ハイスクールD×D×R 仮面の英雄の物語   作:ひまわり先生

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だいぶお待たせしました。

楽しみにしていた方は申し訳ございません。
色々とありまして執筆が遅くなってきました。

今後も定期更新が出来ないと判断したのでタグは削除しました。
不定期でさらに亀更新となってしまいますが今後もがんばって書き続けます。

これからも応援、よろしくお願いします。


2×2:特訓、始めます!

~Side:マサヨシ~

 

 

俺は今、グレモリーさんの別荘に来ており、昼食の準備をしていた。

 

 

「よし、完成だな」

 

 

”ピンポーン”

 

 

ちょうど料理が完成した頃、別荘のインターホンが鳴った。

 

玄関のドアを開けるとそこには疲れ果てたオカ研メンバーがいた。

 

 

「お疲れ様、ご飯出来てるよ」

 

 

今回のメニューは、疲れた体でも食べやすい『冷たいトマトソースの冷製パスタ』にしたがとても好評だった。

 

 

 

===============================

 

 

 

昼食を取り終え、全員ジャージに着替え、玄関前に集合した。

 

 

「それじゃあ、特訓を始めようか」

 

 

今回、グレモリーさんの別荘に来た理由はレーティングゲームに向けて特訓する為であった。

 

 

「最初に厳しい事を言うと今の君達では今回のレーティングゲームでは勝てない」

 

 

この一言に全員顔をしかめた。

だけど、この一言を言う事には理由がある。

 

 

「じゃあなぜ勝てないのか、そこを解決していけば勝利への道もどんどん近づいてくる」

 

「そう・・・よね・・・」

 

「だから諦めずに残り9日間をがんばろう」

 

「「「「「「はい!!」」」」」」

 

 

先程見せた弱気な顔は1人もいなかった。

「やってやる」、「絶対に負けない」と言う覚悟が各々の瞳を通じて伝わる。

 

 

「今から渡すものは俺が君達の戦闘データを元に作り上げた特訓プランだ」

 

 

そして俺は一人一人に名前の書かれたファイルを渡した。

 

 

「それじゃあ、特訓を開始しようか」

 

「「「「「「はい!!」」」」」」

 

 

 

=====================================

 

 

 

≪特訓:塔城小猫&兵藤一誠≫

 

 

「塔城さんは対人戦闘にどんどん慣れていくように一誠君と組手だ」

 

「イッセー先輩と・・・ですか?」

 

「小猫ちゃんそんなあからさまに嫌そうな顔しないでよ」

 

 

塔城さんはなぜ特訓相手が一誠なのかと思っているようだが、

 

 

「一誠はここ最近、対人戦を強化してきたから塔城さんも一誠の戦いから何かを掴んでほしいと思ってね」

 

「神崎さんの特訓・・・・・」

 

「まぁ、一誠も俺以外との模擬戦は初めてだからいい刺激になるだろうから」

 

「ウッス!!」

 

 

塔城さんは少し悩んでいたが「分かりました」と返事が来た。

 

 

「組み手のルールは五分間組み手の30分の休憩と反省会、いいね?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ、頑張ってくれ」

 

 

 

≪特訓:木場裕斗≫

 

 

「木場君はスピードは申し分ないけど戦闘技術と能力だね」

 

「戦闘技術ですか?」

 

「君は剣術を誰かに指南してもらっているんだよね?」

 

 

以前、冥界で剣術を教授していたと一誠経由で聞いていた。

 

 

「はい、そのとおりです」

 

「やっぱりか」

 

「神崎さんの言いたいことは分かります、僕の剣は正直すぎるんですよね?」

 

「ああ、その通りだ」

 

 

木場君の戦闘データを見ると剣技は決して悪いわけではない。

ただ、正直すぎて攻撃先が読めてしまう。

 

 

「剣は先が読まれてしまえば防ぐのは簡単だからね」

 

「なるほど・・・・」

 

「それで特訓内容だが・・・・『変身』」

 

 

俺は『クウガ タイタンフォーム』に変身する。

 

 

「まずは俺と5分間の組手後にイメージトレーニングで剣術を高めよう」

 

「分かりました」

 

「あと、能力面なんだけど、」

 

魔剣創造(ソード・バース)ですか?」

 

「2本出してもらえるかな」

 

 

木場君に2本の魔剣を出してもらい1本を受け取る。

 

 

「!?」

 

 

木場君から受け取った魔剣をタイタンソードへと変化させた。

 

 

「まさかそんなことができたなんて・・・驚きましたよ」

 

「これもクウガの力の一つさ」

 

「クウガ・・・」

 

「じゃあ、木場君このタイタンソードを叩き折ろうとしてくれ」

 

「・・・・・はい」

 

 

俺は目の前で剣を横に向ける。

対して木場君は自身の魔剣を頭上高くまで上げる。

 

 

「はぁーーー」

 

”ガキンッ”

 

 

砕けた剣の破片が宙を舞った。

 

 

「クッ・・・」

 

「・・・・・」

 

 

砕けたのは木場君の持っていた魔剣。

タイタンソードには傷一つついていなかった。

 

 

「これで少しは実感できたと思うけど魔剣の強度を増すのが重要だ」

 

「もしも防御に力を入れているものと対峙する事になったら余計な魔力を消費する事になる」

 

「はい・・・・・」

 

「特訓方法としては魔剣を2つ作って打ち合う行為を続けてもらう」

 

 

一本強度の高い剣ができれば、また更に強度の高い剣を目指す。

これを繰り返し行う事で能力アップほ目指す作戦だ。

 

 

「まずは組手からいこうか」

 

「はい、よろしくお願いします」

 

「『超変身』」

 

 

俺はマイティフォームへと姿を変え、持ってきていた木刀を木場君に渡す。

 

 

「あの、なぜフォームチェンジを?」

 

「木刀をタイタンソードに変えてしまう可能性もあるからね」

 

 

意識している分には問題ないのだが、何かの要因でタイタンソードに代わってしまい大事故とならない為の措置としてフォームチェンジしたのであった。

 

それを察してくれた木場君は「なるほど」と言い、木刀を構えた。

 

 

「それじゃあ、始め!!」

 

「はぁぁぁ!!!」

 

 

 

≪特訓:姫島朱乃≫

 

 

木場君との組み手を終え、姫島さんの元へとやってきた。

 

 

「姫島さんは近接格闘戦と攻撃のバリエーションなんだけど・・・」

 

 

本来であれば、塔城さん、一誠と同じグループに入れ、組手から近接格闘の向上を目指そうと考えていたのだが、

 

 

「今回は私がお教えいたします」

 

「レイナーレさん・・・・」

 

「レイナーレから姫島さんのことに関しては任せてくださいとのことだったから負担軽減のためにもこちらを任せることになった」

 

「・・・・・」

 

「・・・・・」

 

 

無言。

あたりの空気も少し重たく感じる。

 

姫島さんは俺の前であるからか表情を崩していないがあからさま憎悪や怒りのような雰囲気を醸し出していたのが

感じ取れた。

 

俺はこの時、少しばかり考えてしまった。

姫島さんの特訓相手が本当に堕天使でもよかったのか。

 

 

(いや、レイナーレも何か考えがあってのことだろう)

 

「それじゃあ、レイナーレよろしく頼む」

 

「はい、正義さん」

 

 

俺はレイナーレにあとを任せ、他の場所へと向かった。

 

 

 

≪特訓:アーシア・アルジェント≫

 

 

「アーシアは遠隔回復と補助魔法の練習だな」

 

「はい、頑張ります」

 

 

アーシアの特訓内容は2つ。

 

1つは現在使用している神器の回復を少し離れた位置でも使用できるようにする事。

この件に関してはドライグにも聞いたところ可能だとの事だった。

 

もう1つは自身の身を守る為の魔法を身に着ける事だ。

姫島さんが言うにはアーシアは魔力を多く持っているらしく、人の身でありながら魔法も使えるということが分かった。

その為、結界魔法や目暗ましの魔法など、自身を守る為の魔法を事前に姫島さんから聞き、今回練習する事になった。

 

 

「俺も一緒に練習に付き合えたらよかったんだが」

 

「いえ、大丈夫です」

 

 

彼女はこちらに微笑みながら答えた。

 

 

「私も皆さんの役に立つことができるのであればなんだってやります!!」

 

「アーシア・・・」

 

「私だって神崎さんやリアスさんの仲間なんですから」

 

「そうだな、お互い頑張ろうアーシア」

 

「はい!!精一杯がんばりましょう!!」

 

 

アーシアの思いを聞き、最後の一人の元へ、足を延ばした。

 

 

 

≪特訓:リアス・グレモリー≫

 

 

「すまない、遅くなった」

 

「大丈夫よ、問題ないわ」

 

 

俺は別荘のテラスにいたグレモリーさんに声をかけた。

 

 

「グレモリーさんの特訓は今目の前にあるチェスとライザー・フェニックス眷属の詳細把握、戦術の考案、イメージトレーニングの3点だ」

 

「ちょっと待って!!戦闘面の特訓はどうするのよ!?」

 

「今回はグレモリーさんの戦闘は捨てることにした」

 

「なんですって!!」

 

 

よほど驚愕だったのか、机を叩きその場から立ち上がった。

 

 

「私の滅びの魔力は強力な一手になりえるのよ!!それをどうして!!」

 

「相手はフェニックスだ」

 

「それが何よ!!」

 

 

普段の彼女であれば俺の言ったことが少しは理解できたであっただろう。

少々興奮状態であったため、俺はまず彼女を落ち着かせることにした。

 

 

「落ち着いて冷静に考えてくれ、なぜ俺がフェニックスを強調していたか」

 

「フェニックス・・・・」

 

「そうだ、フェニックスに関わることを挙げてみて」

 

「フェニックス・・・・不死・・・魔力・・・そういうことね」

 

「答えは・・・」

 

「滅びの魔力は燃費が悪いからフェニックスとの対決だと不利って事よね」

 

「ああ、正解だ」

 

 

そう、彼女とライザーが1対1で戦ったとしたら勝率はわずか1割と厳しい計算となった。

 

グレモリーさんが有する滅びの魔力は高威力の為、その分多くの魔力や複雑な制御をしなければいけない。

対してライザーは不死、攻撃を受けても再生を繰り返す為、持久戦に特化してると言っていい。

 

 

「それにライザーの思考を読んだら確実に君に仕掛けてくるだろう」

 

「やっぱりそうなのね」

 

「力と数で負けている以上、戦術で相手を圧倒するしかないってわけさ」

 

「分かったわ、でも結局ライザーはどうするのよ?」

 

 

今回のレーティングゲームの勝利に最も必要なこと。

 

 

「ライザーは絶対投了(リザイン)なんてしないわよ」

 

「それも分かっている」

 

「じゃあ、」

 

「ライザーは俺と一誠の二人で倒す」

 

「本気なの!!」

 

「ああ」

 

「あなたはともかくなんで一誠が!!」

 

「まぁまぁ、俺の弟子を信じてくれよ」

 

 

今はまだ勝てないかもしれないけど今日だ。

今日の特訓で()()()勝機はある。

 

 

「それより君の特訓が先だ」

 

「分かったわよ、あなたを信じてみるわ」

 

「ありがとう」

 

 

この後、俺とグレモリーさんは戦術を考案しながらチェスをした。

 

 

「嘘、ソーナより強い!?」

 

「いや、君も次第に上達しているよ」

 

 

ちなみに10戦やって負け星はなかった。

 

 

 

==================================

 

 

 

こうして、1日目の特訓が負えようとしていた。

 

 

「いや、まだこの後だな」

 

 

夜中の一誠との特訓。

これが成功すれば勝率が格段に上がると読んでいる。

 

 

()()()()()のは君の役目だ、一誠」

 

 

そして俺は、夕飯の身支度を進めた。

 

 

~Side out~

 

 

~Side:イッセー~

 

 

時刻は夜中、夕飯を食べ終えて全員明日の特訓に備えて早めに就寝の支度をしていた。

そんな中、俺だけは新しいジャージに着替え直して身支度を整えた。

 

 

「これから神崎さんと特訓か」

 

 

そう、この居残り特訓は俺がもう1段階強くなる為の特訓。

 

ドライグが言うには、

 

{この前の()()()()()()()()のがきっかけでほんの少しのきっかけで相棒は()()()だろう}

 

だそうだ。

 

 

(至る・・・か)

 

 

ここ最近、神崎さんの特訓で強くなってきているのは実感してる。

 

だけど・・・・

 

「ライザーに届かない」

 

 

俺は今まで繰り返した瞑想により、自身の中に流れる"気"を感じる事ができ、今では相手の"気"に対して反応できるようにもなった。

 

某漫画の人みたいにこの"気"は誰とかはできないけど"気"や"魔力"が大きいだとかは分かる。

 

ライザーははっきり言って部長の2倍位多く"魔力"を持ってるような感じだった。

初めて会った時、既に勝てないそう印象付けられてしまったのだ。

 

 

「本当に俺は勝てるのか」

 

 

らしくない、たぶんみんなそう言うだろ。

俺もそう思う、自分らしくないと。

 

以前の俺だったら、ライザー相手に恐れも感じず突っ込んでいただろう。

 

 

「俺は弱い」

 

 

強者を知ることで見えた自身の弱み。

それを乗り越えなければ勝機はない。

 

負ければ部長はライザーと・・・・

 

 

「だめだ、弱気になるな!!」

 

「師匠の言葉を思い出せ!!」

 

「俺にはまだ可能性があるんだ!!」

 

「弱ければ強くなればいい!!」

 

「かっこつけるな!!無様に足掻け!!」

 

「部長は俺がっ!!」

 

「私が何?」

 

「・・・へ?」

 

 

後ろを見るとそこには寝間着に着替えたリアス部長の姿があった。

 

 

「ぶぶぶ、部長!!いつからそこに!!」

 

「今さっきまでレーティングゲームに関する戦略本を読んでいたのだけれどイッセーの声が聞こえてね」

 

「ちなみにどこから」

 

「ちゃんと聞こえたのは『部長は~』のところよ」

 

 

ある意味ほっとした。自身が吐いた弱音をよりにもよって部長なんかに見られてしまってたら

部長の士気も下がっていたかもしれない。

 

 

「でも気になるわね『部長は俺が!!』、続きはなんだったのかしら」

 

 

どうやら墓穴は掘っていたようだ。

 

 

「いや・・・その・・・あれですよ」

 

「あれ?」

 

 

クッソ恥ずかしい!!

俺の羞恥心メータが振り切りそうなんですけど!!!

 

 

「フフッ」

 

「部長?」

 

「ごめんなさい、意地悪してしまって」

 

 

そう言うと、部長は俺の隣まで歩みを進めた。

 

 

「正直に言うとね、私が我儘なのは一番分かっているの」

 

「我儘ですか?」

 

「純潔の悪魔の貴族だもの、政略結婚なんて当然あり得る話なのよ」

 

「・・・・」

 

 

それに対して否定できない俺自身がいた。

ライザーが消して悪いことをしているのではない。

親が決めた結婚の申し出を受けているだけなんだと。

 

 

「でもね、それでは本当の私を見てくれてないのよ」

 

「本当の私ですか?」

 

「ライザーが見ているのは『グレモリー』と言う名、純潔の悪魔の『グレモリー』としか見てないわ」

 

 

部長の本音が吐き出される。

 

 

「でも私が望むのは私を『リアス』として好きになってくれる人なのよ!!」

 

「だから私はこの婚約を否定したの、私の我儘を貫く為に・・・」

 

「・・・・・」

 

「やっぱり呆れるわよね、ただの我儘せいで辛い修行をして、強敵と戦うことになって・・・」

 

 

バカな俺でも部長の言ってることは理解できた。

だから俺は部長に、『リアス』に言わなければならない。

 

 

「俺がリアス・・部長を護ります」

 

「イッセー?」

 

「俺は恋愛経験無いんで詳しいことは言えませんが気持ちは大事だと思うんです」

 

「気持ち・・・」

 

「そうですよ、好きでもない特に嫌いなやつとの結婚だなんて俺は絶対ごめんですね」

 

「フフッ、確かにそうね」

 

 

部長がほほ笑んだ。

どうやら少し突っかかりがとれたみたいだ。

なら畳み掛けよう!!

 

 

「それに我儘でもいいじゃないですか!!」

 

「え?」

 

「俺も部長もまだ高校生の、未成年の子供ですよ、我儘の一つや二つは当たり前ですよ」

 

「でも、私のはスケールが・・・」

 

「変わらないですよ、部長も好きじゃない相手を嫌がる『女の子』なんですから」

 

「ふぇ!?そっそそうよね!!」

 

 

ん?部長の顔が赤くなってきた。

もしかして風邪!!確かにまだ少し冷えるからな。

 

 

「部長、顔赤いですよ、早く休んだ方がいいんじゃないですか」

 

「そうね///だいぶ冷えてきたからもう部屋で休むわ///」

 

「無理しないでくださいね部長」

 

 

部長は俺から顔を外し、早足で自室の方へと戻って言った。

 

 

(本当に大丈夫かなぁ)

 

{はぁ~↓先が思いやられるな}

 

「ドライグ?何のことだ?」

 

{気にするな、それより正義が待ってるんだろ}

 

「やべっ!!急がないと」

 

 

少しドライグが言っていた事に疑問を持ちながら俺は師匠の元へと向かった。

 

 

~Side out~

 

 

~Side:マサヨシ~

 

 

「イッセー、これから行く場所についていくつか注意点がある」

 

「注意点ですか?」

 

「その場所はこのバイクでしか行けない場所だからはぐれないこと」

 

「このバイクでしか・・・」

 

 

俺達の乗っているバイク、『ロックビークル サクラハリケーン』の事をイッセーに説明する。

 

 

「このバイクはある一定速度を出すと『クラック』と呼ばれる()()()()への入口が出現する」

 

「あの~、ある場所って」

 

「おっと、いったん話はここまでだ」

 

 

そして俺は人気のない道、サクラハリケーンのアクセルを全開に回す。

 

 

「イッセー!!手を離すなよ!!」

 

「うぉ!!速すぎっすよ~~!!」

 

 

一定速度に達すると空間に裂け目が出来る。

そう、先ほど言った入口が出現したのだ。

 

その入り口にそのまま、バイクのまま入り込んだ。

 

 

「ここは・・・森?」

 

「ああ、この場所は『ヘルヘイムの森』」

 

「ヘルヘイム・・・」

 

 

俺達が視いたのは辺り一面木々に囲まれた場所だった。

 

 

「イッセー、さらに注意点があって、ここにある甘い匂いを放つ『果実』があるんだがそれは絶対に食べな「いただきま~す」ストップ!!」

 

 

俺は必死にイッセーの手を止めた。

まさか説明してる最中にこの事態が起こるとは思えなかった為、今までで一番焦っていた。

 

 

「師匠止めないでください!!大丈夫ですよ!!こんなに美味しそうなものに毒なんかありませんよ!!」

 

「残念だが、毒はあるよ」

 

「・・・へ?」

 

 

イッセーはその果実を二度見してから遠くに放り投げた。

 

 

「あっぶね~~~」

 

{相棒、命拾いしたな}

 

「あの果実を食べたら・・・()()()()になるぞ」

 

「!!!」

 

 

俺は数メートル先にこちらに知被く存在に気づき、その方向を指差した。

イッセーも方向を教えただけでその存在に気付いたようだ。

 

 

「なんか変な気配が一、二・・・四体も!!」

 

「・・・・・」

 

(まさか気配感知がこうも上がっていたなんて・・・・)

 

 

次第にその気配が強くなってくる。

 

 

「来るぞイッセー」

 

「!?」

 

 

木々から現れたのは三体の白い異形の怪物。

頭は丸みを帯びておりそれぞれ体の色が違く赤、青、緑と三色の怪物がそこに現れた。

 

 

「何だこいつ!!」

 

「奴らは『インベス』、この森に生息する怪物だがイッセー油断するな!!」

 

 

そう、今出てきたのは下級インベスが三体。

イッセーが事前に感知したのは四体だった。

 

 

「神崎さん、後ろです!!」

 

「!!」

 

 

俺はすかさず背面に回し蹴りを打つ。

蹴りはちょうど相手の顔に当たり異形の怪物と少し距離が空いた

 

 

「GYAUUUUUUU」

 

「『ビャッコインベス』か」

 

 

先程の白いインベスとは違い、上半身は緑色の装甲で覆われ、顔自体も虎に酷似した顔になっている。

また、右手の爪が異常に発達しており、見た目からその鋭さを漂わせていた。

 

俺達は背中合わせになっており、イッセー側に三体の下級インベス、

俺の方にビャッコインベスという状態で挟み撃ちにされてしまっている。

 

 

「師匠、一つ質問です」

 

「ああ・・・」

 

「あの果実食べてたら・・・・あれですか」

 

 

現在、背中合わせの状態の為、イッセーの行動を確認できなかったがおそらくインベスを指差しているのだろう。

 

 

「正解だ、あの果実を食べたものはインベスとなってしまうんだよ」

 

「止めてくれてありがとうございます」

 

「それよりも現状を打破するのが先だ!!」

 

「ウッス・・って俺でも倒せるんすか!!」

 

「下級三体ぐらい何とか倒せるはずだ、俺はビャッコの相手をする」

 

「了解っす」

 

 

そして俺は手元に黒いバックルを手にする。

その黒いドライバーは真中が窪んでおり、右側には()()()()()()()()がついていた。

 

俺はそれを腰に当てると、黄色いベルトが腰に巻かれ、バックルの左側に()()()()()()()()()()()()()()()()()()が装着された。

 

さらに手元にあるものを出現させた。

形は手に収まるサイズの南京錠。

ただし普通の南京錠とは違い、()()()()()()()の様な形、色であった。

 

俺はそのオレンジの南京錠の右側にあるロックを解除する。

 

 

{オレンジ!!}

 

 

すると頭上からオレンジを模したなにかが俺の頭上に出現した。

俺は気にせず、南京錠をバックルの窪みにはめ、フックを押し込んで南京錠をロックした。

 

 

{ロック!!オーン!!}

 

 

そして俺は後ろのイッセーに声を掛ける。

 

 

「いくぞ、イッセー!!」

 

「ウッス」

 

 

赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)!!」

 

{Boost!!}

 

「変身!!」

 

{ソイヤ!!オレンジアームズ!!花道・オンステージ!!}

 

 

俺は掛け声と同時にバックルの刀の装飾を倒し、南京錠を展開させた。

 

体は紺色と金色の装飾の入ったスーツに変わり、頭部は三日月の鍬形がある兜を模したマスクで覆われている。

 

バックルから発せられる音声とともに頭上のオレンジが展開しながら俺の元に近づいてくる。

展開され鎧となり、装着されると兜のようなマスク部分がオレンジの断面のような形、色の複眼になる。

 

 

===================================

 

 

{俺は俺の為に戦う!俺が信じた希望の為に!俺が望んだ結末の為に!}

 

{俺は俺の道を選ぶだけ、運命など知ったことか!}

 

{もう紘汰さんはいない…だから僕達が、ヒーローにならなきゃいけないんだ!}

 

{この世界には理由のない悪意がいくらでも転がっている}

 

{ここからは俺のステージだ!!}

 

 

===================================

 

 

 

俺は『仮面ライダー鎧武 オレンジアームズ』に変身した。

 

 

 

「「「「GYaaaaa」」」」

 

「ここからは俺達のステージだ!!」

 

「行くぜドライグ!!」

 

 

そして俺達はインベスに向かって走り出した。

 

 

~Side out~

 

 

~Side:イッセー~

 

 

「うぉら!!」

 

「りゃぁ!!」

 

「うらっ!!」

 

 

白いインベスに対して何度も拳を振るっているが、

 

 

「クソッ!!こいつらちょこまか動きやがって!!」

 

 

そう肝心の打撃が中々当たらないでいた。

 

 

{落ち着け相棒、正義が任せたくらいだから大した存在ではないはずだ}

 

「分ってるけどよ・・ってうぉっと!!」

 

 

三体の内の一体が俺に攻撃を仕掛けたが間一髪、避けることに成功した。

 

 

「あれ当たってたら致命傷じゃねえか!!」

 

 

インベスの攻撃により木に大きな爪痕が残っているのを見て顔を蒼くした。

 

 

{じゃあ、正義が来るまで粘るしかないな}

 

「!!」

 

{そしてあとはあいつに任せれば}

 

「ふざけんな!!」

 

{・・・・}

 

 

それじゃあ意味がない。

 

何の為にここに来たのか。

 

何故、神崎さんに師事したのか。

 

どうして強くなりたかったのか。

 

 

「俺は自分の力で護りたかったから!!護られる俺自身が嫌だったからだ!!」

 

{じゃあ、この状況はどうするんだ?}

 

「俺がこいつらを倒す!!」

 

{ああ、俺も賛成だ相棒!!}

 

「「「GYAaaaaa!!」」」

 

「うるせぇ!!ドラゴンショット三連!!」

 

 

左手から放たれた赤いエネルギーを三発同時に発射させる。

 

 

「GYAUuuuu!!」

 

「一発命中だ!!」

 

{油断するなよ、二体来るぞ!!}

 

「分ってるよ!!」

 

 

背後の細めの木に掴まり、その木を軸にして回転した。

 

 

「おらよっと!!」

 

「GYAu!!」

 

 

遠心力を生かしたキックが、上手く一体にヒットした。

 

 

「まだまだ!!」

 

 

残りの一体が近づいてきて両腕を振りかざしてきた。

 

 

(ここだ!!)

 

 

両腕を上に弾き、左手に気を溜めながらインベスの動体に拳をそっとくっつけた。

 

 

「ハッ!!!」

 

「GYAUUUUUUUU!!」

 

 

インベスはあまりの衝撃に耐えきれず吹っ飛ぶ。

今の技は中国武術なんかにある『発勁』の紛い物だ。

 

『発勁』とは正確には技ではないけど、よくカンフー映画なんかで見られる気を使わないで拳を当てて相手を吹き飛ばしたりできる技法だ。

 

『発勁』について教わってはいたが数日で取得まで至らず、体内にある気を用いて結果だけを再現させた。

 

 

「次で仕留める!!」

 

{だが、どうやるんだ?}

 

「あの練習中の技でな」

 

{成功率10%の技の事か?}

 

「だぁーー!!気にしてることさらっと言いやがって」

 

 

確かにこの技は神崎さんの知らないところでこそっと練習していたのだが成功率は高くなかった。

 

でも、

 

 

「だったらここで物にしてやる!!」

 

 

そして俺はドラゴンショットと同様に『倍加』させた気のエネルギーの球体を作り出す。

重要なのはここから先だった。

 

 

「クッ・・・・」

 

(魔力でこの気弾に・・・・)

 

 

見た目からは何の変化はないが、その気弾の中身がどんどんと変化していった。

 

 

「「「GYAaaaaaa!!」」」

 

「きやがったな!!まずはこれでも食らいやがれ!!」

 

 

完成した気弾を浮遊させ、そこに思いっきり正拳突きを叩きこむ。

すると、赤い気弾が破裂し、大量の小さな赤い気弾が広範囲に放たれた。

 

 

「ドラゴンショット、散弾バージョン」

 

{ドラゴンマシンガンってとこじゃないか?}

 

「「「GUooo・・・・」」」

 

 

見た感じだとだいぶダメージが入っていったようだ。

 

 

「さらに30秒チャージだ」

 

{Boost!!}

 

{Explosion!!}

 

 

「この気を魔力で押し込める、ぐぬぬぬ・・・」

 

 

またも赤い気弾を作るが今度は普通のより小さい赤い気弾を作成する。

 

 

 

{相棒!!調整ミスったら自分自身が吹き飛ぶからな}

 

「分ってるから!!だまれぃ!!」

 

 

どうしてもまだ完成していない技の為、気弾の作成に数十秒も掛かってしまうがついに完成した。

 

 

「おっしゃーー!!」

 

{今まで以上の出来前だな}

 

「それじゃあ、喰らいやがれぇ!!!!」

 

 

中くらいの気弾を三体まとまっているところに投げる。

しかし気弾は速度が通常のドラゴンショットよりも遅く、相手に近づいてく。

まだ、インベスの元には届かない気弾。

だがこの気弾は相手に直接当たらなくてもいい物だった。

 

 

{今だ!!相棒!!}

 

「おっしゃぁ!!弾けろぉ!!」

 

 

”ボンッ!!”

 

 

開いていた左手を閉じると先程の気弾が大きな爆音を放ち爆発する。

 

 

「「「GYaaa・・・・・」」」

 

 

気弾の近くにいたインベス三体はその爆発を間近でくらい、消滅した。

 

爆発の衝撃で複数の木々が倒れ、辺りに爆風が舞う。

 

 

 

「大量の気を魔力の膜で包んで圧縮させて最後は爆発させる俺の新技・・・・」

 

 

”ドサッ”

 

 

気と魔力の多量放出により急に疲労が溜まり、その場に腰を落とす。

 

 

「ドラゴンショット:爆弾バージョンだな」

 

{いやいや、そこはドラゴンボムだな}

 

「・・・・まぁそれでいいか」

 

 

少しネーミングセンスがどうかと思ったが、俺自身も大したのが思いつかないのでそのまま了承する。

 

 

「師匠、俺やれましたよ」

 

 

そして俺は神崎さんの最初の試練を乗り越えた。

 

 

~Side out~

 

 

~Side:マサヨシ~

 

 

”ボンッ”

 

 

「イッセーはどうやら終わらせたようだな」

 

 

背中から爆風が襲いかかったが、体勢を崩さずビャッコインベスと対峙していた。

 

 

「GYAAUUUUU!!」

 

「こっちもそろそろ終わらせるぞ」

 

 

俺はオレンジアームズの専用武器、オレンジのくし形切りを模した刀『大橙丸』と銃と刀が一対となっている『無双セイバー』を構える。

 

 

「GYAAUUUUU!!」

 

「ふんっ!!」

 

 

ビャッコインベスが右手の爪を振りかざしてくるが、二本の刀をクロスさせその攻撃を受け止める。

 

 

「力任せの攻撃じゃ俺は倒せないぞっと」

 

”バンバンバン”

 

「GYAAAAA!!」

 

 

俺は爪を撥ね退け、懐に『無双セイバー』の銃弾を放った。

そして俺は、『無双セイバー』と『大橙丸』の頭の部分を連結させ、『ナギナタモード』へと変化させる。

 

俺はベルトに装着してあるオレンジの南京錠『オレンジロックシード』を取り外し、無双セイバーにある窪みに装着する。

 

 

{ロックオーン!!}

 

{イチ!ジュウ!ヒャク!セン!マン!オレンジ、チャァーージ!}

 

 

俺がナギナタを振うと『無双セイバー』からオレンジの斬撃がビャッコインベスに向かい放たれる。

その斬撃に当たったビャッコインベスがオレンジ型の空間内に拘束され身動きが取れなくなる。

 

 

「GYAoooooo・・・・」

 

「終わりだ・・・・セイハーッ!」

 

拘束され動かなくなったインベスに向い突き進み、大橙丸部分で両断した。

 

 

「GYAaaaaaa・・・・」

 

 

オレンジのスライスされるモーションと共にビャッコインベスが爆散する。

 

 

「終了だな・・・・」

 

 

俺は変身を解き、イッセーの元に駆け寄った。

 

 

~Side out~

 

 

~Side:イッセー~

 

 

インベスとの戦いから約三十分程経過して、だいぶ体も回復していた。

 

 

「イッセーまだ行けるか?」

 

「はい、だいぶ体力も気も回復してきました」

 

 

俺と師匠は森を歩き続け、開けた荒野のような場所に出ていた。

 

 

「さっきまで一面森だったのにすごい拓けてますね」

 

「今回の目的地はここだ」

 

 

森を抜けて荒野を進んで行き、森から距離を置いて立ち止まった。

 

 

「さっきの戦闘は想定外だったけれど、これからが特訓の本番だ」

 

「・・・はい!!」

 

 

俺が至る為の特訓。

ドライグが{覚悟しておけ}と言っていたけれど何をするかは聞かされていない。

 

どのような特訓なのか悩んでいると突然、師匠の背後に『銀色のオーロラ』が現れ、そこから赤いスポーツカーが出現した。

 

 

「えっ?『トライドロン』?」

 

 

『仮面ライダードライブ』の乗用車、『トライドロン』がオーロラから出現した。

 

 

「・・・・」

 

 

師匠は無言のまま、背後の『トライドロン』へ体を向け、手に持っていた黒くて四角い物を窓ガラスに翳した。

黒い何かをかざした瞬間、師匠の腰に金属でできた様なベルトが巻かれていた。

 

 

「師匠何を・・!!」

 

 

師匠の雰囲気が変わった。

ドライグの言っていた事も理解できた。

 

 

「随分早くないっすかね」

 

「イッセー、俺は本気だからな」

 

「・・・・はい!!赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)!!!!」

 

「変身!!!」

 

 

師匠は掛け声と同時に『金色の龍の顔』が描かれた『黒いケース』ベルトに差し込んだ。

 

三つの影が重なり師匠の姿が変わる。

 

容姿は赤いスーツの上に銀の胸当てが付き、肩や肘及び膝に窪みのある突起物がついている。

顔は黒いベースに赤い大きな複眼の上に銀のマスクが着き、頭部には黒いケースと同じ龍の顔が描かれている。

 

中でも特徴的ともいえる左腕にある『赤い龍の顔』で象られてる機械を持っている。

 

俺は知っている。

師匠が変身した姿を。

 

『赤い龍と契約した』と言う点で俺に似ていると共感を持った仮面ライダーだからだ。

 

師匠が変身したのは、『13人のライダー達のサバイバル』な中で『人を守る為にライダーとなった』仮面ライダー。

 

 

「仮面ライダー龍騎・・・・・」

 

 

師匠は『黒いケース』から一枚のカードを抜き取り、左手の龍の頭部をスライドし、カードを挿入した。

龍の頭部を戻すと、機械音が鳴り響いた。

 

{SWORD VENT}

 

 

すると、上空から師匠に向かいサーベルの様な剣が落ちてきた。

 

 

「・・・・行くぞ」

 

 

これは特訓ではあるが、今までの特訓とは違う。

もはやこれは組手ではなく、決闘に近いものだろう。

 

殺さない程度の手加減こそされると思うが、間違いなく俺を追い詰めてくるだろう。

 

師匠は強い。

でも、俺は負けるつもりはない。

 

 

「俺が勝ちます!!行くぞドライグ!!!」

 

「いや、俺が勝つ!!!」

 

 

そして俺と師匠が剣と拳を交え始めた。

 

 

~Side out~

 

 

~Side:龍騎(マサヨシ)~

 

 

一誠と龍騎の対決が約十分ほど続いた。

 

 

「ハァッハァッ」

 

「・・・・・・・」

 

 

現状としては龍騎は無傷、一誠は所々で血を流し、疲労もかなり溜まってる。

 

 

「一誠、もう限界か・・・」

 

「ハァッハァッ・・グッ・・」

 

 

これ以上は一誠がもたないと判断した龍騎は雰囲気をいつもの状態に戻し、変身を解除しようとした。

 

 

「今日はもう「まだだ!!!」・・・・」

 

「ハァッ・・俺は・・・まだ・・グッ、負けてねぇ!!!!」

 

「一誠・・・・」

 

 

一誠の目はまだやる気に満ちていた。

 

 

(確かに諦めてはいないがこれ以上は・・・)

 

 

そう考えていると一誠が声を発した。

 

 

「これ以上は・・とか考えてるんすよね」

 

「確かにこっちは満身創痍でそっちは無傷ですけど俺は負けてないっすよ」

 

「だが・・・・」

 

「それに手加減してる攻撃なんかで勝てると思わないで下さいよ」

 

「・・・・・」

 

「ここからが本当の決着ですよ」

 

 

そう言って一誠はよろけながらもファイティングポーズをとる。

 

 

「さぁ打ってくださいよ、『必殺技』を・・・」

 

「一誠!?何を言って・・・」

 

「うるせぇ!!!」

 

「!!!」

 

「いいから掛かってこい!!龍騎ぃぃ!!!!!」

 

 

一誠の言葉が荒くなる。

いつもとは違う本気の剣幕。

 

絶対に勝ってやる、負けない、そういった一誠の雰囲気を肌で感じ取る。

 

 

(ここまで言われて黙っちゃいられないな)

 

 

仮面の下で軽く笑みを浮かべた。

 

 

「一誠の覚悟は伝わった・・・行くぞ!!」

 

 

俺は『カードデッキ』から一枚のカードを引く。

そのカードは『カードデッキ』と同じ龍の顔が描かれている赤いカード。

 

左手の召喚機『龍召機甲ドラグバイザー』にカードを読み込ませた。

 

 

{FINAL VENT}

 

「GYAOOOOOOOOOON!!」

 

 

背後にあるトライドロンの窓ガラスから赤い龍が飛び出してくる。

 

赤い龍、龍騎の契約モンスターである『無双龍ドラグレッダー』が俺の背後に浮かぶ。

 

俺は『ドラグレッダー』と共に高く飛び上がり、地上にいる一誠に向かいキックを放つ。

背後にいるドラグレッダーのが出した炎により、速度と威力が上がり一誠に向かっていく。

 

対する一誠は自身の左手に残りの気と魔力を集中させ、溜めた倍加を一気に開放する。

 

 

「俺が勝つ!!!!!」

 

 

龍騎のキックに当たるように左手を突き上げる。

 

 

”ガァンッ”

 

 

龍騎のキックと一誠の拳が交わる。

辺りにはお互いの威力の高さから衝撃が波紋のように広がる。

 

 

「「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」

 

 

そして俺達は赤い光に包まれた。

 

 

 

To Be NEXT ⇒

 




超久しぶり~次回予告~


ひ「俺、参上!!」

イ「やっとこ登場だな」

ひ「おまたせ、一誠キュン(ハート)」

イ「だぁー!!気持ち悪い!!うざい!!」
 「さっさと本題に入れよ!!!」

ひ「ではここで予告編クイズ!!」

イ「まさかの別作品パクリ!?」

ひ「私のD×Dキャラでの嫁は誰でしょう?」

イ「誰も知りたくねぇよ!!!」

ひ「それでは発表!!でっでっでっでっでん!!!」


次回 ハイスクールD×D×R 仮面の英雄の物語

2×3:ゲーム、開始です!


チャン♪チャン♪


ひ「はぁぁ!? 終わり!!」

 「ふざけんな、責任者でてこ」

”ゴンッ☆”

ピーーー

イ「大変お見苦しいものをお見せしました」
 「それではまた次回にお会いしましょう」
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