2週間も待たせてしまい申し訳ない。
やっとフェニックス編へと突入!!
急いで書いたので誤字脱字多いと思いますが本編どうぞ!!
2×1:不死鳥、現れます!
~Side:マサヨシ~
「先生ありがとうございました」
「どういたしまして」
女子生徒が相談室から出て行った。
「あとは、10分後にこの子を呼んで・・・」
ドナーシークの一件が解決して数週間の時間が流れた。
レイナーレとアーシアは一誠と同じクラスに編入して日々を過ごしている。
毎日が楽しいことでいっぱいだと家では楽しそうに話してくれる。
俺も相談室のカウンセラーとして駒王学園へと勤めている。
恋愛相談や進路について、勉学の事についてなど、多種多様な相談事を受け付けている。
駒王学園の生徒のみが入れる特設サイトを作成しそこに相談の依頼を入れてもらってから対応すると言う方式をとった。
「あと10分か・・・・」
そして俺は先程まで作業していたパソコンの内容を一度保存し、電源を落とした。
「ベルトさんまたお願いします」
俺は手元にドライブドライバーを出現させ、そのドライバーに宿っているクリム・スタインベルトさんに呼びかける。
{OK!!任せたまえ}
俺は相談室にある倉庫からある機械を取りだし、パソコンに接続した。
その機会にはちょうどドライブドライバーがはまるくぼみがあり、そこにドライブドライバーを装着した。
{ユニットとの接続を確認・・・システムの起動開始}
すると、先程真暗だった画面からパスワードの入力を要求される。
手慣れた手つきでパスを入力し、エンターキーを押す。
{パスワードの入力を確認・・・・続いて声紋認証だ}
そして俺は登録したセリフを紡ぐ。
「私を導いた者に感謝をささげる」
{声紋確認中・・・・OK!!Complete!!}
俺は別にどこかの宗教に入信しているわけではない。
俺は元の世界ではすでに死んでしまうだけの存在であったが、それを別の世界といえど人々を救うために使える
ことがとてもうれしく思えた。
一誠やアーシアやレイナーレ、そしてグレモリーさん達、俺にとってかけがえのない出会いだった。
彼らのおかげでこの世界でも生きていく自信がついた。
だからこそ、この世界に導いたものに感謝をささげている。
大事な思いだからこそ重要な鍵として、復唱しその思いを胸に刻み込むため、声紋を登録した。
声紋認証が完了し、パソコンの画面上にコマンドの入力画面が出現する。
俺はコマンドを入力し、一つのレポートを表示させた。
>ライダーレポート<
このレポートには俺がこの世界に来てから相対した怪人についてや自身の『仮面ライダー』としての能力、制限などを事細かにまとめているものだ。
{ふむ、また怪人が出現したようだね}
「ああ、2日前に『グール』が数対確認されて討伐した」
{ウィザードの世界に現れる怪人か、『ファントム』は出現したのかい?}
「いや、ファントムは確認できなかった『ゲート』になるような人間も近くには見当たんなかった」
『ファントム』、仮面ライダーウィザードの作品に登場する怪人。
強力な魔力を持った人間を誕生のための『ゲート』とし、絶望した心から生み出され、ゲートとなった人間の全てを喰いつくす事で現実世界に出没する。
『グール』は魔石から生成される、量産型のファントムのため個々の能力はそれほど高くない。
{ふむ、本来では存在しなかったガイアメモリに怪人の発生・・・何かかかわりがありそうだね}
「ああ、考えられるのは俺と同じ・・・」
”コンコン”
相談室の扉をノックする音が聞こえる。
「おっと、もう時間か・・・」
腕時計を見てみるとすでに約束の時間となっていることに気付く。
「ちょっと待ってもらえるかな」
ベルトさんは状況を察して、パソコンのデータを保存、シャットダウンを行ってくれていた。
「ありがとうベルトさん」
{なに、構わないさ}
本当にこの人には頭が上がらないと感じた。
{ほら、女性を待たせたら失礼だぞマサヨシ君}
「ああ、わかってるよ」
パソコンの画面が消えていることを確認し、相談室の扉を開けた。
「どうぞ」
「はい、失礼します」
~Side out~
~Side:イッセー~
時刻は昼休み、俺は飯を食べ終え、毎日の日課である瞑想を行おうとしていた。
「「おいイッセー!!」」
「うぉっ!!なっなんだよ」
唐突に松田元浜コンビが目に涙をためながら俺の方を掴む。
「もう我慢の限界だ」
「何がだよ」
「「アーシアちゃん(夕麻ちゃん)の事だよ」」
「・・・・・」
この二人はアーシアとレイナーレ(転入に伴い天野夕麻と名乗ってる)にぞっこんなのである。
「この数日間見ていて、確かにお前に対して二人は友達までの関係だというのは感じた」
(何気にお前は脈なしって言われたような)
「だけども・・・・」
「「一つ屋根の下で美少女と一緒とか羨ま・・・許せん!!」」
「・・・・・はぁ~~」
神崎さんと出会う前の俺だったら「いいだろ~」と自慢していたかもしれない。
ただ、俺はある現場を覗き見してから正直気まずい。
まぁ、俺だけ気まずいと感じているだけなのだが・・・
替われコールを続ける松浜コンビに残酷な真実を告げる。
「とにかく変われないし、少なくともあの2人がお前たちに振り向くこともない」
替われコールがやみ、2人を見ると見るからに落ち込んでいた。
「だよな、俺らなんて何の魅力もないもんな・・・」
「こんなメガネ、誰が好き好んで相手するんだよな・・・」
あの一言でこの落ち込み方、畑から見たら狂気である。
(少し言い過ぎたかな・・・)
すると2人は、
「「よし、死のう・・・」」
「早まるな!!」
窓から飛び降りようとした2人を静止させた。
「わかった!!わかったから!!」
「うるさい!!離せ!!」
「無限の彼方へ行かせてくれ!!」
(こうなったら・・・)
俺は2人を抑えながらある2人に声をかける。
「アーシア、夕麻ちゃん!!」
「はい?」
「イッセーさん、なんですか?」
「今日の放課後暇ならどこか遊びに行かない?」
「私は別にかまわないけど、アーシアは?」
「私も大丈夫ですよ」
「よし決まり、ありがとうな二人とも」
2人は自席に戻り、松浜コンビも動きを止めた。
「でっ?」
「「ありがとうございます、一誠様」」
「はぁ~~~」
今後の事を考えると苦労が増える一方であった。
~Side out~
~Side:マサヨシ~
時刻は深夜
今の現状・・・・・
俺のコートを羽織ったリアス・グレモリーが正座をし、目に涙をためながら、俺に説教を受けています。
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数分前、俺が就寝しようと布団に移動した際、部屋に見慣れた魔方陣が現れた。
「こんな時間にどうしたんですか、グレモ・・・・」
「神崎さん・・・」
俺は驚愕した。
現れた彼女は半透明なネグリジェを着こんでおり下着も丸見えだった。
「神崎さん・・・私と・・え?」
俺は無言で衣服棚からコートをだし、グレモリーさんに羽織らせた。
「グレモリーさんそこに正座」
「え?」
「正座!!」
「はい!!」
こうして俺のお説教タイムが始まった。
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「政略結婚をしたくなかったから身近な人物で既成事実をと・・・」
「はい・・・」
「はぁ~、君の考えていることは矛盾してるよ」
「好きでもない相手と結婚するのが嫌で好きでわない人と性行為を行うなんてもってのほかだよ」
「はい・・・」
「なんで、もっと早く相談しなかった」
「これは私の問題だから、眷属のみんなやあなたにも迷惑を掛けたくなくて・・・」
「迷惑を掛けたくないねぇ・・・・」
「うっ、ごめんなさい」ポロポロ
「・・・・・」
彼女もどうやら反省しているようだった。
ほとんど話してしまったが様は政略結婚で好きじゃない相手と結婚したくないから既成事実を作ってしまい結婚の話を破断しようという計画だったらしい。
ちなみに俺を選んだ理由としては、
「裕斗は根っからの騎士だし、イッセーは禁欲中に可哀そうだと思って」との事らしい。
「もう二度とそんなことをしてはダメだよ、困ったことがあったらすぐ相談、いいね」
「グスッ・・・・はい」
グレモリーさんを落ち着かせるため、一階から夕飯時に余った野菜のスープを温めなおし、カップに入れ、部屋に戻る。
しばらく休んでいると、部屋に見知らぬ魔方陣が浮かんだ。
俺はすぐさま臨戦態勢に切り替えた。
「そのような行動をとったと知れると、旦那様もサーゼクス様も悲しみますよ」
「グレイフィア・・・」
魔方陣から現れたのは銀髪の美人な家政婦さんの様だったが、俺の直感から強者だと感じた。
「神崎さん大丈夫よ、彼女はお兄様の女王なの」
「夜分遅くにすみません、グレモリー家に仕えており、
魔王サーゼクス・ルシファーの女王であるグレイフィアと申します」
「失礼な態度をとってしまい申し訳ございません」
「いえ、アポイントも取らずによってしまったのはこちらですのでどうか頭を上げてください」
「ありがとうざいます、ご存知かとございますが私は神崎正義と申します」
すでに情報は知っていると考え、名前のみ伝えた。
「ええ、存じております、いつもお嬢様たちの面倒を見て下さってありがとうございます」
「いいえ、私は何も・・それに彼女にとてもお世話になっているので」
ほんの数分であったがグレイフィアさんと談笑し、空気を落ち着かせた。
「それではお嬢様、行きましょう」
「ええ、朱乃も一緒にいいかしら?」
「ええ、問題ありません」
グレイフィアさん達が帰宅しようとした際に、俺はグレイフィアさんに言伝を頼んだ。
「魔王様にもし伝えられれば伝えてもらえませんか」
「はい、なんでしょうか?」
「お互いについて語り合いましょう、と」
「・・・・・承知しました」
少し考えるそぶりを見せたが、了承を得た。
「神崎さん本当にごめんなさい」
「反省してるなら気にしてないよ、また明日」
「ええ、おやすみなさい」
2人は魔方陣の光に包まれ、その場から姿を消した。
「結婚か・・・・」
もう会えない想い人が頭に浮かんだが、そのまま布団に入り、眠りへとついた。
~Side out~
~Side:イッセー~
現在、放課後。
本日は部活の活動日の為、旧校舎の部室に向かっているところだった。
ただいつもと違う点が一つあり、階段をあがってから部室から俺達とは別の気配を感じ取った。
「木場、今日はだれか来る予定なのか?」
「どういうこ、ッ!!」
どうやら木場も気づいたようだ。
「僕がここまできてようやく気付くなんて」
「入るぞ」
部室の扉を開けるとやはりいつもより人数が1人多かった。
部長の隣に立っており、とても美人な銀髪メイドさんだった。
「すいません部長、少し遅れました」
「すみません」
「ええ、大丈夫よいつもの場所に座って頂戴」
俺と木場はいつもの定位置に座ると会長が話し始めた。
「イッセーとアーシア、レイナーレに彼女の事を祖紹介するわ」
「お初にお目にかかります、魔王サーゼクスの女王のグレイフィアと申します」
「俺はリアス様の兵士で今代の赤龍帝である、兵藤一誠です」
「あなたが赤龍帝でしたか・・・今後ともお嬢様をよろしくお願い致します」
「はい!!」
アーシアとレイナーレ自己紹介も終わり、部長の口から今回聞いてほしい事があると話を持ちかけた。
「みんな、実は・・・・」
その時、見覚えのない魔方陣が浮かぶ。
魔方陣から炎と熱気があふれ出てきていた。
原理は解らないが、周囲は燃えていない。
そんな炎の中から一人の男性が現れた。
「やっぱり人間界の空気は肌に合わないな」
「ライザー・・・」
「やぁ、愛しのリアス」
(なんかホストみたいなヤツが出てきたんですけど・・・)
黒いスーツにシャツを少し着崩している金髪の男。
「あの部長、このホス・・お方はどちら様ですか」
「お前今ホストって言おうとしなかったか?と言うか俺達の関係をまだ話してなかったのか?」
「話す必要性が無いもの」
ホストが誰なのか気になるがそれはグレイフィアさんによって伝えられた。
「この御方はフェニックス家の三男、ライザー・フェニックス様。そしてリアス様の婚約者です」
「・・・へ?」
婚約者、それは結婚の約束を交わした、または親に決められた相手の事を指す。
・・・じゃなくて!!
「部長の婚約者・・・・」
あの美しい我が部長がこんな女遊び大好きホスト野郎と結婚だと!!
「まぁ、イッセー君ここは抑えてね」
「そんなことはわかってんよ」
確かに今、部長に触れた分を殴ってやりたいと感じたが、正直に言って俺はライザーには勝てない。
(ほぉ~、相手の強弱が見分けられるようになったか相棒)
(まぁな・・・・)
俺はあいつの足元にも及ばないのは目に見えている。
そんな自分が情けなくも思えてしまう。
「こちらをどうぞ」
朱乃さんがライザーに対して紅茶を出す。
ぶっちゃけ朱乃さんは笑顔だがまるで仮面をつけているような感じだった。
マジ怖い・・・
「おぉ!!リアスの女王が淹れた茶はうまいな」
「あら、それは私が淹れたものではございませんわ」
「ほぅ、そしたらもしや・・・」
「私でもございません」
「私が淹れた紅茶でございます」
すると、神崎さんが席を立ち、ライザーの元まで近寄った。
「ご紹介が遅くなり申し訳ございません、私はリアス・グレモリー様が活動なさっているオカルト研究部の顧問であり、悪魔活動の監督役を務めております神崎正義と申します」
「貴様・・・・人間だな」
「はい、そうでございます」
すると、ライザーはカップの中にある紅茶を神崎さんに向け飛ばした。
神崎さんはライザーの動きを予想して紅茶が当たらぬようよけていたが、我慢の限界だった。
「このっ!!」
「一誠、レイナーレ!!」
神崎さんの声が俺とレイナーレを止めた。
「申し訳ございません、出過ぎた真似を致しました」
そうして、神崎さんは自席へと戻る。
「リアス、どうして人間、それに堕天使までもがこの空間にいるんだ?」
「そんなの私の勝手でしょう、あなたの許可なんて必要ないわ」
「そうはいかないだろ、俺はお前の婚約者なんだから」
「私はあなたとは結婚なんてしないわ!!私は自分自身で心から愛し合える人を探すの!!」
何度も部長の婚約否定の言葉を聞き、ライザーはため息をつく。
「リアス、俺も家の看板を背負って来ているんだ、もしこの婚約を拒否し続けるならば眷属を殺してでもお前を連れていくぞ!!」
ライザーがら殺気が放たれる。
俺らはすぐさま臨戦態勢を取った。
勝てないと感じながらも、ただで殺されたくなんかない。
「そこま、ッ!!」
だけどその殺気を止めるものがいた。ライザーよりも強烈な気配を放って。
「いくら貴族だからって俺が守ると約束した者を殺すだと?」
「貴様!!本当に人間なのか!?」
そう、神崎さんだった。
たぶん、わざと気配を強めて放っている。
内心では計算しながらやっている行為だと感じた。
「神崎さまも抑えてください」
「ああ、すまなかった」
気配が抑えられ、空間が和らぐように感じる。
「このままでは話しは平行線のままですので、サーゼクス様が解決策を用意いたしました」
「解決策?」
「非公式ではありますがレーティングゲームにより今回の件を決定させたいと思います」
「なるほど」
「レーティングゲーム・・・・・」
レーティングゲーム、確かチェスを基にした悪魔同士で戦うゲームだったと思う。
「俺は構わないがリアスの眷属は人間2人に堕天使を抜いたメンバーと考えていいのか?」
「ええ・・・・」
「おいおい、まともに戦えそうなのは雷の巫女だけじゃないか、それに俺はフルメンバーだぞ」
ライザーが指を鳴らすと背後から複数人現れた。しかも・・・・・
「なん・・・だと!!」
全員、美女or美少女だと~~~~!!
「ふははは、どうよ」
ライザーはドヤ顔で俺達を見ていた。
女性陣ははっきり言ってあきらかに嫌そうな顔、木場も少し笑顔が引きつっている。
そして俺は・・・・・
「イッセー君、なんかしゃべって!!逆に怖いから!!」
無言で真顔を貫いた。
ただ心の中は・・・・
(俺が禁欲している中で堂々とドヤ顔でハーレム見せつけやがって焼き鳥野郎!!)
(ちょっ!!落ちつけ相棒!!)
真っ黒でした。
「男ならハーレムに憧れるのは当然だろ」
焼き鳥野郎はそう言いながらあろう事か婚約者である部長を前に眷属の女の子とイチャイチャし始めやがった。
俺の理性と言う名のダムは決壊します。
「イッセー君!!なんか赤黒いオーラ溢れてるよ、溢れ出てるよ!!」
(焼き鳥コロス焼き鳥コロス焼き鳥コロス)
(相棒!!本当に落ち着いてくれ!!覇龍目覚めちゃうから~~~)
「我、目覚めるは」
不意に首に衝撃が走った。
体は前方に倒れ、意識も徐々に薄れていった。
~Side out~
~Side:マサヨシ~
「ごめんな、一誠」
覇龍を発動しかけた一誠に対して当身をし気絶させた。
覇龍を知っていたのはすでにドライグから聞いていたからである。
(まさか禁欲がここまで響くなんてな・・・指導を間違えたかな)
今までの教育方針を見直そうと考える中、気絶させた一誠をそのままにもできないため、俺は塔城さんに頼んで隣の空き教室に一誠を休ませた。
「申し訳ございませんライザー様、お話を中断させてしまって」
「フンッ、どうするんだリアス、この戦力差がある中で俺にレーティングゲームを申し込むか?」
「私は受けるわよ、あなたとの結婚なんてお断りだもの」
「リアス、君は解ってないな、俺はレーティングゲームでは負けなしなんだぞ」
「クッ・・・」
それを聞き、顔をゆがめるグレモリーさん。
確かに勝率をこの情報の少ない中、考えたとしてもライザーの勝利は確定的だとわかる。
レーティングゲームまで日が空くとしても大きな戦力差を埋められるかは怪しい。
「そうだな・・・やるならハンデをやる」
「ハンデ?」
「そこの人間2人の参加も許可してやる、さすがに堕天使は無理だがな」
とてもおいしい提案をしてきた。
確かに俺は戦力面で役に立つため申し分ないがアーシアも一緒に選ばれたことは好都合だった。
アーシアは外傷を治す事に優れた神器を持っているため、多少の無理が可能となる。
俺はリアスさんと目を合わせて一度頷く。
「私としてはうれしい限りなのだけれどグレイフィアは?」
「問題ありません」
「それじゃあ、決まりね」
「それではリアス様とライザー様のレーティングゲームを開催することをここで決定いたします」
「日時は10日後にリアスお嬢様達は当日、この部室に集まってください」
「わかったわ」
「詳細については後程、書類をお送りいたしますのでそちらをご確認ください」
一通りの説明が終わり、数秒無言が続く。
グレモリーさんとライザーがお互いを見る中、その沈黙が破られる。
「10日間もあるんだせいぜいあがけよリアス」
「ちゃんと負けた時のイメージトレーニングをしときなさいライザー」
ライザーとその眷属は魔方陣に包まれ、その場から姿を消した。
「それでは私もこれで失礼させて頂きます」
グレイフィアさんが変えるそぶりを見せたので、俺は引き止めた。
「待ってください、ちょっとお願いしたいことがあるのですが」
「ええ、なんでしょう?」
「レーティングゲームに関する資料、フェニックス家の関する資料、ライザーのレーティングゲームの記録なんかあればそちらの用意をお願いできますか?」
「ええ、明日でも構わなければ可能です」
「ありがとうございます」
これで、うまく準備は整いそうであった。
あとは・・・・
「個々の戦力アップだな」
「それとサーゼクス様から返答が来ております」
「・・・」
「10日後に・・・と」
「それってお兄様もレーティングゲームを!!」
「サーゼクス様のみではありません」
「のみだけではってお父様もなのね」
「はい」
グレモリーさんから深いため息が零れる。
彼女も本当に苦労してるな。
「わかりました、色々押し付けてしまいすみません」
「いえ、これも仕事のうちですので」
「それでも感謝しています、今度お気に入りの茶葉をお送りしますね」
「ありがとうございます」
こうしてグレイフィアさんも用を終え、帰っていった。
(早く一誠を起こしてやらないとな)
そう考え、部室を出ようとした時、グレモリーさんに問われた。
「神崎さん、あなたはライザーとのレーティングゲーム勝てると思う?」
「勝てない」
「!!」
「でも、勝てないと思い続けていると本当に勝てなくなる」
「神崎さん・・・」
「それにまだ10日も準備する時間がある、やれるだけのことをやろう」
「そうね、王が塞ぎ込んでいたら士気も落ちてしまうものね」
どうやら自信を取り戻したようだ。
これで今は問題ないであろう。
「明日から特訓ね、打倒ライザーよ!!」
「「「はい!!」」」
(そして俺のことも・・・)
今回のレーティングゲームをきっかけに俺の物語は大きく動き出す。
~Side out~
~Side:???~
チャリン
チャリン
暗い部屋の中でコイン同士がぶつかる音が反響する。
3枚の黒いメダルが宙を舞う。
「次はフェニックスか」
そのコインを握りしめ、暗闇から姿を消した。
To Be NEXT ⇒
簡単な次回予告
レーティングゲームまでの10日間。
神崎式特訓が開催!!
次回「ハイスクールD×D×R」
猛特訓、始めます!
よろしく!!