今回は戦闘もありですが何と・・・・・
それではどうぞ。
※あとがきと活動報告に投稿について報告があります。
~Side:マサヨシ~
「俺は名乗った、次は君達の番だ」
(話し合いに持ってきた、あとは情報収集だな)
この状況は俺の考えたシナリオ通りになっている。
俺はリアス・グレモリー率いるオカルト研究部が悪魔だと仮定し、なおかつ堕天使側と敵対していると読み、今回の会談を持ちかけた。
(あの立ち振る舞いからして貴族、ということはあの3人は家来か・・・)
「自己紹介なんているのかしら?先程、あなたが私のことを説明してくれたじゃない」
「それでもだ」
「はぁ、わかったわ」と言い、目の前の赤い・・いや、紅色という表現が正しい。
美しい紅色の髪を持つ女性、グレモリーが声を発した。
「名前はリアス・グレモリー、駒王学園高等部3年、オカルト研究部 部長、あなたが言っていたことを訂正させてもらうと『元』ソロモン72柱の1柱であるグレモリー家の次期当主の悪魔よ。」
(『元』ということは何かしら悪魔の間にあり、72柱が崩れたか)
悪魔の情報も欲しいところではあったが、まずは目先の目標を達成させると判断し、後に回した。
「質問だグレモリー、あんたの年齢は?」
「女性に年齢を聞くのはどうかと思うのだけれど、見た目通りで18よ」
(ほう、見た目通りの年齢なのか、そこは想定外だな)
実際に、年上相手との話し合いで下手にでないため、口調を強めに話していたが、逆に威圧感を与えすぎてしまったのではないかと考える。
(まぁ、今さら変えられないからな)
「後ろの三人も頼む」
俺はグレモリーの後ろに立っている3人を紹介するよう促した。
「わかったわ、小猫お願い」
「はい・・部長」とグレモリーに呼ばれた白髪のかわいい顔立ちをしている背の低い女の子が前に出てきた。
「塔城小猫、駒王学園高等部1年 でオカルト研究部に所属です、年は15」
「んっ?・・・・・」
「何か質問でもあるかしら?」
「いや、次を頼む」
グレモリーを観察してから悪魔の気配がわかるようになってきているが塔城からは別の気も感じていた。
(いや、今は情報の基盤を固めるのが優先だ、不確定要素は切らなければ)
「じゃあ、次は裕斗お願いね」
「はい」と言い金髪の顔の整った少年が前に出た。
(今回の件を一誠君と話してた少年だな)
「私はリアス・グレモリー様の
兵藤君と同じ駒王学園高等部2年で年齢は16歳、オカルト研究部所属です」
「ふむ・・・」
(貴族に
「失礼、質問がある」
「何かしら?」
「木場裕斗が役職が
「そこについては先にもう一人を紹介してからでいいかしら?」
「ああ、説明してもらえるなら構わない」
(当たりってところだな・・・・)
「じゃあ、朱乃」
「はい、リアス」と前に出てきたのはこれもまた顔、容姿共に整っており、黒髪で大人の女性の雰囲気を漂わせるその姿は大和撫子という言葉がベストマッチする女性だった。
「駒王学園高等部3年 姫島朱乃です。年齢は17歳でオカルト研究部の副部長を務めておりますわ」
「グレモリーの側近というところか」
「えぇ、そうですわね」
(彼女も悪魔とは別の気配、昨日の堕天使のような気配も感じるな)
堕天使の気配についても、グレモリーの関係を見つつ、ここは後回しにした。
「なるほど、では悪魔と役職について聞こうか」
「えぇ、いいわよ」
そして俺は、グレモリーから現在の悪魔事情と
「なるほど、チェスをモチーフにした
「えぇ、裕斗はさっき言ってた通りで
「つまり他には
「えぇ、と言っても私の下僕はここの3人だけよ」
(駒を与えると役職を得る、すなわち何かしら能力を得たりするのではないか)
ただ役職を示すために作られた物としては考えにくいと感じた。
人間の貴族であれば爵位やら役職等を衣装や勲章を用いている。
(チェスという形にしたのには何かしらの理由があるはず)
「
「見せるのは無理よ、残りの数を教えることはできるわよ」
(残りの数?)
その言葉を聞き、俺の中である仮説が立った。
(それに現在の悪魔事情を考えるに
「駒を与えられた者の身体的変化や能力はどうなんだ?」
「!?そこまで辿り着くのね」
(やはり、俺の想像通りか、そうなるとこれは・・・・)
「
「「「「!!」」」」」
グレモリー達の反応を見て正解だと確信した俺は胸の中で溜息を洩らした。
そしてグレモリーの説明が続く。
「えぇ、あなたの言っていた通り、この
「なるほどな」
転生とは『生まれ変わる』こと、
人間であることが『死に』悪魔として『生まれ変わる』とグレモリーは言ったのだ。
「グレモリー、あんたに質問する・・・・」
声のトーンを一つ下げグレモリーに声をかけた。
「ッ・・・・何かしら?」
「お前は無理やり人間を悪魔へ転生させてはいないよな」
(さぁ、グレモリーどう答える)
何も疑っている訳ではない、俺はグレモリーの覚悟を聞き出すため
威圧を放ち問い詰めた。
「フン、そんなことするわけないわ」
「ほう・・・」
「そんなことしたらグレモリー家の名に傷を付けるようなことよ、
私は眷属も大切だけども人間だからと見下すつもりは全くないわ」
この威圧感の中で言った彼女の言葉は本当だろう。
彼女の本音を聞き、俺は威圧を解く。
「フッハハハハ」
「!!」
これにはグレモリー達も一誠君も驚いたようだ
「いやー笑ってすまない、自分が想像していたより立派な思考を持つ女性であるとわかったらね」
(俺の仮説は9割しか当たらなかったな)
俺は彼女に予定していた最後の質問をした。
「グレモリーさん、最後の質問だ」
一呼吸入れて質問した。威圧感も放たずに。
「君達は一誠君の、私達の味方かい?」
本当は聞かなくても理解していたことだった。
だけども、俺は本人の口から直接聞きたかった。
そして彼女は言った。
「私は人間を見捨てたりしないわ、だからイッセーの味方だし、イッセーを助けるあなたの味方よ」
「そうか・・・」
俺はすっと右手を前に出した。
グレモリーは俺の意思を汲み取り、微笑みながら同じく手を出して俺の手を握った。
「これからよろしく、グレモリーさん」
「ええ、こちらこそ」
こうして戦士と悪魔の会談は『和解』をして終了した。
「さてと、そろそろやるか」
「いったい何をするの?」
「見てればわかるさ」と言い、俺は一誠君に持たせていたある物を頼んだ。
「一誠君、
「はっ、はいっす」
一誠君が袋の中から
~Side out~
~Side:リアス~
(一体何をするつもりなのかしら?)
そしてイッセーがクウガに渡したものを見て私達は驚愕した。
「けっ、拳銃!!」
手渡しした黒光りする物は映画などで見るハンドガンだった。
眷属の3人が警戒する中、私が訪ねた。
「先程、和解したつもりだったのだけれど破談かしら?」
「ハハ、勘違いしないでくれ、これはただのモデルガンだよ」
「ほら」と言い渡されたハンドガンは確かに軽くプラスチックでできているものであった。
「なんで、紛らわしいことをするのよ」
ついさっきまで敵対していた相手に和解をしたすぐ後に怪しい行動を見せるのは普通ではない。
「まぁ、見てればわかるさ」
そう言うとクウガは左手をベルトの左側の上に乗せてその上にモデルガンを持っている右手を重ねた。
「一誠君にグレモリーさん達、お願いがある」
「なにかしら?」
「これから1分間・・いや30秒、何があっても絶対に声を上げずにそして動かないでほしい」
何かすることは明確なのにそれを教えないクウガに再び問いかけた。
「なぜ何をするのか教えられないのよ」
クウガはまだ未知の存在であり、不確定要素が多すぎるため和解はしたが信用できるかというと別の話になる。
「未知数でも今は何も言えないし、こちらにも時間が迫っている」
クウガが落ち着いた口調で話す。
「俺を信じてくれ」
普通であればここは信じるべきではないだろう。
けれども、彼の言葉には信用を抱かせる何かを感じていた。
「はぁ~、全員しばらく声を出さずに、動かないで、これでいいのよね」
彼は「助かる」と言い、一呼吸置いた。
「じゃあ、始めるぞ、『超変身』」
~Side out~
~Side:マサヨシ~
俺は集中力を高めながら、心を静めていた。
(20秒超えたら再びマイティには戻れないからな、失敗は許されない)
「じゃあ、始めるぞ、『超変身』」
左手を押し込むと俺の姿が変わる。
赤い複眼と鎧の色が緑へと変わり、持っていたモデルガンも形状を変えた。
形状は銃に似ているが銃身の上下には弓、その弓を引くためのレバーと手元に弾を放つためのトリガーがついている。
クウガはペガサスフォームに変身し、『モーフィングパワー』を使用し、『
ペガサスボウガンに再構成した。
(クッ、心音や呼吸音まで精密に聞こえるな、だが、あいつらの声ははっきり聞こえる)
俺は脳にかかる負担を無視してペガサスボウガンを声の聞こえた方へ向けた。
レバーを引き弾を込める。[10秒経過]
「盗み聞きはよくないな、堕天使さんよ」
俺はトリガーを引き、込められた球を放った。
「グッ・・・なぜわかった!!!」
「クッ・・『超変身』」[20秒経過]
(ぎりぎり間に合ったな)
俺はペガサスフォームからマイティフォームに戻ることに成功した。
(グローイングフォームにならずに済んだな)
一誠君達は声の方を向いて驚愕していた。
そこには片側の翼を打ち抜かれ、墜落した堕天使の姿があった。
「なぜここに堕天使が!!」
「チッ、撤退するぞ」
「逃がさないわよ、小猫、裕斗、朱乃」
「一誠君はそこを動くなよ」
「はいっす」
俺たち4人は複数人の堕天使の元へ走ったがここで予想外の事態が起きた。
「悪いが撤退させてもらうよ、行け、
翼を打たれた堕天使が手をかざすと俺達との間に魔方陣が現れ、そこから黒い人型の包帯を纏った化け物が15体も現れ、俺たちを襲った。
「なんでヤミーがここに!!」
「数が多すぎます」
「クッ、堕天使の元にたどり着けない」
「なかなか、タフですわね」
ヤミーの猛攻に防戦一方だったが、後ろから赤いエネルギーが放たれた。
それに当たったヤミーは消滅し、銀色のメダルとなって地面に散らばった。
「私の滅びの魔力はどうかしら、化け物さん」
「ナイスだ、グレモリーさん」
グレモリーさんの攻撃手段が有効と考え、他の三人に指示を出した。
「3人とも、こいつらを一か所に集めるぞ、いいな」
「了解です」「了解したよ」「承知しましたわ」
3人と連携し、残りのヤミーを一点に集める。
「よしっ、グレモリーさん準備はいいか」
「えぇ、準備はできてるわ」
「今だ!!撃てぇ!!!」
先程よりも大きさが増した赤いエネルギーを放ち、一点に集めたヤミーに命中した。
全てのヤミーの姿が消え、”チャリン”と音を鳴らし、大量のコインが地面に落ちた。
「ふ~、何とかなったけど堕天使には逃げられたようね」
ただ、堕天使はもう姿をくらませていて後を追うことはできなかった。
「・・・・・・・・・」
「どうかしたの?」
「いや・・・・・」
(なぜこの世界にヤミーが出現したんだ?しかもなぜ堕天使がヤミーを?)
(俺がこの世界にいるから?それとも本当にグリードが存在する?)
あらゆる仮説を立てるが情報が足らず謎は深まるばかりだった。
「ねぇ・・・ちゃんと聞いてたわよね」
ふと、意識を向けるとそこにはお怒りのグレモリーさんがいた。
「あっ、その・・すまない聞いていなかった」
「か、クウガさん何考えていたんですか?」
一誠君に聞かれたが「後でな」と軽く返す。
「はぁ~、今夜はもう遅いしまた明日話し合いましょって言ったのよ」
「ああ、こちらは問題ない」
一誠君にも尋ねたが「OK」との事だったのでグレモリーさんの提案に承諾した。
「下校時刻になったら駒王学園の校門前まで行くよ」
「そしたら、小猫を使いに寄越すけれど・・・・」
グレモリーさんは俺の姿を見て言葉を止める。
「心配ない、塔城さんを見かけたらこちらから声を掛けるよ」
なぜここで正体を明かさないのか聞かれたが「監視に警戒してだ」と答えた。
「俺はある堕天使には顔がばれてるが大きい組織だとしたら伝わってない可能性もある」
「それに先ほど俺たちの会話を盗み聞きしていたような奴らだからな、警戒して損はない」
俺の説明によりグレモリーさんは納得してくれたようだ。
「わかったわ、じゃあまた明日ね」
「では、失礼致します」「またね、兵藤君」「”コク”」
グレモリーさんたちが別れを告げ、赤い魔方陣のようなものに包まれ姿を消した。
「俺たちも帰るか」
「うっす」
こうして俺たちはバイクに乗り、帰宅した。
~帰宅後~
「一誠君、おやすみ」
「はい、おやすみなさいっす」
俺は自室に入り、今日の出来事っを振り返る。
(ヤミーか・・・・)
この世界ではありえないと思っていた存在の登場に驚愕している。
「他にも出るかもしれないな・・・・」
平成ライダーに出てきた敵達を思い返す。
「ハハッ、アンノウンやワーム、ロイミュードなんかも出てきたら最悪だな」
怪物たちが人々を、グレモリーさん達を、一誠君や五郎さん、三希さんが襲われる姿を想像する。
「いや、違う」
俺は仰向けにない目の前の照明に手をかざす。
「俺の目の前で大切な人の命が消えるなんてさせない」
かざした手を握り締め、俺は誓う。
「俺は彼らではない、だけども俺はこの力で助けを求める者達を、大切な者達を絶対に守って見せる」
決意を固め、俺は眠りについた。
~Side out~
~Side イッセー&リアス~
正義が決意を固めていた裏でこの2人が全く同じことを考えていた
「「あっ!」」
(財布受けととるの忘れてた~)
(お財布渡すの忘れてたわ・・・)
To Be NEXT ⇒
閲覧ありがとうございます。
平成ライダーの敵陣営出せました。
バトライドウォーやってるときにヤミーめんどくさいなと思い、
今回の足止めに使いました。
堕天使とヤミーの関係、正義と悪魔による共闘、一誠君・・・
次回にこうご期待。
※報告です。投稿日時を毎週土曜7時に1話投稿にしようと思います。
(2話投稿する際は19時に投稿します)
詳しくは活動報告に書いてますのでそちらをご覧ください。