「わかったから、2人とも顔を上げてくれ」
「ティアさん、いいのか?」
「私は約束を破らん、だからその申し出も受けてやる」
「ああ、ありがとう」
「それに・・・」
また、彼女の瞳がキラキラ輝く。
「赤龍帝の近くにいれば正義とも戦える機会が増えそうだからね、一石二鳥だ」
「ハハハッ」
少し自分の首を絞めてしまったが、これも一誠の為だと思い飲み込んだ。
「それでは赤龍帝、兵藤一誠」
「はいっ!!」
「私は厳しいからな、覚悟してくれよ」
「はい、ありがとうございます、これからよろしくお願いします」
こうして、一誠が龍王を使い魔としてゲットした。
「龍王が使い魔になったところ初めて見たぜぃ!!」
「本当に規格外だわ・・」
「神崎先生の事ですからしょうがないですわ」
「本当に彼らには驚かされるね」
「何も言えないです」
「「流石神崎さん♡」」
~Side out~
~Side:椿姫~
一誠が龍王を使い魔にした頃、生徒会室では・・・
「神崎さんと・・神崎さんと・・・エヘヘ///」
「会長戻ってきてください・・・駄目ですね」
何度声をかけても現実に戻ってくる事がなかった。
(明日にはちゃんと戻っているかしら?)
それだけが唯一の不安だったが、会長が恋を抱いてる姿はとても可愛らしくある意味目を離せなかった。
そんな中・・・
「あの会長が・・・そんな馬鹿な!!」
「匙君、あなたも現実を見てください」
「嘘だ!!!そんなものは幻想だ」
会長に思いを寄せていた匙君も現実逃避していた。
「いいですか匙君、会長は神崎先生に好意を寄せています」
「俺はそんな幻想ぶち壊します!!」
「落ち着きなさい、そもそもあなたでは神崎先生には勝てませんよ」
「駒を4つも消費した俺に敵なんていないっす」
匙君は自信満々に生徒会室を飛び出そうとしていたがメンバー全員でそれを阻止した。
「はっ、はなせ~~~」
「はぁ~、聞いてください匙君」
「神崎先生は私や会長、それにリアス様でも勝てないような実力を持っています」
「それに先生は駒を8つ消費した兵藤君を弟子にしています」
その一言に顔を固めた匙君。
「8つって、冗談ですよね?」
「本当です、そして兵藤君は今代の赤龍帝でもあります」
「はぁ~~~~!!!」
匙君の叫びが生徒会室に響き渡った。
「わかりましたか?自身と相手の力量の差が・・・・匙君?」
彼は顔を地面につけ、小さな声でぶつぶつと呟いていた。
「俺は兵藤に何から何まで劣っている・・・駒も神器も思いも・・・ハハッ」
「匙君大丈夫ですか?」
「ええ、椿姫さん大丈夫ですよ、そうですね俺ちょっと自信ないんで死んできます」
「いや、大丈夫じゃないです!!全員、匙君を止めて~~~!!!」
「俺を止めるな~!!こんな俺はいなくなればいいんだ~~!!」
「エヘヘヘヘ////」
匙君の自殺未遂事件がこの後、1時間に及び続いた。
生徒会メンバーは会長以外ぐったりと疲れ果てていた。
(なんでこんなことになるのよ!!)
これから約1年もこんな状態が続くかもと考え、顔を引き攣らせた私であった。
To Be NEXT ⇒
今回は次回予告お休みします。
次回予定では一誠の特訓風景を描いてみようと思います。
そしてライザー編へという感じです。
ライザー編でも新たなライダーを出していく予定ですのでこうご期待。